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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年10月24日

ヒカシュー、サディスティック・ミカ・バンド





続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、こちらも1979年、近田春夫氏のプロデュースによるシングル「20世紀の終わりに」でレコードデビューし、今年で何と30周年を迎えることになった、日本はおろか、世界においても「唯一無二」と言える個性で、その存在をアピールして止まない前衛楽団『ヒカシュー』をご紹介したいと思います。
ヒカシュー。この奇妙なグループ名は、現代音楽家「武満徹」氏の楽曲である「悲歌(ヒカ)」から取ったとか、ボーカルの巻上公一氏曰く「驚いた時にあげる叫び声」(しかし、そんな声を一体、誰が上げるのかと、思わず突っ込みたくもなりますが~)をそのままバンド名にしたとか、さまざまなエピソードがまことしやかに語られるものの、その実、本当のところは全く判らないということですが、兎に角、メジャーデビューにあたる1979年には、メロトロンとリズムボックスを駆使した演奏から、プラスチックス、P-MODELと共に「テクノ御三家」と称されては、時代の先端を行くニューウェイヴバンドの一角を担う存在として支持されるも、その後は、ボーカル・巻上氏の震えるような奇妙なボーカリゼーションをさらに前面に打ち出しては、アヴァンギャルドで実験的精神に満ち満ちた創作活動に打ち込みつつ、多少メンバー交代はあったものの、今日まで解散することもなく、コンスタントに作品を発表し続けております。
30周年を迎えた今年、先月9日にはデビューアルバム「ヒカシュ-」と2ndアルバム「夏」の音源をリマスタリングした紙ジャケ・リイシュー盤が発売となり、また、今月10日には未発表音源などを含むベスト盤として「スーパー」が、更には来月22日、長らく再発が待たれていた巻上氏ソロである「民族の祭典」と「殺しのブルース」という2枚のアルバムも復刻発売となるヒカシュー。今後の活躍も楽しみと言えると思いますが~
それでは、そんなヒカシューの楽曲ということで、今日は1stアルバムから「20世紀の終わりに」を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!『ヒカシュー』です!





ヒカシュー・オフィシャルサイト
http://www.makigami.com/hikashu/
ヒカシューWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


http://radionowhere2.narasaku.jp/

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
今日は、今月17日、長野県軽井沢町で突然の死を迎えてしまった、あの「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」などのヒット曲で御馴染みの、伝説のフォークグループ「フォーク・クルセイダーズ」や、イギリスでも絶大な知名度を博した和製ロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」を率いては、邦楽シーンの牽引車として活躍して来られた、あの加藤和彦さんを偲んで「サディスティック・ミカ・バンド」の「タイムマシンにおねがい」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!



(10・25オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 22:47Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月20日

頭脳警察





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて今日は1969年に結成。途中「解散」や「再結成」を繰り返すなど、さまざまな紆余曲折を経ながらも、活動開始から40年目を迎える今年、正式に再始動、来月7日からは、「感染列島」などで御馴染みの瀬々敬久(ぜぜたかひさ)監督の手によるドキュメンタリー映画も公開されることになっております、日本パンクロック界の始祖的存在とも言える『頭脳警察』。今回はこのバンドを取り上げてはですね、その危険で、唯一無二とも言える個性的なロックサウンドをご紹介したいと思います。
それでは何はともあれ、先ずは「名刺代わり」ということで、彼等の代表的ナンバー「銃をとれ」を、1991年発表のCDアルバム「ライブ・イン・キャンプ・ドレーク(LIVE IN CAMP DRAKE)」、こちらの方から、臨場感もたっぷりにお届けしたく思います!それでは聴いてください。頭脳警察で「銃をとれ」です。どうぞ!

