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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年06月11日

デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠では御座いますが、エネルギッシュにブッ飛ばして行きますんで、暫しお付き合い下さいませ。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープのコーナー

でございますが。

さて今日は、レーベル「ゲッティングベター」(ビクター)移籍後第1弾であり、3作目のフルCDにあたる「ブラック&ホワイト」を5月20日に発表した、女性2人と男性1人という編成ながらも、ダイナミズムに溢れた演奏で度肝を抜いてくれる、正に轟音ロックの申し子、「世界水準の3ピースオルタナティヴロックバンド」と言ったキャッチフレーズにも素直に頷けるバンド
『デトロイト7』

に脚光を当てて、破壊力満点の演奏とともに、女性ならではの繊細さも垣間見せる独特の個性に満ちた、そのサウンドをお届けしたいと思います。

「デトロイト7」。この名前を初めて聞くというリスナーの方の為に、先ずは簡単に何時も通り、予備知識としてバンドのプロフィールをお伝えしたいと思いますが~。
「デトロイト7」は、2001年2月にギター・ボーカルの菜花知美(なばなともみ)嬢が、とあるイベントに出演する為に、ベースの古田島信明氏などを誘い、1回のリハーサルで6曲作って(歌詞は完成しておらず、本番当日も行き当たりばったりの出鱈目だったそうだが~)ステージにあがったのが結成のきっかけだったそうで、その音楽性については「それまではラッパズボン(いわゆるベルボトム)をはいて、60~70年代のオールドタイプのR&Rなどをバンドで演奏していたが、そのバンドが解散した際に、何か新しい試みにチャレンジしたいということで、当時流行していたダイナソーJrやピクシーズ、ペイブメントなどのUSオルタナやグランジなどを意識して、轟音の3ピースバンドをやり始めることとなった」と某雑誌のインタビューでも語っていました。
その後、細身ながらもダイナミックで、小手先の器用さを武器に多様なリズムを演出する山口美代子嬢が正式なドラマーとしてメンバーに加わり、今年3月からは、SXSW Festivalへの出演を皮切りに、“Black & White WORLD TOUR 2009” をスタートし、世界7カ国31都市で、今年7月迄コンサートを続ける予定の「デトロイト7」では御座いますが~
それでは、ここでそんな彼らの楽曲を聴いて頂きたいと思います。
今日は、残念ながら新譜の「ブラック&ホワイト」ではありませんが、2006年11月29日にヴァージンミュージュクから発売となった、私、贔屓のフルCD『グレイトロマンチック』から、
「レーズ・ハイ!」「赤い花」「ハローエルビス」

の3曲聴いてい頂きたく思います!
それではどうぞ!「デトロイト7」です。

HP
http://detroitseven.com/

続きましては、キーワードAtoZのコーナー





このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今回は、その頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、かのビリー・アイドルがリードヴォーカルを担当していたことでも御馴染み、1976年にロンドンで結成されたパンクバンド
「ジェネレーションX」

をご紹介したいと思います。
「ジェネレーションX」は、それまでジーン・オクトーバー率いる「チェルシー」と言うパンクバンドでギターを弾いていたビリー・アイドルが脱退して、元ロンドンSS(クラッシュのミック・ジョーンズなどが在籍していた)のベーシストで、尚且つ、アイドルと同じくチェルシーでもプレイしていたトニー・ジェイムスと共にロンドンで立ち上げたのがこのバンドで、グループ名はアイドルの母親が愛読していた、カナダ人作家の「ダグラス・クープランド」が1991年に発表した、過度に商業化された都会を逃れモハベ砂漠で暮らす三人の男女の姿を描いた処女作であり、国際的なベストセラーとなった『ジェネレーションX -加速された文化のための物語たち』から取られたものである。
(因みにこの小説、クープランドが日本に滞在している時に読んだ、あのヤッシーこと現在、日本新党の代表を務めている元・長野県知事でもあった「田中康夫」氏が執筆し大ヒット作となった1980年発表の小説「なんとなくクリスタル」を、何とそっくりそのまま下敷きにしているとの話もありますが~)
で、結成直後の1976年12月には、パンクバンドでは初のロキシーでのGIGを敢行。翌年77年には1stアルバム「ジェネレーションX」を、そして続けて79年には「人形の谷」を発表、そのルックスの良さからアイドルパンクとして脚光を浴び、イギリス・BBCで放映されていた人気TV音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」にもこれまた初めて出演を果たしたパンクバンドとして記憶されている。しかし、1960年代のブリティシュ・ポップ・サウンドとか、ハードロック的なアプローチを好むなど、音楽的には、その他同時期に頭角を現してきたパンクバンドとは一線を画すところがあり、その志向性の違いがバンド内で上手く好転し、一つの個性として確立されればよかったのですが、ご多分に漏れず、逆にそれが「いがみ合い」のネタになってしまい、1981年には、残念ながら解散の憂き目を見ることになってしまう訳です。
その後はご存じの通り、アイドルはスティーヴ・スティーヴンスとコンビを組んで映画「スピード」の主題歌などを歌ってアメリカで大成功を収めています。
ということで、それではここで、アイドルの声も若々しい、そんな「ジェネレーションX」の演奏を聴いて頂きたく思います。
曲はデビューシングルの
「ユア・ジェネレーション」「ワイルド・ユース」「キス・ミーデットリー」

の3曲を続けてお聴きください。それではどうぞ!


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)





さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナー

で御座いますが、さて今週は、先月17日、24日と2週に亘って追悼特集をさせて頂きました清志郎さんですが、まだまだご紹介できていない作品も沢山ありますので、また少しずつでも、このコーナーを通じて皆さんにお聞かせして行きたいとも思っています。ということで、今日は清志郎さんが自らをゼリーと称し、土建屋ルックで過激にカヴァーソングを歌い飛ばした
ザ・タイマーズ
、「タイマーズのテーマ」をお届けしてお別れしたいと思います。それでは、皆さん。また来週!
お相手はDJ・PONーCHANG!ことT・KARAKAMAでした。
バイバイ!
(6・14オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 06:09Comments(0)ROCK・音楽

2009年06月07日

相対性理論、フィッシュマンズ

やくしまるえつこ嬢







皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思いますが…。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて今日は、先月12日、東京は渋谷のHMVで行われた、全国津々浦々に点在するCDショップの第一線で活躍する販売員達が選ぶ『第1回CDショップ大賞』において、堂々第1位に選出されましたバンド「相対性理論」のアルバム『シフォン主義』を取り上げ、リスナーの皆様とともに、何故、彼らが第1位という栄冠を勝ち得たか、その理由を掘り下げては検証していきたいと思っております。

で、本当のところを言えば、実は私も、名前こそ小耳に挟んだことはありましたが、その音をはじめ、この「相対性理論」なるバンドに関する予備知識は全く皆無で御座いまして、今回、このバンドを取り上げるということで、改めて、その素性や音などについて、大層な言い回しに聞こえるやもしれませんが『学習』させて頂きました。


「相対性理論」


このバンドは、2006年9月に結成されており、東京都をその拠点として活動。我々世代にとってはお馴染みの女優『薬師丸ひろ子』さんならぬ、やくしまるえつこさんがリードボーカルを担当。そして、その脇をベースの真部脩一氏をはじめとする3人の男性メンバーが固め、まさに青春讃歌と称するに相応しいキラキラのPOPチューンを聴かせるといった4人組のバンドなんですが、何でもライブ以外での情報開示は全くなされておらず、雑誌のインタビューはおろか、メンバーの写真一枚さえ、衆人環視のもとに、さらされたことはなしといった有り様だと言うことです。
しかし、ライブでの他のアーティストとの絡みや、応援団とバックアップしてくれるメンバーの名前をみても、例えば対バンの相手が、かのロストアラーフ、不失者の灰野敬二氏や、米イストの『あぶらだこ』だったり、応援団の方では、ヒカシューの巻上公一氏や女優の洞口依子氏などが肩を並べているといった具合で、何処か一風変わったというか、なかなか一筋縄ではいかないようなお歴々が顔を揃えていることからも解るように、結構、かの『さえきけんぞう』氏や「ゲルニカ」の『上野耕路』氏などの才気溢れるミュージシャン達の集合体だったハルメンズやパール兄弟のように、アングラ玄人筋を独特な磁場で惹き付けては、面白がらせるといった稀有な要素を持つPOPバンドということは、こういった流れからも判断することは出来ます。
でも正直、こういっては申し訳ないのですが、私、イマイチこのバンドの魅力が分からない。悪くはないですけども、かといってメジャーシーンに躍り出て、断トツで一等賞を獲るほどに、威光を放つバンドでもなければ、アングラシーンでマニアックな支持を受けるようなバンドでもないような気がするんですが…。
兎に角、先ずはリスナーの皆さんにも、その音をしかと耳にしてもらい、各人各様の見識をもって分析願い、出来たら番組宛に優しく(生来、気が弱いので…)その内容を示して戴ければと思っております。
それでは今日は『第1回CDショップ大賞』の第1位に輝きました「相対性理論」のアルバム
「シフォン主義」

から、
「スマトラ警備隊」「LOVEずっきゅん」「夏の黄金比」

の3曲を続けて聴いてほしいと思います。それでは、とくとお聴きくださいませ!どうぞ!





http://mirairecords.com/stsr/





はいということで、続きましてのコーナーは、通常なら「キーワードAtoZ」で御座いますが、本日はそのコーナーを少しお休みさせて頂きまして、その後のコーナーであります
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」

、所謂、蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますけれども、そのコーナーの拡大版と言うことで、本日はお届けさせて頂きたく思います。
で、今回は誰を取り上げるかと申しますと、6月と言えば梅雨の鬱っとうしい時期では御座いますが、それも何とかやり過ごせば、その先には陽気に輝くお日様と、何処までも拡がる青い空ということで、まさに解放感一杯の夏の到来ということになる訳ですが。
で、夏と言えば、やはり野外のロックイベントに最も適した時節でもあり(当然そういったイベントも目白押しになる訳ですが~)また、そこで聴きたい音楽として、最大公約数的に人々の口にのぼるのは、本来的には、奴隷として虐げられてきた悲しき歴史を背景に、ボブ・マーリーやデリック・モーガンといった偉大なる先人達が、現人神(ジャー)と呼ばれたエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世の宗教的な教え(ラスタファリズム)の通り築き上げてきた、自由と解放、そしてアフリカへの回帰を求める重要なメッセージも込められたジャマイカ産・ブラックミュージック、音楽的には4/4拍子の第2、第4拍目にオフビートを刻む「スキャンク」といったギタープレイが特徴の「レゲエ」と言うことになる訳ですが~。
まぁ、そういったレベルサウンド、つまりはレジスタンス的な性格こそが、本来の持ち味である「レゲエ」では御座いますが、しかして、時も流れて、場所も変われば、本質的な要素は薄れて、その音楽的なスタイルのみが形骸化し、独り歩きするというのは、ありがちなパターンで、特に、此処日本にあってはその傾向が顕著に見受けられる訳ですが、しかし中には、卓越した音楽的才能で、単なる「バッタもんサウンド」で終わらない音楽へと昇華させていく才気溢れるミュージシャンも沢山いる訳で、そういった意味で、私自身が特に入れ込んでいたのが1987年に結成されるも、1999年に、飄々としたキャラと共に、繊細な歌声で、独特な存在感を放っていたボーカル・佐藤伸治氏が、何と33歳という若さで、心不全のために亡くなってしまい、活動休止を余儀なくされてしまった
「フィッシュマンズ」

、このバンドで御座いまして、ご説明が長くなりましたが、今日はそんな彼らの魅力に今一度触れて頂く機会を提供するべく、「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」の拡大版ということでお送りさせて頂きます。
それでは何より、先ずは曲ということで1996年2月1日に発表の名作
「空中キャンプ」

から御馴染み
「ベイビーブルー」

聞いてください。
フィッシュマンズです。どうぞ!

http://www.ribb-on.com/fishmans/




                

