2011年05月28日
UVERworld、Heavenstamp(ヘブンスタンプ)
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は久々、私、PON- CHANG!(ぽんちゃん)の錆びついた、世の流行り廃りには全くといって良い程、鈍感である音楽アンテナにも「ピピピ」と珍しく引っ掛かってきましたJ-ROCKの新譜が、バンド単位で2曲ほど出て来ましたので、是非共、今日はそれをリスナーの皆さんにご披露、ご紹介させて頂こうと思い立ちまして、音源をご用意させて頂いた次第で御座いますけども…。
で、トップバッターとしてご紹介させて頂きますのは、正直、これまで全く私自身、馴染みのないバンドで御座いましたが、うちの息子達の解説に寄りますと、バンプやラッドウインプスなどと同じぐらい、今、正に旬と言いますか、メジャーなバンドのひとつに数えられているとの事で御座いますけども、関西は滋賀県出身の5人組で、2005年7月にソニー・ミュージック・レコーズのロック系レーベルであるgr8!records(ジーアールエイト レコーズ)の方と契約しまして、テレビ東京系アニメの『BLEACH』、こちらの主題歌にも起用されたシングル曲「ディー・テクノライフ」で華々しくデビューした
UVERworld(ウーバーワールド)
さん。この5月11日には、またまた毎週日曜夕方5時からMBS系で放映されているアニメ『青の祓魔師』(あおのエクソシスト。因みに『祓魔師』は“ふつまし”と読みます!)、こちらの主題歌でもある彼らの19枚目のシングルに当たる「CORE PRIDE」。これが非常に素晴らしい出来で御座いまして、一聴しただけで全身に力が漲り、「血沸き肉踊る」という表現がピタリと当て嵌まる様な、躍動感を満ち溢れたナンバーで、勿論、加藤和恵さん原作(集英社・ジャンプスクエアに連載中。元々は読み切り漫画「深山鶯邸事件(みやまうぐいすていじけん)」がベースになっているとのこと…)のサタンの落胤(らくいん。父親に認知されていない子供)である主人公「奥村 燐(おくむら りん)」が育ての親である「藤本 獅郎(ふじもと しろう)神父」の意思を継ぐべく、悪魔とも人間とも違う立ち位置で「エクソシスト」を志すといったストーリーで展開するアニメ本編のストーリーにも惹きこまれ乍ら、毎週子供達とブラウン管の前で鑑賞させて頂いておりますが、それと同様に、今回の、このUVERworld(ウーバーワールド)のシングル曲がOPで流れてくる度に「良いねェ~」と独りごちながら感心している次第です。
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それともう一曲、2009年に結成されたインディーズダンスロック界出身の新星
「Heaven stamp」(ヘブンスタンプ)
の、今月11日にワーナー・ミュージック・ジャパンから発売となった新曲「スタンド・バイ・ユー」。これがまた非常に素晴らしい仕上がりの楽曲でして、たまたま仕事の最中、車で移動している際に、某中波のラジオ関西さんにラジオのダイアルを合わせていたところ、耳に飛び込んできたのがこの楽曲で、大体が私、女性ボーカルをフロントに立てたバンドというのは、『男尊女卑』と言われようとも、それだけで概して敬遠するタイプなんですが、このバンドに関しては、イントロのギターの音色を聴いただけで魅かれるものがあれば、また楽曲の作りも実にシンプルで、余計な装飾も全くなく、ストレートにハートに響くものがありました。で、遡って、あのブロックパーティーのギター「ラッセル・リサック」がゲスト参加して製作された、昨年(2010年)12月発売の「Hype-E,P,+REMIXES」にも耳を傾け、またPVもようつべ(You Tube)で拝見しましたが、ボーカル&ギターのサリー・シナモンさん(ストーンローゼズの曲でこういうタイトルの曲がありましたが…。ここから拝借したんでしょうな。兵庫県は神戸元町にもパン、サンドウィッチの店でこういう屋号の店も御座いますが、個々の関係ということは先ずないですわな~)も綺麗で、むちゃ好みということで、オッサンとしては掛け値なしのファンになってしまいましたとさ、ということで…
それではアッシャー(物質界)でも、いやゲヘナ(虚無界)でも人気が出ること間違いなしのお勧め曲2曲ということで、先ずは清水琢也くんの攻撃的なラップも力強いUVERworld(ウーバーワールド)の「青の祓魔師」の主題歌の「コア・プライド」と同じくそのシングルCDに収録されている「境地・マントラ」の2曲、そして「Heavenstamp」(ヘブンスタンプ)のシングルCD「スタンド・バイ・ユー」から同名リードトラックとブロックパーティーのラッセル共同制作した「Pops」の2曲、計4曲をお聴きください。それではどうぞ!
ウ―バーとヘブンスタンプです!
