2011年08月27日
ジョー山中、レモンヘッズ
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、韓流ドラマにKーPOP。バブル景気に乗って「ワールドミュージック」が華やかりし頃。1980年後半から90年代にかけて、私も時代に踊らされ「ナン・アラヨ」などのヒット曲を持つ、韓国のカリスマ『ソ・テジ・ワ・アイドゥル』などのアーティストを贔屓にしておりましたし、決してその筋の音楽が嫌いな訳でもありません。またキムチにナムルと、「かの国」の食文化も大好きですし、さらに言えば、母の生まれは元山(げんざん・ウォンサン。厳密に言えば北朝鮮ですが…)で、自分の育った町はその昔、東成郡鶴橋村猪飼野と言われた場所である大阪市生野区…。
で、何が言いたいのかと言えば、そんな環境でスクスクとブラザー達の「ド派手な喧嘩」なども目の当たりにしながら、日本人でありつつも『コリアDNA』を真っ当に引き継いだエリートな私からみても、最近のFテレビの韓流カルチャーの取り扱い方は、高岡蒼甫(たかおか そうすけ)君が指摘するまでもなく異常だと思いますね。戦後民主主義に毒されることもなく、保守本流の国粋主義的スタンスを頑なに貫く某S新聞と同じグループなのに「何故、Fテレビは売国奴的な振る舞いに終始するのか…」なんて、桜井よしこさんか、はたまた小林よしのりさんの如く、気難しいことを言うつもりはないですが、しかし、報道機関としての本分も忘れ、お笑い、お笑い、お笑い、お笑い、お笑い、韓流、韓流、韓流と、売れるとみれば、白痴的に「何でもござれ」の節操なき、萬屋的体質というか、例えば「今、時代はノーパンしゃぶしゃぶ」と、それが時代のトレンドとあれば、勢い、単純にワケの分からない風俗店を目指すような人々(誤解のないように申し上げますが、それはそれで一介の経営者の場合はOKだと思いますが…)、そうした町の経営者と同じ感覚で、総務省から免許を得て、外国人株主比率20パーセント以下との定めも受ける公共放送局という立場にある組織が『それでいいのか』と思いますね。どうしても「今、トレンドは韓流」と譲りたくない思いがあるなら、別で韓流ペイテレビでも作ればいいのではないかと思います。韓流ブームの核となるマダム達は相当お金をお持ちのようですから、採算も取れ、十分儲かることかと思いますが。兎に角、Fテレビはケーブルテレビとは違い、万人が情報を得る地デジ放送局ですから、その立ち位置をもう一度、きちん認識しながらマスコミの何たるかを再考すべきかと思いますがね。こんな調子だから、震災報道の際に「笑ける」なんて不謹慎な女性ニュースキャスターの声が、LIVEでお茶の間に漏れ伝わってきたりするんです。過日、お台場(何が合衆国か!馬鹿モン)で反韓流デモがありましたが、Fテレビでは一切報道なし。これも臭いものには蓋ではないが、卑怯極まりないですわな。足元でデモ行動ですよ。で、一方では頭のエライ数学者が「時代はグローバリズムだぜ」と、寄る年波も顧みず、無理してツィッターを用い、情けないコメントを発信するとともに、デモ行進を批判していましたが、正直オカシイと思います。グローバリズムが拡大すればするほど、自らのルーツや祖国への帰属意識(ナショナリズム)が高まるのは人間として自然の摂理。人はどこから来て、どこへいくのかなんて、哲学者ならずとも、誰もが考えることで、国やコミューンという垣根が外され、そうした単位が崩壊すれば、尚のこと、アイデンティティを欲するがごとく、人間は故郷を追い求めるものなのではないでしょうか。国破れて、それこそ山河ありです。それにグローバリズムなんて一皮剥けば「アングロサクソンの世界侵略」を、お洒落なニュアンスに置き換えただけの言葉。TPPと同様、繰り返し引用するだけで頭が痛くなります。
ホンマ、「算盤使こーて桁違いのアホンダラな計算だけしとけ!」という感じで…。
あ、すみません…。品の悪いことで。
とにかく高岡くん頑張れ。自分と考えが違うとして、火の粉を避けた薄情な篤姫がどうあれ、君を応援し、Fテレビの姿勢を非難する人は沢山いると思います。また一方でロンドン・ナントカの彼のように、高岡発言の騒ぎに乗じて、Fテレビに取り入ろうと得点稼ぎ(先の数学者とか、こういう奴の罪こそ忘れたらダメなんじゃないかな。嫌いなタレントではなかったけどね~)するセコイ野郎もゴマンといますがね。