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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さて最後も、もちろん今日は「フィッシュマンズ」のリバーブの効いた深遠で、独特の虚脱感、浮遊感が何とも心地良く、それでいてリズミカルな、そんな彼らの唯一無二なる個性に溢れたサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
1987年に、あのミッシェルガンエレファントと同じ出身校「明治学院大学」で、佐藤氏の他、現在、スカパラのドラムとして活躍している茂木欣一氏とギターの小嶋謙介氏と言う3人によって結成されたのがこのフィッシュマンズであり、佐藤伸治という強力なボーカルを失うことで、一旦その活動は封印されてはいるものの、茂木氏曰く「時期を見て活動は行う」というコメントもあり、この先また復活するという可能性も孕んでいるということですが…。
では、アルバム「空中キャンプ」から大ヒット曲
「ナイトクルージング」

をお掛けして、お別れしたいと思います。それでは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。
バイバイ!
(6・7オンエアー分)  


Posted by footstomp at 00:15Comments(0)ROCK・音楽

2009年05月28日

ラッドウインプス、ゴッド・スピード・ユー!ブラックエンペラー





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速番組の方進めて行きたいと思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて、今日は久方振りに、昨今、日本のメジャーロックシーンを賑わせている若手アーティストに注目しまして、そのサウンドをお届けしたいと思いますが~。

で、今回取り上げますのは、アメリカからの帰国子女で、現在、慶応大学に在籍中というVo/Gの野田洋次郎クンを中心とする
『ラッドウインプス』

というバンドで御座いまして、特に今年3月11日にEMIミュージックジャパン(旧・東芝EMI)から発売となりましたフルCD「アルトコロニーの定理」、これが実によく出来た作品で、若い世代の方々はもう十分ご存じでしょうが、私と同じく40歳代以降の方々の中には、全くラッドなんて耳にしたこともないとおっしゃる向きも多々いらっしゃることかとも思いますので、是非、今日は、その音源をご用意させて頂きましたので、「百聞は一見にしかず」というか、この場合は一聴しかずということになりますが、そのサウンドに耳を傾けて頂きたいと思っております。





それでは、兎に角、先ずは1曲お試しあれと言うことで、昨年1月23日に早々と1stシングルとして発売になり、翌月2月8日にはオリコンチャートで、バンド初の第1位の栄冠に輝きました「オーダーメイド」。この曲を聴いて下さい。それではどうぞ!    

先ずはラッドウインプスで「オーダーメイド」を聴いて頂きました。
それでは、ここで番組恒例となりましたバンドのプロフィールについて簡単にご紹介させて頂きますと、ラッドウインプスは2001年にVo/Gの野田クンが中学時代の友人とバンドを結成したのがそもそものスタートで、横浜市にある桐蔭学園在学中の2003年7月には1stアルバム「ラッドウインプス」を現在のメンバーと違う顔ぶれの5人組で発表。しかし、高校3年であった野田クンは受験の為に(真面目ですね!)一旦バンド活動を封印し、翌年、あの仮面ライダーカブト「水島ヒロ」クンと同じ『慶応大学』に進学したところで、バンド活動を再開。メンバーは野田クンの他、Gの桑原彰クンに加えて、新たにBの武田祐介クン、Dの山口智史クンというメンバーが参加して現在のラインナップとなる訳です。バンドのメンバー全員が洋楽ではレッチリが好きがと言うことで共通しており、また邦楽のロックアーティストではバンプ・オブ・チキンやドラゴンアッシュなどをフェイバリットアーティストとしているが、リズム隊の2人が洗足(せんぞく)学園音楽大学ジャズ科出身ということも、大いに関係しているのかも知れないが、ラッドの楽曲アレンジや演奏パターンには、他のグループにはないようなバリエーションの拡がりが見てとれて、またVoの野田クンが書く歌詞にしても、語彙が豊富で、ユニークな視点に裏打ちされた内容のものが多く、そういった点が他者と比較しても頭ひとつ抜きん出たような印象を与える特徴になっている様な気がします。
では「あるところに」という言葉を文字ってタイトルとなった、今年3月11日発売の通算5枚目、メジャーにおいては3枚目のアルバムにカウントされる非常にクオリティーの高い作品「アルトコロニーの定理」から、シングルとしてリリースされた、私自身、手前勝手にエイドリアン・ブリュー加入後のキングクリムゾンの演奏を連想しては(アルバム・ビート以降~)ラッドに注目するきっかけとなったナンバーである「おしゃかしゃま」を聴いてください。それではどうぞ!ラッドウインプスです。



おしゃかしゃま(Music/Words 野田洋次郎)


「カラスが増えたから殺します さらに猿が増えたから減らします でもパンダは減ったから増やします けど人類は増えても増やします 
僕等はいつでも神様に願って拝んででもいつしかそうさ 僕ら人類が神様に気付いたらなってたの 何様なのさ 僕は見たことはないんだ あちらこちらの絵画で見るんだ さらに話で聞いてる神様はどれもこれも人の形なんだ 偶然の一致か 運命の合致 はたまた 自分勝手スケッチ あっちこっちそっちってどっち?いったいどうなってるんダ・ヴィッチ

来世があったって 仮に無くたって だから何だって言うんだ 生まれ変わったって 変わらなくたって んなぁこたぁどうだっていいんだ 
人はいつだって 全て好き勝手 なんとかって言った連鎖の上に立ったって なおもてっぺんが あるんだって言い張んだよ
天国行ったって 地獄だったって だから何だって言うんだ 上じゃなくたって 下じゃなくたって 横にだって道はあるんだ」


ラッドHP


http://www.emimusic.jp/radwimps/
                                      
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今回は、頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、先々週に登場したギャング・オブ・フォーと同じく、ポストパンクの範疇に位置するアーティストとして大別されている、カナダはモントリオールで1994年に結成され、その活動をスタートしたバンド
「ゴッド・スピード・ユー!ブラックエンペラー」

をご紹介したいと思います。
グループ名については、今、ラジオをお聴き頂いているリスナーの中にもピンと来られた方は多いかとは思いますが、この名称は1976年、柳町光男監督がメガホン片手に追いかけた、今や伝説として、その名を残す日本の暴走族「ブラックエンペラー」のドキュメンタリー映画のタイトルからそっくりそのまま取られたもの。因みにブラックエンペラーは「叫び」というタイトルの、ベストセラーになった写真集を通じても御馴染みな暴走族で、現在、俳優として芸能界で活躍されている「宇梶剛士」氏が、このグループで総長をしていたのは有名な話で、この写真集にもその当時の勇姿(?)が収められているそう。で、全くの蛇足ですが、当時、エンペラーの他に、東京や千葉を拠点として「新宿スペクター」と言う大きな暴走族があって、当時、このスペクターとエンペラーが夜な夜な都内など舞台に、頻繁に衝突していたようなことを、朧ろ気ながら、私個人としては覚えていますが…。
で、話が少し横道にそれましたが、バンドの方はと言うと、エフリム・メナックという男性を中心に、基本的には3人のギターと2人のベース、そしてドラマーに、ヴァイオリニスト、チェリストの9人という構成で演奏するのを原則としているようで、エフリムとマルロというメンバーのみがパーマネントなメンバーでその他のメンバーについてはかなり流動的な状態になっているそう。
アルバムは今日ご紹介する1stアルバム「f#a#∞」
(エフシャープエイシャープインフィニティ)を含め4枚のアルバムを発表しているが、2002年発表の4枚目「ヤンキーU.X.O」以降はアルバムの発売もなければ、活動に関する詳しい情報も全くない状態になっています。
それでは、「ポストパンク」と称されながらも、パンクならではの破壊衝動や暴力衝動の片鱗など一切垣間見せず、ただ只管に、暗黒に満ちた神経症的な世界観を、静謐な演奏で構築していく、その点で行けばプログレのような感じも致しますが、兎に角、そんな「ゴッド・スピード・ユー!ブラックエンペラー」のサウンドを、時間の許す限りお届けしたいと思います。
曲は「ザ・デッド・ブラック・ブルース」。では、聞いてください!「ゴッド・スピード・ユー!ブラックエンペラー」です。どうぞ!
                        

ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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http://park2.wakwak.com/~zep/hp.html


さて、最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」

のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、アメリカ市場への進出失敗に対する不満から1969年にスモールフェイセズを脱退。その後、ピーター・フランプトンの呼びかけに応じ、ハンブル・パイに参加しては、英国ロックシーンの歴史に名ギタリストとしての足跡を刻みつけるも、1991年4月、44歳の若さで、煙草の火の不始末から英国はエセックスの自宅で「焼死」という非業の死を遂げた『スティーヴ・マリオット』を偲んで、
「ハンブル・パイ」

の曲
「デスペレイション」

を聴きながらお別れしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!
(T・KARAKAMA)
でした!

(5・31オンエアー分)



  


Posted by footstomp at 00:32Comments(0)ROCK・音楽

2009年05月19日

忌野清志郎さん追悼特集②






皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。face02

それでは早速、番組の方進めていきたく思いますが。

さて、今週も先週に引き続きまして、今月2日に『がん性リンパ管症』で他界、9日には東京・青山葬儀場で竹中直人氏や甲本ヒロト氏などのロッキンな芸能人仲間のほか、一般の弔問客も4万人以上も集めては、まさに『青山ロックンロールショー』と呼ぶに相応しい華やかなセレモニーで、現世における有終の美を飾ってくれました、日本が世界に誇るグレイトソウルマン
『忌野清志郎』

さんを偲び、今回は極力トークは抑えて、少しでも多くの曲をご紹介する形で『追悼特集』の方、お送りさせて頂こうと思っております。
では先ず頭はやはり景気の良い賑やかでファンキーなナンバーから行きましょうか。
プロデューサーにかのブッカー・T.&ザ・M,G,’sのギタリストだった「ストラトの名手」スティーヴ・クロッパーを迎え制作し、2006年に発表となったアルバム「夢助」から
「激しい雨」

、そして「ラヴ・ミー・テンダー」「サマータイム・ブルース」に付けた日本語の歌詞が反核・反原発の内容だったことから、親会社を日本の原子炉サプライヤーとする東芝EMIがアルバムの発売を拒否、その為に話題騒然となった、私も大好きな反骨精神に満ちたこれぞまさしくロックの見本ともいうべきアルバム「カバーズ」からジョニー・リヴァースを原曲とする、坂本冬美とジョニーサンダースという異色のゲストもびっくりの大韓航空機爆破事件を題材とした
「シークレット・エージェント・マン」

の2曲をお聞きください。イマーノさんです。どうぞ!



http://www.youtube.com/watch?v=q_vKH8Zx9Rc(you tube 激しい雨)



夢助



カバーズ                                          

はいと言うことで「激しい雨」と坂本冬美さんのこぶしも素晴らしい「シークレット・エージェント・マン」を聴いて頂きました。続きましては光進社から2000年9月に初版本が発売となった清志郎さんの異色エッセイ「瀕死の双六問屋」についているCDから、別れてしまった彼女を思っては「伝えたいことがあるのさ」と、冷たい雨が降る暗い夜の中、訴えてみせる切ないナンバー
「遠いシナリオ」

と一発録りのダイナミズムに溢れた1981年発表の、私がカバーズとともにこよなく愛して止まないアルバム「Blue」から、チャボがRC以前に在籍していたグループ「古井戸」のナンバーであった「飲んだくれジョニィ」を改めて手直しした
「ジョニーブルー」


「多摩蘭坂」

の3曲を聴いてください!どうぞ!





瀕死の双六問屋  
      





“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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郵便物等… 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記してお送り下されば、私の手元に届くかと思いますので、またリスナーの方々是非とも挙ってお送りくださいませ。

 さて、最後にもう一度、今回の清志郎さんの訃報に際し、慎んでお悔やみ申し上げると共に、常に第一線で、体を張って色々と示唆に富む創作活動を行い、今日に至るまで日本のロック界を牽引してきてくれたその功績を讃え、本当に有難う御座いますとお礼を申し上げて乍ら、もう1曲、清志郎さんのナンバーをお掛けして、今晩はお別れしたいと思います。曲は懲りもせず3度目の発売禁止の憂き目を見て、インディーズのスイムレコーズから発売となった、ブームタウンラッツのジョニー・フィンガースのギターも熱い
「君が代」

です。face08
それでは皆さん、また来週!お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク! バイバイ!







