2009年06月30日
「ア・フラッド・オブ・サークル」「オアシス」夏フェスその①
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこの
FM81.4(エフエムハイホー)、FM西大和
からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
さて、7月に突入!本格的な夏の到来ということで~
「夏」と言えば、音楽業界において、直ぐ連想されるのが「サマソニ」とか「フジロック」とか、そういった全国各地で数多(あまた)開催されるロックイベントだと思いますが~。
ということで、今週と来週は、またまた通常のメニューを変更致しまして、今年開催される主だったロックイベントを紹介しながら、そこに登場するアーティストの音を、この番組ならではの「非常に偏った切り口」で、ダイジェスト的にお届けして行きたいとっております。
では先ず、何といっても、現在の『夏の野外ロックイベントの火付け役』と言っても過言でない、今年も新潟県苗場スキー場を舞台に、7月24、25、26日の3日間に亘り、延べ100組以上のアーティストを集めては、賑やかに開催されます「フジロックフェスティバル」!こちらの方からご紹介させて頂きたく思いますが~。
とりあえず各ステージに登場する目玉のアーティストだけでも簡単にご紹介しますと、初日にあたる24日(金)のグリーンステージの方には「オアシス」が登場。またホワイトステージの方には、あのニューオリンズR&Bの顔役的存在「ザ・ネヴィル・ブラザーズ」が登場します。で、中日にあたる25日(土)には、グリーンステージの方には「フランツ・フェルディナンド」が登場しまして、そしてホワイトステージには黒い革命児「パブリック・エネミー」が姿を見せ、速射砲の如き、言葉の弾丸で過激なステージを見せてくれることになっております。そしてさらに、最終日にあたる26日(日)には、グリーンステージの方には「ウィーザー」が登場、そしてホワイトステージにはノルウェー出身のエレクトロデュオ「ロイクソップ」、さらにレッドマーキーには「マキシモパーク」も登場するというメニューになっております。勿論、この他にも、現在のロックシーンを、リアルタイムで鮮やかに彩るバンドやアーティスト達が、とんでもない量で出演することになっておりますので、また詳しくは専用HPでご確認いただきたく思います!
フジロックフェスHP(出演者一覧)
http://www.fujirockfestival.com/artist/
それでは、ここで今年のフジロックの真夏のステージを熱く飾るアーティスト達の熱演を先取りするべく、その音をご紹介したいと思いますが~。
先ずは、初日のグリーンステージのトリとして登場します、リアムとノエル、ちょっと嫌みな皮肉屋「ギャラガー兄弟」率いる
『オアシス』
のナンバーで
「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」
と、そして、25日のレッドマーキーのステージに登場する、2006年、東京は下北沢で結成された「ミッシェルガンエレファント」譲りの荒々しきR&Rを聴かせては、新時代の「有望株」として、俄かに注目を集めている
『ア・フラッド・オブ・サークル』
で
「シーガル」
の2曲を聞いて頂きたく思います。
それでは『オアシス』と『ア・フラッド・オブ・サークル』です。どうぞ!
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オアシスHP
http://www.oasisinet.com/
ア・フラッド・オブ・サークルHP
http://afloodofcircle.com/index.html
はい、ということで先ずは『オアシス』と『ア・フラッド・オブ・サークル』を聞いて頂きましたが~。
続きましても、同じくフジロックのステージからということで、先程の『ア・フラット・オブ・サークル』と同じく25日のグリーンステージに、急遽登場することが決定した、仲井戸麗市氏、トータス松本氏、泉谷しげる氏などの豪華メンバーを中心とする『忌野清志郎スペシャル・メッセージ・オーケストラNICE MIDDLE with New Blue Day Horns 』に因みまして、6月17日に発売された
清志郎さん最後のシングル「Oh! Radio」
と清志郎さん所有のプライベートスタジオ「ロックンロール研究所」で収録された
「激しい雨」
のスケッチヴァージョン、そして、最終日にあたる26日、オレンジコートに登場するパンタ&トシのゴールデン・コンビによる
頭脳警察
でパンタレイ、
「万物流転」
をお聴き頂きます。それでは3曲続けてどうぞ!
清志郎HP「地味変」
http://www.kiyoshiro.co.jp/
頭脳警察HP
http://www.brain-police.net/index.html
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
E-MAIL post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555
FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば私の手元に届くかと思いますので、是非、リスナーの方々、挙ってお送り下さいませ!
さて、最後は夏のロックイベント云々の話題とは少し違いますが、当番組で、以前ご紹介致しました、イキの良いLAからの逆輸入・和製R&Rバンド「Thee Out Mods」ですが、こちらのベーシストのNanjo氏が、暫く行方不明でバンド活動の方も足踏み状態だったようなのですが、この度、目出度くその彼も見つかりまして、本格的な再始動モードに入ったとの連絡をご丁寧にも、7侍レコーズのRioさんから頂戴しましたので、それではとばかりに私も祝砲代わりに一発オンエアーさせて頂こうということで…
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今日は
「Thee Out Mods」
の
「パンク・ア・ゴーゴー」をお掛けしてお別れしたいと思います!