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~というところで、今日はドメスティックなお喋りを長尺で聞かせ、多数のリスナーの顰蹙を買ったことかとは思いますが、それではここで気分を入れ替えてというか、我が敬愛する横須賀の元プロボクサー「城アキラ」こと、日本が世界に誇るロックバンド「フラワー・トラベリン・バンド」のヴォーカルだった3オクターブのシンガーで、日本芸能界においては渡瀬恒彦さん、ジェリー藤尾さんとともに喧嘩最強とも言われていた『ジョー山中』さんが、2010年に見つかった肺癌の為、残念ながら今月7日にお亡くなりになったということで、改めてご冥福をお祈りするとともに、今日はここでその素晴らしい歌声をお送りしたいと思います。
曲はあの角川映画「人間の証明」のテーマソングとして有名な、詩人「西条八十」の“麦わら帽子”にメロディーをつけた「プルーフ・オブ・ザ・マン」、そしてジョーさんのオリジナル「TO THE NEW WORLD」、キャロル・キングの名曲「イッツ・トゥー・レイト」のカヴァー、さらにフラワー時代の名曲「MAKE UP」ということで計4曲、たっぷりお聴きいただきたいと思います。それではどうぞ、ジョー山中こと山中明さんです!
合掌…。
●西条八十 『麦わら帽子』
(原題:「ぼくの帽子」「帽子」)大正11年・1922年・2月1日「コドモノクニ」に初出。
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、※①碓氷から霧積へゆくみちで、谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ、
僕はあのときずいぶんくやしかった、だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね、
紺の脚絆に手甲をした。
そして拾はうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね。
けれど、とうとう駄目だった、なにしろ深い谷で、それに草が背たけぐらい伸びていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでせう?
そのとき傍らに咲いていた車百合の花はもうとうに枯れちゃったでせうね
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは、あの谷間に、静かに雪がつもっているでせう、
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と、その裏に僕が書いたY.S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく。
※①(碓氷・うすい…群馬と長野の県境にある峠)
(霧積・きりづみ…群馬県にある。温泉地として有名)
●ジョー山中HP
http://www.joe-yamanaka.com/
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にLが来るアーティストということで、アメリカはボストンで結成された3人組で、日本では辛辣でウルサ型の音楽評論家であります渋谷陽一さんやピーター・バラカンさんなどからも高い評価を勝ち得たことでも有名なイヴァン・ダンド率いる
「レモンヘッズ」。
今日はこのバンドをご紹介したいと思います。
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高校時代のクラスメートを集め、イヴァンが結成したこのレモンヘッズは元々ハードコアのバンドだったようで、今回ご用意したアルバムに収録されている上質でポップな、アコースティックな温もりのあるサウンドからは想像も出来ないような荒ぶる音を奏でていたようですが。