(5・24オンエアー分)





  


Posted by footstomp at 00:40Comments(0)ROCK・音楽

2009年05月14日

忌野清志郎さん追悼特集①





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~

さて本日は、通常のメニューを変更して、今月2日に残念ながら『がん性リンパ管症』のために、58歳の若さにして亡くなってしまった、「雨上がりの夜空に」「僕の好きな先生」等の楽曲で御馴染みの、日本のROCK界が生んだ偉大なるソウルマン
『忌野清志郎』

さんを偲んで、生前遺された数々の名曲の中から、幾つかの楽曲をチョイスしては、リスナーの皆様と共に聴いて行きたいと思っております。





では先ず、1968年、東京都立日野高校に通いつつ、同級生などと共に組んでいたバンド「リメインダーズ・オブ・ザ・クローバー・サクセション」を解散。改めてその名を「リメインダーズ~」の省略形である『RCサクセション』に変更しては、再び音楽活動をスタート。(一説によれば「ある日、バンドを作成しよう」という思いつきそのままを文字ってグループ名にしたとするエピソードもあるが…果たしてどちらが正解か今となっては判りませんが~)そういった流れの中で、1970年には東芝音工(現EMI)と契約し「宝くじは買わない」という曲で、目出度くもシングルデビューを飾り、プロとしての活動をスタートしたRCサクセション、清志郎氏で御座いますが~。
それでは、そんな初期のRCサウンドに触れて頂くという意味で、デビューシングルの「宝くじは買わない」と、1976年4月に発表されるも一旦廃盤、しかし音楽評論家・吉見佑子さんの働き掛けによる署名運動が実を結び、1980年には念願の再発となった名作LP「シングルマン」から「ヒッピーに捧ぐ」の2曲を聴いてください。どうぞ!



                                          

 先ずは1stシングル「宝くじは買わない」と初期の名作LP「シングルマン」から「ヒッピーに捧ぐ」を聴いて頂きました。
 さて、破廉ケンチ(G)と小林和生(リンコ・ワッショー・B)というメンバーと共に3人組のフォークグループといった体裁で活動を開始したRCですが、1974年には、当時マネージャーを務めていた奥田義行氏が、所属事務所である「ホリプロ」から「井上揚水」を連れて独立し、新事務所「りぼん」を設立。その騒動に巻き込まれRCは仕事を干されることとなってしまう訳です。その後、RCは暫し厳しい冬の時代に晒されることになるのですが、しかし、1978年には清志郎さんとは旧知の仲であった古井戸のギター、チャボこと仲井戸麗市氏を筆頭に、演奏力抜群の強力な布陣で、完璧なエレキロックバンドとして再生。1980年は老舗ライブハウス東京・渋谷「屋根裏」で4DAYSのLIVEを敢行。800人を動員して同ライブハウスの動員新記録を樹立する。そしてここからRCの快進撃は始まり、ライブでは「日本のストーンズ」という異名を得、日増しにその人気もうなぎ昇り。1982年には、清志郎と当時YMOで活躍、国際的にも高い評価を博していたミュージシャン・坂本龍一氏とのコラボシングル「いけないルージュ・マジック」が大ヒットするなどの要因も相俟って、RCは日本のロックシーンを代表するバンドとされ、名実共に大きなメタモルフォーゼを遂げることになる。
というところで、今度は1980年5月21日に発売となったシングルの両面を聴いて頂きたく思います。曲は「若者の勤労意欲を削ぐ」という中小企業のオヤジ様からのクレームによって、当時、有線放送で放送禁止になった「ボスしけてるぜ」とちょっとHな歌詞の「キモちE」をお聞きください。どうぞ!


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
郵便物等~ 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)FM西大和
ラジオでロック”「Radio Nowhere」と明記してお送りくださいね!





さて、清志郎さんはそのステージ上から、頻繁に「愛し合ってるかい~」という呼びかけをオーディエンスに向かって行っていましたが、少しネタばらしをしますと、これは清志郎さんが敬愛してやまなかったオーティス・レディングの台詞を日本語に直訳し、借用していたものということなんですけども、正直言えば、こういった台詞も含め、私は当初RCというか、清志郎さんの、余りに明け透けで、不器用にも映る「言語感覚」に対し拒絶反応を示しては、距離を置いて来たのですが、それも時代を追う毎に、自然とその意図するところが理解出来てきまして、実は海外のミュージシャン達が表現してきた内容を、ダイレクトに日本語に置き換えて、そのニュアンスを自らの作品中で結実させて行こうとする実験的な精神に基づくものだということに気付き、その点でいけば、非常に画期的な試みにチャレンジし、ロックという舶来製品に上手く日本語をマッチさせた第一人者だったのではと、改めて独ごちては、偉そうに評価させて頂いている訳では御座いますが。
そんな思いに基づくものかどうかと言うのは別としても、私としては、その集大成的な作品として捉えることも出来るではないかということで、大いに価値を見出しております、1988年8月29日付けで、オリコンアルバムチャートにおいて第1位を獲得しました「カバーズ」という反骨精神旺盛なアルバムの中から、本日最後の曲として、ジョニー・サンダースと金子マリがゲスト参加している、バリー・マクガイアをオリジナルとする
「明日なき世界」

、この曲のカヴァーをお掛けしてお別れしたいと思います。

しかして、たかだか30分位の時間では、当然多作であった清志郎さんの作品の一部をもご紹介することなど出来る筈もないのは、私としても重々合点承知の助ということで、この追悼特集に関しては、来週も引き続きお送りしたいと思っております

それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク! バイバイ!





(5・17オンエアー分)



  


Posted by footstomp at 00:53Comments(0)ROCK・音楽

2009年05月06日

ピーター・フランプトン/ギャング・オブ・フォー





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速番組の方進めて行きたいと思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ

のコーナーでございますが。

さて今日は、今から33年前の1976年に発表となった
「フランプトン・カムズ・アライヴ」

で1000万枚という驚異のレコードセールスを記録し、一躍スーパースターの座に登り詰め、アイドルのような容貌も手伝って「ロック界の貴公子」と、何かミッチー・及川光博の如き扱いを受けては(勿論、全然規模というか、レベルは違いますが…)、当時のギャルのハートを鷲掴みにしてみせては、一世を風靡した金髪ロン毛の英国産ミュージシャン(今は大分、黄昏れちゃってますが。トホホ)
『ピーター・フランプトン』

をご紹介したいと思います。
ピーター・フランプトン~。
彼は1950年4月22日、イギリスはベッケンハム生まれの59歳で、来年にはもう赤いチャンチャンコが必要な60歳、還暦となるアーティストで御座いまして、『ロック界の貴公子』なんていう称号も今は昔と言ったオジンでありまして、我々の世代40~50歳代の人間には実に馴染み深いアーティストでは御座いますが、今の30代や20代の若い人達は全く知らないでしょうな。
ということで、簡単にその横顔なぞご紹介させて頂きますと、彼、ピーター・フランプトンは、プロのギタリストとしての経験を持つ父親の影響もあってか、実に音楽的には早熟な人物でありまして、8歳の時には、大好きなベンチャーズを手本にマスターした自慢のギターを携えて、ボーイスカウトのバラエティ番組に登場し、クリフ・リチャードの「ア・ガール・ライク・ユー」等々をプレイし、当時の大人達の度肝を抜いた訳で御座います。
で、1966年、16歳の頃になると、POPアイドルバンド「ザ・バード」(元々はプリーチャ―ズと言う名前で、元ストーンズのビル・ワイマンのプロデュースでデビューした。)に参加し、当時イギリスで大人気だったTVの音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」に出演。たちまちその甘いルックスから女の子達の黄色い歓声を一身に浴びる存在となり、音楽雑誌などでは「1968年の顔」と持て囃されることとなる。が、当人からすればこの扱いは、非常に迷惑千万極まりないものだったようで、勢いザ・バードを脱退。そして翌年、元スモール・フェイセズのスティーヴ・マリオットと共に『ハンブル・パイ』を結成する。しかし、ここでも徐々に音楽的主導権を握り、ソウルフルな方向にバンドを誘っていったマリオットのやり方に違和感を覚え、グループを脱退し、ソロアーティストに転向して行く。1974年からは、ひとりで地道に全米各地を音楽行脚。これが実を結び、1976年には全米各地でのライブ演奏を纏め上げた作品「フランプトン・カムズ・アライヴ」が、音楽ファンから爆発的な支持を得て、誰もが驚く1000万枚販売というオベリスクを打ち立てることになる訳です。で、当然、翌77年に発表の「アイム・イン・ユー」もこれまた大ヒットし、この勢いのまま銀幕の世界にも進出。ビージーズのギブ兄弟と共に映画「サージェントペパーズ」にも出演して、その人気を不動のものにした訳です。
しかし、1980年代に入ると、明けても暮れてもフランプトンといったバブル人気も自然と沈静化。その後は高校の先輩に当たるD・ボウイのツアーギタリストなどを経て、2006年発表のインストアルバム「フィンガー・プリンツ」が2007年のグラミー賞でラリーカールトンなどの凄腕ギタリスト達のアルバムを見事に抑えて、その年のベスト・ポップ・インストゥルメンタル・アルバムに選ばれ、彼自身が望んで止まなかったギターレジェンドとしての確固たる地位を手中に収めることになり、今日においてもまだまだ現役ギタリストとして活動し続けているのです。





~というところで、ではでは、ここでフランプトンの人気が最もピークだった頃に発表された作品を何曲かお掛けしたいと思います!まずはフランプトンと言えばトーキング・モジュレーターの名手としても名高いギタリストでありまして、その魅力も十二分に堪能できる、カムズ・アライヴに収録の、シングルとしても大ヒットを記録した「ショー・ミー・ザー・ウェイ」、そして1977年の大ヒット曲で、彼の甘い歌声が何処までも優しく心に満ちて行く珠玉のラブソング「アイム・イン・ユー」、以上の2曲をお届けしたいと思います。
それでは聴いてください。フランプトンです。どうぞ!

                                      

続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今回は、頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、ポストパンクの代表格として英国のロックシーンに彗星の如く現れた、中国で起こった文化大革命の後期をリードした江青女史などで御馴染みの「四人組」から、そのグループ名を拝借したとされる
『ギャング・オブ・フォー』

にスポットを当ててお送りしたいと思います。

1977年、イギリスはリーズで結成されたギャング・オブ・フォーは、アンディ・ギル(G)、ジョン・キング(Vo)、デイヴ・アレン(B)、ヒューゴ・バーナム(Dr)の4人から成るバンドで、3コードの単純な構成によるアグレッシヴなパンク・サウンドがイギリスの音楽シーンを牛耳る中、彗星の如く現れては、アメリカのバンドである「BIGBLACK」の「スティーブ・アルビニ」氏(ニルヴァーナのプロデューサーとしてもお馴染み)のギターに影響を受けたと思われる、全てを破壊的に寸断するようなシャープなカッティングとうねる様なファンク・ビートで一種独特のダンスミュージックを構築しては、そこに政治的な歌詞を載せて、まさにミュータント的なサウンドを奏でるオリジナルな存在として注目を集めることになった。しかし、1stアルバム『エンターテイメント』が最高傑作と評されるように、セカンド以降はメンバーも変わり、その勢いも失速の一途を辿り、1984年には解散。その後、1990年に再結成しては、解散、再結成を繰り返し今日に至っている。
では、今日は歴史的名盤、REMやニルヴァーナ、そしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズなど、現在のロックシーンにおいて重要な位置を占めているポストパンクの代表格的なバンド達に、大いなる影響を与えたとされる彼らギャング・オブ・フォーの衝撃の1stアルバム「エンターテイメント」から、「ダメージドグッズ」「アット・フォーム・ヒ―ズ・ア・ツーリスト」
の2曲を聴いて頂きます。それではどうぞ!ギャング・オブ・フォーです。

                                       


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

それと、FMハイホー携帯サイトがオープン!
FMハイホーHP上のQRコードでアクセスいただくか、空メールを…
office@fm814.co.j p
に送信して頂ければプレゼントや地域に関する事柄など素敵な情報が満載のサイトとアクセスして頂けます!是非ご活用下さいね!