●UVERworld(ウーバーワールド)
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/uverworld/index.html
http://uverworld.jp/
●「Heavenstamp」(ヘブンスタンプ)
http://www.heavenstamp.com/#/top
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
その前にちょっと一言ということで、このコーナーの趣旨にはそぐわないですが、少し前の話にはなりますが、ラサール石井さんが、先月11日、ロシアはモスクワで行われたフィギュア・スケート世界選手権で浅田真央ちゃんが6位で終わったことに対して、ツィッターで「エッチしないとミキティーやキム・ヨナに勝てない」と呟いたことから、怒りのコメントがあちこちから寄せられて大炎上。そのコメントをはじめ、真央ちゃんに関する内容のものを一切合財削除したそうですが、別に敢えて両津勘吉じゃないや、ラサールさんを擁護する心算もなければ、このコメント自体、私としてはどうでもいいと思っていますが、しかし解らないのは、こんなコメントにも必死になって怒りの抗議をする人たちの心理。私なんかはこんな人達のハタ迷惑で余計な『一生懸命さ』こそが、逆に真央ちゃんの成績不振を招いているのではないかと勘繰ってしまいますが。彼女が頻繁にコーチを換えるのも、必要以上に痩せたのも、「日本の皆さんの期待に副うように勝たなきゃいけない」と思うからであって、全てはハタ迷惑なファンの応援がプレッシャーとなって起こっていることなんじゃないかなと、思うというよりも、あながちハズレでもないでしょう?まだ真央ちゃんは20歳ですよ!ホンマ、石川遼君にしても真央ちゃんにしても可哀そうだわ。もっと自由に楽しみながら、競技が出来れば、いい成績も残せると思うのですが。この場外乱闘を通じて、外野が「五月蠅い!」と思うのは私だけですかね、どうなんでしょう…。
若いアスリートに対する「贔屓に引き倒し」にも似た過剰な応援はマイナス以外の何ものでもない。自由恋愛も結構でしょうし、皆さん、兎に角、しょうもないことで騒ぎを起こして、ガタガタ言うのは止めましょう。真央ちゃんが何位でも良いじゃん、頑張っているには違いないし。兎に角「真央ちゃん、雑音は気にするな!ユッケは今、暫くやめトキや!」と、オッチャンとしては「応援のエール」を送らせて頂きたいと思います…。
それでは、はい、かなりコーナーから横道に逸れてしまいましたが、ここからがコーナー本編ということで、さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、本日は以前にもご紹介したことのあるイギリスはロンドン、ノッティングヒルで1978年に結成されたポストパンクバンド「キリング・ジョーク」
で、結成当初は暴力的なギターサウンドと反復する重厚なビートをメインに打ち出したアグレッシヴで怒気を漲らせた、典型的なポジティヴバンドのひとつに数えられるバンドであったにも関わらず、その後、ピンクフロイドをフェイバリット・アーティストに上げるバンドの中心人物であるボーカル&Kb担当のジャズ・コールマンの趣味性を前面にフューチュアするように、キーボードやシンセ等の鍵盤楽器をメインに据え、一般的なニューウェイヴサウンドを聴かせるバンドとして音楽的変遷を辿って行く訳です。そこで今日は初期とは全く趣の違う「キリング・ジョーク」の音を聴いて頂きたいということで、1988年発表の、言えば今から23年前の作品ですが、そんなに古さを感じることもないかと思う、彼らにとっての7枚目の作品「アウトサイド・ザ・ゲート」から「ステイ・ワン・ジャンプ・アヘッド」と「アメリカ」の2曲をお聴きください。それではどうぞ!「キリング・ジョーク」です。
キリングジョークHP
http://www.killingjoke.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
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蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は2009年5月、がん性リンパ管症の為に58歳の若さで亡くなった忌野清志郎さんの3回忌コンサートが、命日に当たる今月2日に武道館で行われたということで、この番組でも、それに合わせてと言う訳でもないですが、清志郎さんを偲んで「空がまた暗くなる」をお掛けして、♪~勇気を出しながら♪~お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイアルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年5月28日オンエアー分)
2011年05月21日
BOOWY、コンプレックス、Kingdom Come …
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、「不謹慎」「穿った見方」「臍曲がり」「天邪鬼」「人の善意を素直に喜べ!」といった非難とお叱りを、大いに受けることになるかも知れませんが、未曾有の大災害、戦後始まって以来の国難とも言える『東日本大震災』の発生、その後の復興に向けての義援金集めの一案として、1980年代から90年代にかけて活動してきたものの、それぞれが、それぞれの理由の下、解散してしまった、さまざまなグループの元メンバー達が「チャリティー」という言葉を言い訳がましく、まるで免罪符のように口にしては、バンド復活や一旦封印していた楽曲の数々を「改めて歌う」とばかりに、狼煙を盛んに上げておりますが。ニュースZEROなんかでそんなしょ~もない光景を実際よく見かけますが。
