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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年04月30日

オールマン・ブラザーズ、キングブラザーズ、ARB 他…






皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今年もGW(黄金週間)が始まったということで、何時もこの放送を聴いてくれている、まさにレッドデータブックに掲載されている希少種の生物の如き奇特なリスナーの方々の中にも国外への脱出、もしくは国内のあちこちに点在する観光地に出向いて、ラジオの前は空席という状態になっているかも知れませんが。何時もなら「シェーン・カムバック!」とばかりに、自宅に止まることを促しては、春の草花が織り成す色鮮やかで爽やかな、新しい命の息吹きを感じさせる光景とは、全く反対のストレンジで加齢臭満載、そして放送の中で聞かれる蘊蓄及び情報の数々は、元NHK記者の池上彰さんのそれとは違い、ビックリするほど日常生活で役に立たないものでありながらも、繰り返しになりますが普段なら強引に「聴け~聴け~」とばかりに呼びかけるところではございますが、今年に限っては何分、先の東北地方の大震災の関係で勝手が違うということもあります故、高城さんや小向さんのように短期間の国外逃亡もOK(個人的にはファンですよ~)、命の洗濯として国内の観光地に飛び出して行くのも特別許可しちゃって、(無論、ボランティア活動も)なるべく贅沢にお金を使って、日本経済の活性化に貢献していただきたいと思います。また、この放送は一部、大阪府下でも聴けるそうなんで、ぜひ大阪にお住まいで、この放送を『キャッチ』といえば、その昔、今、思い出しましたが、奈良テレビで「キャッチ55」とかいう若者向け情報番組がありましたなぁ~なんて話はどうでもいいですが、とにかく今、この番組をキャッチされている方は、ぜひ奈良にもプチ観光にお越しあれということで。只今、平城遷都1301年祭やってますんで。来年は1302年祭を引き続き実施する予定ですので、大いに奈良に来て、お金も適当に落として観光産業を下支えしつつ、楽しんで頂ければと思います。
後ろめたさみたいなモンを何時までも引き摺って、自粛しても何にも変わんないですし、東北地方も復興しませんから。最早、開き直って、明るく未来に向かい頑張るしかないでっせということで、とどのつまりがGWは何時も通り遊んで頂戴ねという結論で御座います。

~というところで、今日は、そんな感じで表に出て行くことを奨励する「思わず旅に出たくなる~」軽快でアーシーな楽曲をということで、何曲がセレクトしてみました。
まず一曲目は、オールマン・ブラザーズバンドの『ランブリン・マン』、そして当番組では久方振りの登場ということで、ジェリー・ガルシア率いるところのグレイトフル・デッドで『ゴールデンロード』、さらにもひとつオマケということで、カリフォルニアの青い空、あっちの方の「蒼井そら」ちゃんとはチャイまっせ。わかってるか、そんなこと(笑)。ロック界のアウトドア派、思わず元気になること請け合いのドゥービーブラザーズで『チャイナ・グローヴ』をおかけしたいと思います。ベタな選曲でどうもスンマヘンなぁ~。まぁ兎に角、聴いて下さい。東北の地酒や名産品には美味なるものも多いですから、ケチケチと言われる関西人ですが、オッサン、墓場まで金は持って行かれへんど~!皆でこのGWはド派手にお金使って、日本を豊かで素晴らしい未来に導きましょう!今こそ意義あるお金を使いましょう!『レベル7』などぶっ飛ばせ!
♪~「AC~」♪てかっ!
それでは3曲どうぞ!



                                                 






















続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、兵庫県は西宮市出身で1997年に結成された、当初はジョン・スペンサー・ブルースエクスプロージョンのように「ベースレスの3人組」として、迷惑千万極まりない(笑)ライブ活動を行っていたものの、現在はベースを加えての4人組となり、そのサウンドも若干、聴き易くなった、マイルドになったという指摘もありますが、それでも他のミュージシャンと比較した場合、やっぱりというか、相変わらず暴力的で騒々しい、従来通りの猥雑さで、不敵な面構えを前面にフューチャアしては、今もって期待通りの音塊、音像を、切れ味鋭いナイフの如く聴く者に突き付けてくる極悪・凶暴ガレージバンドである「KING BROTHERS」、そのバンドをご紹介したいと思います。