さて、最後は、この間も少しお伝えさせて頂きましたけども、今一度、改めてということでご案内したいのですが、この番組で過日、ご紹介しました
Thee Out Mods

さんのCD、これまでは奈良県下の店舗では、残念ながら取り扱いがなかったのですが、この度、遂に
『JEUGIA(十字屋)・奈良近鉄店』でお買い求め出来るようになりました。

是非、またご利用下さいね。ということで、今日は
Thee Out Mods


「ロクデナシ」

をお掛けしてお別れしたいと思います。
また来週も時間が来ましたら、FMハイホー、FM西大和にダイヤルを合わせて頂きまして、この「ラジオでロック レディオノーウェア」を楽しんでくださいね。
それでは皆さん、また来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。
バイバイ!
(5・10オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 12:22Comments(0)ROCK・音楽

2009年05月03日

キヨシローさん。どうもありがとう。





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090502-00000100-mai-soci

偉大なるソウルマン・
忌野清志郎

さんが、2日午前0時51分、がん性リンパ管症の為にお亡くなりになったとの信じられない訃報を前に…絶句してます。

享年59歳(満58歳)

何事に対しても泰然自若。気負いのない、飄々としたボスが大好きでした。

これまで、われわれファンを楽しませてくれて本当に有難う御座います、そして、お疲れ様でした。

向こうでも~♪ソウルフルな良い歌♪~をガッタ、ガッタ!シャウトしてください!


気のきいた手向けの言葉も思い浮かびません。
本当に悲しいやら、悔しいやら、情けないやら~

また、そのうちにお会いしましょうね。

それまで、また~

さようなら。

(清志郎さんHP地味変)
http://www.kiyoshiro.co.jp/

以下、HP上の告知です。

訃報

かねてより病気療養中であった忌野清志郎ですが、
癌性リンパ管症のため5月2日午前0時51分享年58歳にて逝去いたしました。
ここに生前のご厚誼に深謝し謹んでご通知申し上げます。
追って告別式は下記のとおり執り行います。



1.日時 5月9日(土) 12時~13時 葬儀
 13時~15時 告別式(一般の方の弔問も受付いたします)
2.場所 東京都青山葬儀所(東京都港区)
3.喪主 栗原景子(妻)

なお、近親者のみで密葬を執り行いますので、
取材等はご遠慮いただけますようよろしくお願いいたします。
  


Posted by footstomp at 00:36Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月29日

アイアンメイデン・ガール





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速番組の方進めて行きたいと思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ

のコーナーでございますが。





さて、今日は先月21日に全世界で一斉公開となり、話題を集めているドキュメンタリー映画
「Flight666」
(フライト・シックス・シックス・シックス)
の主役として銀幕に登場、ライブステージの模様ばかりでなく、オフステージの姿、特にボーカルのブルース・ディッキンソン(御年何と50歳!)が(一応、大型旅客機のパイロットとしてのライセンスを持っており、副業としてパイロットの仕事もしているそうだが~)メンバーは勿論のこと、ライブクルーや12トンの機材や舞台装置など積載して移動で利用するバンド専用のカスタマイズ旅客機「ボーイング757」(通称・エド・フォース・ワン)の操縦管を握り、空の旅へ出るシーンはどんなサスペンス映画をも凌駕する程に、手に汗握る場面と、はや語り草となりつつある、1975年、NWOBHMの中心的な存在として英国のロックシーンに登場。今日に至るまで、その勢いは衰えず、今年2月18日に行われたイギリス最高の音楽賞『ブリット・アウォード』では、ベスト・ブリティッシュ・ライブ・アクト部門の栄冠にも輝き、キモ可愛いマスコット・エディくんと共に、世界中のメタルファンを未だ心酔させ続けている『鋼鉄の処女』こと、
アイアンメイデン

をピックアップしては、その音をエネルギッシュにお届けしたいと思います。

今回のメイデン主演のこの映画は、2008年というから昨年のこと、世界13カ国7万キロを45日間で駆け抜けた「サムホエア・バック・イン・タイム・ワールド・ツアー」の模様をフィルムに収めた実録ムービー。バンドのツアーに帯同し撮影したのは、カナダはトロントに拠点を置くドキュメンタリーフィルムメーカーのバンガープロダクションのサム・ダン&スコット・マクフェイデン監督のコンビで、早くも今年3月には、アメリカはテキサス州で開催された「サウス・バイ・サウスウェスト映画祭」で、ベスト・ミュージック・ドキュメンタリー賞を受賞するなど、高い評価を得ると共に、臨場感たっぷりで、見応えのあるハイクオリティーなロックムービーとして、世界で人気を博しております。全世界35カ国で公開され、此処日本でも、東京をはじめ5大都市で公開となり、因みに近畿では、梅田ブルグ7で公開となった訳ですが、話題沸騰となったこの映画。映画館での公開は済んでしまいましたが、近く又、DVD(今月早くも発売に!)として市販されることでしょうから、是非、見逃したリスナーの皆様は、その映像をご覧いただきたく思います。
では、そんなイギリスの良心、25年の長きに亘って世界のメタルシーンに神の如く君臨してみせるアイアンメイデンの破壊力満点の鋼鉄(ハガネ)のナンバーを何曲か聞いて頂きたく思います!
曲は、少し古いですが、今を遡ること2002年、丁度、グローバル・スタンダードの名の下に小泉首相、竹中経済財政政策担当大臣などが中心となって、怒涛のごとく推進された規制緩和が大いに鎌首をもたげた『そんな年』に発売となった痛快無比なるベスト盤
「偉大なるエディ~グレイテスト・ヒッツ」

から、デイヴ・マーレイとE・スミスの疾走感に満ちたツインリードがご機嫌な
「明日なき戦い」

と、メイデンの楽曲の中でも3本の指に入ると私自身思っている
「キャン・アイ・プレイ・ウィズ・マッドネス」

を聴いてください。やはりメタル、ハードロックはこれ位の迫力と歌唱力、テクニックがないと聴けませんな。それではどうぞ!メイデンです!   



   

続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、LA GUNSのボーカル、フィリップ・ルイスや、現在、デフレパードの看板ギタリストとして活躍している、マリリン・モンローを意識した付けぼくろと金髪がトレードマークのフィル・コリンが在籍していたことでも知られる、1979年当時、グラムロック的なヴィジュアルから、D・シルヴィアン率いる『JAPAN』などと同じように女の子達の黄色い歓声を一身に浴びたことから、アイドルバンドとして(特に日本では!)薄っぺらな扱いを受け、全く正当に、その音楽性を評価されることもなく、あっという間に時代の闇へ葬られてしまった、まさに不遇という表現がしっくりくるロックバンド
「Girl」(ガール)

そのデビューアルバムである
「シアーグリード」

から今日は何曲かお届けします。

ガールは、2歳の時にアメリカで母親を殺害され、イギリスの独身男性のもとに養子として引き取られるといった暗い過去を持つ、影のある美少年F・ルイスとオランダのアムステルダムで偶然出会った、これまた美少年のジェリー・ラフィー(G)によって結成される。





1979年.「ロンドンは燃えている」とばかりに、パンク・ムーヴメントが隆盛を見せ始めていたその年の10月19日に、何と55ペンスという安さで「マイ・ナンバー」という1stシングルを販売しデビュー。80年にはUFOの前座として初の全英ツアーを敢行。そして、その年の2月には待望の1stアルバムで、今日ご紹介することになる「シアーグリード」を発売する。
ここまでの道のりでは、何とか成功の足がかりを得たガールではあったが、しかし、その後マネージメントをはじめとする、周辺のビジネス環境がゴタつくことによって、82年11月に行った2度目の日本公演の後、タイはバンコクでのコンサートを最後に、事実上の解散状態に陥り、短い活動に終止符を打つことになる。なおアルバムは今日ご紹介する「シアーグリード」の他、「ウエステッド・ユース」(元々はナイスン・ナスティのタイトルで発売されるはずだった)と「キリングタイム」の2枚を残しているが、現在は廃盤状態となっています。
それでは、そんな儚くも短命に終わった不遇のR&Rバンド「ガール」のアルバム「シアーグリード」から先ずは
「ハリウッド・ティーズ」「ストロベリーズ」

の2曲を聴いてください。
当時、メイデンやサクソンなどとともにNWOBHMの一角を担うバンドと紹介されていましたが、今聴くと全然違いますね。どちらかと言えばスレイドやT・レックスに近い正統派のR&Rバンドですね。それでは聴いてください。ガールです!


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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さて最後は、何時もなら「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は前のコーナーでご紹介したバンド
「ガール」

今や殆どラジオでオンエアーされることはない、世間の記憶から、ほぼ完璧に葬り去られてしまったアーティストかとも思いますので、残りの時間も彼らに捧げるべく、アルバム「シアーグリード」から曲をお掛けしてお別れしたいと思います。
曲は「ホワッツ・アップ」「パッシング・クラウズ」の2曲です!
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!こと唐鎌嗣浩でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!!
バイバイ!
(5・3オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 23:51Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月26日

博多「めんたいロック」・2 ARB~ヒート・ウェイブ







皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~。

さて、今週も先週に引き続きまして、今のJ-POPならぬJ-ROCKシーンに少なからず影響を与え、地味ながらも根強い人気を誇っている、「日本のリヴァプール」こと福岡県は博多を中心に勃興しました、あの
「めんたいロック」

にスポットを当て、特集ということでお送りしたいと思います!
先週は一応、博多「めんたいロック」第一世代と目される
MILK、サンハウス

に絞り込んで、そのルーツ的なサウンドをご紹介しましたが、今週はその後編ということで、第二世代に当たるザ・ロッカーズ、ルースターズ、ARB、ザ・モッズなどの音に加え、第三世代に当たるヒートウェイブのサウンドなども交え、時系列、所謂年代に沿って駆け足でお送りしたいと思います。
兎に角、めんたいロックというのは、福岡ロックシーンを40年間見守ってきた、まさにめんたいロックの生き証人とも言える当地ではお馴染みの
「ジュークレコード」

オーナー
『松本康』さん

の言葉を借りるなら「めんどくさいのはせからしか!わかりやすくて1,2,3でかっこよければ良い」というのが、その特徴と言えます。シンプル&ストレート。つやな(博多弁で恰好つけているの意味)ところが全くないというのが「ロック」と言うことであります!

福岡・ジュークレコード
http://juke-records.net/

それでは、それこそ「せからしい」説明なしでガンガンかけて行きましょう!
先ずは1978年ビクターからデビューした石橋凌(この間までTBSのドラマ「レスキュー・特別高度救助隊」にSRの直属の上司・芹沢忍52歳に扮して出演してましたが)率いるところの
ARB


「パントマイム」

次いで80年デビューの、こちらも今や俳優業が完全に板についています陣内孝則を中心とした
「ザ・ロッカーズ」

(ギターの谷信夫さんが単車の事故で無くなってしまったので最早復活を望む術もないですが~。この辺りの事情は、陣内さんの小説を原作とする、2003年の9月に公開となった玉木宏、中村俊介などの出演映画「ロッカーズ」に詳しいので、また機会あれば見てください!)で、
「TO BE OR NOT TO BE」「キャデラック」

の計3曲を一気呵成にお届けします。それではどうぞ!





ARB
http://www.arb-tamashii.com/info_frame.htm

ザ・ロッカーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ROCKERS

勢いのあるナンバーばかりで、息切れしそうな感じもなきしもあらずですが、どっこい続けてお送りするバンドのナンバーも強烈でっせ。ラジオの前で息を荒くしてリスナーの方々も聴いて頂きたく思います。

『開戦前夜』

というバンドを母体に74年の結成ながらも、80年のデビューとなったことも手伝って「最後の大物」というキャッチコピーも付いて回った
ザ・モッズ

石井聰亙監督の名作「狂い咲きサンダーロード」の劇中音楽をパンタなどとともに担当したことでもデビュー前から話題となっていた!)で1stアルバム
「ファイトオアフライト」

から
「ノーリアクション」

と御馴染み大ヒット曲
「激しい雨が」

そして同時期にデビューした

ザ・ルースターズ

で2ndアルバム
「ア・ゴーゴー」

から
「ディス・サティスファクション」

と、先に紹介した石井監督がメガホンをとった82年公開の映画「爆裂都市(バーストシティ」でのザ・ロッカーズとザ・ルースターズの混成チーム
「バトル・ロッカーズ」

の演奏で
「セルナンバー8(第8病棟)」

の4曲を聴いて下さい。これもかっちょいいぜい!これらのバンドがなかったら、ブランキーもミッシェルもストリートビーツも生まれてこなかったでしょう!
どうぞ!