確かに何もない時に復活なんかすると「金に窮したのではないか」「陰りを帯びてきた人気に梃入れする為の再結成ではないか」と、悪意に満ち満ちた詮索とともに、「馬鹿野郎!こんなもんロックじゃね~だろ!ボロックス!」とばかりに揶揄されてしまう(…というか、バンド再結成や過去の楽曲を歌ったりする、その動機の殆どが、またそうしたものであるのも、悲しいかな、間違いなかったりする~)訳ですが、しかし、逆にこうした緊急事態ともなると、再結成してチャリティーライブなどをすると、世の皆さんは「嗚呼、いい人達だ」と、単純に諸手を上げて、その行為を評価しては歓迎してしまう傾向にもあったりして、ロッカーと言えど『人気商売』、再結成にウズウズしていたミュージシャン側としては、まさに「千載一遇のチャンス」とばかりに飛びついてしまうのも致し方ないところかとも思いますが。
で、まずは先月4月28日に、元メンバーである布袋寅泰氏と吉川晃司氏が双方のブログで「COMPLEX」の一夜限りの再結成をすることを明言。今年7月30日に解散コンサートを行った東京ドーム(老婆心ながら節電状況の中、実際7月にドームでコンサート出来るのか?と思ったりもしますがね)でライブをするとのことです。また1988年に結成し、1年で武道館公演を達成する人気を誇るも97年に解散、さらに2007年の11月に1年限定の再結成を行った「ジュンスカ」ことJUN SKY WALKER(S)が「英語にするとロックンロールになる」として、過去にも自らの記念日など、事ある毎にコンサートして来たという、今回の被災地でもある「宮城県石巻市の為にも」ということで立ち上がり、今月16日の名古屋公演を皮切りに来月4日のZepp Tokyoを最終日として、全国5つの都市を回りGIGを行い、また石巻市自体が落ち着き次第、被災地でも公演をしたいと宣言しております。さらには5月4日に東京渋谷で行われた復興チャリティーイベントに参加した元レッズの田所豊氏も「レッド・ウォリア―ズの再結成も計画している」として、バンドを再結成してのチャリティーライブに意欲を見せておりましたということで御座います。
しかしまぁ、特別「震災」云々と言わず、再結成したかったら、周囲の雑音など気にせず再結成するばいいんじゃないでしょうか。再結成して何やかんや言われるのは仕様がないでしょうしね。何時の時代も『悪意の塊』みたいな意地悪な輩は私をはじめ、いますから(苦笑)。かといって講釈垂れの言い訳野郎の方が、全然ロックンロールではなく「男らしくない」と言う気もしますし。自分だけ、過去のバンドのヒット曲をチャリティーといって“カッコ良く”歌うとか、それも非常に厭らしい感じがしますし。何にせよ、ロックバンドの再結成は洋の東西に関わらず、その昔から「格好が悪い」というのが定番で御座います。熱狂的なファンは別としてね。かくいう私もARBが何回目になるか、最早解りませんが、もし仮による年波も顧みず「再結成」するということであれば、周囲がいろいろ言っても歓迎するしね。でも出来れば、こうした時期に再結成というのはロックらしくないから避けて頂いた方がいいと思いますが。
兎に角、勘違いしないでほしいですが、「バンドエイド」はあくまで傷膏で、「USA・フォー・アフリカ」は第3世界から搾取する先進国のマッチポンプの象徴であって、あれこそが「チャリティー」とか「ロック」とは全く別の次元のものですからね! あんなもんを手本としてバカ騒ぎしているメジャーの皆さんがいましたら(きっといるでしょうが…)、反省を宜しくお願いします。
しかし、それにしても流石というべきか、一方でストリート・スライダーズは再結成の「さ」の字もないし、THE CLASHも「ジョー」が死んで永遠に終わってしまいましたし、ヒロトとマーシーは「前に進むだけ!」という姿勢を崩さず、ロックの何たるかを体現しているようで、大いに感銘を受ける次第でも御座いますが…。
~ということで。では講釈抜きに「素直に観たいですよ」「楽しみたい」という気持ちを届けるべく、今日は、先ずコンプレックス結成のきっかけにもなったであろう(だって、ボウイの中でも実にクオリティーも高く、際立って格好良いナンバーですから…)1986年3月発表のボウイのアルバム「JUST A HERO」から、ヒムロック&吉川のツインボーカルによる「1994(レベル・オン・コンプレックス)」と、コンプレックスで「2人のANOTHER TWILIGHT 」、そしてジュンスカで記念すべきデビュー曲「全部このままで」の計3曲を聴いて下さい。どうぞ!
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
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さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、クラシック・コンプレックス丸出しのディープパープルに対して、ブリティッシュ・フォーク・トラッドをベースとして、アメリカ産の広大無辺な大陸ロックに対峙しようと格闘したジミー・ペイジ率いるレッド・ツェッペリン。そのツェッペリンの流れを与したというか、完璧にその方法論を模倣してみせたが故に、今は亡きゲイリー・ムーア(彼はこのバンドの為に『レッド・クローンズ』という曲をわざわざ書き下ろし、憎しみを込めて攻撃しましたっ!なんちゅうやっちゃ!)やドッケンのジョージ・リンチ(彼はイベントなどで、このバンドと顔を合わす度に移民の歌を口にして、からかって見せたと言うことですが…)、そんなこんなで同業者等から罵倒され、また音楽マスコミからも必要以上の誹謗中傷を受け、あっと言う間にメジャーシーンから陥落。現在はボーカルのレ二―・ウルフの生まれ故郷であるドイツを拠点に地道に活動する、アメリカ生まれの不遇なるハードロックバンド『キングダム・カム』。確かに「ZEPPのそっくりさん」といった部分は否めない事実であろうとも、半面、その演奏は本家本元を凌駕して余りあるような完成度の高さを誇っており、私ははっきり言って嫌いでないので、今宵はそのソックリぶりとともに、リスナーの方々には、非常にクオリティーの高い演奏を確かめて頂きたいと思い、オンエアーすることに致しました。