Thee Out Mods ウエブリブログ
http://mods.at.webry.info/
Thee Out ModsHP
http://www.myspace.com/theeoutmods2006
Rioのブログ
http://ameblo.jp/smogc3po/
それは皆さんまた来週。来週も引き続き、夏フェスの特集で行きたいと思いますので、どうぞ宜しく!~ということで…。
お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(7・5オンエアー分)
2009年06月23日
「THE RUDE BOYS」特集
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
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さて本日は、またまた通常のメニューを変更致しまして、丸々30分を費やしては、浪速のパンク界が誇る最後の大物
『ザ・ルード・ボーイズ(THE RUDEBOYS)』
にスポットを当てて、結成から28年の歳月を経た今年、何と驚くなかれ、初めてとされる
フルCD『1981-2009』
を発表。「老いてますます盛ん」と表現するのは失礼かも知れませんが~!兎に角、風雲急を告げるが如き、急転直下のドラマチックな展開で、この関西を中心として、陳腐で凡庸なるパンク・モドキが犇めき合う、現在の日本のPUNKROCKシーンを喝破しては、大いなる盛り上がりを見せてくれそうな、そんな予感に溢れた彼等『ザ・ルード・ボーイズ』を、今日は真正面から取り上げて、そのイカしたサウンドに目一杯触れてみようと思っております。
加えて、今日はこの番組にしては珍しく、プレゼントも御用意しておりまして、彼等『ザ・ルード・ボーイズ』からご提供戴いたレア・アイテム、パンクな雰囲気も満点な黒地に『ザ・ルード・ボーイズ』のロゴの入ったTシャツを抽選で一名様に進呈します。また番組後半でご案内しますんで是非共、耳をダンボにして、奮ってご応募下さいね、ということで~
それでは、先ずは挨拶代わりのカウンターパンチと言うことで、このナンバーをお届けしましょう!
ザ・ルード・ボーイズで「FREAKOUT」
です。どうぞ!
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はい、ということで先ずはご挨拶代わりの一曲として『ザ・ルード・ボーイズ』の「FREAKOUT」を聞いていただきました。
今年、3月22日に発売となりましたザ・ルード・ボーイズの、結成28年目にして、初のフルCDに当たる「1981-2009」は、現在、『ラウズ』を率いて「モノホンの正しいパンクとはこういうもんだ!」と「東京・亀戸ハードコア」などを中心に、あちこちのLIVE・HOUSEを寺小屋に見立てては、熱血「パンク塾」を開校し、啓蒙活動に余念なく励んでいる元LOODS、元ラウド・マシーンの西村茂樹氏の勧めもあって、今回、西村氏自身が社長を務めるインディーレーベル「リヴォルシスト・レコーズ」の方から、このCDの為に全曲キッチリ録音し直しては、現在(いま)に息衝く『ザ・ルード・ボーイズ』のリアルな横顔が十二分に見てとれる、つまりはドキュメント性も実に高ければ、パンクロックの何たるか、まさにそのエッセンシャルな部分についても、若い世代に対して、しっかりレクチャーしてくれるような要素も兼ね備えた、本当に味わい深い逸品に仕上がっています。
CDの帯は、元サンハウス、現在ジライアなどのバンドで多岐にわたる活動を続けるヴォーカリスト・柴山俊之氏、そしてジャケット・デザインを手掛けたのは、かの石井聰亙監督の代表作でもある『爆裂都市(バーストシティー)』に、パンク死土役で出演していた伊勢田勇人氏、また録音の方ではソウル・フラワー・ユニオンの鍵盤、奥野真哉氏が参加と、紹介すれば枚挙に暇もないほどの豪華メンバーが惜しみ無い協力をしており、この部分だけを取り上げてみても、如何にこのバンドが長い歴史を有し、その中で心あるミュージシャン達のハートを射抜いては、如何に信頼を勝ち得て来たかと言うことが手に取るように理解出来るかと思います。
それではまたまた、ここで、『ザ・ルード・ボーイズ』の新譜から3曲、
「FORCE」「CHANGE」「LET IT BE MY WAY」
を続けてお聴きください!どうぞ!
『ザ・ルード・ボーイズ』HP
http://www.the-rudeboys.com/
『ザ・ルード・ボーイズ』Blog
http://rudeboysblog.blog59.fc2.com/
リヴォルシストレコーズ
http://www.kameido-hardcore.com/weblog/revolsist_records/index.html
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
そして、そして、加えて今日は、番組冒頭でお伝えしたように特集で御届けしております、浪速最後の大物パンクバンド『ザ・ルード・ボーイズ』から頂戴したレア・アイテム、黒字に『ザ・ルード・ボーイズ』のロゴの入った渋いTシャツを一名様に抽選でプレゼントします。同様の宛先お送りくださいませ。締切は、次回の日曜日来月7月5日(消印有効)までとさせて頂きます。挙ってご応募くださいね!
