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2009年04月29日

アイアンメイデン・ガール





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速番組の方進めて行きたいと思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ

のコーナーでございますが。





さて、今日は先月21日に全世界で一斉公開となり、話題を集めているドキュメンタリー映画
「Flight666」
(フライト・シックス・シックス・シックス)
の主役として銀幕に登場、ライブステージの模様ばかりでなく、オフステージの姿、特にボーカルのブルース・ディッキンソン(御年何と50歳!)が(一応、大型旅客機のパイロットとしてのライセンスを持っており、副業としてパイロットの仕事もしているそうだが~)メンバーは勿論のこと、ライブクルーや12トンの機材や舞台装置など積載して移動で利用するバンド専用のカスタマイズ旅客機「ボーイング757」(通称・エド・フォース・ワン)の操縦管を握り、空の旅へ出るシーンはどんなサスペンス映画をも凌駕する程に、手に汗握る場面と、はや語り草となりつつある、1975年、NWOBHMの中心的な存在として英国のロックシーンに登場。今日に至るまで、その勢いは衰えず、今年2月18日に行われたイギリス最高の音楽賞『ブリット・アウォード』では、ベスト・ブリティッシュ・ライブ・アクト部門の栄冠にも輝き、キモ可愛いマスコット・エディくんと共に、世界中のメタルファンを未だ心酔させ続けている『鋼鉄の処女』こと、
アイアンメイデン

をピックアップしては、その音をエネルギッシュにお届けしたいと思います。

今回のメイデン主演のこの映画は、2008年というから昨年のこと、世界13カ国7万キロを45日間で駆け抜けた「サムホエア・バック・イン・タイム・ワールド・ツアー」の模様をフィルムに収めた実録ムービー。バンドのツアーに帯同し撮影したのは、カナダはトロントに拠点を置くドキュメンタリーフィルムメーカーのバンガープロダクションのサム・ダン&スコット・マクフェイデン監督のコンビで、早くも今年3月には、アメリカはテキサス州で開催された「サウス・バイ・サウスウェスト映画祭」で、ベスト・ミュージック・ドキュメンタリー賞を受賞するなど、高い評価を得ると共に、臨場感たっぷりで、見応えのあるハイクオリティーなロックムービーとして、世界で人気を博しております。全世界35カ国で公開され、此処日本でも、東京をはじめ5大都市で公開となり、因みに近畿では、梅田ブルグ7で公開となった訳ですが、話題沸騰となったこの映画。映画館での公開は済んでしまいましたが、近く又、DVD(今月早くも発売に!)として市販されることでしょうから、是非、見逃したリスナーの皆様は、その映像をご覧いただきたく思います。
では、そんなイギリスの良心、25年の長きに亘って世界のメタルシーンに神の如く君臨してみせるアイアンメイデンの破壊力満点の鋼鉄(ハガネ)のナンバーを何曲か聞いて頂きたく思います!
曲は、少し古いですが、今を遡ること2002年、丁度、グローバル・スタンダードの名の下に小泉首相、竹中経済財政政策担当大臣などが中心となって、怒涛のごとく推進された規制緩和が大いに鎌首をもたげた『そんな年』に発売となった痛快無比なるベスト盤
「偉大なるエディ~グレイテスト・ヒッツ」

から、デイヴ・マーレイとE・スミスの疾走感に満ちたツインリードがご機嫌な
「明日なき戦い」

と、メイデンの楽曲の中でも3本の指に入ると私自身思っている
「キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネス」

を聴いてください。やはりメタル、ハードロックはこれ位の迫力と歌唱力、テクニックがないと聴けませんな。それではどうぞ!メイデンです!   