で、簡単にこの『キングダム・カム』というバンドの横顔をご紹介しますと、このバンドは5人組のハードロックバンドで、元々はドイツの音楽シーンで地道にライブ活動していたボーカルのレ二―・ウルフが、アメリカはロサンゼルスに新天地を求め移住し、先ずはハードロックバンド「ストーン・フューリー」を結成。MCAから2枚のアルバムを発表するも、鳴かず飛ばずの状態が続き、直きに財政難に陥っては空中分解の憂き目を見ることになる訳ですが、その1年後に当たる1987年には『キングダム・カム』を結成し、見事完全復活。ポリグラム・レコードと上手く契約に漕ぎ着け、1988年には、デビュー作にしてプラチナ・ディスクの栄誉に輝く、本日ご紹介する1stアルバム『キングダム・カム』を引っ提げて、全米のハードロックシーンに殴り込みを果たす訳です。高い完成度を誇るアルバムの質に感銘を覚え、熱狂的な声援を送るファンや評論家の支持を得る一方で、その音がツェッペリンに酷似していることから、「全くオリジナリティーがない」「単なる猿真似」というような強烈な誹謗中傷を受けることにもなり、今日までの間に16枚ものアルバム作品を発表しているものの、1st程の評価を得ることもなければ、オリジナルメンバーも2枚目の製作を待たずして全員脱退。今では活動の拠点を自らの出身地であるドイツに再び移し、レ二ーひとりで『キングダム・カム』を名乗り、地味に演奏活動を行っているそうです。本当に可哀そうな話では御座いますが。
~というところで、それではここでそんなハードロック界の貧乏神(俺も滅茶苦茶、もしかしたら言ってるかな?)という形容がピタリ当て嵌まる『キングダム・カム』の珠玉の1stアルバムから、今日は1回オンエアーしただけでリクエストが殺到したとされる「ゲット・イット・オン」を聴いてください。本当にカッコ良いですから。私は大好きですね。
それではZEPPの物真似をオハコとするハードロック界のコロッケこと『キングダム・カム』で2曲お届け致します。どうぞ!
キングダム・カムHP
http://www.lennywolf.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は何時ものコーナーを返上し、頭のカレイドスコープのコーナーで、震災を理由にして「再結成してみせるバンド」に、嫌味たらしく(笑)スポットを当て、ご紹介しましたが、同じく今日はお別れの場面でも、再結成の可能性、計画があるとされるレッド・ウォリア―ズのナンバーで、サムピックを使うシャケのシャープなカッティングがカッコ良い「アウトサイダー」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年5月21日オンエアー分)
2011年05月05日
ケヴィン・エアーズ、ブルース・スプリングスティーン
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、今日は1944年8月、イギリスはケント州生まれのミュージシャンで、1960年代から1970年代にかけて注目された、コマーシャリズムとは縁遠い、複雑で難解なサイケデリック及びプログレッシブロックを演奏するカンタベリー派の一群に属し、その中でも特に最重要バンドと目されております「ソフトマシーン」の創設メンバーとしても、つとに有名な
ケヴィン・エアーズ。
今回はその人に注目し、彼の歌声及び演奏に、リスナーの皆さんと共に耳を傾けてみたいと思います。
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ケヴィン・エアーズは1944年生まれと言いますから、今年67歳のミュージシャンで、1966年にはオーストラリア生まれのヒッピーであるデヴィット・アレン、そしてロバート・ワイアット等と一緒にプログレ、サイケ、ジャズ、フュージョンなど多様な音楽性を誇る「ミスターヘッド」という4人組バンドを結成し、その後、キーボードのマイク・ラトリッジがバンドに合流した際に、ビート文学の巨匠であるウイリアム・バロウズの了解を得て、グループ名を「ソフトマシーン」(因みにソフトマシーンとは『柔らかな機械』、つまりは女性型のアンドロイドを指していると言うことらしいんですが…。)に変更し、ロンドンのライブハウス「UFOクラブ」を拠点としながらも、ヨーロッパ各地に進出し積極的なライブ活動を展開してみせた訳です。
しかし1967年、麻薬所持などのトラブルからバンドの中心人物であったギターのアレンが脱退し、3人編成となったものの、キーボードのラトリッジが音に厚みを加える為もあってか、使用しているオルガンに強烈なファズをかけ、音色を加工したことから、バンドの奏でるサウンドがモノクロームの色調を帯びるようになり、これが独特のニュアンスを醸し出すこととなり、カンタベリー派の特徴のひとつにもなっていったようですが。
で、1968年、ツアーの真っ只中、滞在先のニューヨークでデビューアルバム「ザ・ソフトマシーン」を制作。アレンの後任ギタリストとしては、後にポリスへ参加することになるアンディ・サマーズがバンドに加わったのですが、長期のライブ演奏に疲れたメンバーの中から、いち早くケヴィンがバンドを離脱。その後、ソフトマシーン時代に手にしていたベースを、ギターに持ち替え、渋いバリトンボイスの歌声を武器に、今日に到るまで、フランス南部に居を構え、極めてマイペースなスタイルでソロ活動を行っています。
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それでは、ここでそんなケヴィン・エアーズの歌声と演奏を聴いて頂きたいと思いますが。今日はソロ第1作目、1969年12月発表の「おもちゃの歓び」から、今日は「続・おもちゃの歓び」と「タウンフィーリング」、そして「この狂おしき時」の2曲を聴いてください。
それではどうぞ!ケヴィン・エアーズです。
ケヴィン・エアーズ Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BA
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
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今日は、明日でGWも終わりということで、また週明け月曜からは何時もの気忙しい生活が始まるということで、休みの間の家族サービスや行楽疲れなどと共に、憂鬱な気持ちになっている方々も少なからずいらっしゃることかと思いますので、聴くだけで必ずや全身に力が漲る、滋養強壮剤として効果も覿面と言える、若き日のブルース・スプリングスティーンの溌剌としたナンバーで、1975年発表の「ボーン・トゥ・ラン」、これをお掛けしてお別れしたいと思います。
佐野元春「アンジェリーナ」!あ、違った!