はい。先ずは、頭脳警察で「銃をとれ」を聴いて頂きましたが~。

さて、この「頭脳警察」。1969年結成ということで、他方見渡しても、同時期デビューのバンドやシンガーは、当然のことながら中々発見出来ないぐらい、長い歳月を費やしては、ここまで現役でやって来ている訳ですが、1968年、関東学院大学に進学したパンタこと「中村治雄」氏はピーナッツバターというバンドや、スペンサー・ディヴィス・グループやアニマルズなどに影響を受けたR&B色の強い実力派のグループサウンズ「モージョ」などでの活動を経て、「スパルタクス・ブント」というバンドを大学の先輩や仲間とともに結成。しかし、それも短期間で空中分解。その直後、同バンドでドラムを担当していたトシこと「石塚俊明」氏を誘っては、フランク・ザッパの楽曲タイトルである「フー・アー・ザ・ブレインポリス?」からヒントを得た「頭脳警察」という、当時まだ「日本語か、英語か」ということで、意見が対立していた邦楽ロックにおける「言語論争」に一石を投じるようなバンド名を看板に選び、さらにはギターとコンガという、これまた凡そロックバンドらしからぬ変則的な形態をもって活動をスタートする訳です。

当時は、学生運動華やかなりし「政治の季節」でも御座いまして、この「頭脳警察」は、その活躍の場を新左翼系の集会になどに求めては、演奏したということから(…というよりも、実際、パンタの進学した大学自体が赤軍派の拠点だったということもあって、自然と流れ的にそういった思想信条を抱くようになったというのも、理由の一つとして上げられることかとは思いますが~)、そんなこんなで、暫くもすれば「頭脳警察」といえば「反体制の象徴」「反権力的な音楽集団」という印象を持たれるようになり、特に決定的な一打となったのは、1971年、今、奇しくも国交省の前原大臣が羽田空港をハブ空港にするということから、千葉県の“俺は男だ!”森田健作知事が激昂するというニュースが報じられることにより、またぞろその存在が脚光を浴びることになった
「成田空港」、その成田空港の建設反対のもとに行われた「三里塚闘争」を支援する趣旨のコンサート「幻野祭」に出演して、大いに喝采を得たということで、これ以降、常に「頭脳警察」は反骨精神旺盛な「政治的なバンド」という重い十字架を背負う羽目に陥り、最終的にはその息苦しさからの解放を求め、パンタは1975年12月、当時、渋谷にあったライブハウス「屋根裏」でのライブを持って、「頭脳警察」としてのバンド活動に一旦、終止符を打つ訳です。
その後の活動では、パンタは「頭脳警察」時代には出来なかったソフトな肌触りのポップスや甘いラブソングに挑戦したりと、それまでのファンから「裏切り者」呼ばわりされるなどの賛否両論を巻き起こしつつも、実験的な歩みを繰り返しては、漸く自分の中で一区切りがついたのか、1990年に「頭脳警察」を再結成。その後、2001年には再々結成し、間隔を置きながら活動を続けてきた訳ですが、今年2009年、正式に活動再開を宣言。10月21日には18年振りの新作フルCD「俺たちに明日はない」を発表、また、冒頭お伝えしたように「感染列島」の瀬々敬久(ぜぜたかひさ)監督の手による、彼等の実録映画「ドキュメンタリー頭脳警察」の公開が、11月7日、東京は「シアターN渋谷」で行われるなど(関西圏では京大・西部講堂で上映されます!)話題も盛り沢山、それに合わせてバンド自体の演奏活動もどんどんヒートアップして来ては、「関東サタデーナイト・ライブツアー」と題した企画ものをはじめ、全国各地のライブハウスやホールを舞台に、エネルギッシュなプレイを展開しているようで御座います。
またライブについての詳しい情報等については、頭脳警察のHPが御座いますんで、そちらの方でご確認ください!

(頭脳警察・HP)
http://brain-police.net/index.html

(頭脳警察Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E8%84%B3%E8%AD%A6%E5%AF%9F









新譜フルCD「俺たちに明日はない」曲目
1. 俺たちに明日はない
2. 死んだら殺すぞ
3. UNDER COVER
4. ROCKATION
5. SPARTAKUS INTERNATIONAL R&R BUND
6. BRAINWASH
7. ヒトを喰った話
8. 赤の女王
9. 黒の図表
10. 残照

~ということで、それでは改めて、そんな『頭脳警察』の楽曲をもう2曲聴いて頂きたく思います。
1991年発表のCDアルバム「ライブ・イン・キャンプ・ドレーク(LIVE IN CAMP DRAKE)」の方から、今度は「Blood Blood Blood」「コミック雑誌なんかいらない」の2曲を聴いて頂きたいと思います。それでは『頭脳警察』です。どうぞ!