キングブラザーズ。メンバーは「西宮の大統領」、ギターの暴走族ことボーカル&ギター担当のケイゾウ君に、同じくギター担当で、西宮のミスタードーナツ前の交差点で悪魔に魂を売り飛ばしたとされる「西宮の狂犬」ことマーヤ君、そしてロックシティー福岡からやってきたベース担当のシンノスケ君、そして16ビートの大魔人こと、タイチ君の4人からなるこのバンドは、2001年に東芝EMIからメジャーデビューを飾り、途中、2006年には活動を休止したものの、翌2007年には現在の布陣で復活。コンスタントにライブを行っては、ファンの熱い期待を裏切ることなく、テンションの実に高いライブパフォーマンスを展開しながら、地道に活動を続けております。近いところではというか、メッチャ近過ぎるような気もしますが、明日5月1日には、大阪は十三のファンダンゴで彼らのライブが行われます。夕刻5時開場、6時開演ということですので、是非、今日彼らの演奏を聴き、気に行ったという方で時間とお暇のある御仁は、ファンダンゴまで押しかけて上げて下さい!
それでは今日は、2010年4月に発売された、今のところ最新アルバムである「THE FIRST RAYS THE NEW RISING SUN」から「GET AWAY」、「気が狂いそう」の2曲をお送りしたいと思います。
それではどうぞ。キンブラです!
HP
http://www.kingbrothers.jp/NEWS/index2.html







(キングブラザーズ・LIVE情報)
●DOBERMAN SPA!!!!!!!! DOBERMAN×KING BROTHERS~浪速×西宮!十三激突音泉
2011年5月1日(日)■会場 十三ファンダンゴ
■出演 KING BROTHERS DOBERMAN
■OPEN / START 17:00/18:00  INFO 清水音泉 06-6357-3666





                                             
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日はゴールデンウィークに突入ということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂きたいということで、活力を漲るような元気なR&Rをお掛けする方がええかな~と考えて…







今日も、ソロとしてボチボチ再復帰されるという「石橋凌」さん率いるところの「ARB」。そのARBの2000年5月発表の「武道館LIVE‘99.1.24 2Days of ARB」から「ロックンロール・エアメール」「ブルーカラーダンサー」をお送りしながらお別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。良いゴールデンウィークをお過ごし下さいね!
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月30日オンエアー分) 


  


Posted by footstomp at 21:33ROCK・音楽

2011年04月23日

斉藤和義、KAGERO、BOWWOW


















TIME誌
「世界で最も影響力のある100人」に選出された桜井­­市長(南相馬市長)
「私は、市の現状­と­市民の生の声を伝えただけであり、選ばれるべきは、南相馬市­民­だと考えます。」








皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、すでに当番組のブログには、今月9日の時点でアップし終えていますが、あの斉藤和義クンが自らの持ち歌である『ずっと好きだった』の替え歌として、反原発ソング『ずっとウソだった』を作り、YouTubeを通じ、世間に発信したことから、一気に話題となり「流石!」とばかりに支持を訴える反原発派がいるかと思えば、一方で電気を使い『ロック』して、誰よりも原発の恩恵にあやかっているシンガーが「どの面下げて反原発か!」と盛んに矛盾をつきながら、怒りも露わに口撃する現実派がいるなど、ホント種々様々な人々が反応しておりますが、いや、でもこの際ア~ダ、コ~ダの議論は大いに結構。だって、これまでわれわれ日本人は資源のない国に住みながら、盲目的に自分たちの生活における便利さ、快適さみたいなものだけを限りなく追いかけては、電力は勿論のこと、ありとあらえるエネルギーを片っ端から食い尽してきた訳ですから。電気にしてもガスにしても、そして当然、体内細胞の3分の2、つまりは身体の65%を占め、われわれの命を繋ぎ止めている水でさえ、無尽蔵に与えられるものではないのに、そんな当たり前の事さえ意識することなく、文明社会というデラックス・ベッドに身を横臥えては、贅沢な暮らしを送ってきた訳ですよね。
だから、これを機会に、チャンチャンバラバラ激しく意見を討わせて、実に遅きに失したものと呆れるというか悔しい部分もあるにはせよ、ここから真剣に、明日の日本の、この先の未来に繋がるエネルギーに関しての話をすれば良いのではないのでしょうか。
原発のように危険な放射能のリスクを背負わず、この日本の経済発展の原動力と成り得る地球環境にも優しいエネルギーが考えられるなら、その方向に方針を変更すればいいし、代替エネルギーの確保が難しいなら、冷静に、より強固な原発における安全対策を検討すべきだし、いずれにしても今回の人命喪失及びこの国の経済的損失に比べたら、事前に投資するお金の方が遥かに安いでしょうし、しょうもない目先のコストパフォーマンスばかりを計算をすることなく、国策に関わる規模の開発事業なんだから、ぜひ惜しむことなくわれわれの税金などは有意義に使ってほしいと思いますね。また後ろ向きで行くというのなら、それはそれで構わないし、但し、その際は今のような生活水準を維持することはきっぱり諦め、国民全員でコンセンサスを図り、新たなこの国のライフスタイルを提案して行かないといけませんでしょうし、何にせよ将来に向けての「この国のヴィジョン」を描くには格好のチャンス。無責任に批判するのは容易いですが、摩擦を恐れず、議論する方が勇気も要ればエネルギーもいる訳で、兎に角、皆で知恵を絞り、政治をコントロールし、今回の震災と津波で亡くなった方々の尊き御霊を無駄にすることなく、この日本の朝(あした)を盛り上げて、復興に向け頑張っていくのが正しい姿と思います。

