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Posted by 京つう運営事務局 at

2010年07月19日

ARB、ジーザス&メリーチェイン、THE WHO





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
先ずは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーは、その時々の話題を、私「PON-CHANG!」の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといったコーナーでありますが…。

さて、7月も半ば過ぎて、学生の皆さんなどは待望の夏休み、まぁ受験シーズン真っ只中にある学生さんにとっては、これからの休みのシーズンこそが勝負の時期で、そんなことなど露ほども関係ないでしょうが…。
しかし、今年はここに至るまでに、とんでもない梅雨の季節をやり過ごさなければなかった訳ですが。ご存じの通り、全国何処もゲリラ豪雨と言いますか、異常とも言える降水量の雨に見舞われ、山崩れをはじめとする土砂災害や家屋の浸水で、中には不幸にしてお亡くなりになった方もいて、本当に心からお悔やみ申し上げますが…。野菜にしても手塩にかけて育てたものが無情にも水に浸かってしまって、深い溜息をついて見せる生産農家の方々の姿などもテレビ等で拝見しましたが、加えて、今年は宮崎などでは、牛や豚、猪など、要するに鯨偶蹄目の伝染病であります「口蹄疫」、つまり40~41度の熱が出て、皮膚の柔らかい部分に水泡が出来、その部分が裂けて痛みが生じる為、エネルギーを消失してしまい、つまりは畜産農家からすれば、生活の糧となる良質な牛乳や肉の生産が阻害されてしまうという、家畜伝染病予防法では『法定伝染病』に指定されている恐ろしい疾病が蔓延し、ここに至るまでに28万頭に近い家畜が殺処分されてしまった訳ですが、最近でも山田正彦農林水産大臣と、東国原知事が、大体、種牛というのは自治体が所有しているものなんですが、珍しく民間の生産者で種牛を所有していた薦田長久(こもだながひさ)さんの牛6頭の殺処分を巡り丁々発止があった訳ですが、残念ながら殺処分を回避することは出来ませんでしたが。中々、発症していなくてもベクターといって、要は人間で言うとキャリアみたいなもんですが、宿主として病気の運び屋を担う可能性もあると言うことから、感染防止の意味合いで国も冷徹な判断を示したんでしょうが…。これが正しい判断だったのか、否かは私としては全く解りませんが…。
東国原さんは、怒髪天突く勢いで国に対して怒りをぶちまけていらっしゃいますが。



兎に角、一刻も早く、忌まわしい出来事が収拾の事態に向かうことを、私としても願って止みません。本当に宮崎の畜産農家及び県民の方にはお見舞い申し上げます。とともに是非共、復興に向けて再び頑張って頂きたいと心から祈念しております。
ということで、それではここで一曲。
先ごろの参院選で、大敗を喫してしまった現与党、民主党。
大敗の原因は、唐突に選挙前に消費税10%を口にした菅さんの舌禍にあると党内で総括して見せる議員さんやマスコミさんがいらっしゃいましたが、果してそうか?
背景にはやはり、政界からの引退を撤回した鳩山さんが、首相を務めた際に引っ掻きまわした沖縄の普天間移設問題や、「いずこへ?」とチャーリー浜さんじゃないですが、姿をくらました(この時期に悠長に八丈島に釣りに出かけたとの報道がなされていましたが…。ホンマええ加減にせいよ!ド●●!怒。)小沢さんにこそ原因があるのではないでしょうか。

また良かったら…
http://www.youtube.com/watch?v=Y17uh-O6-jE

来月には終戦記念日を迎えますが、この国の過去の歴史の中で何があったのか、そのことに、また再び思いを馳せながら、もう一度、普天間の問題などを、われわれはきちんと捉えて考えて行くべきだろうと思いますが…。
なんてことで、そういった思いにリンクさせる意味合いで、この曲を聴いて下さい。
ARB


「ハードボイルドシティ」

です。どうぞ!

祈!ARB復活!