(10・25オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 00:18Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月18日

ザ・ハイ・ロウズ、ミッシェル・ガン・エレファント





続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、今回は1995年に、宗教絡みの問題と一説では言われておりますが(そういえば最近の衆院選挙にベースのかの君が立候補していましたな~)、まぁいろいろあって後世の音楽シーンに、良しに付け、悪しきに付け(誤解するミュージシャンをたくさん輩出したという点においては罪深くもあり、悪と言えるかも知れませんが~。当人達は非常に酸いも甘いも知りつくした素晴らしいロッカーであり、ブルースマンなんですがね~)多大なる影響をもたらしたブルーハーツを解散し、その後、あの三宅伸治を相棒に、ヒロト単独での「ヒューストンズ」による一時的な活動を経て、再び甲本ヒロトと真島昌利が合流し、車のギアの「ハイ」と「ロー」を文字って、マーシーがグループ名をつけ、ブルーハーツ解散のその年の内に結成された「ザ・ハイ・ロウズ」。今日は「ザ・ハイ・ロウズ」のその珠玉のファーストアルバム「ザ・ハイ・ロウズ」から、私が愛して止まない至高のR&Rナンバーである「ミサイルマン」「スーパーソニックジェットボーイ」の2曲をお届けしたいと思います。それではどうぞ!

http://www.high-lows.net/

 



                                      

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今回も先週同様、今年7月に亡くなったミッシェルのアベ君を偲んで、「ミッシェル・ガン・エレファント」で「アンリリースド・トラックス」から「ドロップ」、また「サブリナ・ノー・ヘヴン」から「チェルシー」の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。



それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(10・18オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 14:19Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月13日

フリートウッド・マック「イングリッシュ・ローズ」





皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて今日は、集英社から刊行されている定価90円という(ところによっては、フリーペーパー扱いで無料進呈している書店もありますが…)読書情報誌「青春と読書」の誌上で、2007年5月から翌2008年12月まで連載されていた花村萬月氏の「ロック・ステディ」という、非常に奥深くも、ロック好きにとっては大いに好奇心をそそられる素晴らしい内容のエッセイが一冊の本に纏められ、今年の7月22日、集英社新書として、タイトルも新たに「俺のロック・ステディ」ということで発売になりました。




http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0503-f/index.html

今回はその本の内容を簡単に紹介しつつも、そこで登場するアーティストを一組ピックアップしては、その音をお届けしようと思っております。
花村萬月氏は勿論ご存じのリスナーも多いことかと思いますが、1955年2月生まれと言いますから、当年54歳の東京出身の作家で、1998年に「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞を受賞した、暴力的な表現と生々しい性描写が横溢する筆致を駆使し、罪深くも、えも言われぬ業を背負った人間の有り様を浮き彫りにする作風で、読む者の心を鷲掴みにする気鋭の小説家でありますが、結構、その作品の中には「ジャンゴ」や「ブルース」といったジャズや、ロックミュージックの匂いを漂わすタイトルの作品もあり、そういった一連の作品を読むにあたっては「もしや…」という予感があった訳ですが、案の定、その想いは見事的中、「ロックを語るにはギターのひとつも弾けなければいけない」とする、バイクであちこちを駆け回る行動派らしい拘りと共にしっかりと描かれた、この「俺のロック・ステディ」は、凡百の音楽評論家が束になってかかっても、到底、勝ち目のない過去から今日に至るまでの実体験に裏打ちされた濃密なロック雑感に満ち満ちた作品であり、兎に角、冒頭で記された、ロックやブルースなど、全ての音楽はまず持って「はじめにリズムありき」とする、真理を突いた断固たる力強い言い回しに私としては快哉を叫ぶと同時に、貴重な小遣い銭を握りしめてレコード屋に走っては、何回も何回を同じアーティストの作品を愛しむように聴いたり、電波状態の悪いラジオを抱きかかえるようにしては、さまざまなアーティストの音に触れるべく齧りついてみせたあの60年代、70年代、80年代のように、もう一度、じっくりとさまざまな音楽と向かい合うべき大切な姿勢を想い起させてくれる、そんな啓示に満ちた名著であると思います。どんなロック入門書よりも説得力のある内容が網羅されておりますし、きっと今の若い人からすれば聴いた事もないようなアーティストの名前がぽんぽんと飛び出してくる様は新鮮であり、大いにその音楽感性を刺激されることかと思います。是非手にとって呼んで頂きたい、まさにロックバイブルと称するに相応しい一冊で御座います。