で、1986年には自分達でかき集めた$100を元手に1000枚限定のシングルを制作し、翌87年にはボストン・ハードコアの総本山であるインディーズ・レーベル『TAANG!』からファーストアルバム「ヘイト・ユア・フレンズ」を発表。この時期は卓越したポップなメロディーに絡みつきながら、時にヒステリックな叫びを聴かせるギターの存在こそが、彼らの重要なセールスポイントになっていたようで、当時、同時発生的に台頭し始めてきたダイナソーJrやハスカー・デュに代表されるようなバンドとともに「グランジ」の一角を担うバンドのひとつとして紹介されていたようで御座います。1989年にはサードアルバム「LICK」(リック)を発売。その中では、幼児虐待という重苦しい社会問題を取り扱ったスザンヌ・ヴェガのヒット曲であります「ルカ」のカヴァーをプレイしており、話題を集めることになった訳です。この翌年である1990年には、メジャーのレコード会社『アトランティック』と見事契約し、ファーストアルバム「LOVEY」(ラヴィ)を発表。そして1992年には、本日ご紹介するべく用意させて頂いたセカンド「イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ」を発表し、高い評判とともに、レモンヘッズは人気バンドとしての確固たる地位を手に入れることになった訳です。
~というところで、それでは今日はそんな「レモンヘッズ」。今や完全にバンドというよりは、イヴァンのソロ・プロジェクト的な色彩が強いですが、そんなバンドのメジャー第2弾に当たるアルバム「イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ」から、本日はですね、「ロッキン・ストロール」をお掛けしたいと思います。それではお聴きください。レモンヘッズです!どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はこのコーナーでも、今月7日に癌の為にお亡くなりになった『ジョー山中』さんを偲ぶ意味合いで、彼の素晴らしい歌声を十二分に堪能することの出来るレゲエナンバー「アフリカ」をお掛けして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・8・27オンエアー分)
2011年08月20日
チェリーボムズ、リトルリバーバンド、M・カーン
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さてお盆休みも終了し、残暑厳しい中、お父さん達はふうふうと息を切らせながらも、再び会社勤めに精を出す日々を迎え、また学生諸君は夏休みの宿題を相手に格闘しながら「ラストスパート」に突入したことかとは思いますが、兎に角、皆さん今の時期は夏バテ気味ということで、何とか気力を充実させ、さらには体力を回復していただきたいと思い、そういう時には、この番組的には滋養強壮に効果を表しそうなパンキッシュなR&Rが一番かと考えまして、今回のこのコーナーでは、1985年6月9日に解散した『ハノイ・ロックス』のアンディ・マッコイとナスティ・スーサイドという両ギタリストが中心核となり、新たに「トト・コエロ」というバンドのヴォーカルだったアニタ・シェラマーに、元ロード・オブ・ニューチャーチのベースのデイヴ・トレグナ、そして元クラッシュのテリー・チャイムズをドラムに迎えて結成するも、ヴォーカルのアニタがアメリカに移住した元ジェネレーションXのビリー・アイドルを追いかけてバンドを飛び出したことから、ちょうど1年経過したところで、簡単に空中分解してしまったバンド
「チェリーボムズ」
を取り上げては、その活動内容にはかなり情けないものがある訳ですが、しかっし吉川君!(古っ!千葉県知事かいな~)、流石、ハノイのアンディがソングライティングを手掛けたバンドだけあって、楽曲自体には文句のつけようもなければ、「痛快無比」と言う表現がピタリと当て嵌まる演奏がそのCDには凝縮され、また堪能できるということで、今晩は1986年9月3日に行われたロンドンはマーキークラブでのライブ演奏を収録した臨場感タップリのアルバム「LIVEチェリーボムズ」から3曲、まずはメドレーで「イントロ~ハウス・オブ・エクスタシー」の2曲を、そのあと「黄泉の国」、そして「ピンナップ・ボーイ」の合計4曲をお届けしたいと思います。
それでは皆様、滋養強壮、タウリン一杯の栄養ドリンクに匹敵するようなゴキゲンなR&Rを聞いてください。ファイト一発「チェリーボムズ」です!どうぞ!