    
THE MODS 
http://www.themods.jp/





ザ・ルースターズ
http://columbia.jp/roosters/


石井聰亙監督

http://www.ishiisogo.com/


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

●ホント、この頃沢山のお便りやメールを頂くようになりまして、私PON-CHANG!(ぽんちゃん)頭の下がる思いで一杯で御座います。特に楽曲のリクエスト頂きましたNORIKOさんに、セイカツ向上委員会さんをはじとする皆様方、また是非、時間をとってご要望の曲をオンエアさせて頂こうと思っていますので、暫くお待ちくださいね!

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

さて最後は博多「めんたいロック」第三世代と称されるバンドのひとつ、79年、福岡で結成された、グレッチ・カントリー・ジェントルマンがトレードマークの山口洋と渡辺圭一による
「ヒートウェイブ」

のサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
曲は1999年発表のアルバム「日々なる直感」から、この曲は本当に良い!お勧めの逸品と言えます
「ノーウェアマン」

をお掛けしたく思います。来週は通常のメニューに沿ってお届けする予定ですが、気まぐれな私のことですので、わかりません。スンマソン!
それは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!
でした。

バイバイ!





ヒート・ウェイブ
http://www.five-d.co.jp/heatwave/



「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れる…ノーウェアマン(どこでもない男)」

「セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる」

「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れ…
セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる
ノーウェアマン(どこでもない男)…」


自然と泣けてくる…。胸に迫るナンバー

「ノーウェアマン」byヒートウェイブ



(4・26オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 03:33Comments(0)ROCK・音楽

2009年04月17日

博多めんたいロック「MILK」「サンハウス」





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~

さて今週と来週は、まぁ、この番組ではありがちなことでは御座いますが、またまた通常の番組フォーマットを変更致しまして、特集ということで、リスナーの皆さんと共に、超ロッキンで濃密な時間を共有していきたいと思っております。

で、唐突ではございますが~。私がちょうど高校生だった1979年から80年にかけてというのは、馬鹿でかいスタジアムで大掛かりなコンサートをみせることになった資本主義の、まさに尖兵たるバンド、アーティストとして、例えば、ピンクフロイドやデヴィッド・ボウイ、はたまたストーンズなどのミュージシャン達が堕落したとばかりに、槍玉にあげられては、当時の若者達から批判を受けていた訳ですが~。

一方、そうした動きを背景に、アンチとして、威勢よく狼煙を上げながら台頭してきたのが、パンクロックや、その後のニューウェイブと言うことなんですが。まぁ、そうした情勢を切っ掛けとして、改めてけれん味のないシンプルでタイトなロックンロールが真正面から再評価をされるようになりまして、イギリスでは純正のパンクサウンドではないものの、その音のシャープさ、シンプルさでドクター・フィールグッドやザ・ヘッドコーツをはじめとするパブロッカーが、新時代の先駆的存在として注目を集め、また此処日本では、「日本のリヴァプール」と称され、ブルースベースのシンプルなロックンロールを聴かせる、例えばサンハウスやザ・ロッカーズ、はたまたザ・モッズなどの秀逸なロックバンドを次から次へと輩出した、九州は博多発の、所謂「めんたいロック」なるムーブメントが産まれ、大いなる盛り上がりをみせた訳です。

で、今もって日本のロックシーンにおいて、その影響は随所に認められながらも、如何せん、時はまさに21世紀ということで、最早あまり評価されることもなくなっては、前世紀の遺物的扱いを不本意ながらも受けてしまっている博多発の「めんたいロック」。
今日はそんな博多発の「めんたいロック」ムーブメントを華麗に彩っては、キラ星の如く駆け抜けてみせた数々の良質なるバンドのサウンドに、今一度耳を傾けては、その素晴らしさを体感し「めんたいロック」が過去から現在に至るまで、日本のこのロックシーンにもたらしてみせた功績を讃えてみたいと、要はリスペクトということですが、そういう風に思い立ちまして、私の方で勝手に特集を企画しては、今週、来週の2回に分けてお届けすることにした訳です。

~と言いますか、ぶっちゃけ本当のところを白状しますと、実は1973年(昭和48年)頃、まだダンスホールが専らその当時のバンドの活動場所であった時代に、博多で、村八分のようなルーズで、如何にも不良少年のフラグメントと言った感じのイカしたロックを聴かせていた
「MILK」
というバンドを、誠に恥ずかしい限りでは御座いますが、遅れ馳せながらも、つい最近知りまして、こりゃ何としてもリスナーの方々にご紹介せねばなるまいと使命感に打ち震えと言うのは、多分に大袈裟ではございますが、是非共、聴いて貰いたい。ならば合わせて、サンハウスも、オラオラ!ザ・ロッカーズもということになったのが正直なところです。
では先ず、かなり前置きが長くなりましたが、今回の特集の起爆剤になった、その「MILK」。彼等のサウンドから聴いて頂きたく思います。曲は「ほしい」「なま首の唄」です。まずはおやつ昆布チャーミーの如く(若い人は知らんわなぁ~)噛み締めて欲しいと思います!
MILKです。どうぞ。

                                   

はい。先ずは博多発「めんたいロック」ムーブメントの先駆的な存在と言える幻のロックバンド「MILK」で「ほしい」と「なま首のうた」を聴いて頂きました。
さて、この「MILK」というバンド。
ここで簡単にプロフィールをご紹介させて頂きますと~。
結成は1973年、昭和48年と言いますから今から遡ること35年前のことで、メンバーはボーカルのアキラ、そしてギターの世利(久保山)敬一と池田彰の2人。またベースは佐藤清二、ドラムスはバンドのオリジナル曲の作曲者として頻繁にクレジットされている永田善博が務めるといった5人編成のロックバンドでありました。ちなみに今回お届けしている貴重な音源は1973年、福岡は中洲にあったダンスホール「赤と黒」(多分、店名はスタンダールの有名小説のタイトルから拝借したんでしょう~)でハコバンとして活躍していた当時、ファンによってたまたま収録されていたものであります。そのため音質の方はかなり劣化しているというか、聴き辛かったことかとは存じますが。
で、1973年のこの当時、MILKと共に肩を並べて、まだまだマイノリティーだったコアなロック野郎に博多で支持され、注目されていたバンドが、後にEXとして奈良敏博と一緒に活動することとなる梅林茂も在籍していたストーンズからプログレまで、とにかく守備半径の広い音が魅力だった器用なグループ「ブロークダウンエンジン」と、そして最早説明不要、博多「めんたいロック」の代名詞的バンドで、柴山俊之や鮎川誠が在籍していたでも有名なスーパーバンド「サンハウス」があった訳です。
それでは、ここで今度は
「サンハウス」
の音をお届けしたいと思います。



1970年に結成されたサンハウスが、75年にテイチクレコードと契約し、その傘下のブラック・レーベルから発表した、今聴いても全く古い感じのしない衝撃の1stデビューアルバム「有頂天」から、「キングスネークブルース」「ミルクのみ人形」と、現在シーナ&ザ・ロケッツの十八番(おはこ)のナンバーにもなっています「レモンティー」、この3曲をオンエアーしたく思います。それではどうぞサンハウスです!

                                    


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

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さて最後も、今日は博多「めんたいロック」第一世代と称されるバンドである「サンハウス」のサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
曲は同じくアルバム「有頂天」に収録されている「なまずの唄」「地獄へドライヴ」をお掛けいたします。来週も今週と同じく博多「めんたいロック」の特集ということで、その後編として第二世代のザ・ロッカーズルースターズ、そして第三世代のヒート・ウェイヴなどの音をお届けする予定です。
それは皆さんまた来週。お相手は

DJ・PONーCHANG!
でした。
バイバイ!
(4・19オンエアー分)
  


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2009年04月11日

Thee Out Mods!「サクラ」


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

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さて、最後は嬉しいお知らせということで、ご案内させて頂きたく思いますが、当番組で以前ご紹介させて頂きました
Thee Out Mods

さんのCD、これまでは奈良県下の店舗では、残念ながら取り扱いがなかったのですが、この度、遂に『JEUGIA(十字屋)・奈良近鉄店』
でお買い求め出来るようになりました。是非、またご利用下さいね。ということで、今日はOut Modsの「サクラ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
また来週も時間が来ましたら、FMハイホー、FM西大和にダイヤルを合わせて頂きまして、この「ラジオでロック レディオノーウェア」を楽しんでくださいね。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(4・12オンエアー分)


  


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2009年04月11日

グランドファンクレイルロード





続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、1968年アメリカはミシガン州で結成され、鉄道会社「グランド・ファンク・ウェスタン・レイルロード」の名称を文字ってグループ名とした、3ピースの人気ハードロックバンド
「グランドファンクレイルロード」

をご紹介したいと思います。





結成は先にも言ったように1968年。同じバンドでプレイしていたインディアンの血を引くヴォーカル・ギターのマークファーナーとドラムのドン・ブリューワーが、別のバンドで演奏していたベースのメル・サッチャーを誘い、3ピースのハードロックバンドとして「グランドファンクレイルロード」をスタートする。翌69年にはアトランタ・ポップ・フェスのステージに登場し、観る者全てに鮮烈な印象を与える演奏を披露。当時ブリティッシュハードロックが全盛だったという時代背景もあり、瞬く間にアメリカ産のハードロックバンドとして一躍メジャーシーンに踊りだす道が用意されることになる。
71年には日本でもコンサートを開催。後楽園球場での雷雨の中のステージは、今もって日本のロック界における伝説として語り草の一つとなっている。
翌72年には、鍵盤奏者のグレイグ・フロストを迎え、それまでの重いサウンドのポップさを加味し、バンド名からレイルロードを外し、グランドファンクと改名する。さらに73年にはトッドラングランのプロデュースによるアルバム「ウィ・アー・アン・アメリカンバンド」を発表。これが全米第1位に輝き、名実ともにアメリカNo.1のバンドとしての不動の地位を獲得するが、76年にはあえなく解散。その後は再結成、解散を繰り返し今日に到るまで活動している。
では、今日はそんなグラファンの代表的なナンバーを聴いて頂きたく思います。
お届けするのは
「ウィー・アー・アン・アメリカンバンド」

と、井上陽水の「傘がない」とコード進行がそっくりなことから、原曲とも言われている
「ハートブレイカー」

の2曲を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!