~と言うところで児玉清さんのブックレヴューさながらの下手なユン・ピョウ、寸評(ダサッ!)はこの辺りに致しまして、その本の中の第3章・ブルースロックの(2)で紹介されている、かのブルースマン、B・B・キングをして「俺に冷や汗をかかせた白人ギタリストは彼だけ」と、そのセッションを通じて言わしめた、少ない音数で素晴らしいブルースギターを聴かせるピーター・グリーンが在籍していたフリートウッド・マックが1969年にリリースした作品「イングリッシュ・ローズ」から今日は「ブラックマジック・ウーマン」(カルロス・サンタナで御馴染みの名曲だが、こちらが本家本元のオリジナル)と「モタモタするな」、「ジグゾウ・パズル・ブルース」の3曲を聴いて頂きたく思います。花村さんも「マニアックな内容だが是非、教養として聴いてほしい」と言っている作品なので、是非、ラジオの前のあなたもじっくり鎮座ましまして聴いてください。それではどうぞ!



(10・18オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 23:29Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月10日

ジー・ヘッドコーツ、ミッシェル・ガン・エレファント





続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、90年代のガレージ・R&Rシーンに最も影響を与えたバンドとして今もって敬愛されております、ビリー・チャイルディシュ率いるところのバンド「ジー・ヘッドコーツ」、(正式には定冠詞Thee“ジー”がつきますが…。ここからあのミッシェル・ガン・エレファントもグループ名の頭にTheeを付けるようになったようですが~)、そういった彼等にも多大なる影響を与えたバンドをご紹介したいと思います。
元々このバンド「ヘッドコ-ツ」は母国イギリスでもそうでしたが、カルト的な人気を博すことはあっても、さほどメインストリームの音楽シーンで盛り上がることもなく、此処日本でも、丁度ミッシェル・ガン・エレファントが、バンドとして世間の耳目を集めるようになって、メンバーが事ある毎にTVやラジオ、はたまた雑誌等のインタヴューの中で「ヘッドコーツ」を宣伝したことから、それなりのネームバリュ-を獲得するに至った訳です。
1980年代にミルク・シェイクスやマイティ・シーザーズと言うバンドを率いては、パブ、所謂、日本で言うところの居酒屋みたいなところで演奏活動をしていたビリー・チャイルディシュは、その延長線上でジー・ヘッドコーツを結成。しかして、古い機材に拘りを持ち、徹頭徹尾ロウファイで過激なサウンドを奏でていたことから、前段でも申し上げたように、本国イギリスでは余り高い評価は得られず、逆に遠く離れたアメリカ大陸で、先に支持されるようになり、最終的には、あのニルヴァーナで御馴染みのレーベル「サブポップ」と契約することによって、彼らを取り巻く環境も大きく変化。今では、逆輸入と言う格好で英国そして此処日本でも市民権を得ては、広くそのサウンドが一般のロックファンの間にも浸透するようになっております。
~ということで、それではここで、かのミッシェルもリスペクトして止まないビリー・チャイルディシュ率いるところの「ジー・ヘッドコーツ」の音を楽しんでもらいたいと思います。
今日はヘッドコーツのアルバム「ベスト」から「トラブルド・タイムス」「コマンチ」の2曲を聴いて頂きます。それではどうぞ!ヘッドコーツです。  

           