   

続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、LA GUNSのボーカル、フィリップ・ルイスや、現在、デフレパードの看板ギタリストとして活躍している、マリリン・モンローを意識した付けぼくろと金髪がトレードマークのフィル・コリンが在籍していたことでも知られる、1979年当時、グラムロック的なヴィジュアルから、D・シルヴィアン率いる『JAPAN』などと同じように女の子達の黄色い歓声を一身に浴びたことから、アイドルバンドとして(特に日本では!)薄っぺらな扱いを受け、全く正当に、その音楽性を評価されることもなく、あっという間に時代の闇へ葬られてしまった、まさに不遇という表現がしっくりくるロックバンド
「Girl」(ガール)

そのデビューアルバムである
「シアーグリード」

から今日は何曲かお届けします。

ガールは、2歳の時にアメリカで母親を殺害され、イギリスの独身男性のもとに養子として引き取られるといった暗い過去を持つ、影のある美少年F・ルイスとオランダのアムステルダムで偶然出会った、これまた美少年のジェリー・ラフィー(G)によって結成される。





1979年.「ロンドンは燃えている」とばかりに、パンク・ムーヴメントが隆盛を見せ始めていたその年の10月19日に、何と55ペンスという安さで「マイ・ナンバー」という1stシングルを販売しデビュー。80年にはUFOの前座として初の全英ツアーを敢行。そして、その年の2月には待望の1stアルバムで、今日ご紹介することになる「シアーグリード」を発売する。
ここまでの道のりでは、何とか成功の足がかりを得たガールではあったが、しかし、その後マネージメントをはじめとする、周辺のビジネス環境がゴタつくことによって、82年11月に行った2度目の日本公演の後、タイはバンコクでのコンサートを最後に、事実上の解散状態に陥り、短い活動に終止符を打つことになる。なおアルバムは今日ご紹介する「シアーグリード」の他、「ウエステッド・ユース」(元々はナイスン・ナスティのタイトルで発売されるはずだった)と「キリングタイム」の2枚を残しているが、現在は廃盤状態となっています。
それでは、そんな儚くも短命に終わった不遇のR&Rバンド「ガール」のアルバム「シアーグリード」から先ずは
「ハリウッド・ティーズ」「ストロベリーズ」

の2曲を聴いてください。
当時、メイデンやサクソンなどとともにNWOBHMの一角を担うバンドと紹介されていましたが、今聴くと全然違いますね。どちらかと言えばスレイドやT・レックスに近い正統派のR&Rバンドですね。それでは聴いてください。ガールです!


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物など 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)


またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

さて最後は、何時もなら「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は前のコーナーでご紹介したバンド
「ガール」

今や殆どラジオでオンエアーされることはない、世間の記憶から、ほぼ完璧に葬り去られてしまったアーティストかとも思いますので、残りの時間も彼らに捧げるべく、アルバム「シアーグリード」から曲をお掛けしてお別れしたいと思います。
曲は「ホワッツ・アップ」「パッシング・クラウズ」の2曲です!
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!こと唐鎌嗣浩でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!!
バイバイ!
(5・3オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 23:51Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月26日

博多「めんたいロック」・2 ARB~ヒート・ウェイブ







皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~。

さて、今週も先週に引き続きまして、今のJ-POPならぬJ-ROCKシーンに少なからず影響を与え、地味ながらも根強い人気を誇っている、「日本のリヴァプール」こと福岡県は博多を中心に勃興しました、あの
「めんたいロック」

にスポットを当て、特集ということでお送りしたいと思います!
先週は一応、博多「めんたいロック」第一世代と目される
MILK、サンハウス

に絞り込んで、そのルーツ的なサウンドをご紹介しましたが、今週はその後編ということで、第二世代に当たるザ・ロッカーズ、ルースターズ、ARB、ザ・モッズなどの音に加え、第三世代に当たるヒートウェイブのサウンドなども交え、時系列、所謂年代に沿って駆け足でお送りしたいと思います。
兎に角、めんたいロックというのは、福岡ロックシーンを40年間見守ってきた、まさにめんたいロックの生き証人とも言える当地ではお馴染みの
「ジュークレコード」

オーナー
『松本康』さん

の言葉を借りるなら「めんどくさいのはせからしか!わかりやすくて1,2,3でかっこよければ良い」というのが、その特徴と言えます。シンプル&ストレート。つやな(博多弁で恰好つけているの意味)ところが全くないというのが「ロック」と言うことであります!