それでは宛先ですが~
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)・FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」と明記して局の方までお送り下さい!お待ちしております。
さて、『ザ・ルード・ボーイズ(THE RUDEBOYS)』のLIVE情報を少しお知らせさせて頂きますと、関西圏のライブハウスということで、近いところでは、来月26日(日曜日)、神戸・三宮のライブハウス「VARIT」(バリット)に出演、また8月1日(土曜日)には、大阪・十三「ファンダンゴ」でアコースティック・ライブが行われます。今日聴いて頂きまして、『ザ・ルード・ボーイズ(THE RUDEBOYS)』のファンになったという御仁は、是非、その生のステージを体感するべく、ライブハウスの門を叩いて頂きたく思います。
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Kiba rock
http://kibarock.com/
詳しくは彼らのHPをご覧ください!
また、新作CDも大阪の難波の「タワーレコード」をはじめ、全国有名レコード店で取り扱いが御座いますんで、家庭に一枚ということで、こちらも是非お買い求めください!
それでは最後も今日は
『ザ・ルード・ボーイズ(THE RUDEBOYS)』
で
「1.2.3.4」
をお掛けしてお別れしたいと思います。
それでは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(6・28オンエアー分)
2009年06月19日
「THE RUDE BOYS」特集!Tシャツプレゼント
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http://www.fm814.co.jp/info.html
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【放送日時】2009年6月28日(日) 20:30~21:00/【再】6月29日(月) 18:30~19:00
「THE RUDE BOYS」特集
"ラジオでロック"Radio Nowhereでは、浪速パンクロック界最後の大物「THE RUDE BOYS」が、結成から28年の歳月を経て、初めて制作したフルCD「1981-2009」(3/22発売)の特集を致します!
是非、お聴きください。
「THE RUDE BOYS」のロゴTシャツを1名様にプレゼント!(抽選の上)
【番組名】
「Radio Nowhere」
2009年6月28日(日) 20:30~21:00/
【再】6月29日(月) 18:30~19:00
「THE RUDE BOYS」のロゴTシャツを1名様にプレゼント
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http://www.fm814.co.jp/present.html
【応募方法】
ご住所・お名前・「Radio Nowhere」へのメッセージを記載の上、以下のいずれかの方法でご応募ください。
メール(present@fm814.co.jp)・FAX(0745-33-3601)にてご応募ください。
今すぐ応募する→present@fm814.co.jp
【応募期間】 7月5日(日)
2009年06月16日
S・レイ・ボーン。次週予告!THE RUDE BOYS!
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープ
のコーナーでございますが。
さて今日は、今年で、生誕55周年ということから、今月6月3日に、Epic/Sony・Recordsより9タイトルの歴史的名盤が、紙ジャケ仕様で再発になりました、かの「ローリングストーン誌」が選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリストの中で、堂々第7位と言う栄冠を勝ち取った、テキサス生まれの、言わずと知れたスーパー・ブルースギタリスト
「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」
にスポットを当てて、その数々の名曲の断片をお届けしたいと思います。
「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」
彼は1954年10月3日に、アメリカはテキサス州ダラス、オーク・クリフという町で産声を上げた、生きていれば今年で55歳のブルースギタリストで御座いまして、残念ながら、1990年8月、ウィスコンシン州のアルバイン・ヴァレイ・ミュージック・シアターで盛大に開催された「ブルース・フェスティバル」に参加した後、移動に使ったヘリコプターが電線に接触して墜落。そのまま帰らぬ人となり、現在は、その偉大なるブルースギタリストとしての業績を讃えるべく、テキサス州オースティンに銅像が作られている次第であります。
彼は、日本語訳すると「素敵な雷鳥」となります、現在も活動中で、アメリカ南部や、メキシコの伝統的な音楽をベースとした、ロッキン・ブルースを聞かせる
『ファビュラス・サンダーバーズ』
(1986年発表の「タフ・イナフ」が大ヒット!)のギタリストである実兄「ジミー・ヴォーン」の影響を受けてギターを始め、高校中退後、本格的な演奏活動を志し、オースティン州に向かったところで、同じくテキサス州バーモント生まれの、アルビノ(白子)ブルース・ギタリスト「ジョニー・ウインター」に見出され、その後1970年代半ばまで、「ポール・レイ・アンド・ザ・コブラス」で活動、シングル3枚を発表している。
1975年には、ボーカルにルー・アン・バートン、ベースにW.C.クラーク、Kbにマイク・キンドレット、そしてDrにクリス・レイトンというメンバーを得て「トリプル・スレット・レヴュー」を結成し、精力的なライブ活動に乗り出すも、ボーカルのバートンが78年に脱退。それを機にボーカルもレイ・ヴォーンが担当することとなり、グループ名もレイ・ヴォーン自身が敬愛して止まなかったブルースミュージシャン「オーティス・ラッシュ」の楽曲から拝借し、『ダブル・トラブル』と改名。ここから加速度的に彼の運命は急展開を見せるのですが~。
自らのバンド活動と並行して、ジャクソン・ブラウンをはじめとする有名ミュージシャンとのコラボにも積極的に取り組み、そういった動きの中で、メジャーブレイクに向けての最大の契機となったのが、モントレー・ジャズ・フェスティヴァルで「デヴィット・ボウイ」のバックを務め、1983年発表となった彼のアルバム「レッツダンス」の制作に参加したことで、これをきっかけに「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」は、ブルースロックファンのみならず、一般のロックファン、ポピュラーミュージックの聴き手にまで、その存在を知らしめることになった訳です。
~ということで、それではここで、そんな彼のアーシーで、ブルース魂に満ち満ちた演奏を聴いて頂きたく思いますが、先ずは「おまけ」と言っては、言葉は悪いですが、レイ・ヴォーンに対して最初にギターの手解きを行った兄貴である「ジミー・ヴォ-ン」が在籍し、現在も活動中の
『ファビュラス・サンダーバーズ』
で、2000年発表のアルバム『ワッツ・ザ・ワード』から
「アイム・ア・グッド・マン」
を聞いて頂いた上で、
スティーヴィー・レイ・ヴォーン
のグレイテスト・ヒッツの中から、今日は
「コールド・ショット」「テキサス・ハリケーン」
をピックアップしてお届けしたいと思います。彼の愛器「フェンダーストラトキャスター・ナンバーワン」のドライヴする音のウネリにどっぷり浸って頂きたく思います。
それではどうぞ!