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(予告)
●次週は先ごろ55歳の若さでお亡くなりになった元キャンディーズの田中好子(スーちゃん)を偲んで、ラジオで歌謡曲「Radio Nowhere」で行かせて頂きます。宜しく哀愁~(でも毛皮のマリーズはかけますけど…ネ)
(2011年5月7日オンエアー分)
2011年05月04日
上を向いて歩こう、見上げてごらん夜の星を…
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(レディオノーウェア2011・5・7オンエアー分)
5月1日、小雨降る中…大阪。
「働くものの団結で大震災被災者救援・復興支援、生活と権利を守り、平和と民主主義、中立の日本を目指そう」をメインスローガンとする全労連系、片や「全ての働く者の連帯で、働くことを軸とする安心社会と自由で平和な世界を作ろう」をスローガンとする連合大阪、両陣営の第82回メーデーに足を運ぶ。
写真はメーデー当日、JR大阪城公園駅前で枝野幸男官房長官と連帯の覚書(!)を交わしたとされる前時代的な覆面とヘルメットで人相を隠した「日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派」(革マル派)の街宣活動の模様を収めたもの。
「菅内閣打倒」を唱える(?)
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、GWも後半戦(この番組では『GWも終わりに近い今…』となっています。)を迎え~
今更、改めてこんな話題を俎上に乗せて、どうのこうのと語ってみせるのも如何なものかと躊躇いもありましたが、しかしやはり言わずにはおれない(一説にはトゥレット症候群とも言われているプラスマイナスの岩橋君ではないですが)、辛抱出来ん!ということで、諄くならない程度に自らを戒めつつ、お話したいとは思いますが。
4月20日からネット配信をはじめ、さらに今月25日からはCD発売もされる桑田氏はじめアミューズのタレント37組54人が雁首揃えての復興ソングとされる「Let's try again」とそのPV。
あれを聴いて~
あのフザケタ映像を観て~
被災地の人々は心和むのでしょうか?
被災地以外の人々への、さらなる義援金の呼びかけとしても、集まった演者だけが妙にはしゃいで喜んで、お祭り騒ぎしてるだけに見えて、別に東日本大震災の復興ソングじゃなく、桑田氏のただ単なる快気祝いソングでも良かったんじゃないかなぁと思ったりもしたんですが…。私としては見た瞬間に気分悪くなったのですが!
地震と津波によって家族や仲間を奪われ、放射能のおかげで田植えも出来ず、未だ暮らしも傾いたまんまの避難所の人々からしたら、アホな『ウィ・アー・ザ・ワールド』と同じで、上から目線の先進国のアーティストがマスターベーションよろしく悦に入って上っ面だけの善行に酔っているだけの『あれ』と変わらないのではないでしょうか?
ビートたけしさんじゃないが、飯も喰えないのに、馬鹿やろう!お笑いどころじゃない!というのが被災地の人々の本音であって、何が「復興ソングだ」「何がボウイを歌う」だ、自分では偉業を果たしたつもりであっても、その実、傍(はた)は結構『しら~っ』としている感じでなかろうかい。出来れば考えなしの浅はかな行動、言動は慎んで、自分の価値を貶めないで欲しいと思いますね。
無い知恵絞って、特別なことなんてしなくていいでしょ。われわれは、とにかく日々の暮らしを普通にこなし、この資源もない小さな島国の経済的基礎体力が落ちないように頑張ればいいんだと思うんです。出鱈目な風評被害とかに、彼の地の人々が晒されないよう、普通に、冷静に振る舞って、何時も通り、買うものをキチンと買うと。そうした日常に根付いたノーマルな態度こそが喜ばれるんじゃないかなと考える次第でありますが!
ホント、日本のミュージシャンの社会性のなさには驚くばかりです。桑田さんも福山君も謝りなさい!ユウヤさん、イズミヤ、喝入れてやってください。石原軍団やエガちゃん、吉川晃司さん(ひとりBOOWYよりコンプレックスの方が遥かにいいね!)、カイヤさん、コロッケさんの方が何万倍もグレートでっせ!
~というとこで…
震災絡みのCMと言えば、AC JAPAN(公共広告機構)の「ポポポポ~ン」とか実にわざとらしくて嫌ですが、永ちゃんとか小栗くんとか、永瀬くんや仲本さんにカトちゃんなどが出てくる、「日本の力を信じてる」(ああ、鬱陶しい…。わざわざ言われんでも信じてるわい!)とか余計なコメント一切なしのサントリーの「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」のCM。あれは流石のセンスとサントリーさん、感心しておりますが。
―というところから…
ではでは、そんなこんなで今日はその歌声の本家本元「坂本九」さんで、スキヤキソング「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」の2曲をお聞き下さい。
因みに初めて知りましたが、あの29歳でプロバリンの過剰摂取で夭逝した、鈴木いずみの旦那としてもお馴染みの天才サックス奏者「阿部薫」さんは、九ちゃんの甥っ子だったんですね~。
ビックリしました~
それではどうそ。九ちゃんです。高橋尚子(Qちゃん)さんじゃねーです!