福岡・ジュークレコード
http://juke-records.net/

それでは、それこそ「せからしい」説明なしでガンガンかけて行きましょう!
先ずは1978年ビクターからデビューした石橋凌(この間までTBSのドラマ「レスキュー・特別高度救助隊」にSRの直属の上司・芹沢忍52歳に扮して出演してましたが)率いるところの
ARB


「パントマイム」

次いで80年デビューの、こちらも今や俳優業が完全に板についています陣内孝則を中心とした
「ザ・ロッカーズ」

(ギターの谷信夫さんが単車の事故で無くなってしまったので最早復活を望む術もないですが~。この辺りの事情は、陣内さんの小説を原作とする、2003年の9月に公開となった玉木宏、中村俊介などの出演映画「ロッカーズ」に詳しいので、また機会あれば見てください!)で、
「TO BE OR NOT TO BE」「キャデラック」

の計3曲を一気呵成にお届けします。それではどうぞ!





ARB
http://www.arb-tamashii.com/info_frame.htm

ザ・ロッカーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ROCKERS

勢いのあるナンバーばかりで、息切れしそうな感じもなきしもあらずですが、どっこい続けてお送りするバンドのナンバーも強烈でっせ。ラジオの前で息を荒くしてリスナーの方々も聴いて頂きたく思います。

『開戦前夜』

というバンドを母体に74年の結成ながらも、80年のデビューとなったことも手伝って「最後の大物」というキャッチコピーも付いて回った
ザ・モッズ

石井聰亙監督の名作「狂い咲きサンダーロード」の劇中音楽をパンタなどとともに担当したことでもデビュー前から話題となっていた!)で1stアルバム
「ファイトオアフライト」

から
「ノーリアクション」

と御馴染み大ヒット曲
「激しい雨が」

そして同時期にデビューした

ザ・ルースターズ

で2ndアルバム
「ア・ゴーゴー」

から
「ディス・サティスファクション」

と、先に紹介した石井監督がメガホンをとった82年公開の映画「爆裂都市(バーストシティ」でのザ・ロッカーズとザ・ルースターズの混成チーム
「バトル・ロッカーズ」

の演奏で
「セルナンバー8(第8病棟)」

の4曲を聴いて下さい。これもかっちょいいぜい!これらのバンドがなかったら、ブランキーもミッシェルもストリートビーツも生まれてこなかったでしょう!
どうぞ!




    
THE MODS 
http://www.themods.jp/





ザ・ルースターズ
http://columbia.jp/roosters/


石井聰亙監督

http://www.ishiisogo.com/


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

●ホント、この頃沢山のお便りやメールを頂くようになりまして、私PON-CHANG!(ぽんちゃん)頭の下がる思いで一杯で御座います。特に楽曲のリクエスト頂きましたNORIKOさんに、セイカツ向上委員会さんをはじとする皆様方、また是非、時間をとってご要望の曲をオンエアさせて頂こうと思っていますので、暫くお待ちくださいね!

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

さて最後は博多「めんたいロック」第三世代と称されるバンドのひとつ、79年、福岡で結成された、グレッチ・カントリー・ジェントルマンがトレードマークの山口洋と渡辺圭一による
「ヒートウェイブ」

のサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
曲は1999年発表のアルバム「日々なる直感」から、この曲は本当に良い!お勧めの逸品と言えます
「ノーウェアマン」

をお掛けしたく思います。来週は通常のメニューに沿ってお届けする予定ですが、気まぐれな私のことですので、わかりません。スンマソン!
それは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!
でした。

バイバイ!





ヒート・ウェイブ
http://www.five-d.co.jp/heatwave/



「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れる…ノーウェアマン(どこでもない男)」

「セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる」

「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れ…
セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる
ノーウェアマン(どこでもない男)…」


自然と泣けてくる…。胸に迫るナンバー

「ノーウェアマン」byヒートウェイブ



(4・26オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 03:33Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月17日

博多めんたいロック「MILK」「サンハウス」





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~

さて今週と来週は、まぁ、この番組ではありがちなことでは御座いますが、またまた通常の番組フォーマットを変更致しまして、特集ということで、リスナーの皆さんと共に、超ロッキンで濃密な時間を共有していきたいと思っております。