スティーヴィー・レイ・ヴォーン Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%B3
ファビュラス・サンダーバーズHP
http://www.fabulousthunderbirds.com/
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続きましては、
キーワードAtoZ
のコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、その頭文字にGの付くアーティストということで、先月15日に世界同時発売でリリースした通算8枚目のアルバム「21センチュリーブレイクダウン」が全米、全英のヒットチャートで、何と初登場第1位に輝きました3人組のパンクバンド
「グリーン・デイ」
を取り上げては、その音をお届けしたいと思います。
最早、パンクバンドとはいえ、前作「アメリカン・イデオット」から続く、そのコンセプチュアルで、ドラマチックな創作姿勢は、往年のプログレバンド「ピンクフロイド」など、大掛かりな舞台装置で人々を沸かせた「スタジアムロック」に通ずる印象が強く、また、彼らが創るメロディーも、正に老若男女、日本でいえばカラオケ店で、誰からもリクエストされ歌われる「ビートルズ」のようなポピュラティーというか、通俗性を獲得したようにも思えるのですが~。
そういった部分では、かのパンクの帝王・ピストルズのジョニー・ロットンが
「グリーン・デイをパンクと呼ぶな。偽パンク!!!!!!!!!」
と罵倒したとするニュース報道にも、異論なく、私自身としても頷けるところではありますが。
こんなこと言うとファンの方から怒られるかも知れませんが~。
メジャーデビューは1994年。インディーズから数えて3枚目になる「ドゥーキー」で狼煙を上げて、丁度その年に行われた「ウッドストック94」に出演した際には、観客と泥のついた芝生の投げ合いを演じ、そのハチャメチャなライブ・パフォーマンスが全世界に放映されたことから一躍注目を集める存在となり、とどめはアルバム「ドゥーキー」に収録されている「バスケットケース」の大ヒット。ここから「グリーン・デイ」はメジャーシーンの王道を歩み始め、今日に至るまで、その勢いを失速させることなく、突き進んで来る訳です。
それでは、今日は「グリーン・デイ」の名前を、多くの人々の脳裏に刻みつけることとなった、単純なメロディーラインとコード進行が魅力(!)の素敵なポップチューン「バスケットケース」
と同じく「ドゥーキー」のオープニングを飾るパワーポップソング
「BURN OUT」
を聞いてください。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」
のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は頭のコーナー「ミュージックカレイドスコープ」の方でもお届けさせて頂きましたけれども、「スティーヴィー・レイ・ヴォーン」。彼の楽曲を今一度、ここでもお送りしてお別れしたいと思います。
曲はジミヘンのカヴァーで
「リトルウィング(インスト)」
で御座います!
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(6・21オンエアー分)
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次週予告!
6月28日
の“ラジオでロック『Radio Nowhere』 ”では、浪速のパンクロック界・最後の大物である
THE RUDE BOYS(ザ・ルード・ボーイズ)
の初フルCD
『1981-2009』
の特集を致します!
またその際、
彼らのTシャツを抽選で1名様にプレゼント!
黒字に「THE RUDE BOYS」のロゴの入った渋いレア・アイテム!是非とも、当日の番組を聞いて、ご応募下さい!お待ちしています!