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
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このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にLが来るアーティストということで、奏でるそのサウンドが余りにも燦々と輝く太陽とコバルトブルーの海が似合いそうな、まさに「ウエストコースト」と評するに相応しいものであるが為に、アメリカ産のバンドと勘違いされる向きも多いようですが、実は1975年に豪州はメルボルンで結成された6人組のバンドであります
リトルリバーバンド。
イメージ的にはどうもこの番組のカラーには不釣り合いのような感じも致しますが、若かりし頃、何故か魅かれるところが私自身多分にあったということで、今更ながらに再検証もないですが、どこが良かったのか、その辺りも探りつつ皆さんとその西海岸的ロックサウンドに耳を傾けてみたいと思います。
リトルリバーバンドは先にも申し上げた通り、1975年にオーストラリアで結成されたバンドで、結成当初のメンバーは、グレアム・ゴーブル、ビーブ・バートルズ、デレク・ペリッシ、グレン・シャロック、リック・フォーモサ、ロジャー・マクラクランの6人で、結成の翌年には威勢も良く海を渡り、アメリカ市場へと殴り込みを仕掛け、そこで当時、商業的な成功を収めていたイーグルスやドゥ―ビーブラザーズ、はたまたリンダ・ロンシュタットなどの西海岸成功組の音楽を手本にオリジナルな楽曲作りに精を出し、1978年には「リミニッシング(追憶の甘い日々)」を発表し、全米3位の栄冠を獲得しては、一躍全世界的なバンドとしてメジャーシーンに躍り出ては注目を集めるようになる。この後も「二人の愛は」や「ロンサム・ルーザー」といったヒット曲を飛ばすものの、「リミニッシング」規模の大ヒットにはなり得ず、程なくこのバンドは「あの人は今」的な扱いを受ける存在となり、猿岩石の有吉くんのように「悪口」を言い倒すなどの新芸を身に付けることも出来ないまま、一流バンドの座から陥落することとなります。一応、現在も「懲りもせず」と言うと怒られそうですが、解散することもなく地道に「リトルリバーバンド」名義で活動は続けているとのことですが、しかしそこには全くオリジナルメンバーの姿はないという悲しい情報も聞こえてきており、また出来ればオリジナルメンバーでの「リトルリバー」の復活を楽しみにしたいところでもあります。
…と言うところで、それではここで今日はベスト盤から「リトルリバーバンド」も名曲を何曲かオンエアーさせて頂こうと思っておりますが、まずは何と言っても全米で第3位の栄冠を獲得したという「リミニッシング」と、そして私としては「これがリトルリバーのNO1」と思っている「ロンサム・ルーザー」の2曲をお掛けしたいと思います。
それでは聞いて下さい。リトルリバーバンドです。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
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蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、当番組では既に2月13日の放送で追悼特集をさせて頂いておりますが、ソロになってからの楽曲については、その際、いろいろあってオンエアー出来ませんでしたので、今回改めて、今年1月4日に進行性の癌の為、52歳の若さで亡くなってしまいました元JAPANのベーシスト
「ミック・カーン」
を偲んで、1982年発表の、ソロ名義のアルバム「タイトルズ」から「トライバル・ダウン」をお掛けしつつお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・8・20オンエアー分)
2011年08月13日
ポール・マッカートニー、リヴィング・カラー、BEEGEES
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「ピッ、ピカチュウ」と山口県宇部市の「エコハちゃん」
お隣中国さんとは違うんだから…頼んまっせ!
素晴らしい日本代表!松田クンもきっと喜んでいることかと思います。
鳥肌が立ったよ!
そして井岡一翔、初防衛。おめでとう!
頑張りました!若い日本人奮闘!
皆さん、お今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!