HP
http://www.arb-tamashii.com/





「HARD-BOILED CITY」
作詞:石橋 凌 作曲:内藤幸也 編曲ARB (2001)
♪~

叫び出したら もう止まらない 誰にも止めるスキさえ与えない
いつからか俺達は味気のない  情けないこの国の言いなりの民

数え出したら そうキリがない 歴史の中に埋もれた秘密事
いつまでも続いてく政治の罠  密談、談合、強欲の面

わからない、しゃべらない、きこえない、うつらない
ジャパニーズ・ストーリー、ジャパニーズ・ヒストリー

挑み出したら もう下がれない カミカゼに煽られたパール・ハーバー
吠えたてるトラ!トラ!トラ!が火を吹いて 悪夢へのカーテン上げられていく

走り出したら そう戻れない 「かあさん」と叫び散ったゼロ・ファイター
戦況はとっくに劣勢を示し それでも前に突き進んでた道

わからない、しゃべらない、きこえない、うつらない
ジャパニーズ・ストーリー、ジャパニーズ・ミステリー

いまだ見えぬ夜明けを 俺はお前と迎えに行こう
いまだ見えぬ夜明けを 俺はずっと待ち焦がれている…

HARD‐BOILED CITY

覆水、盆には返らない 緑も空の青さも帰らない
オキナワの不条理も忘れない ヒロシマ、ナガサキに降った『黒い雨』

握手交わしたジェネラルX 復興の影で暗躍フィクサー
綱引き、棒引き、闇の取引 現在がつくられた私欲の日々…

わからない、しゃべらない、きこえない、うつらない
ジャパニーズ・ストーリー、ジャパニーズ・ヒストリー
ジャパニーズ・ストーリー、ジャパニーズ・ミステリー

HARD‐BOILED CITY
                          ~♪


この曲も良いですよ~face02



続きましては、キーワードAtoZのコーナー。





このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのJが来るアーティストということで、今日は1984年に英国はスコットランドで結成された、現プライマルスクリームのボビーキレズビーもドラマーとして在籍していたことでも有名な、ウィリアムとジムのリード兄弟から成る「ジーザス&メリーチェイン」をご紹介したいと思います。
 兎に角、このバンドは結成当初から、全ての楽曲に施されたフィードバック・ノイズが特徴で、結成したその年の10月にクリエイション・レコーズから発表されたシングル「アップサイド・ダウン」も、楽曲自体は非常にオーソドックスなポップソングなんですが、シャーシャーと耳を付くノイズが凄い。しかし、本当に凄かったのはレコードに記録されたその楽曲ではなく、当時のライブであって、10分近くも、ステージ上でフィードバック・ノイズを垂れ流したかと思えば、僅か15分ぐらいの演奏で、一言も発せずその場を去っていくと言った塩梅で、客は常に「なんじゃこりゃ?」と大ブーイング。一番象徴的な事件と成ったのは、1985年3月、ノース・ロンドン大学で開催されたライブで、この時は殺気立ったオーディエンスがビール瓶など、手当たり次第に手元にあった物を凶器に代え、ステージのバンドメンバーを標的に投げつけ、機材は全て壊滅状態、メンバーは全員病院送りとなる惨事に発展。イギリスでは一般紙も含め、この時の事件を「The Jesus and Mary Chain Riot」と報じては、逆にバンドの名前を一躍世間に知らしめるきっかけとなった訳です。で、その直後発表されたのが「サイコキャンディ」と言うファーストアルバムは当然、大ヒットアルバムとして、イギリスのチャートを駆け上った訳です。で、1998年に「マンキ」というアルバムを発表し、バンドは空中分解しましたが、2007年に再結成。今に至るまで地味に活動を続けております。
ということで、今日は当時、衝撃とともに、ロックファンに迎え入れられた1stアルバム「サイコキャンディ」から、「ジャスト・ライク・ハニー」「ザ・リヴィング・エンド」そして、ドラッグをイメージさせる曲として、イギリスのラジオ局では概ね放送禁止の憂き目にあった「サム・キャンディ・トーキング」の3曲を聴いて下さい。それではどうぞ!
(ベルベット・アンダーグラウンドに似てますなあ~)

ジーザス&メリーチェイン・ワーナーミュージック・ジャパン
http://wmg.jp/artist/jesusmarychain/ 

                  

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~





今日は、名物ドラマー「キース・ムーン」と、リードベースとも言われた音数の多いそのプレイでオーディエンスを興奮させた「ジョン・エントウィッスル」の生前のプレイに耳を傾けるべく、
THE WHO

を主役に据えた映画「キッズ・ア・オールライト」のサントラから
「無法の世界」

を聴きながらお別れしたいと思います。

これはオアシスのノエルが参加した無法の世界!


それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
来週は日本のガレージロックの大特集!コンピアルバム
「ツナミアタック」

をオンエアーしますぞよ!お楽しみに!
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年7月25日オンエアー分) 
  


Posted by footstomp at 19:22ROCK・音楽

2010年07月18日

ゆらゆら帝国、カーネーション、ランディ・ローズ





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今週は次のコーナーであります「キーワードAtoZ」のコーナーをお休みして、その時々の話題を、私「PON-CHANG!」の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといったコーナーであります「ミュージックカレイドスコープ」のコーナーを拡大して、2組のアーティストをワイドにご紹介したいと思います。

先月20日に発売となった某「ミュージックマガジン」(またまた、何が某やネン!)の7月号では『ゼロ年代ベスト100』の邦楽編として特集が組まれておりまして、この雑誌に寄稿している50人のライター陣が、それぞれに2000年から2009年までの10年間で、素晴らしいと思える作品を20枚チョイスして、順位を付け、それを編集部の方で集計しては100位までランク付けをして評価している訳ですが、まぁ何時も通りと言いますか、かなりその内容はマニアックと言うか、明らかに「おかしいやろ!」と思えるような偏りも見受けられましたが、その辺りは御愛嬌というか、無論、ファンの方からすれば鶏冠に来る話かも知れませんが、しかし一方で中々面白かったりするのもまた事実で、今回もその内容を確認しながら、これまで耳にしていなかったアーティストのCDを遅れ馳せながらではありますが、自分で手に入れまして聞いてみたんですが、中には「目から鱗」でビックリ仰天、ライターさん達の肥えた鑑別眼と言いますか、音楽感性に改めて感心するとともに、新たな出会いに感謝するなんてことがありまして、今日はそんなことで、それを切っ掛けに、これまで食わず嫌いでもなかったんですけど、一通り私も聞いた上で批判というか「あきまへん」とレッテル付ける口ですからね、「何を言い訳してるんだ!」ってな感じもしますが…。(笑)兎に角、これまで距離を置いてきたアーティストにも拘らず、今回のミューマガの特集を通じ「再評価」することになったアーティスト2組をばっちり取り上げて、リスナーの皆さんとともに、その音を聴いて行きたいと思っております。
先ず、1組のアーティストは「ゆらゆら帝国」
当初、大体が村八分やラリーズ、若しくはGSの焼き直し的ないなたいイメージもあり、どちらかと言えば好きなバンドで、そんなに嫌いでもなかったんですが、何故かその内に飽きが来て、正直全く聴かなくなってしまいました。が、今回、ミュージックマガジンの『ゼロ年代ベスト100』で、2007年10月発売の、今年3月末日に解散発表をしたことからラストアルバムになってしまいましたが「空洞です」という、この作品が1位に選ばれていたことから、久方振りに手にとって耳にしてみたんですが、ミュージックマガジンで選評を担当していた松永良平氏曰く、そのサウンドは「ギターソロは減退し、ジャーマン・テクノ的な無調サウンド」に変わり、その内容については「あまりにも甘美で死の匂いがした」と書いていましたが、正に言い得て妙。私もその変貌振りに驚くと同時に、何とも言えない、穏やかさ、気持ち良さを、心が痺れるように感してしまいました。それだけに「解散」が惜しくも思えますが、しかし、またここで活動を引っ張ることなく解散するからこそ、余計にスパイスが効いて素晴らしく思えたりするのかも知れませんが。いや、しかし、このアルバムは単純に「素晴らしい出来」と諸手挙げて、素直に評価したいと私は感じましたね。
~というところで、それではここでミュージックマガジン7月号の特集『ゼロ年代ベスト100』のランキングで、堂々第1位の栄冠を手に入れた「ゆらゆら帝国」のアルバム「空洞です」から、続けて3曲聴いて下さい。
先ず1曲目は、このアルバムの中でも私、特に愛聴している2曲目に収録の「できない」、そして「おはようまだやろう」さらにタイトルチューンの「空洞です」の3曲を聴いて下さい。
それではどうぞ、ゆらゆら帝国です。





●ゆらゆら帝国HP
http://www.yurayurateikoku.com/





続きましては、今回のミューマガの『ゼロ年代ベスト100』のランキングでは、49位に選ばれつつも「パワーコード主体のガレージロックトリオ」に変貌したとの表記があり、ホンマかいなと思いつつも、聴いたらこれが不覚にも嵌ってしまった
「カーネーション」