それではここで~ということで、その斉藤クンの『セルフ替え歌』のオンエアーと行きたいところでは御座いますが、この音源はYouTubeオンリーで公開されていて、また「次々に消されている」というプルトニウム並みの危険物(笑)ということで、ラジオの電波に乗せてお届けはできませんので、今日はその元歌であるアルバム「ARE YOU READY? 」から「ずっと好きだった」と、斉藤和義と言えば私はこのアルバムということで「月が昇れば」から「COME ON!」と「Bitch!」の計3曲お届け致します。
あの…所詮、ロッカーなんてのは「霊感、ヤマ感、第六感」に基づいて行動している生き物ですから、斉藤君がどんな歌、歌っても目くじら立てんなよ!ということで、それではどうぞ!

斉藤和義
http://www.kazuyoshi-saito.com/







                                                 

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2005年に東京で結成され、パンクとジャズを融合させたような、ダイナミックでオリジナリティー溢れるサウンドで、都内のライブシーンを席巻しては、手厳しい評価を十八番とする『玄人はだし』の音楽通をも唸らせる、紅一点の女性ピアニストひとりを含む4ピースバンドである「KAGERO」(かげろう)、今日はこの「KAGERO」の演奏に耳を傾けてみたいと思います。
「KAGERO」は先にも申し上げました通り、2005年東京で結成。2009年には、今やその名前は全国区ではありますが、元々は名古屋発の雑貨屋か、はたまた本屋さんかと迷うところでもあったサブカルマニアの殿堂ともいえる、あの「ヴィレッジ・バンガード」、こちらの方で限定製作されたシングル曲「オフィシャル・ブートレグ」で世間の注目を集め、同じくパンクジャズの雄として、メジャーを舞台に活躍するPE’Zのトリビュートアルバムなどへの参加を経て、途中、若干のメンバー交代などはあったものの、今日に到るまで、高度なテクニックを駆使した、完成度の高い演奏で独特のグル―ヴを演出しては、ライブ会場に足を運ぶ音楽ファンのハートを鷲掴みにしている「KAGERO」。先月22日にも都内のライブハウス「渋谷PLUG」での公演予定があったものの、先の東日本大震災の影響を鑑みて、急遽ライブを中止したようですが、その後は、またいろいろと、チャリティー音源を提供するなど、世の中の動きと折り合いを付けつつ、演奏活動を行っているもようの「KAGERO」。
現在のメンバーは、白水悠 / YU SHIROMIZU:Bass、鈴木貴之 / TAKAYUKI SUZUKI:Drums、佐々木瑠 / RYU "RUPPA" SASAKI:Sax、菊池智恵子 / CHIEKO KIKUCHI:Pianoという布陣で、圧倒的なスピードと凄まじい爆発力を誇る演奏を聴かせております。
それでは今日はそんな「KAGERO」で2009年12月にメディアファクトリーから発売となった記念すべきファーストアルバム「KEGERO」から、爽快なスピード感が実に心地よい「CHALSEA」と、TVとのタイアップでお茶の間にも流れた楽曲「SCORPIO」の2曲をお聞きください。それではどうぞ!「KAGERO」です。

KAGERO
http://www.kagero.jp/pc/

                                                       

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!




さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~

本日はもうすぐゴールデンウィークということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂こうということで、ちょい暫くは元気なR&Rをお掛けする方がええな~と考えて…







今日は1976年結成のハードロックバンド「BOWWOW」の彼らのテーマを聴きながらお別れしたいと思います。山本恭司先生と斉藤光浩先生のギターがかっちょいいこと請け合いです。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月23日オンエアー分) 

  


Posted by footstomp at 21:52ROCK・音楽

2011年04月16日

上原ひろみ、キノコホテル、MC5!








皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、今日は、今年2月13日に開かれた第53回グラミー賞において、アルバム「スタンリー・クラーク・バンド・フューチャリング・上原ひろみ」で最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバムに輝き、その栄冠を手中に収めたジャズピアニスト
「上原ひろみ」

さんに注目して、まさに自らの手足のようにピアノを自由自在に操りながら、彼女が奔放に紡ぎ出す、鮮やかで流麗なる音世界に迫ってみたいと思います。

 上原ひろみさんは静岡県浜松市出身のジャズピアニストで、1979年生まれの32歳。現在はシューズデザイナーの三原康裕氏と結婚し、アメリカを生活の拠点とされている訳なんですが、6歳でピアノを始め、全国津々浦々でお馴染みの「ヤマハ音楽教室」に通い、レッスンを受けた彼女は16歳の時、たまたま来日していたピアノの名手「チック・コリア」と運命的な出会いを果たし、いち早く彼女の卓越したピアノの才能を見抜いたチックは、来日公演の最終日に彼女をステージに上げては共演を行い、さらに彼女を音楽の世界に誘うこととなった。その後、チックの見立て通り、見事に音楽的才能を開花させた彼女は、コンサート活動を行う傍ら、日産自動車や花王など日本の有名企業のCMソングを担当。20歳の時には海を渡り、アメリカはボストンにある「バークリー音楽大学」に入学し(因みに此処の卒業生には、かのミッキー“ゴダイゴ”吉野さんに、我儘ナベツネじゃないな、ナベサダこと渡辺貞夫さん、最近ではTBSドラマ『SPEC』の主題歌を担当したライスクッカ―ズの皆々様がいらっしゃいます。全く余談ですが…)、在学中にはアメリカのテラークレーベルと契約し全米デビュー。音楽院を首席で卒業した後、凱旋帰国。日本でも正式にプロとしてデビューを果たし、現在に到るまで挫折らしい挫折を味わうこともなく、順風満帆の音楽人生を謳歌しながら、素晴らしい楽曲と華麗なピアノ演奏でわれわれ音楽ファンをも楽しませてくれている訳です。
~というところで、長広舌のベタな説明はこの辺にして、それでは上原ひろみさんの演奏を聴いてもらいたいと思いますが。今日、ご用意したアルバムは2009年4月に発表となった、世界に名立たるベーシスト「スタンリー・クラーク」のトリオの一員として、ドラマー「レ二―ホワ
イト」とともに参加し、製作したアルバム「ジャズ・イン・ザ・ガーデン」から「シシリアン・ブルー」と「グローバル・デュウィーク」の2曲を聴いてください。
それではどうぞ。上原ひろみさんです!


●上原ひろみ公式サイト
http://www.hiromiuehara.com/














                                                   

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2008年12月に、キーボードとボーカルを担当するマリアンヌ東雲女史を支配人として東京で結成された女性4人組、「ポップで過激な大衆音楽」をコンセプトに掲げ、人工的近未来感覚と昭和元禄的狂騒をない交ぜにしたようなネオGSサウンドを聴かせるバンド
「キノコホテル」