「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて日本全国、お盆休み真っ最中。今年、平成23年も早や折り返し地点ということで、明後日の15日は、第66回目の終戦記念日を迎えます。玉音放送が放送され、大東亜戦争に幕が下ろされた日ということで、この国を支えてくれた英霊や先人達の御霊に、掌を合わせ、心から感謝する日では御座いますが、しかし、今年は、といってもまだ半年ですが、少し思い返すだけでも次から次へと、とんでもない災厄に見舞われた年と言うことで、沢山の犠牲者を出した『東日本大震災』は言うに及ばず、その後、東京電力・福島第一原発の事故に端を発した放射能問題、エネルギー問題、そして危機管理と、見る間にこれまで知ってか知らずか、兎に角、遣り過ごして来たこの国の問題点が一気に噴出、この関西でも節電対策、そして宮城県や栃木県産などの『稲わら』に含まれていたとされるセシウムによって汚染された食肉が全国に出回り、4月に発生したフーズ・フォーラスが経営する「焼肉酒家えびす」で起こった病原性大腸菌O111、O157による食中毒事件に引き続き、またぞろ食の安全が脅かされる騒ぎが発生するなど、不謹慎な言い回しながらも、私も含め、俗物の塊のような、パパラッチというか、報道関係に携わる人間にとっては、まさに忙しさが頂点に達したような、怒涛の、そして直接不幸に遭われた方々にとっては、地獄のような半年だったように思います。また今年は東日本大震災の発生によって、何とも言えない不条理で無慈悲な「この世の終わり」のような殺伐とした光景を目の当たりにした為か、例年になく自殺者が増えているということで、今年5月に到っては、全国規模で前月23%増の「3281人」、前年同月比でも18%増ということで、2008年に警察庁が統計を取り始めてから「最も多い数字」として弾き出されたということで、最早、溜息しか出ません。震災発生の3月以降と言うことで申し上げますと、俳優の田中稔さん、そして種子島出身の貧乏アイドルとして売り出していた上原美優さん、7月には元XJAPAN、元ラウドネスの沢田泰司さん、元ミュージックマガジン編集長の中村とうようさん、元ロッテ、阪神、NYヤンキーズで剛腕投手としてならした伊良部秀輝さんと、ざっと思い返しただけでもこれだけの人物が自らで命を絶たれています。誤解を恐れず言えば、それぞれ理由もあれば、自殺も個人の自由ということで「生きていればそのうちにきっと良いことがある」なんて、いい加減解ったようなおこがましいセリフは口が裂けても言えないというのが、私の基本スタンスですが(この頃、富にその意識が強くなってきたようにも思いますが…)、それでも死神にとり憑かれたような思いに陥った時には、変な話ですが、例えば、今だったら晴れた日に、入道雲を足元に従えた、どこまでも青い夏の空を見上げてみてください。何時も暮らしている埃っぽい場所(日常)から、おさらばして田舎に出向き、コバルト色の海や緑濃い夏山の姿とか、沈む夕陽の輝きとかその他諸々をゆっくりと時間をかけて眺めてみてください、何の根拠もないけど、この無慈悲で冷血漢で自分勝手な私でさえ、「ああ、生きていて良かったな」と穏やかな心持ちになって、そういう風に感じられる時がありますし、無意味に得した気分にもなります。要はやっぱり人間は自然の一部。ふと今、思い出しましたが、昔、桜木健一さんが主演を務めていたドラマ「刑事くん」の主題歌で「コンクリートジャングル」というのがありましたが、やはり人間が人工的に造った都会の中で暮らすと言うのは過度なストレスがかかり、不自然なのではないでしょうか。「思い止まれ」とまでは言わずとも、浅田彰さんの著書「逃走論」よろしく、パラノ人間からズギゾ人間にシフトチェンジして、多少の貧乏生活はこらえつつも「地球教」、地球を神と崇める宗教とでも言いましょうか、そうしたものに(言うときますけど、ケッタイなカルトではおまへんで!喩えやで~)に帰依するのも素敵な「ひとつの選択肢」かと思ったりもしますが…。
…ということで、またまた行きあたりばったりの取り留めもない話になってしまいましたが、それではここで曲をということで。
今日は1980年12月8日の「ジョンレノンの死」をひとつの切っ掛けとして、ポールが初めて真正面から、自分にとって「ビートルズ」というのはどういう存在だったのかという問い掛けをメインテーマに据えて1984年に製作した、映画「ヤァ!ブロード・ストリート」のサントラアルバムから、ビートルズの名盤「リボルバー」に収録されている「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」のリメイクバージョンと、このアルバムのリードトラック「ノー・モア・ロンリー・ナイト」、そして「フォー・ノー・ワン」のリメイク、計3曲をお聴きください。
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それではどうぞ!指パッチンの「ポール牧」
さんではなく、
ポール・マッカートニー