のアルバム「リヴィング・ラヴィング」。
このバンドは元々、東京造形大学の音楽サークル(因みに此処の出身アーティストには、バービーボーイズの杏子やトムキャットや、スピッツの草野マサムネなどがいる)で「ほのぼのレイプス」「耳鼻咽喉科」などのバンドを率いて活動していた直江政広(なおえ・まさひろ)がムーンライダーズの鈴木慶一にテープを送ったことから、メジャーデビューのきっかけを得て、デビューの際は「ムーンライダーズの弟分」と称されるだけあって、その音楽性もかなりポップで叙情的なものになっており、それ故、名前も「カーネーション」と改名し、今日まで活動を続けている訳ですが、私としてはカーネーションと言えば、メロディアスで全く気骨を感じることのない軟弱な有象無象バンドのひとつといった(スンマセン!)印象を抱いていた訳ですが、どうも2002年以降、メンバーが3人になった辺りから骨太でダイナミックなロックを聴かせるバンドに変身した様子で、特に今回、ミューマガで49位にランクインしたこのアルバムは、非常に完成度の高い珠玉のロックアルバムと仕上がっております。今後はカーネーション様には懺悔の気持ちを忘れることなく、応援のエールをしかと送って行きたいと思っております!
では、私にとっては、「目から鱗」の衝撃だったアルバム「LIVING/LOVING」から、今日は「あらくれ」と「クック・ドゥー・ドゥル・ドゥー」の2曲を聴いて下さい。
どうぞ!
●カーネーションHP
http://www.carnation-web.com/




                                             
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!





さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は元クワイエット・ライオット、そしてオジー・オズボーンバンドでは最高のマッチングを見せ、一躍世界のトップギタリストとして注目を集めることになりかけた、その直前に、何と言う運命の悪戯か、飛行機事故で1982年3月、25歳の若さで亡くなってしまったランディ・ローズを偲んで、彼の名演に触れることの出来る
オジー・オズボーン

の楽曲「クレイジートレイン」を聴きながらお別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年7月18日オンエアー分) 


  


Posted by footstomp at 14:04ROCK・音楽

2010年07月10日

FRICTION 2013-LIVE FRICTION









FRICTION 2013-LIVE FRICTION

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて、W杯『南アフリカ大会』も本日が千秋楽
この放送は何度も申し上げているように、録音番組ということもありまして、リアルタイムでその結果を報じることは出来ない訳では御座いますが、多分、私の予想では、リオネル・メッシを中心とした「アルゼンチン」を木端微塵に玉砕、粉砕した、エジル、クローゼ、ミュラー、シュバインシュタイガーとタレント揃いの『ドイツ』と、予選で日本と戦い、勝利したスナイデルとロッペン擁する『オランダ』が雌雄を決するべく決勝の舞台に立っていることかと思いますが。
(実際には無敵艦隊スペインとオレンジ軍団・オランダによる決勝になりましたが、ね)















今回は、日本の決勝トーナメント進出を含めて、本当に「世界を驚かす」番狂わせが多かったW杯ですが、次回は4年後、ブラジル大会ということで、ぜひ我らが日本代表、並びに今回振るわなかった南米勢、アフリカ勢の活躍を期待しております。
~ということで、サッカーの話はこの辺に致しまして、この番組は元来、音楽番組なんで、本編の方に移らせて頂きますが…。
で、今週はですね、またまた番組の大枠をとっぱらい、大特集であるひとつのアルバム、人類が滅んでも、必ずや次なる生命体のバイブルとなるであろう、それほどの確信を抱かせる、まさに衝撃的で、心あるロック信者にとっては、これまで感じていた心の渇き、そうしたものを全て解消してくれるグレートな薬効に満ち溢れた一枚(厳密に言えば2枚組ですが)をドカンと紹介したいと思います。
先ずは何はともあれ、誰とは紹介せずに、その音をまんじりともせず、戦慄を覚えながら聴いてくれ!ということで、名詞代わりの一曲をお届けしませう。
そう、ヒントとして、曲のタイトルだけ。「HEAD  OUT HEAD START」です。どうぞ!



 

はい、ということで、その音を聞いて頂いて、もう既に私がその正体を明かすまでもなく、お解りなったリスナーの方々も沢山いらっしゃることかとは思いますが、そうです、日本最高峰のコンビ、2ピースバンド
「フリクション」