で、唐突ではございますが~。私がちょうど高校生だった1979年から80年にかけてというのは、馬鹿でかいスタジアムで大掛かりなコンサートをみせることになった資本主義の、まさに尖兵たるバンド、アーティストとして、例えば、ピンクフロイドやデヴィッド・ボウイ、はたまたストーンズなどのミュージシャン達が堕落したとばかりに、槍玉にあげられては、当時の若者達から批判を受けていた訳ですが~。

一方、そうした動きを背景に、アンチとして、威勢よく狼煙を上げながら台頭してきたのが、パンクロックや、その後のニューウェイブと言うことなんですが。まぁ、そうした情勢を切っ掛けとして、改めてけれん味のないシンプルでタイトなロックンロールが真正面から再評価をされるようになりまして、イギリスでは純正のパンクサウンドではないものの、その音のシャープさ、シンプルさでドクター・フィールグッドやザ・ヘッドコーツをはじめとするパブロッカーが、新時代の先駆的存在として注目を集め、また此処日本では、「日本のリヴァプール」と称され、ブルースベースのシンプルなロックンロールを聴かせる、例えばサンハウスやザ・ロッカーズ、はたまたザ・モッズなどの秀逸なロックバンドを次から次へと輩出した、九州は博多発の、所謂「めんたいロック」なるムーブメントが産まれ、大いなる盛り上がりをみせた訳です。

で、今もって日本のロックシーンにおいて、その影響は随所に認められながらも、如何せん、時はまさに21世紀ということで、最早あまり評価されることもなくなっては、前世紀の遺物的扱いを不本意ながらも受けてしまっている博多発の「めんたいロック」。
今日はそんな博多発の「めんたいロック」ムーブメントを華麗に彩っては、キラ星の如く駆け抜けてみせた数々の良質なるバンドのサウンドに、今一度耳を傾けては、その素晴らしさを体感し「めんたいロック」が過去から現在に至るまで、日本のこのロックシーンにもたらしてみせた功績を讃えてみたいと、要はリスペクトということですが、そういう風に思い立ちまして、私の方で勝手に特集を企画しては、今週、来週の2回に分けてお届けすることにした訳です。

~と言いますか、ぶっちゃけ本当のところを白状しますと、実は1973年(昭和48年)頃、まだダンスホールが専らその当時のバンドの活動場所であった時代に、博多で、村八分のようなルーズで、如何にも不良少年のフラグメントと言った感じのイカしたロックを聴かせていた
「MILK」
というバンドを、誠に恥ずかしい限りでは御座いますが、遅れ馳せながらも、つい最近知りまして、こりゃ何としてもリスナーの方々にご紹介せねばなるまいと使命感に打ち震えと言うのは、多分に大袈裟ではございますが、是非共、聴いて貰いたい。ならば合わせて、サンハウスも、オラオラ!ザ・ロッカーズもということになったのが正直なところです。
では先ず、かなり前置きが長くなりましたが、今回の特集の起爆剤になった、その「MILK」。彼等のサウンドから聴いて頂きたく思います。曲は「ほしい」「なま首の唄」です。まずはおやつ昆布チャーミーの如く(若い人は知らんわなぁ~)噛み締めて欲しいと思います!
MILKです。どうぞ。

                                   

はい。先ずは博多発「めんたいロック」ムーブメントの先駆的な存在と言える幻のロックバンド「MILK」で「ほしい」と「なま首のうた」を聴いて頂きました。
さて、この「MILK」というバンド。
ここで簡単にプロフィールをご紹介させて頂きますと~。
結成は1973年、昭和48年と言いますから今から遡ること35年前のことで、メンバーはボーカルのアキラ、そしてギターの世利(久保山)敬一と池田彰の2人。またベースは佐藤清二、ドラムスはバンドのオリジナル曲の作曲者として頻繁にクレジットされている永田善博が務めるといった5人編成のロックバンドでありました。ちなみに今回お届けしている貴重な音源は1973年、福岡は中洲にあったダンスホール「赤と黒」(多分、店名はスタンダールの有名小説のタイトルから拝借したんでしょう~)でハコバンとして活躍していた当時、ファンによってたまたま収録されていたものであります。そのため音質の方はかなり劣化しているというか、聴き辛かったことかとは存じますが。
で、1973年のこの当時、MILKと共に肩を並べて、まだまだマイノリティーだったコアなロック野郎に博多で支持され、注目されていたバンドが、後にEXとして奈良敏博と一緒に活動することとなる梅林茂も在籍していたストーンズからプログレまで、とにかく守備半径の広い音が魅力だった器用なグループ「ブロークダウンエンジン」と、そして最早説明不要、博多「めんたいロック」の代名詞的バンドで、柴山俊之や鮎川誠が在籍していたでも有名なスーパーバンド「サンハウス」があった訳です。
それでは、ここで今度は
「サンハウス」
の音をお届けしたいと思います。