(4・12オンエアー分)
  


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2009年04月08日

シーシック・スティーヴ「人生やりなおしブルース」





これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ

のコーナーでございますが。

さて今日は、昨年のフジロックにも参戦。先月25日には、3枚目のアルバムながら、日本ではこれがデビューアルバムとなった
「人生やりなおしブルース」

なんていう、私から言わせれば「放っといたれよ!」と突っ込みたくなるような失礼極まりない邦題のアルバムで、ワーナーミュージックジャパン(移籍第1弾)から登場した、御年何と68歳という、ZZトップのような白髪交じりの長い髭と、3弦しかないおんぼろエレキとボトルネック、そして左足でリズムを刻むために置かれた木箱がトレードマークの新人ブルースマン、船酔いスティーヴこと
「シーシック・スティーヴ」

を取り上げては、リスナーの皆さんにご紹介したいと思います。

シーシック・スティーヴ
は、アメリカはサンフランシスコにあるオークランドで1941年に産声を上げた、御年68歳の白人ブルースマン。何と7歳でミシシッピのブルースマンに弟子入りを果たし、ギターの手解きを受ける早熟振りも見せるも、その生い立ちはかなり悲惨なもので、母親の同棲相手から暴力を受け13歳の身の上で家出をし、路上生活に身をやつすことに。その後、持ち前の音楽的才覚を生かしながら、ストリートミュージシャンとして日銭を稼ぐ日々を送るが、その時点では最早ブルースは時代遅れで、プロになるチャンスもなければ、肉体労働者として過酷に働き続けることとなる。80年頃にはノルウェー人の女性と2度目の結婚し、その後、彼女の故郷オスロに引っ越し。ここで彼は安酒や煙草を買い出しに行く船旅(ブーズ・クルーズと当地では言うらしいが~)で、腸が捩れるような船酔いを経験。この出来事から、後にステージネームとなるシーシック(船酔い)の称号を得ることになる。
2004年には、地元のスウェーデンのパンクバンド「ザ・レヴェル・デヴィルズ」と共に、自己流ブロークンブルースを収録したアルバム「チープ」を発表するが、これは泣かず飛ばずで、また若いバンドとの関係も直ぐに解消することになる。しかし、ノルウェー人の妻の勧めで2006年に製作した「ドッグハウスミュージック」は打って変わって、何故かマスコミで取り沙汰されることとなり、10万枚のセールスをイギリスで記録。またその年の末には、イギリスで人気のTV番組「レイター」の大晦日特番に出る機会を得て、ここから一気に彼の運命は面白いように急展開を見せて、2007年にはイギリスのMOJO賞(英国の音楽賞)で最優秀新人賞を獲得。見事メジャーブレイクを果たし、昨年にはフジロックに出演する為来日。ヤンヤの喝采を博した上で、この度目出度くも、この日本においてもCDデビューを果たすことになったという次第で御座います!





それではそんな、船酔いスティーヴこと「シーシック・スティーヴ」の魅力に触れて頂くべく、デビュー盤「人生やりなおしブルース」から、今日は3曲聴いて頂きます。曲は
「ウォーキン・マン」「サンダーバード」「ハート・アタック」の3曲
です!
それではどうぞ!
「シーシック・スティーヴ」
です!

(4・12オンエアー)

  


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2009年04月03日

フリクション「DEEPERS」!





これからの30分間はこの
FM81.4、FM西大和

からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

さて、本日は1995年の発表のフルCD「ゾーントリッパー」から14年、久方振りに5曲入りニューシングル
「DEEPERS」

をトリッピン・エレファント・レコーズから発表した、ベースの
レック

元BJCのドラマー・
中村達也

と言った奇跡の取り合わせによる
「新生フリクション」

のサウンドを中心に、時に過去の音源からの楽曲も織り交ぜながら、兎に角、日本のパンク黎明期に当たる1978年当時、「東京ロッカーズ」という新しくも先鋭的な音を聴かせる画期的なムーヴメントの牽引車としてシーンに登場し、今日に至るまで現役として活躍し続けている貴重な歴史の生き証人でもある彼らにスポットを当て、特集ということでお届けしたく思います。
今回の新生フリクションとしての初の音源発表となる、この5曲入りシングル「DEEPERS」は、オリジナル2曲に、初の試みともいえるカバー曲3曲を収録した、これまでのフリクションの作品にはなかった意欲的な構成となっている訳ですが、先ずはそこから2曲。かのイギ―ポップをオリジナルとする楽曲で、当シングルのオープニングを力強く飾る「ロウパワー」と、ジミ・ヘンドリックスをオリジナルとする「ファイア」のカバー、この2曲をお届けしたいと思います。野太いボトムのウネリと、それでいて、とてもベースと太鼓だけのユニットとは思えない華麗な彩りに満ちた、表情豊かな音が、実に魅力的な新生フリクション。それでは聴いて下さい。どうぞ!

はい、ということで、先月25日に、トリッピン・エレファント・レコーズから発売となった、新生フリクションの待望の新作シングルCD「DEEPERS」から先ずはカバー曲2曲、イギーをオリジナルとする「ロウパワー」とジミヘンの曲「ファイア」を聴いて頂きました。
フリクション。1977年にアメリカはニューヨークで台頭してきた、それまでの音楽とは全く違う刺激的で斬新なパンクというムーヴメントに引き寄せられるように渡米したフリクションの中心的人物レックは、彼の地で出会ったリディア・ランチとともに、先ず「ティーンエイジ&ジャークス」を結成、翌年にはブライアン・イーノがプロデュースを手掛けた、当時のニューヨークのアングラシーンをそのまま切り取ったかのような、当時の音楽シーンにおいては、その余りにも衝撃的な内容ゆえに賛否を巻き起こし、話題となったオムニバスアルバム「ノーニューヨーク」に参加、その後、3/3やジェイムス・チャンス(後にホワイトと改名)率いるところの「コントーションズ」で活動を共にしていた盟友であるドラマー・チコヒゲと共に帰国。そして1978年、ギターに元ブロンクスのラピスを加え、「フリクション」を結成。2フィンガーは全く出来ないながらも、ピック弾きオンリーで、疾走感溢れる直線的なビートを繰り出し、縦乗り一辺倒のモノクロームなパンクサウンドを確立してみせた「フリクション」は80年に、パスレコードから、かの教授こと「坂本龍一」氏のプロデュースで「軋轢」というアルバムを引っ提げデビューした。(この時のギターはツネマツマサトシ。現在LOUDSに参加!)82年にはセカンドアルバムを発表するも、この時点でレック以下のメンバーは流動的な動きを見せ、殆どレック個人としてのユニット的な性格のグループとなるが、しかし、レックという唯一無二の強烈な個性は何をもってしても掻き消される事はなく、常に誰をパートナーに選ぼうとも、今もって、レックはレック、フリクションはフリクションとしてオリジナルサウンドを聴かせてくれる存在と輝き続けている訳です。
それではここで、少し過去へと時間の螺子を逆巻きにして、坂本龍一プロデュースで、80年にパスレコードから発売された「軋轢」から「I CAN TELL」、そして1995年発表の、現在チバユウスケ率いるロッソ、バースディなどで活躍するギタリスト、イマイアキノブとドラムス、サトウミノルを従えて制作した名盤「ゾーントリッパー」からタイトルチューンの「ゾーントリッパー」の2曲聴いて下さい!
それではどうぞ!

それでは引き続き、フリクションの最新シングル「DEEPERS」からタイトルチューンの「DEEPERS」を聴いて下さい!どうぞ!

ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後もフリクションの新譜「DEEPERS」に収録されているオリジナルナンバー「メラメラ69」を聴きながらお別れしたいと思いますが、今月23日には心斎橋クアトロで、このフリクション、ライブを行います。また今日、この番組で彼らのサウンド、魅力に触れてガツーンと心奪われた方は是非、今度は生で彼らの強靭なビートフル・サウンドを心地よく体感して頂きたく思いますね!それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(4・5オンエアー分)  


Posted by footstomp at 02:27Comments(0)ROCK・音楽

2009年03月28日

岡林信康、フレデリック、ジョイ・ディヴィジョン





これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて今日は『音・映像・情報のスペシャリスト集団として、新たな価値創造と、可能な限りのオリジナリティーを発揮し文化に貢献する』ことをポリシーとし、ユニークな音源を世間に向けて提供し続けている
ディスクユニオン

が、昨年の8月22日から、フォークの神様・
岡林信康

のデビュー40周年を記念して、今までCD化されていなかったURC時代の全音源を4回に分けて復刻している訳ですが、そのシリーズも今月20日に完結し、貴重な作品群が、今再び時を超え、嬉しいことにWebやCDShopで購入出来るようになったのですが、如何せん、それを声高にアピールするマスコミ報道も余り見当たらなければ、私自身、実に残念無念な気持ちで一杯ということで、今日はこのコーナーでは、そのことをご紹介しつつ、岡林さんの作品の中から何曲かピックアップして、リスナーの皆様方にお届けしたいと思います。

岡林信康さん。ご存じない若い世代の為に少しばかりその横顔をご紹介させて頂きますと、彼は1946年、滋賀県生まれの今年63歳になるフォークシンガーで、同志社大学神学科出身。というのも彼の父親は、メンソレータムで御馴染みの近江兄弟社の創業者でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズが創設したキリスト教会の牧師であった。しかし彼は学生時分に聴いていた「高石ともや」が歌うフォークソングに大いに影響を受けてギターを弾き始め、1968年には、東京都は台東区、荒川区に跨って在る日雇い労働者の寄せ場、所謂ドヤ街として知られている『山谷』をモチーフにして作った「山谷ブルース」を引っ提げてビクターからレコードデビューし、その後は放送禁止歌(だが実は1曲たりとも放送禁止措置は取られていない。全て放送局側の自主規制、自粛というのが真相だそうな)を連発する社会派フォークシンガーとして、また関西フォークシーンの旗手として注目を集めるも、70年からは、先頃、元メンバーが事件を起こした事により、少し許り不名誉なことながら、久方振りに一般の人々の口にその名前がのぼることにもなった「はっぴいえんど」をバックに従え、あのディランと同じくロック的な手法で楽曲を演奏。これ又、ディランと同じくファンの間で賛否両論を巻き起こす事になった。そして1971年に行われた第3回中津川フォークジャンボリーに出演した後に、第一線の音楽シーンから姿を消す。その後は京都府丹波地方で農業を営みながら、音楽生活を展開するも殆ど話題になることもなく、メジャーとの契約も切れてしまう。
しかし、1980年に、再びインディー界で狼煙を上げ、イギリスを訪れた際にあの「キング・クリムゾン」のロバート・フリップから「欧米の物真似でない独自の音楽をやれ」と言われたことにインスパイアされ、日本民謡のリズムをベースとした「エンヤトット」を確立、自らの苗字と引っかけた「御歌囃子(おかばやし)」と、そのサウンドを称して今日に至る迄、地道に活動を続けている。
今回、ディスクユニオンから発売された音源は、デビューから「はっぴいえんど」や「柳田ヒログループ」を従えて、ディランの如きロック的な音楽展開を見せるに至った頃までの、本当に初期の岡林氏の姿を記録した貴重な音源ばかりで、是非今日、岡林氏の歌声を聴いて興味を持った、特に若い世代の方々にはこの機会を逃さず、しっかりと岡林氏のCDをGETして、その世界にどっぷり浸かって頂きたく思いますね。
それではお待たせしました。下手な解説はこの辺で終わりにさせて頂きまして、それではじっくり岡林信康の曲を聴いて頂きたく思います。
今日、お届け致しますのは、1971年発表の「岡林信康自作自演コンサート・狂い咲き」から、一気に「山谷ブルース」「チューリップのアップリケ」、そして柳田ヒログループをバックに従えての「性と文化の革命」「人間の条件」以上の4曲をお届けしたいと思います。
それではどうぞ!



                                      

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にFの付くアーティストということで、1980年代後半から1990年代前半にかけて、フライング・キッズやBJC等の実力派バンドを輩出しては、プロを目指すアマチュアバンドの登竜門的な番組として高い視聴率を誇っていた「イカすバンド天国」等をきっかけとして巻き起こった『バンドブーム』の最中、ブリティッシュビートを基調にしたサウンドで、若干地味目に活動を続けていた「フレデリック」を取り上げて、その楽曲をお届けしたいと思います。
私がフレデリックを知ったのは音楽評論家・平山雄一氏が司会進行を務めていたTVK(テレビ神奈川)の「ライブY」という音楽番組で御座いまして、様々なバンドのライブの模様を放映しては、司会進行の平山氏がその合間、合間を縫うような形で、その回出演しているアーティストにインタヴューを試みるといった趣向の番組でして、丁度、放映の時期はまさにバンドブーム、「イカ天」の頃と同じ位の時期だったとは思うのですが。もう記憶もかなり朧げというか、いい加減なモンになってしまっていますが。
そこに結構な回数で出演していたように記憶しているのが、今日ご紹介する「フレデリック」で御座いまして、始めは何か下手っぴいなバンドで、見た目にも「いなたい」印象があって、正直好みではなかったんですが、何回かその姿、その音を繰り返し見聴きしている内に癖になって、1990年にエピックソニーから発売された1stアルバムを購入してしまったという次第で御座いまして。
フレデリックは「ロンドンタイムス」というバンドを母体に、ヴォーカルの片岡健一氏を中心として1990年に結成され、この1stを含め3枚のアルバムを残し、93年には早々解散してしまったという短命バンドで御座いました。
解散後、ヴォーカルの片岡氏は、フレデリックの元メンバー達と2005年に「テムズビート」なるバンドを結成していますが、HPは2006年以降更新されておらず、現在、活動を継続しているのかどうか確かめる術もない状態です。
それでは今日は、兎に角、アルファベットのFが頭文字に来るバンドということで、フレデリックの1990年に発表された1stアルバムから「つかれた空」を聞いてみたいと思います。
それではどうぞ。フレデリックです。                                    


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は1976年6月4日、セックスピストルズのギグを観て猛烈な刺激を受け、ナチスドイツ時代の将校用慰安所の名称である『Joy Division(ジョイ・ディヴィジョン)』をグループ名としてバンド活動を始めるも、アメリカツアーを翌日に控えた1980年5月18日に、突如自宅で首吊り自殺を図り、他界してしまったヴォーカルのイアン・カーティスを偲んで、ジョイ・ディヴィジョンの「シャドウプレイ」を聞きながらお別れしたいと思います。それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(3・29オンエアー分)  


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2009年03月21日

フォリナー、ザ・クランプス!