1978年の結成以前、その母体となった3/3の音から、最新EP「Deepers」までの21曲を熱気ムンムンのライブ・バージョンで収録した、正にフリクションにとっての集大成的な作品ともいえるアルバム「2013―ライヴ・フリクション」で、先月16日に発売された訳ですが、これが本当に凄い。
先程、フリクションの集大成的な作品と言っておきながら、即座に否定して見せるというのも変な話ですが、確かに楽曲はレックが創った、これまでのフリクションの活動の中で演奏して来たものが大半を占める内容とは成っていますが、しかし、正直申しまして、DNAは同じでも、これはもう今までのフリクションが演奏して来たものとは全く別物の、正に『新生命体』といった質感というか、趣きに満ちた、エネルギッシュでインパクトに溢れた作品群が網羅されたアルバムになっております。
1978年結成のフリクションは、それまでニューヨークを拠点に、リディア・ランチやジェームス・チャンスなどのアバンギャルドで先鋭的な、当時のNYアングラ音楽シーンを熱く彩っていた「ノ―ウェイヴ」と称されたアーティスト達と交流を持っていたベースのレックと、ドラムのチコヒゲが凱旋帰国し、活動を開始したバンドで、坂本龍一がプロデュースを担当し1980年に発表となったアルバム「軋轢」が評判を集め、一躍日本におけるニューウェイヴシーンの立役者となった訳です。その後はベースのレック以外、メンバーが入れ替わり立ち替わり交代しては、殆どバンドというよりは、完璧にレックの個人名義によるソロ・プロジェクトとして、今日に至るまで活動を展開して来た訳ですが、今回、元ブランキーの日本屈指のドラマー「中村達也」を相棒として得ることによって、世界広しと見渡したところで、他ではちょっと見当たらない強靭で変幻自在にうねる「リズム」と、自らのベース演奏をループさせては、10台以上のエフェクターを駆使し、その上にさまざまな音色を絡めていく斬新な発想によるプレイで、唯一無二の音世界を聞かせるバンドとして、見事再生。今後は、先ず間違いなく、洋の東西問わず次世代のロックシーンを必ずや牽引して行く存在として、オリジナルな輝きを放ちながら活躍して行くことと思います。いや、私としてはそう願っております。
というところで、それでは、説明はこの辺で、その音をたんと聞いて頂きましょう。
2曲連続で行きたいと思います。
曲はフリクションファンにとってはお馴染みの「アイ・キャン・テル」、そして「ゾーン・トリッパー」をお届けします。どうぞ!


                                                


































“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて、今日は最後も、フリクションの新譜から「ピストル」と、メドレーでジミヘンのカヴァー曲で「Fire」を聴きながら、お別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
日本代表、ベスト16オメデトウ!そして素直に、本当に御苦労さま。
それと参院選の行方はどんなんかな~ということで…。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 





(2010年7月11日オンエアー分) 

  


Posted by footstomp at 23:05Comments(0)ROCK・音楽

2010年07月04日

ロニー・ジェイムス・ディオ、ジャーニー

日本代表!ベスト16良くやった!
泣くな!メッシ。4年後のブラジル大会があるぞ!










皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今週は今年5月16日、胃癌の為、アメリカはテキサス州ヒューストンで他界した、日本でも絶大な人気を誇っておりました、勿論、私も大好きだったメタル界のゴットファーザー、人差し指と小指を鬼の角のように突き立てたメロイック・サインがトレードマークだった、絶対音感のヴォーカリスト
「ロニー・ジェームス・ディオ」

を偲んで、彼が生前残した名曲の数々を、リスナーの皆さんと共に、今日は聞いて行きたいと思います。





ロニ―といえば、先ずは何と言ってもレインボー。ディープパープルを脱退した、リッチー・ブラックモアが新たにキャプテンシーを発揮して、結成したのがこのバンドで、当初は「リッチー・ブラックモアズ・レインボー」といったグループ名で呼ばれていたが、直にレインボーと表記を変更。リッチーが作ったバンドということで、良くブリティシュロックバンドのひとつに数えられがちではありますが、それがさにあらず。ロニ―も含めリッチー以外は全てアメリカ北東部出身のミュージシャンで構成されていたという事実が御座います。
アメリカはニューハンプシャー州ポーツマス生まれのイタリア系アメリカ人・ロニ―は1957年、学生時代の頃からバンド活動を始めており、その音楽キャリアの内のひとつである「エルフ」というバンドの音源が、リッチーの目に留まり、リッチーがソロシングルを製作する際に、協力を要請。エルフ側もそれを快く了承して、リッチーが、ディープパープルでの録音の際、メンバーの同意を得られなかった「ブラック・シープ・オブ・ザ・ファミリー」と、ロニ―との共作「16世紀のグリーン・スリーヴス」の2曲を録音するも、その仕上がりが余りにも良かったので、エルフというバンドをリッチーが吸収する形で、レインボーは結成と相成り、ロニ―のメジャーにおける華麗なるキャリアはスタートする訳です。この後1978年、3ndアルバム「ロング・リヴ・ロックンロール」(邦題:バビロンの城門)を発表したこの年の11月、札幌で行った来日公演の際には興奮したファンが圧死するという不幸な出来事にも見舞われ、ロニ―はレインボーを離脱。一方で1979年に脱退したオジー・オズボーンの後釜として加入したブラックサバスでの活動を経て、自らのリーダーバンド「DIO」を1982年に結成。67歳で亡くなるまで、第1線で活躍するアーティストとして、その歌声を響かせてきた訳です。
では、今日はそんなロニ―の生前のボリュームある歌声を堪能するべく、先ずレインボーから「16世紀のグリーン・スリーヴス」と「キル・ザ・キング」、そしてブラックサバス時代の音源から「ネオン・ナイツ」の3曲を聴いて下さい。どうぞ!