1970年に結成されたサンハウスが、75年にテイチクレコードと契約し、その傘下のブラック・レーベルから発表した、今聴いても全く古い感じのしない衝撃の1stデビューアルバム「有頂天」から、「キングスネークブルース」「ミルクのみ人形」と、現在シーナ&ザ・ロケッツの十八番(おはこ)のナンバーにもなっています「レモンティー」、この3曲をオンエアーしたく思います。それではどうぞサンハウスです!

                                    


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


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office@fm814.co.j p
に送信して頂ければプレゼントや地域に関する事柄など素敵な情報が満載のサイトとアクセスして頂けます!是非ご活用下さいね!


さて最後も、今日は博多「めんたいロック」第一世代と称されるバンドである「サンハウス」のサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
曲は同じくアルバム「有頂天」に収録されている「なまずの唄」「地獄へドライヴ」をお掛けいたします。来週も今週と同じく博多「めんたいロック」の特集ということで、その後編として第二世代のザ・ロッカーズルースターズ、そして第三世代のヒート・ウェイヴなどの音をお届けする予定です。
それは皆さんまた来週。お相手は

DJ・PONーCHANG!
でした。
バイバイ!
(4・19オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 00:44Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月11日

Thee Out Mods!「サクラ」


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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さて、最後は嬉しいお知らせということで、ご案内させて頂きたく思いますが、当番組で以前ご紹介させて頂きました
Thee Out Mods

さんのCD、これまでは奈良県下の店舗では、残念ながら取り扱いがなかったのですが、この度、遂に『JEUGIA(十字屋)・奈良近鉄店』
でお買い求め出来るようになりました。是非、またご利用下さいね。ということで、今日はOut Modsの「サクラ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
また来週も時間が来ましたら、FMハイホー、FM西大和にダイヤルを合わせて頂きまして、この「ラジオでロック レディオノーウェア」を楽しんでくださいね。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(4・12オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 00:47Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月11日

グランドファンクレイルロード





続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、1968年アメリカはミシガン州で結成され、鉄道会社「グランド・ファンク・ウェスタン・レイルロード」の名称を文字ってグループ名とした、3ピースの人気ハードロックバンド
「グランドファンクレイルロード」

をご紹介したいと思います。





結成は先にも言ったように1968年。同じバンドでプレイしていたインディアンの血を引くヴォーカル・ギターのマークファーナーとドラムのドン・ブリューワーが、別のバンドで演奏していたベースのメル・サッチャーを誘い、3ピースのハードロックバンドとして「グランドファンクレイルロード」をスタートする。翌69年にはアトランタ・ポップ・フェスのステージに登場し、観る者全てに鮮烈な印象を与える演奏を披露。当時ブリティッシュハードロックが全盛だったという時代背景もあり、瞬く間にアメリカ産のハードロックバンドとして一躍メジャーシーンに踊りだす道が用意されることになる。
71年には日本でもコンサートを開催。後楽園球場での雷雨の中のステージは、今もって日本のロック界における伝説として語り草の一つとなっている。
翌72年には、鍵盤奏者のグレイグ・フロストを迎え、それまでの重いサウンドのポップさを加味し、バンド名からレイルロードを外し、グランドファンクと改名する。さらに73年にはトッドラングランのプロデュースによるアルバム「ウィ・アー・アン・アメリカンバンド」を発表。これが全米第1位に輝き、名実ともにアメリカNo.1のバンドとしての不動の地位を獲得するが、76年にはあえなく解散。その後は再結成、解散を繰り返し今日に到るまで活動している。
では、今日はそんなグラファンの代表的なナンバーを聴いて頂きたく思います。
お届けするのは
「ウィー・アー・アン・アメリカンバンド」

と、井上陽水の「傘がない」とコード進行がそっくりなことから、原曲とも言われている
「ハートブレイカー」

の2曲を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!