さんです。
■浅田彰著★「逃走論」
http://www.amazon.co.jp/%E9%80%83%E8%B5%B0%E8%AB%96%E2%80%95%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%82%BE%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%83%E3%82%BA%E3%81%AE%E5%86%92%E9%99%BA-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%B5%85%E7%94%B0-%E5%BD%B0/dp/4480021078
◆自殺対策支援センター◎「ライフリンク」
http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、またまた少し間が空いてしまいましたが、今週もその頭文字にLが来るアーティストということで、1958年にロンドンで生まれ、2歳の時にアメリカはブルックリンに移住し、その後ギタリストとして頭角を現したヴァーノン・リードを中心として、1984年にNYで結成されたファンキーな乗りが特徴の「黒いツェッペリン」こと、
「リヴィング・カラー」
を今回は紹介したいと思います。
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「リヴィング・カラー」は先にも申しましたように、1984年にアメリカはNYで結成された黒人によるハードロックバンドで、1986年、NYのライブハウス「CBGB」でのライブを観に来ていたR・ストーンズのミック・ジャガーの目に留まり、彼のプロデュースによる3曲入りのデモを切っ掛けに、エピック・レコードと契約を果たすことになる訳です。1988年にはデビューアルバム「VIVID」を発表。その後90年には「タイムズ・アップ」、93年には今のグランジやミクスチャーにつながるような変化に富んだ音が新鮮な「ステイン」と題されたアルバムを制作した。日本でも3度の来日公演を行っているが、音楽性の相違から一旦1995年に解散。しかし、2003年には正式に再結成を果たし、ピーク時に比べると、その活動内容は実に地味ではありますが、何とか今日まで現存しているという「リヴィング・カラー」では御座います。
…というところで、それでは、今日は黒人ならではのファンキーなウネリと音圧の高いヘビィーなギターサウンドが同居した彼らならではの独特の個性が光る「リヴィング・カラー」のナンバーということで、ファーストアルバム「VIVID」から「カルト・オブ・パーソナリティ」をお届けしたいと思います。
1985年にはアーティスティックで創造的な黒人をバックアップする組織「ブラック・コーリション」を設立し、黒人文化の発展にも寄与するヴァ―ノン・リードが率いる「リヴィング・カラー」、その音をお楽しみください。
それではどうぞ!
●リヴィング・カラーHP
http://www.livingcolour.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はアイルランドとイギリスの間に在るマン島(淡路島ぐらいの大きさの島だが、侮ることなかれ。それでもしっかりとした独立国家で首都はダグラスということで御座います!)そちらの出身で1963年にオーストラリアからデビューし「マサチューセッツ」や「ステインアライブ」など、沢山のヒット曲で一時代を築いた3人兄弟のグループ「ビージ―ズ」のメンバーで、2003年1月に、アメリカで腸閉塞の手術をしている最中に、残念ながら死亡した
モーリス・ギブ
を偲んで、美しくもファンキーな、正に
ビージーズ
の十八番というようなナンバーである「LOVE YOU INSIDE OUT」を聞きながらお別れしたいと思います。
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で、最後に成りましたが、この悲しい話題には触れない訳にはいかないということで、あのミスターマリノス、現在はJFLの「松本山雅」でプレーしていました、日本を代表するDF、サッカー選手であった
『松田直樹』
クンが急性心筋梗塞で、今月4日、練習中に34歳と言う若さでお亡くなりに成りました。全く悔しい話ですが、ここに御冥福をお祈りしたく思います。合掌。
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それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
で、こうした流れで変な感じですが…。
普段の仕事をされているお父さん達にとって素敵な
お盆オッティモ!
となりますように!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・8・13オンエアー分)
2011年08月06日
夏フェス!サマソニ!