今日はそのキノコさんの怪しげな調べをお送りしたいと思います。

 「キノコホテル」、この奇妙な名前を持つレディースバンドは、メンバー全員がキノコヘアーで赤を基調にしたミニのミリタリールックに身を固めていると言ったヴィジュアルで、最近では青や黒などさまざまなカラーのユニフォームも着用しているとのこと。
メンバーはボーカル&キーボード担当で、ホテルの支配人であるマリアンヌ東雲さんを中心として、ギター担当のイザベルことケメ鴨川さん、この方はキノコホテルで従業員を務める傍ら、ソロのフォークシンガーとしてもご活躍の様子で、この他ベース担当がホテル秘書でもあるエマニュエル小湊さん、そしてドラムス担当がメンバーの中で、唯一、普通免許を取得しているというファービーことファビエンヌ猪苗代さんの、実に個性的な4人から構成されております。
兎に角、昔懐かしい昭和の旋律に、これまたバリバリのファズギターが絡み、何とも言えない異形の音空間を演出。一聴しただけで、聴く者に強烈なインパクトを与えるバンドであるのは間違いのないところと言えるでしょう。
それでは今日はそんなキノコホテルで、昨年2月3日、フリクションのレックが名付け親でもある、徳間ジャパンのニューウェイヴレーベル「WAX」より発売となったアルバム「マリアンヌの憂鬱」から「真っ赤なゼリー」と「もえつきたいの」に2曲をお聞きください。
それではどうぞ!キノコホテルです!
●キノコホテルHP`
http://kinocohotel.web.fc2.com/





                                              

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~







今日は1960年代から1970年代前半かけて活動した、アメリカはデトロイト出身の元祖パンクロック、元祖ガレージロックバンドともいわれております
MC5

(モーターシティー5)のギタリストで、かのパティ・スミスの旦那さんでも御座いましたギタリストのフレッド・ソニック・スミスさん。この方は1994年11月4日に、残念ながら、心臓麻痺でこの世を去ってしまった訳ですが、本日はこの彼を偲び、MC5の名盤と誉れの高い1969年発売のライブアルバム「キック・アウト・ザ・ジャムズ」から、タイトルチューンである「キック・アウト・ザ・ジャムズ」と「スターシップ」の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。







それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月16日オンエアー分) 

  


Posted by footstomp at 22:05ROCK・音楽

2011年04月09日

クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA









苦境にあっても天を恨まず…

頑張って下さい…。それしか言えずにごめんなさい。















皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
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でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、新年度4月を迎えて、新たに社会人となった方、また進級、進学された学生諸君と、新しい環境で「期待」と「希望」を胸に抱きながら新生活をスタートさせた方々も沢山いらっしゃることかとは思いますが、しかし、今年は残念ながら、先月起こった大震災と、それに端を発した福島第一原発の未曽有のトラブルが追い討ちをかけ、祝賀ムードも一変。例年にない花見も自粛といったインケツな雰囲気の中、明日に続く第一歩を踏み出すことになってしまった訳ですが。
しかし「景気が悪い」といいながらも、全国から被災地に向け義援金の名の下に、日本赤十字社に寄せられた浄財は、伝え聞くところによりますと、3月31日の時点でおよそ696億円が寄贈され、16年前の阪神淡路大震災の時に寄せられた義援金の約3倍の金額が集まったとのことですが、確かにひとりひとりの命の重さに変わりはないとは言うものの、今回の震災及び津波による犠牲者や安否の判らない方々は、その数約28000人にも上り、また避難所で生活されている方は未だ17万人もいらっしゃるという事実を聞けば、それも当たり前の事と言うか、まだまだ資金が足りないように思えてしまうのと同時に、一方で『人の善意』の大きさに感動しては、まだまだこの日本も、そして無償の救援を申し出てくれた世界各国に対し、「この世も捨てたもんじゃないなぁ~」と改めて頭の下がる思いでもあります。
でも、一方で現在、被災地の復旧、復興の一番の足枷になっているのは、誰もがご存知の通り、東京電力が無責任にも「想定外」として、当初、責任を回避して見せた「福島第一原発」の事故であり、今もって人体に悪影響を及ぼす放射能を大量に含んだ汚染水が海に流れ込んだり、風に乗って空気中を漂っては農作物に被害を与えたりと、一向に解決に向かう気配には至っておりません。
本当にこれからどのような展開になるのか、放射能は遺伝子などを傷つける目に見えない猛毒だけに、子どもを持つ親としては、心配でヤキモキさせられること仕切りですが、とにかくこれで「安全」且つ「環境に優しいクリーンエネルギー」と美辞麗句で、盛んに国や電力会社が有名芸能人など使いプロパガンダしてきた『原子力発電』の建設には、否応なしにブレーキもかかり、もっと安全で、真の意味で環境に優しい某かの代替エネルギーを、また、わが日本は探していかなければならない曲がり角に立たされることになった訳です。
全く情けないやら、悲しいやらで「ホンマ、どないしてくれんねん。責任者出て来い!」と人生幸朗師匠ではないですが、怒鳴りたい衝動に身も心も震える次第では御座いますけども~。
でも、少し余談になりますけども、この間見た某夕刊紙には、『東電社員に対する嫌がらせ、過熱』という見出しで、恥ずかしい記事が掲載されていましたが、こういうことはやっぱり止めましょう。確かに東電のお偉方の態度は鼻持ちならないですが、しかしね、一般社員の皆さんはどこもそうですが、懸命に仕事をしている訳で、特に福島第一原発にとどまり、危険な現場で、不眠不休に近い状態で復旧作業に取り組んでいらっしゃる方々には罪もない訳で、混乱する被災地で『火事場泥棒』宜しく、金品の盗みを働くサイテー野郎とか、東電社員というだけで、無差別に非難のターゲットにして、姑息な嫌がらせする卑怯者だけには決してならないで頂きたいと思います。折角の日本人の良い評判が地に堕ちてしまいますしね。こういったことだけは、是非慎んで頂きたいと思います!というところで、それではここで今日は心穏やかになる癒しのメロディーをご用意させて貰いましたので、是非聴いて頂きたいと思いますが、東日本大震災が発生し、いち早く「被災者のために」ということで、日本が世界に誇る名曲、永 六輔・作詞、中村八大・作曲で坂本九さんが歌って大ヒットした「スキヤキ」こと「上を向いて歩こう」、これのカヴァーをプレゼントしてくれたフレンチの歌姫
「クレモンティーヌ」