2009年06月11日
デトロイト7、ジェネレーションX、ザ・タイマーズ
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠では御座いますが、エネルギッシュにブッ飛ばして行きますんで、暫しお付き合い下さいませ。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けする
ミュージックカレイドスコープのコーナー
でございますが。
さて今日は、レーベル「ゲッティングベター」(ビクター)移籍後第1弾であり、3作目のフルCDにあたる「ブラック&ホワイト」を5月20日に発表した、女性2人と男性1人という編成ながらも、ダイナミズムに溢れた演奏で度肝を抜いてくれる、正に轟音ロックの申し子、「世界水準の3ピースオルタナティヴロックバンド」と言ったキャッチフレーズにも素直に頷けるバンド
『デトロイト7』
に脚光を当てて、破壊力満点の演奏とともに、女性ならではの繊細さも垣間見せる独特の個性に満ちた、そのサウンドをお届けしたいと思います。
「デトロイト7」。この名前を初めて聞くというリスナーの方の為に、先ずは簡単に何時も通り、予備知識としてバンドのプロフィールをお伝えしたいと思いますが~。
「デトロイト7」は、2001年2月にギター・ボーカルの菜花知美(なばなともみ)嬢が、とあるイベントに出演する為に、ベースの古田島信明氏などを誘い、1回のリハーサルで6曲作って(歌詞は完成しておらず、本番当日も行き当たりばったりの出鱈目だったそうだが~)ステージにあがったのが結成のきっかけだったそうで、その音楽性については「それまではラッパズボン(いわゆるベルボトム)をはいて、60~70年代のオールドタイプのR&Rなどをバンドで演奏していたが、そのバンドが解散した際に、何か新しい試みにチャレンジしたいということで、当時流行していたダイナソーJrやピクシーズ、ペイブメントなどのUSオルタナやグランジなどを意識して、轟音の3ピースバンドをやり始めることとなった」と某雑誌のインタビューでも語っていました。
その後、細身ながらもダイナミックで、小手先の器用さを武器に多様なリズムを演出する山口美代子嬢が正式なドラマーとしてメンバーに加わり、今年3月からは、SXSW Festivalへの出演を皮切りに、“Black & White WORLD TOUR 2009” をスタートし、世界7カ国31都市で、今年7月迄コンサートを続ける予定の「デトロイト7」では御座いますが~
それでは、ここでそんな彼らの楽曲を聴いて頂きたいと思います。
今日は、残念ながら新譜の「ブラック&ホワイト」ではありませんが、2006年11月29日にヴァージンミュージュクから発売となった、私、贔屓のフルCD『グレイトロマンチック』から、
「レーズ・ハイ!」「赤い花」「ハローエルビス」
の3曲聴いてい頂きたく思います!
それではどうぞ!「デトロイト7」です。
HP
http://detroitseven.com/
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今回は、その頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、かのビリー・アイドルがリードヴォーカルを担当していたことでも御馴染み、1976年にロンドンで結成されたパンクバンド
「ジェネレーションX」
をご紹介したいと思います。
「ジェネレーションX」は、それまでジーン・オクトーバー率いる「チェルシー」と言うパンクバンドでギターを弾いていたビリー・アイドルが脱退して、元ロンドンSS(クラッシュのミック・ジョーンズなどが在籍していた)のベーシストで、尚且つ、アイドルと同じくチェルシーでもプレイしていたトニー・ジェイムスと共にロンドンで立ち上げたのがこのバンドで、グループ名はアイドルの母親が愛読していた、カナダ人作家の「ダグラス・クープランド」が1991年に発表した、過度に商業化された都会を逃れモハベ砂漠で暮らす三人の男女の姿を描いた処女作であり、国際的なベストセラーとなった『ジェネレーションX -加速された文化のための物語たち』から取られたものである。
(因みにこの小説、クープランドが日本に滞在している時に読んだ、あのヤッシーこと現在、日本新党の代表を務めている元・長野県知事でもあった「田中康夫」氏が執筆し大ヒット作となった1980年発表の小説「なんとなくクリスタル」を、何とそっくりそのまま下敷きにしているとの話もありますが~)
で、結成直後の1976年12月には、パンクバンドでは初のロキシーでのGIGを敢行。翌年77年には1stアルバム「ジェネレーションX」を、そして続けて79年には「人形の谷」を発表、そのルックスの良さからアイドルパンクとして脚光を浴び、イギリス・BBCで放映されていた人気TV音楽番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」にもこれまた初めて出演を果たしたパンクバンドとして記憶されている。しかし、1960年代のブリティシュ・ポップ・サウンドとか、ハードロック的なアプローチを好むなど、音楽的には、その他同時期に頭角を現してきたパンクバンドとは一線を画すところがあり、その志向性の違いがバンド内で上手く好転し、一つの個性として確立されればよかったのですが、ご多分に漏れず、逆にそれが「いがみ合い」のネタになってしまい、1981年には、残念ながら解散の憂き目を見ることになってしまう訳です。
その後はご存じの通り、アイドルはスティーヴ・スティーヴンスとコンビを組んで映画「スピード」の主題歌などを歌ってアメリカで大成功を収めています。
ということで、それではここで、アイドルの声も若々しい、そんな「ジェネレーションX」の演奏を聴いて頂きたく思います。
曲はデビューシングルの
「ユア・ジェネレーション」「ワイルド・ユース」「キス・ミーデットリー」
の3曲を続けてお聴きください。それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
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さて最後は
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナー
で御座いますが、さて今週は、先月17日、24日と2週に亘って追悼特集をさせて頂きました清志郎さんですが、まだまだご紹介できていない作品も沢山ありますので、また少しずつでも、このコーナーを通じて皆さんにお聞かせして行きたいとも思っています。ということで、今日は清志郎さんが自らをゼリーと称し、土建屋ルックで過激にカヴァーソングを歌い飛ばした
ザ・タイマーズで、「タイマーズのテーマ」をお届けしてお別れしたいと思います。それでは、皆さん。また来週!
