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2009年11月21日

イギーポップ・石野見幸

イギーポップ・石野見幸



続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週はHからひとつコマを進めて、その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、パンク界のゴッドファーザー、とても62歳とは思えないマッチョな肉体の持ち主、アメリカはミシガン州、自動車産業が盛んなことで御馴染みの工業都市・デトロイトはアン・アーバー産まれの、本名「ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア」という
「イギーポップ」

にスポットを当てて、その音と共にご紹介したく思います。

ドアーズのヴォーカリストである「ジム・モリソン」の影響を多大に受けたイギーは当初、ハイスクール時代に結成した「イグアナズ」というバンドでドラムを叩いていたが(因みにイギーというステージネームは、このイグアナズが由来となっている)、その後1967年に、ギター担当のロン(故人。残念ながら2009年1月、自宅で心筋梗塞に倒れ帰らぬ人になってしまう…)と、ドラム担当のスコットというアシュトン兄弟とともに、日本語訳すると「馬鹿の集まり」という意味合いになる「ストゥージズ」を立ち上げて、活動を開始。1969年にはヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したばかりのジョン・ケイルのプロデュースの下、工業都市「デトロイト」の喧噪をそのままパッケージしたようなノイジィーなアルバム「イギーポップ&ザ・ストゥージズ」で鮮烈デビューを飾り、ガラスの破片の上を転げ回っては血塗れになったり、嘔吐したりととても尋常とは思えない、ショッキングなライヴ・パフォーマンスの評判とともにゲテモノバンドとして、ロックシーンの中で穿った見方をされつつも注目を集めていくが、メンバーの薬物依存などが原因で、1974年に解散。その後、ストゥージズの3枚目のアルバム「ローパワー」(の本で発売された当初は邦題の方は「淫力魔人」とされていた。実に滑稽!「淫力魔人」ってつけも付けたりだなぁ~)のプロデュースを担当したことから友好関係が出来た、かのD・ボウイの力を借りて、1977年にソロとして、あの名曲「チャイナガール」を収録した「イディオット」で再デビュー。以降は、決して安定したペースでの活動とはいえないまでも、ピストルズのジョニーロットンをはじめとする多くのパンク・ミュージシャンや、ニルヴァーナのカート・コバーン、そして最近では、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトなどに敬愛されるミュージシャンとして人気を集めながら、今日に至るまで現役選手として第一線で頑張り続けており、今年5月発売の「キング・オブ・ザ・ドッグズ」では何とジャズやシャンソンにまで挑戦し、更なる新境地を求め、孤高のロック道を歩み続けるイギーではごじゃりますが~
それではここで、今日はそんなイギーの曲を聴いて行きたいと思います。
曲は
「ザ・パッセンジャー」

それではどうぞ!イギーです!




“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

イギーポップ・石野見幸





さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、2007年11月8日、がん性腹膜炎によって35歳の若さながらお亡くなりになった、私も生前応援させて貰っていた
石野見幸

さんを偲んで、アルバム「カレント」から、「Goody! Goody!」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(11・22オンエアー分)



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Posted by footstomp at 23:31│Comments(0)ROCK・音楽
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