今日は彼女のベスト盤から「サントロペで」と「レテ~夏」のこの2曲をお届け致します。それではどうぞ!聴いてください、クレモンティーヌです。

クレモンティーヌ公式サイト
http://www.possion-h.com/cle/






















                                                     

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2008年、軽妙な大阪弁を駆使した文体で、一種独特な雰囲気を与える小説「乳と卵(ちちとらん)」で第138回芥川賞を受賞し、一躍日本の文壇における変わり種女流作家と(まぁ~こういう言い方していいのかどうかはわかりませんが…)注目された、大阪市城東区生まれのシンガーソングライター「川上三枝子(未映子)」さんを取り上げて、その歌声に耳を傾けてみたいと思います。
 川上三枝子さんは1976年8月、当年34歳の大阪市生まれのシンガーソングライターで、大阪市立工芸高校を卒業した後、2002年にビクターエンターテイメントから「うちへかえろう~Free Flowers~」というアルバムでデビュー。その後「未映子」と改名して、2004年には「夢見る機械」を制作。さらに、その翌年にはセルフプロデュースアルバム「頭の中と世界の結婚」を発表するとともに、青土社から発刊されている芸術総合誌、現在はサブカル、オタク色の強い雑誌との指摘もありますが、その「ユリイカ」という文芸誌に、自作の詩の投稿をするも、ユニークな作風のため、直ぐには掲載とはならず「文化系女子特集」という企画が持ち上がった際に、リズミカルで少し滑稽な大阪弁を駆使した文体の「先端で、さすわ、さされるわ、そらええわ」という作品タイトルの詩が初めて紙面を通じ発表されることとなり、因みにこの作品は2009年に遅ればせながら中原中也賞を受賞しています。で、以降は音楽と文学の二足の草鞋を器用に履きこなしては、2008年には先に申し上げましたように「乳と卵」で芥川賞を受賞、さらには2010年には映画「パンドラの匣」でキネマ旬報新人女優賞を受け、最近では黒坂圭太監督の「エロスとパッションが交錯した」禁断の最新アニメーション「緑子」のエンディングテーマとして「麒麟児の世界」という新曲も提供されている川上さんでは御座いますが…。
~というところで、それでは本日は、そんな「未映子」さんの2002年発表の1st「うちへかえろう」から、お勧めということで「39°」と「美味しい水」の2曲をお届け致します。
それではコケテッシュな雰囲気も魅力的な
川上未映子

さんです。どうぞ!