(4・12オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 00:11Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月08日

シーシック・スティーヴ「人生やりなおしブルース」





これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
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先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ

のコーナーでございますが。

さて今日は、昨年のフジロックにも参戦。先月25日には、3枚目のアルバムながら、日本ではこれがデビューアルバムとなった
「人生やりなおしブルース」

なんていう、私から言わせれば「放っといたれよ!」と突っ込みたくなるような失礼極まりない邦題のアルバムで、ワーナーミュージックジャパン(移籍第1弾)から登場した、御年何と68歳という、ZZトップのような白髪交じりの長い髭と、3弦しかないおんぼろエレキとボトルネック、そして左足でリズムを刻むために置かれた木箱がトレードマークの新人ブルースマン、船酔いスティーヴこと
「シーシック・スティーヴ」

を取り上げては、リスナーの皆さんにご紹介したいと思います。

シーシック・スティーヴ
は、アメリカはサンフランシスコにあるオークランドで1941年に産声を上げた、御年68歳の白人ブルースマン。何と7歳でミシシッピのブルースマンに弟子入りを果たし、ギターの手解きを受ける早熟振りも見せるも、その生い立ちはかなり悲惨なもので、母親の同棲相手から暴力を受け13歳の身の上で家出をし、路上生活に身をやつすことに。その後、持ち前の音楽的才覚を生かしながら、ストリートミュージシャンとして日銭を稼ぐ日々を送るが、その時点では最早ブルースは時代遅れで、プロになるチャンスもなければ、肉体労働者として過酷に働き続けることとなる。80年頃にはノルウェー人の女性と2度目の結婚し、その後、彼女の故郷オスロに引っ越し。ここで彼は安酒や煙草を買い出しに行く船旅(ブーズ・クルーズと当地では言うらしいが~)で、腸が捩れるような船酔いを経験。この出来事から、後にステージネームとなるシーシック(船酔い)の称号を得ることになる。
2004年には、地元のスウェーデンのパンクバンド「ザ・レヴェル・デヴィルズ」と共に、自己流ブロークンブルースを収録したアルバム「チープ」を発表するが、これは泣かず飛ばずで、また若いバンドとの関係も直ぐに解消することになる。しかし、ノルウェー人の妻の勧めで2006年に製作した「ドッグハウスミュージック」は打って変わって、何故かマスコミで取り沙汰されることとなり、10万枚のセールスをイギリスで記録。またその年の末には、イギリスで人気のTV番組「レイター」の大晦日特番に出る機会を得て、ここから一気に彼の運命は面白いように急展開を見せて、2007年にはイギリスのMOJO賞(英国の音楽賞)で最優秀新人賞を獲得。見事メジャーブレイクを果たし、昨年にはフジロックに出演する為来日。ヤンヤの喝采を博した上で、この度目出度くも、この日本においてもCDデビューを果たすことになったという次第で御座います!





それではそんな、船酔いスティーヴこと「シーシック・スティーヴ」の魅力に触れて頂くべく、デビュー盤「人生やりなおしブルース」から、今日は3曲聴いて頂きます。曲は
「ウォーキン・マン」「サンダーバード」「ハート・アタック」の3曲
です!
それではどうぞ!
「シーシック・スティーヴ」
です!

(4・12オンエアー)

  


Posted by footstomp at 23:38Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月03日

フリクション「DEEPERS」!