お相手はDJ・PONーCHANG!ことT・KARAKAMAでした。
バイバイ!
(6・14オンエアー分)
2009年06月07日
相対性理論、フィッシュマンズ
やくしまるえつこ嬢
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思いますが…。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。
さて今日は、先月12日、東京は渋谷のHMVで行われた、全国津々浦々に点在するCDショップの第一線で活躍する販売員達が選ぶ『第1回CDショップ大賞』において、堂々第1位に選出されましたバンド「相対性理論」のアルバム『シフォン主義』を取り上げ、リスナーの皆様とともに、何故、彼らが第1位という栄冠を勝ち得たか、その理由を掘り下げては検証していきたいと思っております。
で、本当のところを言えば、実は私も、名前こそ小耳に挟んだことはありましたが、その音をはじめ、この「相対性理論」なるバンドに関する予備知識は全く皆無で御座いまして、今回、このバンドを取り上げるということで、改めて、その素性や音などについて、大層な言い回しに聞こえるやもしれませんが『学習』させて頂きました。
「相対性理論」。
このバンドは、2006年9月に結成されており、東京都をその拠点として活動。我々世代にとってはお馴染みの女優『薬師丸ひろ子』さんならぬ、やくしまるえつこさんがリードボーカルを担当。そして、その脇をベースの真部脩一氏をはじめとする3人の男性メンバーが固め、まさに青春讃歌と称するに相応しいキラキラのPOPチューンを聴かせるといった4人組のバンドなんですが、何でもライブ以外での情報開示は全くなされておらず、雑誌のインタビューはおろか、メンバーの写真一枚さえ、衆人環視のもとに、さらされたことはなしといった有り様だと言うことです。
しかし、ライブでの他のアーティストとの絡みや、応援団とバックアップしてくれるメンバーの名前をみても、例えば対バンの相手が、かのロストアラーフ、不失者の灰野敬二氏や、米イストの『あぶらだこ』だったり、応援団の方では、ヒカシューの巻上公一氏や女優の洞口依子氏などが肩を並べているといった具合で、何処か一風変わったというか、なかなか一筋縄ではいかないようなお歴々が顔を揃えていることからも解るように、結構、かの『さえきけんぞう』氏や「ゲルニカ」の『上野耕路』氏などの才気溢れるミュージシャン達の集合体だったハルメンズやパール兄弟のように、アングラ玄人筋を独特な磁場で惹き付けては、面白がらせるといった稀有な要素を持つPOPバンドということは、こういった流れからも判断することは出来ます。
でも正直、こういっては申し訳ないのですが、私、イマイチこのバンドの魅力が分からない。悪くはないですけども、かといってメジャーシーンに躍り出て、断トツで一等賞を獲るほどに、威光を放つバンドでもなければ、アングラシーンでマニアックな支持を受けるようなバンドでもないような気がするんですが…。
兎に角、先ずはリスナーの皆さんにも、その音をしかと耳にしてもらい、各人各様の見識をもって分析願い、出来たら番組宛に優しく(生来、気が弱いので…)その内容を示して戴ければと思っております。
それでは今日は『第1回CDショップ大賞』の第1位に輝きました「相対性理論」のアルバム
「シフォン主義」
から、
「スマトラ警備隊」「LOVEずっきゅん」「夏の黄金比」
の3曲を続けて聴いてほしいと思います。それでは、とくとお聴きくださいませ!どうぞ!