川上未映子の純粋悲性批判
http://www.mieko.jp/

                                             


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!


さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~

本日は1979年3月に東京都世田谷区にある『上馬(うえうま)ガソリンアレイ』でライブ活動をスタートするも、ステージ上で注目を集めるために、鶏や縞蛇を食い千切ったり、放尿をしたりと過激なパフォーマンスを展開したことから、エログロ際物バンドとしてのイメージが定着し、その優れた音楽性が正当に評価されるまでにかなり時間のかかってしまったジャパニーズ・ファンクバンド
「JAGATARA」

のヴォーカルで、1990年1月、自宅で風呂に入っている際に急逝した「江戸アケミ」氏を偲んで、今日は「JAGATARA」のアルバム「それから」に収録されている「いっちゃいけない症候群」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。













お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月9日オンエアー分) 


  


Posted by footstomp at 01:36ROCK・音楽

2011年04月02日

泉谷しげる、マキシマム・ザ・ホルモン、桑名正博…









ミナミの計画停電実施中











皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

さて、番組本編に突入する前に一言ということで~
もうお分かりのこととは存じますが、今月4月からは当番組、今まで住み慣れました毎週日曜午後8時半、戦国時代、室町末期の武将だった浅井長政の3女で、淀殿「茶々」の妹でもある「崇源院」(すうげんいん)の生涯を描いたNHK大河ドラマ「江」(ごう)や、眉毛のイモトが暴れまくる「世界の果てまでイッテQ」の裏番組として、耐えがたきを耐え、偲びがたきを偲び…というのは冗談ですが、そこの時間帯から、毎週土曜の午後11時、どちらかと言えば演歌、歌謡曲を御所望されるシルバー世代の方々よりも、よりハイカラと言いますか、ロックの類に興味のアンテナを尖らせている人たちが多いように思われる時間帯にお引っ越しさせて頂きまして、リスタートすることとなりました
より一層、世間の流行り廃りに関係なく、洋の東西、アングラ、メジャーの垣根もぶっ壊し、バンバン天上天下唯我独尊、時に傲慢と思われることもありましょうが、兎に角、自らの感性に基づき、しかとこれまで通り、いや、これまで以上か、どちらにしてもBPOに怒られない程度に(笑)個性的な音楽情報番組として頑張って行きたいと思いますので、お馴染みさんは勿論、本日初めてお耳にかかった方も、今後とも是非お見知りおき頂き、御贔屓の程、宜しくお願い申し上げます。







それではこの辺で先ずは、初めてお耳にかかるリスナーに向けて名刺代わりの一曲ということで、1993年7月に起こった北海道南西沖地震で被災した奥尻島のために「ひとりフォークゲリラ」と称してチャリティーコンサートを行い、全国を行脚して見せた
泉谷しげる

さんが1994年に発表したアルバム「メッセージソングス」から力強い一曲「都市の夕映え」をお聞きください。

それではどうぞ!イズミヤ!






泉谷しげるオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shigeru-izumiya/

                                                