坂本九オフィシャルサイト
http://www.kyu-sakamoto.com/
2011年04月30日
オールマン・ブラザーズ、キングブラザーズ、ARB 他…
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今年もGW(黄金週間)が始まったということで、何時もこの放送を聴いてくれている、まさにレッドデータブックに掲載されている希少種の生物の如き奇特なリスナーの方々の中にも国外への脱出、もしくは国内のあちこちに点在する観光地に出向いて、ラジオの前は空席という状態になっているかも知れませんが。何時もなら「シェーン・カムバック!」とばかりに、自宅に止まることを促しては、春の草花が織り成す色鮮やかで爽やかな、新しい命の息吹きを感じさせる光景とは、全く反対のストレンジで加齢臭満載、そして放送の中で聞かれる蘊蓄及び情報の数々は、元NHK記者の池上彰さんのそれとは違い、ビックリするほど日常生活で役に立たないものでありながらも、繰り返しになりますが普段なら強引に「聴け~聴け~」とばかりに呼びかけるところではございますが、今年に限っては何分、先の東北地方の大震災の関係で勝手が違うということもあります故、高城さんや小向さんのように短期間の国外逃亡もOK(個人的にはファンですよ~)、命の洗濯として国内の観光地に飛び出して行くのも特別許可しちゃって、(無論、ボランティア活動も)なるべく贅沢にお金を使って、日本経済の活性化に貢献していただきたいと思います。また、この放送は一部、大阪府下でも聴けるそうなんで、ぜひ大阪にお住まいで、この放送を『キャッチ』といえば、その昔、今、思い出しましたが、奈良テレビで「キャッチ55」とかいう若者向け情報番組がありましたなぁ~なんて話はどうでもいいですが、とにかく今、この番組をキャッチされている方は、ぜひ奈良にもプチ観光にお越しあれということで。只今、平城遷都1301年祭やってますんで。来年は1302年祭を引き続き実施する予定ですので、大いに奈良に来て、お金も適当に落として観光産業を下支えしつつ、楽しんで頂ければと思います。
後ろめたさみたいなモンを何時までも引き摺って、自粛しても何にも変わんないですし、東北地方も復興しませんから。最早、開き直って、明るく未来に向かい頑張るしかないでっせということで、とどのつまりがGWは何時も通り遊んで頂戴ねという結論で御座います。
~というところで、今日は、そんな感じで表に出て行くことを奨励する「思わず旅に出たくなる~」軽快でアーシーな楽曲をということで、何曲がセレクトしてみました。
まず一曲目は、オールマン・ブラザーズバンドの『ランブリン・マン』、そして当番組では久方振りの登場ということで、ジェリー・ガルシア率いるところのグレイトフル・デッドで『ゴールデンロード』、さらにもひとつオマケということで、カリフォルニアの青い空、あっちの方の「蒼井そら」ちゃんとはチャイまっせ。わかってるか、そんなこと(笑)。ロック界のアウトドア派、思わず元気になること請け合いのドゥービーブラザーズで『チャイナ・グローヴ』をおかけしたいと思います。ベタな選曲でどうもスンマヘンなぁ~。まぁ兎に角、聴いて下さい。東北の地酒や名産品には美味なるものも多いですから、ケチケチと言われる関西人ですが、オッサン、墓場まで金は持って行かれへんど~!皆でこのGWはド派手にお金使って、日本を豊かで素晴らしい未来に導きましょう!今こそ意義あるお金を使いましょう!『レベル7』などぶっ飛ばせ!
♪~「AC~」♪てかっ!
それでは3曲どうぞ!
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、兵庫県は西宮市出身で1997年に結成された、当初はジョン・スペンサー・ブルースエクスプロージョンのように「ベースレスの3人組」として、迷惑千万極まりない(笑)ライブ活動を行っていたものの、現在はベースを加えての4人組となり、そのサウンドも若干、聴き易くなった、マイルドになったという指摘もありますが、それでも他のミュージシャンと比較した場合、やっぱりというか、相変わらず暴力的で騒々しい、従来通りの猥雑さで、不敵な面構えを前面にフューチャアしては、今もって期待通りの音塊、音像を、切れ味鋭いナイフの如く聴く者に突き付けてくる極悪・凶暴ガレージバンドである「KING BROTHERS」、そのバンドをご紹介したいと思います。
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キングブラザーズ。メンバーは「西宮の大統領」、ギターの暴走族ことボーカル&ギター担当のケイゾウ君に、同じくギター担当で、西宮のミスタードーナツ前の交差点で悪魔に魂を売り飛ばしたとされる「西宮の狂犬」ことマーヤ君、そしてロックシティー福岡からやってきたベース担当のシンノスケ君、そして16ビートの大魔人こと、タイチ君の4人からなるこのバンドは、2001年に東芝EMIからメジャーデビューを飾り、途中、2006年には活動を休止したものの、翌2007年には現在の布陣で復活。コンスタントにライブを行っては、ファンの熱い期待を裏切ることなく、テンションの実に高いライブパフォーマンスを展開しながら、地道に活動を続けております。近いところではというか、メッチャ近過ぎるような気もしますが、明日5月1日には、大阪は十三のファンダンゴで彼らのライブが行われます。夕刻5時開場、6時開演ということですので、是非、今日彼らの演奏を聴き、気に行ったという方で時間とお暇のある御仁は、ファンダンゴまで押しかけて上げて下さい!
