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2011年05月14日

キャンディーズ、毛皮のマリーズ

キャンディーズ、毛皮のマリーズ




皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。


キャンディーズ、毛皮のマリーズ




さて、遅ればせながらのお悔やみになり、誠に恐縮ですが、われわれ世代にとっての、スーパーアイドルで御座いました
「キャンディーズ」

の元メンバーで、スーちゃんの愛称で親しまれていたあの
田中好子

さんが、何と55歳という、今の時代、まだまだこれからという年齢で、乳癌を原因として、先月21日に突然お亡くなりになりました。とはいうものの、あの永遠のアイドルである夏目雅子さんの(…といっても、今の若い人はご存知ないかも知れませんが、この方も27歳の若さで、急性骨髄性白血病の為、急逝されています。作家『伊集院静』さんの奥さんとしても脚光を浴びた方です…)この方の実の兄である実業家の小達一雄さんと結婚された平成3年の翌年、平成4年には、すでに乳癌を発症していたとのことで、人知れず病気とは長い戦いを演じながら今日に至るまで頑張って来られたということですが…。
キャンディーズといえば今を遡ること1977年。私がまだ14~15歳の青臭いガキだった頃。「普通の女の子に戻りたい」とする名言とともに、忘れもしません、当時、笑福亭鶴光さんが毎週末、深夜の闇に紛れながら、これでもかとばかりに卑猥な話を聞かせ、私のようなバカな若者を中心に爆発的な人気を得ておりましたニッポン放送のラジオ番組『オールナイト・ニッポン』で、火曜日を担当する所ジョージさんのオールナイトに、我らがキャンディーズも、多分解散の前年からだと記憶していますが、不定期で出演し、翌年(1978年)の4月4日、後楽園球場での解散コンサートの、当日までの「カウントダウン」をしながら、『ビバ・キャンディーズ』というコーナーを担当しては、色んなお喋りを聴かせ、ラジオに耳を傾けるわれわれファンのハートを熱く“キュンキュン”させてくれたことを未だはっきり覚えております。
あの当時のキャンディーズこそが、まさにその後に登場する「ピンクレディー」や「おニャン子クラブ」「モー娘」、そして私も大好きな「ともちん」がいるAKB48など数々のアイドルの存在に大いなる影響をもたらしているのは言うまでもないことかとは思いますが。今のアイドルのスタイルを確立した「時代の先達」「先駆者」だったと言えると思います。

しかし、先月25日、青山葬儀所で営まれた本葬の際に流された3分20秒に渡るスーちゃんの肉声には単純に驚かされると同時に、自らが死の恐怖に直面しているにも関わらず、東日本大震災で被災された人々や亡くなられた方々に対し、思いを巡らせ、「天国では被災された方のお役に立ちたいと思います。それが私の務め」とするくだりには、流石の私ももらい泣きしてしまいました。
スーちゃんこと田中好子さんの心からのご冥福をお祈りしたいと思います。
~ということで、皮肉なことに、スーちゃんの死がそのきっかけとなって、今再び世間ではキャンディーズのCDがえらい勢いで売れているそうで御座いますが…。
~と、言いつつ、当番組も今日はスーちゃんの冥福をお祈りする意味で、
キャンディーズのベスト盤から何曲か、ここでお掛けしたいと思います。
曲は先ず彼女達のデビュー曲で、1973年に発表された「あなたに夢中」と1974年発表の、安井かずみさんが作詞を務めた「危ない土曜日」、そして吉田拓郎さんが作曲を手掛けた「やさしい悪魔」の3曲をお送りしたいと思います。
それでは昭和の歌謡番組みたいな感じですが、わが青春のキャンディーズを聴いてください。どうぞ!







田中好子
http://www.tanakayoshiko.com/

キャンディーズWIKI
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA

全キャン連
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%BA%E9%80%A3%E7%9B%9F



キャンディーズ、毛皮のマリーズ



                                                 

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、ここ奈良県のお隣であります和歌山県出身のメンバーが3人もいるという、「村八分」や「ルージュ」など、ルーズでグラマラスな乗りのR&Rを聴かせるバンドの伝統を忠実に継承する男女混合の4人組「毛皮のマリーズ」。
今回はこのバンドの音をご紹介したいと思います。

 このバンドは文学に造詣が深いとされるボーカルの志摩遼平氏を中心に、何故か東京で2003年に結成。バンド名は最早、説明するまでもなく、あの寺山修司氏が書いた戯曲、今は文庫にもなって、ウチの近所の広陵町立図書館にもありますが、「毛皮のマリー」から拝借したもので、2010年4月21日に、日本コロンビアからアルバム「毛皮のマリーズ」でメジャーデビューするまで、ライブハウスでの地道な活動を繰り返し、自主音源も多数発表し、頑張って来たということですが。


キャンディーズ、毛皮のマリーズ




一聴すればわかると思いますが、志摩のボーカルスタイルは、村八分の「チャー坊」や「ジョニーサンダース」の影響を多分に受けており、またバックのメンバーが奏でる音も、村八分やジョニーのバックを務めてきたハートブレイカーズと同様に、ルーズで、70年代パンクやガレージ、グラム・ロックなどのエッセンスが凝縮されたワイルドな雰囲気となっております。
しかし、1stアルバムから9カ月後に発売した「ティン・パン・アレイ」は志摩氏ひとりで手掛けた、およそR&Rとは縁遠い印象を抱くポップスアルバムで、これまでバンドとして築き上げてきた内容を御破算にするような問題作で、今後このバンドがどのような動きを見せるのか、要注目都言えるかも知れません。まぁ解散はないと思いますが…。
現在のメンバーは、志磨遼平(しま りょうへい)ボーカル。越川和磨(こしかわ かずま、)ギター。栗本ヒロコ(くりもと ひろこ)ベース担当。富士山富士夫(ふじやま ふじお)ドラムス担当の4氏からなる構成となっております。
それでは、今日は2006年9月に、UKプロジェクトの傘下会社である「DECKREC RECORDS」から発表されたフルアルバム
「毛皮のマリーズ」

(※ごめんなさい!何を勘違いしたのか、これは明らかに間違い。正式タイトルは『戦争をしよう』です。ここに慎んで訂正させて頂きます。申し訳ございません!)から、「ボーン・トゥ・ミート・ユー」「アンプリファイヤー」の2曲をお届けしたいと思います。
聴いてください。毛皮のマリーズです。どうぞ!

毛皮のマリーズWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AF%9B%E7%9A%AE%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA

 

                                                  

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!


キャンディーズ、毛皮のマリーズ




さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は最後も55歳の若さでお亡くなりになった元キャンディーズのスーちゃんを偲んで、「夏が来た」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。





お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2011年5月14日オンエアー分) 



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Posted by footstomp at 23:04 │歌謡曲