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…






ノックオンザヘブンズドア

のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、先のコーナーで「ジー・ヘッドコーツ」とくればやはりミッシェルということで、今年7月、アベ君が亡くなった際にも直ぐ追悼特集を2週続けてやらして貰いましたが、現在、書店の店頭に並んでいる「ミュ―ジックマガジン」10月号も、またリットーの音楽雑誌「ギターマガジン」10月号も、遅ればせながらもボリュームたっぷりといった塩梅で、ミッシェル、アベ君の追悼特集を組んでいますので、それに合わせて、また、このコーナーでも彼のギターサウンドをお聞かせしては、是非、良ければ、そういった雑誌等にも目を通して頂き、今一度、彼の功績、いかに彼が素晴らしいプレイヤーだったかを再認識して頂ければと思います。
~ということで、今日のラストは、ミッシェル・ガン・エレファントのアルバム「チキン・ゾンビーズ」から「バードメン」と「カサノバ・スネイク」から「リボルバー・ジャンキーズ」をお掛けしてお別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!




おまけ


マーちゃんのベースアラン・メリルの嗄れ声ムッシュのぎこちないギター大口さんの太鼓!最高!またこのバンドも折りをみて紹介します!本当に良いバンドだ。再認識!ムッシュ最高






(10・11オンエアー分)



  


Posted by footstomp at 22:48Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月06日

深夜高速・フラワーカンパニーズ







皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。

さて、10月ということで、ラジオをお聴きの皆様もご存じの通り、こちら(FM81.4)エフエムハイホーも番組改編の時期を迎えまして、新番組表をご覧いただいても解る通り、今回は何時になく激しい動きが御座いまして、従来にない装いで新たなクールを迎えることになった訳ですが、そんな中でも当番組はお蔭さまで生き残らせて頂きまして、月曜の再放送は無くなったものの、日曜のこの放送に関しては全くもって従来通りのパターンのままでオンエアーさせて頂くことになりました!
此れも偏に、局の皆さんのご理解とご協力は勿論のこと、やはりこの番組を聴いては、メールなどでメッセージをお寄せ下さるリスナーの皆さんのご支援、ご声援の賜物かと思っております。この場を借りて改めて感謝の意を表するとともに、今後ともオンリーワンを目指して、破天荒で面白い番組作りを志して行きますので、更なるお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます!

それでは、新しいクールに臨むにあたってのご挨拶は、この辺に致しまして、番組本編の方に突入して行きたいと思いますが~

まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて今日は、今年でバンド結成20周年ということで、それを祝して企画されました、全13アーティストによる、前代未聞の1曲リスペクト・カヴァーアルバム「深夜高速-生きていてよかったの集いー」が先月16日にソニーミュージックから発売されて、俄然、その周辺が賑やかになってきております、愛知県は名古屋市出身と言いますから、名古屋生まれの私PON-CHANG!にとっても、およそ“他人とは思えない”バンド
「フラワーカンパニーズ」