それでは今日は、2010年4月に発売された、今のところ最新アルバムである「THE FIRST RAYS THE NEW RISING SUN」から「GET AWAY」、「気が狂いそう」の2曲をお送りしたいと思います。
それではどうぞ。キンブラです!
HP
http://www.kingbrothers.jp/NEWS/index2.html
(キングブラザーズ・LIVE情報)
●DOBERMAN SPA!!!!!!!! DOBERMAN×KING BROTHERS~浪速×西宮!十三激突音泉
2011年5月1日(日)■会場 十三ファンダンゴ
■出演 KING BROTHERS DOBERMAN
■OPEN / START 17:00/18:00 INFO 清水音泉 06-6357-3666
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日はゴールデンウィークに突入ということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂きたいということで、活力を漲るような元気なR&Rをお掛けする方がええかな~と考えて…
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今日も、ソロとしてボチボチ再復帰されるという「石橋凌」さん率いるところの「ARB」。そのARBの2000年5月発表の「武道館LIVE‘99.1.24 2Days of ARB」から「ロックンロール・エアメール」「ブルーカラーダンサー」をお送りしながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。良いゴールデンウィークをお過ごし下さいね!
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月30日オンエアー分)
2011年04月23日
斉藤和義、KAGERO、BOWWOW
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TIME誌
「世界で最も影響力のある100人」に選出された桜井市長(南相馬市長)。
「私は、市の現状と市民の生の声を伝えただけであり、選ばれるべきは、南相馬市民だと考えます。」
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、すでに当番組のブログには、今月9日の時点でアップし終えていますが、あの斉藤和義クンが自らの持ち歌である『ずっと好きだった』の替え歌として、反原発ソング『ずっとウソだった』を作り、YouTubeを通じ、世間に発信したことから、一気に話題となり「流石!」とばかりに支持を訴える反原発派がいるかと思えば、一方で電気を使い『ロック』して、誰よりも原発の恩恵にあやかっているシンガーが「どの面下げて反原発か!」と盛んに矛盾をつきながら、怒りも露わに口撃する現実派がいるなど、ホント種々様々な人々が反応しておりますが、いや、でもこの際ア~ダ、コ~ダの議論は大いに結構。だって、これまでわれわれ日本人は資源のない国に住みながら、盲目的に自分たちの生活における便利さ、快適さみたいなものだけを限りなく追いかけては、電力は勿論のこと、ありとあらえるエネルギーを片っ端から食い尽してきた訳ですから。電気にしてもガスにしても、そして当然、体内細胞の3分の2、つまりは身体の65%を占め、われわれの命を繋ぎ止めている水でさえ、無尽蔵に与えられるものではないのに、そんな当たり前の事さえ意識することなく、文明社会というデラックス・ベッドに身を横臥えては、贅沢な暮らしを送ってきた訳ですよね。
だから、これを機会に、チャンチャンバラバラ激しく意見を討わせて、実に遅きに失したものと呆れるというか悔しい部分もあるにはせよ、ここから真剣に、明日の日本の、この先の未来に繋がるエネルギーに関しての話をすれば良いのではないのでしょうか。
原発のように危険な放射能のリスクを背負わず、この日本の経済発展の原動力と成り得る地球環境にも優しいエネルギーが考えられるなら、その方向に方針を変更すればいいし、代替エネルギーの確保が難しいなら、冷静に、より強固な原発における安全対策を検討すべきだし、いずれにしても今回の人命喪失及びこの国の経済的損失に比べたら、事前に投資するお金の方が遥かに安いでしょうし、しょうもない目先のコストパフォーマンスばかりを計算をすることなく、国策に関わる規模の開発事業なんだから、ぜひ惜しむことなくわれわれの税金などは有意義に使ってほしいと思いますね。また後ろ向きで行くというのなら、それはそれで構わないし、但し、その際は今のような生活水準を維持することはきっぱり諦め、国民全員でコンセンサスを図り、新たなこの国のライフスタイルを提案して行かないといけませんでしょうし、何にせよ将来に向けての「この国のヴィジョン」を描くには格好のチャンス。無責任に批判するのは容易いですが、摩擦を恐れず、議論する方が勇気も要ればエネルギーもいる訳で、兎に角、皆で知恵を絞り、政治をコントロールし、今回の震災と津波で亡くなった方々の尊き御霊を無駄にすることなく、この日本の朝(あした)を盛り上げて、復興に向け頑張っていくのが正しい姿と思います。
それではここで~ということで、その斉藤クンの『セルフ替え歌』のオンエアーと行きたいところでは御座いますが、この音源はYouTubeオンリーで公開されていて、また「次々に消されている」というプルトニウム並みの危険物(笑)ということで、ラジオの電波に乗せてお届けはできませんので、今日はその元歌であるアルバム「ARE YOU READY? 」から「ずっと好きだった」と、斉藤和義と言えば私はこのアルバムということで「月が昇れば」から「COME ON!」と「Bitch!」の計3曲お届け致します。
あの…所詮、ロッカーなんてのは「霊感、ヤマ感、第六感」に基づいて行動している生き物ですから、斉藤君がどんな歌、歌っても目くじら立てんなよ!ということで、それではどうぞ!