残念…。無念です。こんな正直に、自らの思いをピュアに貫いた男を私は知りません。
松田直樹よ!永遠に…。
心からご冥福をお祈り致します。
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今週も先週に引き続き、節電15%の協力が東電及び関西電力などから求められている時節にも関わらず、無事開催の運びとなった「フジロック2011」とともに、こちらも先ず間違いなく開催されるであろう、最早、夏の風物詩とも言える、東京では幕張、そして大阪では舞洲を舞台に種々様々なアーティスト達が一堂に会し、夏の空に映えるダイナミックな演奏を繰り広げること請け合いのイベント「サマーソニック2011」。今日はそのステージに登場する、また登場するはずだったアーティスト達を、若干偏り気味とは言うか、何時ものことながら、兎に角、取り上げてはその音をお届けしたいと思います。
それでは、早速、参加アーティスト及び関連アーティスト達の粋の良い音をお送りしたいと思いますが…。
まず、今月14日、東京会場のビーチステージに出演予定だったにも関わらず、脳卒中で倒れ、一旦、快方に向かっているとの報道もあったように思いますが、アメリカ時間の6月18日、午後7時頃、脳卒中の合併症により、帰らぬ人となってしまった、ブルース・スプリングスティーンのバックバンドであったE・ストリートバンドで、黒光りする筋肉ボディと圧倒的なサックスプレイで、バンドの中でも、リトル・スティーヴンとともに、一際存在感を誇っていた
クラレンス・クレモンズ
を追悼する意味で、その彼が参加する
B・スプリングスティーン
の楽曲で「ロザリータ」と「ボーン・トゥ・ラン」と「バッド・ランド」の2曲をまずはお掛けして、同じく14日、オープニングアクトとして、東京会場のマウンテンステージのみの登場となる、なぜ関西、兵庫出身のバンドなのにこういうことになるのか、全く私は解せませんが、2008年に現在の6人編成のラインナップとなり、この先の活躍が期待されるかっちょいい~「Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)」の音ということで、先月13日に発売となったミニアルバム「ネクストリーム」から2曲、アニメ「逆境無頼カイジ」の主題歌でもあった「チェイス・ザ・ライト!」と「シェイク・ユア・ボディ」をお届けしたいと思います。
それでは惜しくも69歳で亡くなったクラレンスの素晴らしいサックスの音色と
「Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)」
のスクリーモで迫力ある音の塊を堪能して下さい。それではどうぞ!
B・スプリングスティーン、クラレンス・クレモンズに捧ぐ
http://www.barks.jp/news/?id=1000071465
Fear, and Loathing in Las Vegas公式HP
http://www.lasvegas-jp.com/
さて続きましては、13日にサマソニ「オーシャンステージ」に登場するアーティストで、元メンバーで後にラウドネスに参加し、ギターの高崎晃氏との超強力ユニゾン・ベースプレイでオーディエンスの喝采を集めていたタイジこと沢田泰司氏が、先月11日にサイパンに向かう飛行機の中で暴行を働き、現地の警察に拘留された際に自殺を図り、亡くなってしまったことから、予期せぬ形でまたまた噂の渦中のバンドとなってしまった
X JAPAN
ということで、先ずは彼らの1988年4月に発売となったインディーズからのバンドとしてのアルバム第一弾「Vanishing Vision」(ヴァニシング・ヴィジョン)から 「サディスティック・デザイアー」をお掛けして、さらに14日のソニックステージにヘッドライナーとして登場する、元アット・ザ・ドライヴインのメンバーであるゼドリックとオマーによって2002年に結成された、パンクやエモなどありとあらゆる音楽的な要素をミックスし、現代におけるプログレ・サウンドとも言える、複雑ながらも一方で乗りの良い「音世界」を構築して見せながら、まだまだ先を行く可能性を秘めたバンドと玄人筋からの評価も高い
「マーズ・ヴォルタ」
で「イナーシアティックESP」の計2曲をお聴きください。
それではどうぞ!
サマソニ公式HP
http://www.summersonic.com/2011/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて本日は、最後も「サマソニ2011」登場のアーティストをお掛けして、お別れしたいと思います。お届けするのは13日のマウンテンステージに登場する、今ではジョン・ライドンのソロ・プロジェクト的な色彩が強い
「パブリック・イメージ・リミテッド(P・i・L)」
のナンバーで名曲「アナリサ」で御座います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年8月6日オンエアー分)