続きましては、
キーワードAtoZ

のコーナー。





このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にFの付くアーティストということで、1976年にアメリカはニューヨークで結成されるもアメリカ人とイギリス人からなる当時では珍しい混成部隊ということから「フォリナー=外国人」と名付けられた、元スプーキー・トゥースのギターであった英国人・ミック・ジョーンズがリーダーを務めるバンド
『フォリナー』

をご紹介したく思います。

 このバンドは、先に申し上げた通り1976年にNYで結成され、翌77年に1stアルバム「栄光の旅立ち」でデビュー。これがのっけから300万枚ものセールスを示し、一躍スーパーグループの誕生と各音楽誌から賛辞を集め、全世界の音楽ファンから注目されることとなる。翌年発表の「ダブル・ヴィジョン」は500万枚、またそれに続く3ndアルバム「ヘッド・ゲームス」も300万の売り上げを示し、当時ヒットチャートを賑わしていたドナ・サマーやホール&オーツ、オリビア・ニュートン・ジョン等と共に、アメリカントップ40のベスト10圏内を華麗に彩る常連客として活躍していた訳です。
1980年に、その名もズバリ「4」とタイトルされる4枚目のアルバムを制作している最中に音楽性の相違から、2人のメンバーが脱退、それまでの6人組から4人組へと編成を変え、活動することになるも、そういったゴタゴタの中で産まれたにも拘らずアルバム『4』は、「ガール・ライク・ユー」と言った珠玉の名曲にも恵まれ、今までにない1500万枚という怪物的な数字を叩き出し、バンドとしての、その足場を揺るぎ無いものとしたのです。
フォリナーは現在においても活動中ですが、ミック以外のオリジナルメンバー全て脱退。現在においてはミックのソロユニットとしての色合いが強いバンドと化しています。
今日はそんなフォリナーのベスト盤から、名ヴォーカリスト「ルー・グラム」の歌声がフューチャアされている、一番脂の乗り切った頃のフォリナーの演奏を紹介するべく
「ダブル・ヴィジョン」「ダーティ・ホワイト・ボーイ」「アージェント」

の3曲を続けて聴いて頂きたく思います。それではどうぞ! 





 


   


ラジオでロック”「Radio Nowhere」

この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」

のコーナー。





蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、今年2月4日、米カリフォルニアの病院で心不全のために亡くなってしまった本名エリック・リー・パーカイザーという、御年62歳の
ザ・クランプス

のヴォーカル、ラックス・インテリアを偲んで、彼が熱唱するクランプスの曲
「クイーン・オブ・ペイン」

を聴いてお別れしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!
でした。
シーユーネクストウィーク!バイバイ!

(3・22オンエアー分)



  


Posted by footstomp at 00:39Comments(0)ROCK・音楽

2009年03月19日

セックスピストルズ、THE CLASH、ザ・ジャム





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて、相変わらずの不景気に喘ぐ日本列島では御座いますが、政局は未だ混迷状態のダッチロール。自民党は失態、失言続きの麻生首相の立ち居振る舞いを巡り、第一線から離脱した筈の「ミスターXJAPAN」こと、グローバルスタンダードの名の下に規制緩和をやらかした小泉のオッチャンまでが怒りの赤いトランクスを身に纏い、スポットライトのあたる政界のリングに返り咲き、バトルロワイヤルに参戦。そんな下らない与党のお家騒動の間隙をついて、政権奪取に意欲満々だった民主側も西松建設からの献金問題で小沢党首の旗色がおかしくなってきたりと、本当に国民としては、一縷の望みも託せない蟻地獄のような絶望的な政治状況に陥っている今日この頃。(…とか言いながらも、この番組は録音なので、突然劇的に政局は変わっているかも知れませぬが~)この番組をお聞きいただいているリスナーの方の中にも、不景気から職を失い、日毎ハローワークに顔を出しては、求人案内とにらめっこ。番号札片手にパソコンの前に座っている人もいることかとは存じます。そんな大変なご時世。暢気にロックを語るなんざ馬鹿も休み休みにしやがれ、このノンポリ野郎!と自分でも思わないでもないですが、逆にこういう時だからこそ、体勢を占める、昨今の去勢された下らないロックモドキとは違う、カウンター・カルチャー、反体制のフラグメントとして、血も飛び散らん許りの勢いで真摯に時代と対峙してきたモノホンのパンクに身を委ね、今再び暴力衝動、否定衝動の塊のような情念のシャワーを浴び、飽くなきチャレンジャーとしての活力を手にすると共に、革命の朝(あした)を迎えるべく、前向きに戦ってみるのもどうかと思ったりするのですが。

まぁ~正直なところ、天国のジョンレノンは怒るかも知れませんが、確かに音楽ごときで世の中なんて変わらないでしょうが…。





それでは、1970年代後半から80年代前半にかけて、当時の若者のうち凡そ70万人が職もなく失業保険で食いつないでいたという悲惨なイギリスの経済事情を背景に人気を集めることになった、チョー有名なパンクバンド3組の、まさにアンセムと言うべき伝説的なナンバーをお掛けしたいと思います。まずはロンドンパンクと言えばこのバンド、永遠の悪ガキ・ジョニーロットンとシド・ヴィシャスの二枚看板でお馴染みの
セックスピストルズ


「神よ。女王様にご加護を。イギリスの夢に未来なんてあるものか!」

とエリザベス女王の戴冠25周年の年である1977年に発表しては、皮肉たっぷりに毒づいて、当然のことながらBBCで放送禁止になったものの、逆にそれが話題を呼び、全英のヒットチャートでは皮肉にも見事第2位の栄冠に輝いてしまった
『ゴッドセイブザクイーン』

をお掛けして、次いで1978年2月17日に、イギリスで発表となった
ザ・クラッシュ

の3枚目のシングル曲
『クラッシュ・シティ・ロッカーズ』

、そして1977年・4月15日にポリドールからデビューシングル
『イン・ザ・シティ』

を発表した、当時まだ18歳という年齢だった若きキャプテン、ポール・ウェラーが率いていた
「ザ・ジャム」

の、そのナンバーをお掛けしたいと思います。
それではどうぞ!燃えるパンク3連発です!  



                                    

  


Posted by footstomp at 01:07Comments(0)ROCK・音楽

2009年03月11日

moja、フランクザッパ、Thee Out Mods





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんが、アト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

今日は久方振りに某大手のCD・SHOPをウロウロしていて、試聴盤のコーナーで見つけた元気一杯のニューカマーをご紹介させて頂きたく思います!
今月25日にはトリッピン・エレファント・レコーズの方からレックと元BJCのドラムス・中村達也の2人による新生フリクションの、待望のニューアルバム!「DEEPERS」が発売される訳ですが、そのフリクションと同じくベースとドラムだけといったユニークな演奏形態で、日本国内のみならずアメリカ、イギリス、カナダと世界のあちこちを舞台に、ハイスピードな轟音ロックを繰り出してはライブハウスに群がるオーディエンス達を魅了している若き男女のペアユニット『moja』。そんな彼らの記念すべき第1弾アルバムであります、その名も「moja」が先月18日に発売となっておりまして、今回はこちらの方をご紹介させて頂きたいなぁ~思っております。
結成は今を遡ること4年前の2005年。ドラムのマサミさんとベース・ボーカルのハルヒコ君からなる、この尋常ではない破壊力を誇る2ピースバンド『moja』は今日に至るまでライブ一辺倒の姿勢を貫き、2007年に開催された世界最大のバンドバトル「GBOB」で国内優勝を収め、さらにはロンドンで行われた世界大会でも堂々3位に入賞する活躍を見せる。その後も日本のみならず海外にも積極的に進出。NY、ロンドン、トロントのライブハウスを精力的にサーキットしては、その圧倒的な演奏力とパワーで評判を集めてきた訳です。そしてこの度、漸くそのダイナミックで比類なき音の塊を見事に真空パックした迫力満点の1stCDを発表するに至った訳です。
それでは早速「百聞は一見にしかず」もとい、この場合は「一聴にしかず」という言い回しが正解ですかね。兎に角『moja』の、そのパワフルで攻撃的な、オリジナリティーに満ち溢れたサウンドを体感して頂きましょう。今日は1stアルバムから、「Mr」「hello」「12」の3曲を連発で存分にお届けしたいと思います。
それでは聴いて下さい。『moja』です。どうぞ!

moja・「マイスペース」
http://www.myspace.com/moja777

moja website
http://web.mac.com/mojabass/moja/hello.html

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今週は、その頭文字にFの付くアーティストということで、地球上に存在する種々様々な音楽的要素を自らの中に取り込んでは見事に咀嚼し、他のアーティスト達の追随を許さない孤高の前衛音楽家として活躍。大量の作品を制作しては世に問うて、ロック界に偉大なる金字塔を打ち立てました、奇人変人ミュージシャンの代表格ともいえる『フランク・ザッパ』にスポットを当ててご紹介したいと思います。
フランク・ザッパこと「フランク・ヴィンセント・ザッパ」は、1940年12月にアメリカはメリーランド州ボルティモアで産声を上げ、ハイスクール卒業と同時に映画の仕事をしながら、メンバーを集め音楽活動を開始する。
1965年に「マザーズ・オブ・インヴェンション」を結成し、66年にはドゥーワップにR&B、ブルースにジャズと様々な音楽的要素がごった煮となった、当時にしては、実にプログレッシヴで先鋭的だった歴史的名作「フリークアウト!」を発表し、その存在を大いにアピールしてみせた訳です。
マザーズ・オブ・インヴェンションでは7作品を発表、またその後のマザーズ名義で7作品を制作、またザッパ個人名義のものも合わせるとそのオリジナル作品の枚数は、およそ60枚近くにも上ると言われている。
しかし、そんな後光射す天才ミュージシャンも病魔には勝てず、1993年には前立腺癌でこの世を去っている。
と、いうところで今日は、そんなザッパが「フリークアウトとは直接的な環境や社会構造全体との自分の関わり合いを創造的に表現するために、時代遅れとなった基準を抜け出すプロセスだ!」と言って憚らない、正に時代を先取りしたような画期的なファーストアルバムでありました「フリークアウト!」から「ハングリー・フリークス、ダディ」、そして、あのパンタの頭脳警察というグループ名はここから取られたとされる「フー・アー・ザ・ブレイン・ポリス?」の計2曲を聴いてほしいと思います。
それではどうぞ。フランク・ザッパです!


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さて最後は、先々週特集でお届けしたThee Out Modsに沢山のリクエストを頂戴しましたので、ここで彼等の最新シングル「サクラ」をお届けしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!