それでは早速番組、本編の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。

さて、先月11日、突如、東北地方や関東近辺の地域を見舞ったマグニチュード9・0とされる未曾有の大地震は、本当にこれまで見たこともないような不幸な爪痕を遺した訳ですが、しかし本当に大変なのはこれから。被災された人々が抱える空虚な思い、喪失感。そうしたものを如何に、国を挙げてケアしていくか。交通インフラが回復し、津波に流され消失した家屋や車、その他さまざまな生活に必要とされるツールは、時間と共に再び取り戻すことは出来たとしても、大切な家族や友人、そして恋人など、失ってしまった命の数々は最早、どこにもその代わりを求めることは出来ない訳で、そんな人たちのためにわれわれが出来ることと言えば、唯一、この悲惨な出来事をいつまでも記憶の中に押しとどめて、風化させないこと。
「人間は忘れることが出来る動物だからこそ、明日を生きて行けるんだ」という言葉も、またひとつの真理ではあるのかも知れませんが、やはりわれわれは喜びも悲しみも全て心に焼き付けて、先の世代に語り継ぎ、70年が経過したあの太平洋戦争にしてもしかり、絶対に忘れることなく、営々とこの国が幸せであるように語り部を努めては、新しい悲劇を振り払うように、一歩でも、この国を、世の中を前進させなくてはいけないと思いますよね。
しかし、少し前の話にはなりますが、津波の影響で、想定外の破損が生じた「福島第一原発」の炉心を冷却させる為、現地入りして、10時間の放水を行い「核の暴走」(4月1日現在。これがエイプリルフールなら良かったが…。残念ながら大本営発表とは違い、チェルノブイリなみの最悪なケースに福島第一原発は陥ってしまっています~)をひとまず抑えてくれた、東京消防庁のハイパーレスキュー隊の佐藤康雄総隊長をはじめとするお3方の、先月19日の記者会見には思わず胸が熱くなりましたね。「日本の救世主になってください」とメールした奥さんも偉いですよね~。
本当にご苦労様でした。でもまだまだ被災地では、救援活動に全力を尽くしている沢山の人たち、諸外国からの応援チームなどがいる訳で、陳腐な表現で、自分の言葉の貧しさを恥じ入るばかりですが、今後とも皆さん方におかれては、くれぐれも体には気をつけて、被災地の人々のため、そして一日も早い東日本の復興のため、ご活躍をお願いするばかりです。そして、このラジオをお聞きの皆さんも、今後とも東日本の被災地のために出来ることを考えて、協力をまたお願いしたいと思います。
それでは、ここで元気のでそうな曲ということで、1998年結成、東京は八王子市出身の、川北兄弟を中心とするハードコアバンドで、お笑い界からの支持も高く、テレビのバラエティ番組でも、偶にその姿見かける、今やお茶の間でも馴染みの深いバンド「
マキシマム・ザ・ホルモン

で「falling jimmy」と、アニメ「エアマスター」のエンディングテーマでもあった「ROLLING1000tOON」の2曲をお聞きください。それではどうぞ。






マキシマム・ザ・ホルモン
http://www.55mth.com/open.html
                                           
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、その昔は東のキャロル、西のファニカンと並び称された浪花が誇るロックンロールバンド「ファニーカンパニー」の看板ボーカリストであり、今もって関西ロックシーンにおいて、その独特な歌い回しと強烈な存在感で、数多くのアーティスト達のリスペクトを集める、いや今や関西ロックシーンのみならず、関西芸能界全体においてと説明した方が正確かも知れませんが、1980年創業の廻船問屋「桑文」(くわぶん)の7代目跡取りとして、1953年、大阪は天王寺区に生まれ、現在は廻船問屋「桑文」から意匠替えした「桑名興業」の社長も務め、実業家としての横顔も持つ、そんな当年57歳の
桑名正博

さんの歌声をお届けしたいと思います。

桑名さんは兵庫県にある甲南高校を入学式だけで退学し、1971年にファニーカンパニーを結成し、ロックの世界へと足を踏み入れる訳です。翌年に「スウィートホーム大阪」でデビューし、まずはバンドとして脚光を浴び、1975年頃からソロとしての活動を開始。1979年には「セクシャル・バイオレット・No.1」が大ヒットし一躍メジャーブレイク。今日に到るまで、連綿とそのキャリアを積み重ねて来ている訳ですが、しかし、当人はファニカンでのデビューの頃から「絶対にメジャーになるぞ!」といった重苦しい決意というか、切羽詰まったような気負いは全くなかったようで、それは今もって全く変わらない様子で、飄々とマイペースな活動を続けられているようです。
それでは、ここでそんな桑名さんの歌声を聴いてもらいたいと思います。今日は1976年7月、バンド「ゴーストタウン・ピープル」と共に製作し、発表した1stアルバム「フー・アー・ユー?」から、「馬鹿な男のR&R」を聴いてください。どうぞ!











桑名正博
http://www.kuwana.com/2010/
                                               

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!




さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は「ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」では堂々28位にランキングされている、アメリカはテキサス州出身の女性シンガーで、ヘロインの多量摂取により27歳の若さで亡くなってしまった
ジャニス・ジョプリン

を偲び、「アズ・グッド・アズ・ユーブ・ビーン・トゥ・ジス・ワールド」をお掛けしてお別れしたいと思います。







それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年4月2日オンエアー分) 

  


Posted by footstomp at 02:10ROCK・音楽