そんな彼等に、今日は注目して、その楽曲を幾つかお届けしたいと思います。

フラワーカンパニーズ。略してフラカンは1989年に、先にも申し上げました通り、愛知県は名古屋市で、中学、高校時代の友人だった鈴木圭介(Vo)、グレート・マエカワ(B)、竹安堅一(G)、ミスター小西(Dr)の4人によって結成されたバンドで御座いまして、ヴォーカルの鈴木クンはコントーションズやリチャード・ヘル、また町田町蔵など、正にパンク、ニューウェイヴのアーティスト達によって音楽的に覚醒した人物のようですが、その他のメンバーについては、プロフィールを見ますと、どうもスティーヴ・マリオットやエリック・クラプトンと言った、ブルースやR&Bをベースとするオーソドックスなロックアーティスト達の影響を受けているようで御座いまして、そういったメンバー間のユニークな水と油のような音楽的絡みが、自然とこのバンドの一種独特とも言えるオリジナリティーを育んでいるようにも思える訳なんですが~。
で、今回の「深夜高速」1曲のみをカヴァーしたリスペクトアルバムには、金子マリ(!)、泉谷しげるなどの大御所から、斉藤和義、GO!GO!7188、YO-KING!、中孝介、ミドリなどの中堅及び新鋭実力派までが勢揃いし、勿論、当人達も2009年ヴァージョンと言うことでセルフカヴァーして、このアルバムに「深夜高速」を再録しております。
で、今月17日(土曜日)には20周年ということで、このCD発売のみならず東京は日比谷野外音楽堂で「20年だョ!全員集合」と銘打った記念ライブを開催致しますが、これまで大きなヒットに恵まれることもなく、邦楽ロックシーンにおいては実に地味な扱いを受けてきたフラカン。このCDと記念野外ライブを起爆剤として、今後、メジャーシーンで大いに暴れてくれそうな、そんな予感もする訳なんですが~
…というところで、それではここで何はともあれ、フラカンのその音を聴いて頂きたく思います。曲は「こんな素晴らしい歌が、どうしてブレイクしないだろう?そんな世の中、つまんないなと思った。」という言葉を寄せては、オムニバスCDのライナーを担当した大宮エリーさんの想いにも目一杯頷ける、名曲「深夜高速」を、今日は2004年11月発売のCD「世田谷夜明け前」から聴いて頂き、同じくこのアルバムから「赤点ブギ」、そして「空想無宿」、この2曲を続けて聴いて頂きたく思います。
それでは
「♪生きていてよかった~、生きていてよかった~生きていてよかった~、そんな夜を探してる♪」

フラカン3連発です!どうぞ!





フラカン20周年記念サイト
http://www.flowercompanyz20.com/release/index.html

(10・11オンエアー)  


Posted by footstomp at 02:01Comments(0)ROCK・音楽

2009年10月03日

ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズ





続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は先週までのGから一歩進んで、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、残念ながら2005年の4月30日をもって活動休止となってしまった(わては大好きだったんですけども~。祈!活動再開!)日本のバンド、
ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズ

を取り上げてみたいと思います。

ヘルマンH…。
最早、その存在を記憶に留めていらっしゃる方がどれほどいるかわかりませんが、彼等は某大学のサークル仲間という間柄で結成されたバンドで、1998年1月にライブ活動をスタート。翌99年にはワーナー・インディーズ・ネットワークから「ヘヴィ・フィットネス」を発表。2001年9月には「言葉の果てに雨が降る」で待望のメジャーデビューを果たし、合わせてその年の10月には1stアルバム「SIXPACKS」を発表。さらに2002年に今日ご紹介するアルバム「ピンキーズ・ロック・ショウ」を出し、その後も快調に活動していくかに思えた矢先、ギター平床(ひらとこ)政治が脱退。また2003年にはドラムの梶山が脱退し、新たに菊池真人をドラムに迎えて体制の建て直しを図ったが、如何せん今度はボーカル・ギター担当でリーダーでもある岡本洋平が「自らのクリエイティヴィティーをバンドに求めることが出来ない」として活動休止を宣言。2008年4月に一度、ジャクソン・バイブの呼びかけで、彼等のミニアルバム「バイブス」にヘルマンとして参加はしたものの、今もって開店休業状態は続いている次第です。
~ということで、個人による課外活動も良いですが、本当に素晴らしいバンドなんで、一刻も早く活動再開して頂きたいと願いつつ、それでは今日はヘルマンの中でも私が最も愛して止まない珠玉のR&Rアルバム「ピンキーズ・ロック・ショウ」の中から、「アクション」「ステイション・1」の2曲をお届けしたいと思います。それではどうぞ!ヘルマンです!



ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズHP
http://www.herumaru.com/
岡本洋平yoheyOKAMOTO HP
http://planetgroove.sakura.ne.jp/yoheyOKAMOTO/
平床政治「cheese」HP
http://cheese.syncl.jp/
溝田志穂HP
http://mizotashiho.com/index.php            

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時もなら~
「ノックオンザヘブンズドアのコーナー」、蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は先のコーナーでご紹介しましたヘルマンHの曲をもう一曲ということで、「ピンキーズ・ロック・ショウ」をお掛けしてお別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!



(10/4オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 23:27Comments(0)ROCK・音楽