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2008年11月30日

エルビスコステロ。そして何故か「GISM」!

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にEの付くアーティストということで、先のコーナーで御紹介しましたマーク・リボーとも関わりのある、1954年、イギリスはロンドン郊外にあるパディントン生まれの御年54歳になる、デクラン・パトリック・マクマナスという芸名とは程遠い本名を持つアーティスト「エルビス・コステロ」のサウンドをリスナーの皆様とともに聴いてみたいと思います。

エルビスコステロ。そして何故か「GISM」!



コステロは11歳の時、両親の離婚をきっかけにロンドン郊外からリヴァプールに移住し、そこでモータウンサウンドや60年代のポップス、そして、かのビートルズのサウンドにどっぷりと浸る。その後、学校卒業と同時に再びロンドンに舞い戻り、「フリップシティ」というバンドを結成。そのバンドでドクターフィールグッドの前座などを務め、精力的にライブ活動を展開するも、残念ながら1975年に空中分解してしまう。しかし、捨てる神あれば拾う神とはよく言ったもので、当時、ドクターフィールグッドのマネを担当していたジェイク・リヴィエラとニック・ロウの目にとまり、1977年にシングル「レス・ザン・ゼロ」でデビュー。セカンドシングルとして発売した「アリスン」が好評を博し、またその勢いはデビューアルバムの「マイ・エイム・イズ・トゥルー」の売れ行きにも繋がり、発売3日で何と1万枚のセールスを記録する大ヒットとなり、結果、コステロは一躍人気ロッカーの仲間入りを果たすということになる訳です。

因みにエルビス・コステロという芸名は、尊敬するエルビス・プレスリーのエルビスと母方の姓であるコステロを重ね合わせたものということらしいですが。

日本にも1978年に初めて上陸し、バックのジ・アトラクションズとともに東京・銀座の歩行者天国でトラックの上から、ライブ演奏を披露したところ、直ぐに現れた警察に道路交通法違反で検挙されるという騒ぎということになりまして、当時、大いに芸能ネタとして話題になったことも記憶に残っております。

デビュー当初は、タイトなスーツと黒縁のロイド眼鏡が似合うスリムな体型のロッカーだったコステロも、今では落ち着き払ったメタボな中年ロッカーと化してしまった訳ですが、それでも音楽に対する情熱は相変わらずで、今もって素晴らしい歌声と作品を矢継ぎ早に、われわれに向けて届けてくれております。

と、いうところで今日は、2003年にはロックの殿堂入りも果たしたそんなコステロのサウンドを2曲ほどお届けしたいと思います。
お掛け致しますのは、コステロの名を一躍有名にした「アリスン」と、私がコステロの曲の中でも、非常に好きで、その昔何度も愛聴しておりましたレゲエビートを基調にしましたナンバー「チェルシー」。この2曲をお聞きください。
それではどうぞ!



エルビスコステロ「チェルシー」
ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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エルビスコステロ。そして何故か「GISM」!

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エルビスコステロ。そして何故か「GISM」!



さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、1981年11月の東大学友会赤門GIGでライブデビューし、83年には「ディテステイション(嫌悪、憎悪)」とタイトルされたアルバムをインディーレーベル・シティロッカーから発表し、当時のジャパニーズ・ハードコアシーンを鮮やかにリードした「ギズム」のメンバーで、2001年の2月1日に39歳の若さで他界したギタリスト「ランディ内田」さんを偲んで、ギズムのアナーキー&バイオレンスなナンバー「デス・エクスクラメイションズ」をお届けしてお別れしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。



GISM

バイバイ!

(11・30オンエアー分)




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Posted by footstomp at 12:12│Comments(0)ROCK・音楽
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