これからの30分間はこの
FM81.4、FM西大和

からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

さて、本日は1995年の発表のフルCD「ゾーントリッパー」から14年、久方振りに5曲入りニューシングル
「DEEPERS」

をトリッピン・エレファント・レコーズから発表した、ベースの
レック

元BJCのドラマー・
中村達也

と言った奇跡の取り合わせによる
「新生フリクション」

のサウンドを中心に、時に過去の音源からの楽曲も織り交ぜながら、兎に角、日本のパンク黎明期に当たる1978年当時、「東京ロッカーズ」という新しくも先鋭的な音を聴かせる画期的なムーヴメントの牽引車としてシーンに登場し、今日に至るまで現役として活躍し続けている貴重な歴史の生き証人でもある彼らにスポットを当て、特集ということでお届けしたく思います。
今回の新生フリクションとしての初の音源発表となる、この5曲入りシングル「DEEPERS」は、オリジナル2曲に、初の試みともいえるカバー曲3曲を収録した、これまでのフリクションの作品にはなかった意欲的な構成となっている訳ですが、先ずはそこから2曲。かのイギ―ポップをオリジナルとする楽曲で、当シングルのオープニングを力強く飾る「ロウパワー」と、ジミ・ヘンドリックスをオリジナルとする「ファイア」のカバー、この2曲をお届けしたいと思います。野太いボトムのウネリと、それでいて、とてもベースと太鼓だけのユニットとは思えない華麗な彩りに満ちた、表情豊かな音が、実に魅力的な新生フリクション。それでは聴いて下さい。どうぞ!

はい、ということで、先月25日に、トリッピン・エレファント・レコーズから発売となった、新生フリクションの待望の新作シングルCD「DEEPERS」から先ずはカバー曲2曲、イギーをオリジナルとする「ロウパワー」とジミヘンの曲「ファイア」を聴いて頂きました。
フリクション。1977年にアメリカはニューヨークで台頭してきた、それまでの音楽とは全く違う刺激的で斬新なパンクというムーヴメントに引き寄せられるように渡米したフリクションの中心的人物レックは、彼の地で出会ったリディア・ランチとともに、先ず「ティーンエイジ&ジャークス」を結成、翌年にはブライアン・イーノがプロデュースを手掛けた、当時のニューヨークのアングラシーンをそのまま切り取ったかのような、当時の音楽シーンにおいては、その余りにも衝撃的な内容ゆえに賛否を巻き起こし、話題となったオムニバスアルバム「ノーニューヨーク」に参加、その後、3/3やジェイムス・チャンス(後にホワイトと改名)率いるところの「コントーションズ」で活動を共にしていた盟友であるドラマー・チコヒゲと共に帰国。そして1978年、ギターに元ブロンクスのラピスを加え、「フリクション」を結成。2フィンガーは全く出来ないながらも、ピック弾きオンリーで、疾走感溢れる直線的なビートを繰り出し、縦乗り一辺倒のモノクロームなパンクサウンドを確立してみせた「フリクション」は80年に、パスレコードから、かの教授こと「坂本龍一」氏のプロデュースで「軋轢」というアルバムを引っ提げデビューした。(この時のギターはツネマツマサトシ。現在LOUDSに参加!)82年にはセカンドアルバムを発表するも、この時点でレック以下のメンバーは流動的な動きを見せ、殆どレック個人としてのユニット的な性格のグループとなるが、しかし、レックという唯一無二の強烈な個性は何をもってしても掻き消される事はなく、常に誰をパートナーに選ぼうとも、今もって、レックはレック、フリクションはフリクションとしてオリジナルサウンドを聴かせてくれる存在と輝き続けている訳です。
それではここで、少し過去へと時間の螺子を逆巻きにして、坂本龍一プロデュースで、80年にパスレコードから発売された「軋轢」から「I CAN TELL」、そして1995年発表の、現在チバユウスケ率いるロッソ、バースディなどで活躍するギタリスト、イマイアキノブとドラムス、サトウミノルを従えて制作した名盤「ゾーントリッパー」からタイトルチューンの「ゾーントリッパー」の2曲聴いて下さい!
それではどうぞ!

それでは引き続き、フリクションの最新シングル「DEEPERS」からタイトルチューンの「DEEPERS」を聴いて下さい!どうぞ!

ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後もフリクションの新譜「DEEPERS」に収録されているオリジナルナンバー「メラメラ69」を聴きながらお別れしたいと思いますが、今月23日には心斎橋クアトロで、このフリクション、ライブを行います。また今日、この番組で彼らのサウンド、魅力に触れてガツーンと心奪われた方は是非、今度は生で彼らの強靭なビートフル・サウンドを心地よく体感して頂きたく思いますね!それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(4・5オンエアー分)  


Posted by footstomp at 02:27Comments(0)ROCK・音楽