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2010年10月30日

ベイシティ、ピンクフロイド、ジェファーソン・エアプレイン

ベイシティ、ピンクフロイド、ジェファーソン・エアプレイン



皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!

それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。


ベイシティ、ピンクフロイド、ジェファーソン・エアプレイン



さて、世界中が注目する中、チリのサンホセ鉱山落盤事故で地中奥深くに閉じ込められていた33人の鉱夫の皆さんも、肥満体型の人には窮屈過ぎる救護カプセル『フェニックス』ではありましたが、再び愛する家族の姿に対面することも出来て、まずはめでたし、ハッピーエンドを迎えた訳ですが、しかし、聞けば今回の落盤事故が起こった現場では、頻繁に死亡事故が起こっているとのことで、要は安全安心にコストをかけられない中小零細の会社が大挙して銅を得るために、どんどん現場に押しかけては、乱暴に採掘を行い、金儲けに精を出すから、こうした問題が発生するとのこと。 
彼の国のビニェラ大統領も、支持率アップとテレビで笑顔を振りまくばかりでなく、きちんと某かの善後策を取らないといけませんなと思ったりする訳ですが…。
また、こんな話を聞く度に『過ぎたるは及ばざるが如し』なんて凡庸な言葉を引用しては、次いで『命あっての物種』なんてことを、もっともらしく言いたくもなりますが、しかし、これが躊躇いとともに、はっきり言えないところが口惜しい。
やはりお金がないと、人間の暮らしには悲劇がついて回りますからね。
結局、今回、落盤事故にあった親方達にしても、好きで土竜みたいにトンネル掘って「ごっこ」している訳ではなく、そこはそれ、愛する家族や恋人のために身を粉にして働いている訳ですから。
本当にこの世とはマネー、マネー、マネーと辛いところでありますと、改めて痛感した次第では御座いますが…。
大人になると、簡単には「お金より大事なものがあるんだ」なんて、声を大にして言えないんですよね。その辺が実に、人生は「嗚呼ブルース、切ないなぁ~」なんて思ってしまいます。

~というところで、何だか気も滅入って来ましたが、それでは、ここで2曲お届けしたいと思います。
話の中にマネーが出てきたということで、懐かしいところから、ビートルズの再来、エジンバラの貴公子と呼ばれた『ベイシティ・ローラーズ』で「マネーハニー」、そして、ピンクフロイドの名曲「マネー」の以上の2曲お聞き下さい。

エスペランサ~





                                             
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて、今週もその頭文字にJが来るアーティストということで、1965年にアメリカはサンフランシスコを中心として起こった、最早、現代では死語となってしまった感の強いヒッピー、日本ではフーテンとも言われていましたが、こうした愛と自由を求め、自然への回帰を提唱する若者たちの一斉蜂起によって勃発した「フラワームーヴメント」を象徴する存在として、熱狂的に支持されてきたバンドであります、ポール・カントナーやマーティン・バリン、グレース・スリックといった才能溢れるミュージシャンを輩出したことでも有名な
ジェファーソン・エアプレイン

そしてその発展形に当たります本家本元のジェファーソン・スターシップ(因みに現在、マーティン・バリンの後任として1979年頃に加入したミッキー・トーマスを中心とした『スターシップ』というバンドもございますが、これは全くの別物ということで、ここでは紹介致しませんが…)と、この2つを2週に亘り、ご紹介したいと思います。
まず今日は前半戦ということで、1965年にフォークシンガーとして活躍していたマーティン・バリンとポール・カントナーが結成したジェファーソン・エアプレインの音をお届けします。 

ベイシティ、ピンクフロイド、ジェファーソン・エアプレイン



1960年に疾風怒涛の如く、起こったビートルズやストーンズなどを主役とした「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の洗礼を受け、それまでの社会的な規範や価値観を覆すような物の考え方を示す若者たちが台頭する中で、ドアーズやグレイトフル・デッドなどとともに同時多発的に登場し、サイケデリックなアメリカンバンドの一角を担う形で人気を得たのが、このジェファーソン・エアプレインで、1965年の結成当初はマーティン・バリンのソフトな声色を生かしたフォーキーなロックバンドとしてスタートしたが、徐々にその音楽性もR&R,R&B、ブルースなど多岐に渡るようになり、また決定的だったのは、1966年に加入したパンチの利いた歌声と天性のカリスマ性で、オーディエンスの圧倒的な支持を得ることになったグレース・スリックの存在。彼女が参加することで、飛躍的にバンドの注目度はアップ。1967年には「サムボディ・トゥ・ラブ」「ホワイト・ラビット」が大ヒット。当然、同年発表の「サイケデリック・ピロウ」も爆発的なセールスを見せ、アメリカにおけるサイケデリック・ムーブメントの立役者として、当時の若者たちから熱烈な歓待を受ける存在となる訳です。
しかし、このバンドは兎に角メンバーの出入りが激しく、1969年には「ヴォランティアーズ」という地味ながらも素晴らしいアルバムも発表しますが、1973年に「ホットツナ」というグループを結成していたギターのヨーマ・カウコネンとベースのジャック・キャサディの2人が完全にグループを離脱したことから、取りあえず「ジェファーソン・エアプレイン」は一旦その歴史に幕を下ろすことになります。で、その先の話は来週に続くということで~ 
~というところで、今日はまず3曲、ジェファーソン・エアプレイン時代の作品をお届けしたいと思います。
曲は「サムボディ・トゥ・ラブ」「ホワイト・ラビット」「ヴォランティアーズ」を聞いてください。どうぞ!







ジェファーソン・エアプレインWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、またまた“明日、月曜から仕事でもガッコーでも何でもど~んとこい”とばかりに、今日、冒頭にもお掛けしましたが、タータンチェックの5人衆、英国の懐かしいアイドルロックバンド「ベイシティ・ローラーズ」のナンバーで「イエスタデイズ・ヒーロー」を聞きながら、お別れしたいと思います。





それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! 
(2010年10月31日オンエアー分) 




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Posted by footstomp at 21:32 │ROCK・音楽