(3・15オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 00:26Comments(0)ROCK・音楽

2009年03月07日

シンリジィ(THINLIZZY)特集





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは早速、番組の方進めていきたく思います。

さて今日は、蘇る古のスーパースターのコーナー、ノック・オン・ザ・ヘブンズドアのコーナーの拡大版と言いますか…。そういう感じでお送りさせて頂こうと思っています。
昨今、レッド・ツェッペリンはじめポリスに、ジェネシス、ホワイトスネイクと一時代を築き、偉大なる足跡を、ロックの歴史に刻みつけた数々の大物バンドの再結成、又は、それに伴うリユニオンコンサートの開催など、40歳以降の中年及び熟年ロックファンにはたまらないイベントが目白押しと云った感じで、長きにわたり胸の奥底で眠り続けていたロック魂に火が点いて、山本リンダ(古!)では御座いませんが『もうどうにもとまらない』と、何か綾小路きみまろのような言い回しになってしまいましたが、正にあの頃、ロックと共に青春を謳歌していたあの若かりし季節のように、盛り上がっていらっしゃる紳士淑女の皆様も沢山いることかと存じますが~。
事実、少し余談になりますが、簡単にパソコンなんかから最新ヒット曲などをダウンロードして、ipodなんかで手軽に音楽を楽しめるようになったこの御時勢。新手のアーティストのCDなどは年を追う毎にどんどんとその売り上げを下げて行き、例えばその昔なら頻繁に耳にした『ミリオンセラー』なんて言葉は今や夢のまた夢的な現象と化している次第でありますが、しかし、一方で30代後半から上の、所謂シニア、シルバー世代の、CDへの購買意欲は日毎高まってきている様子で、それが証拠に昔のアーティスト達の音源が紙ジャケで大量に再発になったりと、その辺りの音楽業界的な営業事情も含めて、昨今のバンド再結成ブームは加速度的に進んでいると指摘することも出来るのではないかと、私自身思ったりしておりますが~。

が、中には不幸なことに早々とこの世と別れを告げて、残念乍ら、再結成などは叶わぬ夢で終わってしまうアーティスト、バンドも沢山いる訳で御座いまして。





かなり前節が長くなってしまいましたが、今日は悲しいことながらも、そういったひとつに数えられるバンドということで、英国、厳密にいえばU2と同じ、アイルランドはダブリン出身のバンドでは御座いますが、その両国で国民的英雄として親しまれてきたバンド、私も熱狂的に支持して止まない、ギブソン・レスポールのツインリードがトレードマークのバンド、褐色の巨人「フィル・ライノット」が率いていた
『シンリジィ』

にスポットを当てて、そのベスト盤からガンガン彼らの曲を掛けて、ラジオの前の皆さんと興奮してみたいと思います。それでは先ずは1983年発表のアルバム「サンダー・アンド・ライトニング」から、ジョン・サイクスのギターが炸裂するナンバー
「コールド・スウェット」

と、アルバムタイトルチューンであります
「サンダー・アンド・ライトニング」

をお送りします!手に汗握るスリリングな演奏に酔ってください!それではどうぞ!シンリジィです。

英国や地元アイルランド程、熱狂的な支持を博している訳ではないですが、此処日本でも、その比率は少ないにせよ、コアなファンを獲得している『シンリジィ』。
それでは簡単に彼らのプロフィールをご紹介させて頂きますと…。
1969年、ベース奏者でボーカルを担当していたアイルランド人のフィル・ライノットが、後にディープ・パープルでギターを弾くことになるリッチーブラックモアと組んでいたバンド、スキッドロウを解散し、学生時代の仲間であったドラムのブライアン・ダウニーと元ゼムのエリックベルと結成したのがこの『シンリジィ』で、その名前の由来は、ジョン・メイオール・ブルースブレイカーズのセカンドアルバムで、かのエリック・クラプトンが手にしていた雑誌に載っていたロボットキャラクターがシンリジィと言い、ここから名前を拝借したとのことですが。
1971年4月に1stアルバム「シンリジィ」をUKデッカレコードから発売。
その後、結成当初からの盟友であったエリックベルが脱退し、ここからある意味シンリジィの名を知らしめることになる数々のギタリストの参加が始まる。まずベルの後釜として顔を見せたのがゲイリームーアで、彼が抜けた後は怪我っぽいアル中男、ブライアン・ロバートソン(後にワイルド・ホーセズ、モーターヘッドに参加)と、バンド解散まで付き合うことになるアメリカ人ギタリスト・スコット・ゴーハムが加わり、そしてブライアンの脱退後にはまたもゲイリームーアが返り咲き、さらにはピンクフロイドでギターを弾いていたスノーウィ・ホワイト、元タイガース・オブ・パン・タンのスーパーギタリスト、ジョン・サイクスなどが参加しては、シンリジィのバンドサウンドに華麗な彩りを添えることになる。しかし、1986年1月4日にバンドの中心たるフィルがヘロインの過剰摂取による内臓疾患、敗血症で36歳という若さながら逝去しては、その歴史を閉じることとなってしまう訳です。
それではここでシンリジィのナンバー続けて2曲行きましょう。まずはあのボンジョヴィやヒューイ・ルイスもカヴァーしている1976年発表の
「ザ・ボーイズ・アー・バック・イン・タウン(ヤツらは町へ)」

とスノーウィのギターリフが印象的な1980年発表の楽曲
「チャイナタウン」

を聴いて下さい!どうぞ!


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さて最後も、今日はシンリジィでお別れしたいと思います。
曲はライヴメドレーで、
「ロザリー~カウガール・ソング」

を聴いて下さい。
それでは皆さん、また来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!

でした。
シーユーネクストウィーク!バイバイ!
(3・8オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 22:21Comments(0)ROCK・音楽

2009年02月25日

Thee Out Mods!大特集。




皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」

でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)

で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは早速、番組の方進めていきたく思います。



さて今日は、通常のメニューをまたまた取っ払いまして、今月4日、
7侍レコーズ

から
「ロックンロール・パイレーツ」

と題するイキの良いアルバムを引っ提げては、日本のロックシーンに向け殴り込みをかける、LA帰りのニューカマー
「Thee Out Mods」

のご紹介を中心に、番組の方、特集ということで進めさせて頂きたいと思います。バンドメンバーからの生の声によるメッセージも番組宛てに届いておりますので、そちらの方もバッチリ、オンエアーさせて頂きまして、今日も目一杯賑やかに、この「ラジオでロック レディオノーウェア」をお届けして行きたいと思います!





それでは早速「Thee Out Mods」のシャープでスリリングなロックンロールをお掛けして、鮮やかに、素敵なパーティーの幕開けと行きたいところでは御座いますが、そこは焦らず、先ずは肩慣らしということで、私(ぽんちゃん)が、甚だ遅れ馳せながらでは御座いますが、最近少しばかり気になる存在として注目しているバンドで、1996年結成、メンバー全員、京都府京丹後市出身、まごうことなきド関西という、およそ垢抜けした音楽とは縁遠そうな土地柄と言ったら失礼!では御座いますが~。まぁ、そういった所から出てきたにも関わらず、ジャズにファンク、フュージョンにロックとさまざまな音楽のエッセンスを融合し、独自のサウンドを聴かせる、まさに若さ爆発の新感覚グルーヴロックを奏でるニュースクールと言える
「アンチェイン」

今日はそんな彼らの、今年1月7日リリースとなった3枚目のシングルからタイトルチューンの
「Brighter Days」

これをお届けしたいと思います!
それではどうぞ!アンチェインです!





さて、今日は先にもお伝えしました通り、2006年8月にアメリカはロサンゼルスで結成、精力的にロックの本場である彼の地のライブハウスをサーキットしては、耳の越えたオーディエンスを圧倒。その後、数々の武勇伝を引っ提げては凱旋帰国し、今月4日には待望のアルバム「ロックンロール・パイレーツ」を、7Samuraiレコーズから発売する、筋金入りのロックンロールバンド『Thee Out Mods』をご紹介したいと思います。
先ずは名刺代わりということで、現在ネットでも、そのカッコ良いPVがご覧になれる『ロクデナシ』を聴いて頂きたいと思います。それではどうぞ。『Thee Out Mods』です。

http://www.myspace.com/theeoutmods2006

◎(ラジオネーム)=keiさんという女性の方から『3月1日ゲスト出演のthee out modsの曲を』というメッセージと共に『サクラかロクデナシ』のどちらかということで番組宛にリクエスト頂きました!有難う御座います!
両方お掛けしますので、ラジオの前で大いに興奮して聴いて下さいね!◎
 



                                   

紅一点のSANAの魅力溢れるボーカルとギターが目一杯フューチュアされた『Thee Out Mods』で、先ずは『ロクデナシ』を聴いて頂きました!
それではここでお待ちかね!『Thee Out Mods』のメンバーから本番組宛てに届けられたCDデビューを目前に控えての熱いメッセージと、それに続いて『サクラ』『うまくいかないぜ』の2曲を聴いて頂きたく思います!それではどうぞ!



★「Thee Out Mods」(インタビュー概要)★


Ken&Sana:今晩は!日本一無名なバンド『Thee Out Mods』です!

Ken(以下K)ドラムのケンです。

Sana(以下S)ボーカル担当のサナです。

K:俺らThee Out Modsは2年前、アメリカはロサンゼルスでグループを結成し、2年に亘って海外で活動してきました。今回晴れて帰国して、これから日本でぶっ放して行きたいなと思っていますんで~。

K&S:これをお聞きの奈良の人達、応援宜しくお願い致します!

K:3月4日に1stアルバム「ロックンロール・パイレーツ」が発売となります!アメリカでも既にリリースされているんですけど(2008年7月限定2000枚リリース。あっという間にソールドアウト!)今回は日本でリリースということで近くのCDSHOPで是非、購入出来るんで宜しくお願いします!後はオンライン?

S:アマゾンでも購入可能です!

K:まぁ、どういう方法をとってでも購入して下さいっ!

S:ハイ。先ずは買って下さい!で、このアルバム「ロックンロール・パイレーツ」は海賊をテーマにしたアルバムで、嫌われ者っていうことで…

K:彼女が嫌われ者ってことで~(笑)

S:貴方もなんですけど~(笑)そういった意味も含めてパイレーツにしたんですけども。まぁ、内容は生活して行く上での不満とか、怒りだったり、笑いあり涙ありの感情泥まみれな感じの…。

K:まぁ、土臭い~。

S:ストレートな作風のアルバムになっています!是非聴いて下さい!

K&S:で、この大事なCDリリース時期、発売を前にして凄いことが起きました!まさかのこの展開!ウチのBASSのNANJOが失踪しました。
失踪、詰まり、いなくなりました!2週間ぐらい前から~。

S:何処に行ったんでしょうね?

K:ハァ~、見当もつきません。色々、本当に俺なんかも捜してはいるんですが、思い当たるところに電話したりとか。何せ、アメリカから帰国したばかりなので、アイツも行くとこないとは思うんだけど…。現実にいなくなりました。
実に困っています。ですから此れを聞いた奈良の人達にHELPして貰いたいと。
うちらのサイトをチェックして、彼の風貌を見てもらい、牛みたいな(鼻ピアス)病的なその男を見かけたら、直ちに捕獲、生け取りして下さい!

S:捕獲してくれた人には、NANJO愛用のベースギターを進呈します(笑)。

K:まぁ、さっき急遽決めたんですが、それ位困っているので是非、見つけたらメールでも何でも良いので情報提供待っています!で、ベース貰って下さい。

S:是非、協力をお願いしたいと思っています!

K:このメッセージの後に、多分流してくれると思うのですが、楽曲『サクラ』のPVが出来ました。
K&S:YEAH!

K:それが3月4日オンエア解禁となるので、アルバムのリリースと一緒に是非、チェックして下さい!

K&S:それでは聴いてください!『Thee Out Mods』で『サクラ』


♪「金の為だけに人殺しをしちゃいけないだろう?
  振られたぐらいで監禁しちゃいけないのさ
  とりかえしのつかないミスもあるでしょう
  そんなに強くないのは誰でも同じなんだ


  嗚呼 君に届けシャバの匂い溢れる光
  嗚呼 格子の窓 桜が散る五月の空で」 ♪
               ♪『Thee Out Mods』~サクラ~♪







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さて最後も『Thee Out Mods』『トレジャーアイランド』『グローリー』の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。
これからもこの番組では『Thee Out Mods』の応援ガンガンして行きますんで、リスナーの方々もこの番組宛てでも結構ですし、彼らのサイトなどに是非、応援のメッセージ送ってあげてください!
それでは皆さん、また来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!
でした。
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