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http://mirairecords.com/stsr/
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はいということで、続きましてのコーナーは、通常なら「キーワードAtoZ」で御座いますが、本日はそのコーナーを少しお休みさせて頂きまして、その後のコーナーであります
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」
、所謂、蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますけれども、そのコーナーの拡大版と言うことで、本日はお届けさせて頂きたく思います。
で、今回は誰を取り上げるかと申しますと、6月と言えば梅雨の鬱っとうしい時期では御座いますが、それも何とかやり過ごせば、その先には陽気に輝くお日様と、何処までも拡がる青い空ということで、まさに解放感一杯の夏の到来ということになる訳ですが。
で、夏と言えば、やはり野外のロックイベントに最も適した時節でもあり(当然そういったイベントも目白押しになる訳ですが~)また、そこで聴きたい音楽として、最大公約数的に人々の口にのぼるのは、本来的には、奴隷として虐げられてきた悲しき歴史を背景に、ボブ・マーリーやデリック・モーガンといった偉大なる先人達が、現人神(ジャー)と呼ばれたエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世の宗教的な教え(ラスタファリズム)の通り築き上げてきた、自由と解放、そしてアフリカへの回帰を求める重要なメッセージも込められたジャマイカ産・ブラックミュージック、音楽的には4/4拍子の第2、第4拍目にオフビートを刻む「スキャンク」といったギタープレイが特徴の「レゲエ」と言うことになる訳ですが~。
まぁ、そういったレベルサウンド、つまりはレジスタンス的な性格こそが、本来の持ち味である「レゲエ」では御座いますが、しかして、時も流れて、場所も変われば、本質的な要素は薄れて、その音楽的なスタイルのみが形骸化し、独り歩きするというのは、ありがちなパターンで、特に、此処日本にあってはその傾向が顕著に見受けられる訳ですが、しかし中には、卓越した音楽的才能で、単なる「バッタもんサウンド」で終わらない音楽へと昇華させていく才気溢れるミュージシャンも沢山いる訳で、そういった意味で、私自身が特に入れ込んでいたのが1987年に結成されるも、1999年に、飄々としたキャラと共に、繊細な歌声で、独特な存在感を放っていたボーカル・佐藤伸治氏が、何と33歳という若さで、心不全のために亡くなってしまい、活動休止を余儀なくされてしまった
「フィッシュマンズ」
、このバンドで御座いまして、ご説明が長くなりましたが、今日はそんな彼らの魅力に今一度触れて頂く機会を提供するべく、「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」の拡大版ということでお送りさせて頂きます。
それでは何より、先ずは曲ということで1996年2月1日に発表の名作
「空中キャンプ」
から御馴染み
「ベイビーブルー」
聞いてください。
フィッシュマンズです。どうぞ!
http://www.ribb-on.com/fishmans/
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
E-MAIL
post@fm814.co.jp
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郵便物等々… 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
さて最後も、もちろん今日は「フィッシュマンズ」のリバーブの効いた深遠で、独特の虚脱感、浮遊感が何とも心地良く、それでいてリズミカルな、そんな彼らの唯一無二なる個性に溢れたサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
1987年に、あのミッシェルガンエレファントと同じ出身校「明治学院大学」で、佐藤氏の他、現在、スカパラのドラムとして活躍している茂木欣一氏とギターの小嶋謙介氏と言う3人によって結成されたのがこのフィッシュマンズであり、佐藤伸治という強力なボーカルを失うことで、一旦その活動は封印されてはいるものの、茂木氏曰く「時期を見て活動は行う」というコメントもあり、この先また復活するという可能性も孕んでいるということですが…。
では、アルバム「空中キャンプ」から大ヒット曲
「ナイトクルージング」
をお掛けして、お別れしたいと思います。それでは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!
でした。
バイバイ!
(6・7オンエアー分)
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皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速、番組の方進めていきたく思いますが…。
先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。
さて今日は、先月12日、東京は渋谷のHMVで行われた、全国津々浦々に点在するCDショップの第一線で活躍する販売員達が選ぶ『第1回CDショップ大賞』において、堂々第1位に選出されましたバンド「相対性理論」のアルバム『シフォン主義』を取り上げ、リスナーの皆様とともに、何故、彼らが第1位という栄冠を勝ち得たか、その理由を掘り下げては検証していきたいと思っております。
で、本当のところを言えば、実は私も、名前こそ小耳に挟んだことはありましたが、その音をはじめ、この「相対性理論」なるバンドに関する予備知識は全く皆無で御座いまして、今回、このバンドを取り上げるということで、改めて、その素性や音などについて、大層な言い回しに聞こえるやもしれませんが『学習』させて頂きました。
「相対性理論」。
このバンドは、2006年9月に結成されており、東京都をその拠点として活動。我々世代にとってはお馴染みの女優『薬師丸ひろ子』さんならぬ、やくしまるえつこさんがリードボーカルを担当。そして、その脇をベースの真部脩一氏をはじめとする3人の男性メンバーが固め、まさに青春讃歌と称するに相応しいキラキラのPOPチューンを聴かせるといった4人組のバンドなんですが、何でもライブ以外での情報開示は全くなされておらず、雑誌のインタビューはおろか、メンバーの写真一枚さえ、衆人環視のもとに、さらされたことはなしといった有り様だと言うことです。
しかし、ライブでの他のアーティストとの絡みや、応援団とバックアップしてくれるメンバーの名前をみても、例えば対バンの相手が、かのロストアラーフ、不失者の灰野敬二氏や、米イストの『あぶらだこ』だったり、応援団の方では、ヒカシューの巻上公一氏や女優の洞口依子氏などが肩を並べているといった具合で、何処か一風変わったというか、なかなか一筋縄ではいかないようなお歴々が顔を揃えていることからも解るように、結構、かの『さえきけんぞう』氏や「ゲルニカ」の『上野耕路』氏などの才気溢れるミュージシャン達の集合体だったハルメンズやパール兄弟のように、アングラ玄人筋を独特な磁場で惹き付けては、面白がらせるといった稀有な要素を持つPOPバンドということは、こういった流れからも判断することは出来ます。
でも正直、こういっては申し訳ないのですが、私、イマイチこのバンドの魅力が分からない。悪くはないですけども、かといってメジャーシーンに躍り出て、断トツで一等賞を獲るほどに、威光を放つバンドでもなければ、アングラシーンでマニアックな支持を受けるようなバンドでもないような気がするんですが…。
兎に角、先ずはリスナーの皆さんにも、その音をしかと耳にしてもらい、各人各様の見識をもって分析願い、出来たら番組宛に優しく(生来、気が弱いので…)その内容を示して戴ければと思っております。
それでは今日は『第1回CDショップ大賞』の第1位に輝きました「相対性理論」のアルバム
「シフォン主義」
から、
「スマトラ警備隊」「LOVEずっきゅん」「夏の黄金比」
の3曲を続けて聴いてほしいと思います。それでは、とくとお聴きくださいませ!どうぞ!