ロニ―・ジェイムス・ディオ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AA
ロニ―・ジェイムス・ディオ公式サイト
http://www.ronniejamesdio.com/                             

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのJが来るアーティストということで、サンタナのサポートメンバーとして活動していた、ギターのニール・ショーンと、キーボードのグレック・ローリーの2人が中心と成り、1973年にアメリカはサンフランシスコで結成され、メンバーの頻繁な出入りはあるものの、現在に至るまで解散もせず、演奏活動を続けております、これぞ正統派アメリカン・ハードロックバンドといえる
「ジャーニー」

を今日は、柄にもなくご紹介したいと思います。





正直言いましてこの手のバンドは、私の不得手の範疇に属するものでありまして、AORとかね、特に典型的なアメリカン・ハードロックバンドであります「ボン・ジョヴィ」「ポイズン」とかは殆ど体質的に受け付けないところがありまして、普段からアンマリ耳にしたりする類のものではなかった筈なんですが、この頃は年を取った関係からか、少しばかりこういったバンドにも寛容さが芽生えてきたと言いますか、自らの死期が近いのかな(笑)と勘繰ってしまったりも致しますが。それ位、自分でもこのバンドをセレクトしたのは不思議で御座いまして…。
兎に角、このジャーニーというバンドは、先にも言いましたように、サンタナでギターを弾くことになっていたニール・ショーンが結成したバンドで、当初はインスト・プログレバンドとしてスタートした訳です。それが、商業的に振るわないということから1977年にポルトガル系のアメリカ人ヴォーカリスト「スティーヴ・ペリー」をフロントアクターに起用し、今日のような気持ち悪いじゃないな、メロディアスで、整合感溢れる音を奏でる、真性コマーシャル・ハードロックバンドとしての立ち位置を確保しては、1981年に発売されたアルバム「エスケイプ」では全米1位を獲得。その後もバンバンヒットを飛ばし、世界を股にかけるビッグネームとして、ここ日本でも沢山のファンを得ることになる訳です。
で、スティーヴ・ペリーが1998年に脱退。この辺りからジャーニーは往年の輝きを失うようになるが、今もってバンドは解散せずに、現在はスティーヴ・ペリーに瓜二つの歌声を持つ、フィリピン人シンガー「アーネル・ピネダ」を擁し、チープ・トリックなどと共にコンサート活動を行ったりしているようです。
日本では「海猿」ですか、よく知りませんが、そんな映画の主題歌として、彼らの「オープン・アームズ」が使われ、2004年辺りにヒットし、ちょっとしたリヴァイヴァルブームもあったようですが…。
では、今日はそんなジャーニー。何かちょっとケチを付けるような紹介の仕方になっているような気もしないではないですが…。そんなことはありません。ジャーニー、素敵です!どっか~ん。
ということで、今日は彼らの曲の中でも、結構回数を聴いていた記憶のあるナンバーということで「ラヴィン、タッチン、スクヴィージン」(この曲は昔から好きでしたな~)と「お気に召すまま」を聴いて下さい。
やっぱり、死期が如何に近付こうとも「オープン・アームズ」は無理です…。♪~ナナナナナナナナ~♪
ジャーニーです。どうぞ!





新ヴォーカル「アーネル・ビネダ」!


ジャーニーWiki
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は冒頭のコーナーでも取り上げましたが元レインボー、サバス、そしてDIOのヴォーカルでしたロニ―を再度ここでも取り上げて、レインボー時代の「ロング・リヴ・ロックンロール」を聴きながらお別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年7月4日オンエアー分) 


  


Posted by footstomp at 14:30Comments(0)ROCK・音楽