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はいということで、続きましてのコーナーは、通常なら「キーワードAtoZ」で御座いますが、本日はそのコーナーを少しお休みさせて頂きまして、その後のコーナーであります
「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」
、所謂、蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますけれども、そのコーナーの拡大版と言うことで、本日はお届けさせて頂きたく思います。
で、今回は誰を取り上げるかと申しますと、6月と言えば梅雨の鬱っとうしい時期では御座いますが、それも何とかやり過ごせば、その先には陽気に輝くお日様と、何処までも拡がる青い空ということで、まさに解放感一杯の夏の到来ということになる訳ですが。
で、夏と言えば、やはり野外のロックイベントに最も適した時節でもあり(当然そういったイベントも目白押しになる訳ですが~)また、そこで聴きたい音楽として、最大公約数的に人々の口にのぼるのは、本来的には、奴隷として虐げられてきた悲しき歴史を背景に、ボブ・マーリーやデリック・モーガンといった偉大なる先人達が、現人神(ジャー)と呼ばれたエチオピア皇帝・ハイレ・セラシエ一世の宗教的な教え(ラスタファリズム)の通り築き上げてきた、自由と解放、そしてアフリカへの回帰を求める重要なメッセージも込められたジャマイカ産・ブラックミュージック、音楽的には4/4拍子の第2、第4拍目にオフビートを刻む「スキャンク」といったギタープレイが特徴の「レゲエ」と言うことになる訳ですが~。
まぁ、そういったレベルサウンド、つまりはレジスタンス的な性格こそが、本来の持ち味である「レゲエ」では御座いますが、しかして、時も流れて、場所も変われば、本質的な要素は薄れて、その音楽的なスタイルのみが形骸化し、独り歩きするというのは、ありがちなパターンで、特に、此処日本にあってはその傾向が顕著に見受けられる訳ですが、しかし中には、卓越した音楽的才能で、単なる「バッタもんサウンド」で終わらない音楽へと昇華させていく才気溢れるミュージシャンも沢山いる訳で、そういった意味で、私自身が特に入れ込んでいたのが1987年に結成されるも、1999年に、飄々としたキャラと共に、繊細な歌声で、独特な存在感を放っていたボーカル・佐藤伸治氏が、何と33歳という若さで、心不全のために亡くなってしまい、活動休止を余儀なくされてしまった
「フィッシュマンズ」
、このバンドで御座いまして、ご説明が長くなりましたが、今日はそんな彼らの魅力に今一度触れて頂く機会を提供するべく、「ノック・オン・ザ・ヘヴンズ・ドアのコーナー」の拡大版ということでお送りさせて頂きます。
それでは何より、先ずは曲ということで1996年2月1日に発表の名作
「空中キャンプ」
から御馴染み
「ベイビーブルー」
聞いてください。
フィッシュマンズです。どうぞ!
http://www.ribb-on.com/fishmans/
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々… 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
さて最後も、もちろん今日は「フィッシュマンズ」のリバーブの効いた深遠で、独特の虚脱感、浮遊感が何とも心地良く、それでいてリズミカルな、そんな彼らの唯一無二なる個性に溢れたサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
1987年に、あのミッシェルガンエレファントと同じ出身校「明治学院大学」で、佐藤氏の他、現在、スカパラのドラムとして活躍している茂木欣一氏とギターの小嶋謙介氏と言う3人によって結成されたのがこのフィッシュマンズであり、佐藤伸治という強力なボーカルを失うことで、一旦その活動は封印されてはいるものの、茂木氏曰く「時期を見て活動は行う」というコメントもあり、この先また復活するという可能性も孕んでいるということですが…。
では、アルバム「空中キャンプ」から大ヒット曲
「ナイトクルージング」
をお掛けして、お別れしたいと思います。それでは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!
でした。
バイバイ!
(6・7オンエアー分)