斉藤和義
http://www.kazuyoshi-saito.com/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2005年に東京で結成され、パンクとジャズを融合させたような、ダイナミックでオリジナリティー溢れるサウンドで、都内のライブシーンを席巻しては、手厳しい評価を十八番とする『玄人はだし』の音楽通をも唸らせる、紅一点の女性ピアニストひとりを含む4ピースバンドである「KAGERO」(かげろう)、今日はこの「KAGERO」の演奏に耳を傾けてみたいと思います。
「KAGERO」は先にも申し上げました通り、2005年東京で結成。2009年には、今やその名前は全国区ではありますが、元々は名古屋発の雑貨屋か、はたまた本屋さんかと迷うところでもあったサブカルマニアの殿堂ともいえる、あの「ヴィレッジ・バンガード」、こちらの方で限定製作されたシングル曲「オフィシャル・ブートレグ」で世間の注目を集め、同じくパンクジャズの雄として、メジャーを舞台に活躍するPE’Zのトリビュートアルバムなどへの参加を経て、途中、若干のメンバー交代などはあったものの、今日に到るまで、高度なテクニックを駆使した、完成度の高い演奏で独特のグル―ヴを演出しては、ライブ会場に足を運ぶ音楽ファンのハートを鷲掴みにしている「KAGERO」。先月22日にも都内のライブハウス「渋谷PLUG」での公演予定があったものの、先の東日本大震災の影響を鑑みて、急遽ライブを中止したようですが、その後は、またいろいろと、チャリティー音源を提供するなど、世の中の動きと折り合いを付けつつ、演奏活動を行っているもようの「KAGERO」。
現在のメンバーは、白水悠 / YU SHIROMIZU:Bass、鈴木貴之 / TAKAYUKI SUZUKI:Drums、佐々木瑠 / RYU "RUPPA" SASAKI:Sax、菊池智恵子 / CHIEKO KIKUCHI:Pianoという布陣で、圧倒的なスピードと凄まじい爆発力を誇る演奏を聴かせております。
それでは今日はそんな「KAGERO」で2009年12月にメディアファクトリーから発売となった記念すべきファーストアルバム「KEGERO」から、爽快なスピード感が実に心地よい「CHALSEA」と、TVとのタイアップでお茶の間にも流れた楽曲「SCORPIO」の2曲をお聞きください。それではどうぞ!「KAGERO」です。
KAGERO
http://www.kagero.jp/pc/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
本日はもうすぐゴールデンウィークということで、被災地及びその周辺については別としても、奈良をはじめ、近畿そして西日本は経済を活性化させる為にも、自粛ムードには終止符を打ち、頑張って頂こうということで、ちょい暫くは元気なR&Rをお掛けする方がええな~と考えて…
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今日は1976年結成のハードロックバンド「BOWWOW」の彼らのテーマを聴きながらお別れしたいと思います。山本恭司先生と斉藤光浩先生のギターがかっちょいいこと請け合いです。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月23日オンエアー分)
2011年04月16日
上原ひろみ、キノコホテル、MC5!
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日は、今年2月13日に開かれた第53回グラミー賞において、アルバム「スタンリー・クラーク・バンド・フューチャリング・上原ひろみ」で最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバムに輝き、その栄冠を手中に収めたジャズピアニスト
「上原ひろみ」
さんに注目して、まさに自らの手足のようにピアノを自由自在に操りながら、彼女が奔放に紡ぎ出す、鮮やかで流麗なる音世界に迫ってみたいと思います。
上原ひろみさんは静岡県浜松市出身のジャズピアニストで、1979年生まれの32歳。現在はシューズデザイナーの三原康裕氏と結婚し、アメリカを生活の拠点とされている訳なんですが、6歳でピアノを始め、全国津々浦々でお馴染みの「ヤマハ音楽教室」に通い、レッスンを受けた彼女は16歳の時、たまたま来日していたピアノの名手「チック・コリア」と運命的な出会いを果たし、いち早く彼女の卓越したピアノの才能を見抜いたチックは、来日公演の最終日に彼女をステージに上げては共演を行い、さらに彼女を音楽の世界に誘うこととなった。その後、チックの見立て通り、見事に音楽的才能を開花させた彼女は、コンサート活動を行う傍ら、日産自動車や花王など日本の有名企業のCMソングを担当。20歳の時には海を渡り、アメリカはボストンにある「バークリー音楽大学」に入学し(因みに此処の卒業生には、かのミッキー“ゴダイゴ”吉野さんに、我儘ナベツネじゃないな、ナベサダこと渡辺貞夫さん、最近ではTBSドラマ『SPEC』の主題歌を担当したライスクッカ―ズの皆々様がいらっしゃいます。全く余談ですが…)、在学中にはアメリカのテラークレーベルと契約し全米デビュー。音楽院を首席で卒業した後、凱旋帰国。日本でも正式にプロとしてデビューを果たし、現在に到るまで挫折らしい挫折を味わうこともなく、順風満帆の音楽人生を謳歌しながら、素晴らしい楽曲と華麗なピアノ演奏でわれわれ音楽ファンをも楽しませてくれている訳です。
~というところで、長広舌のベタな説明はこの辺にして、それでは上原ひろみさんの演奏を聴いてもらいたいと思いますが。今日、ご用意したアルバムは2009年4月に発表となった、世界に名立たるベーシスト「スタンリー・クラーク」のトリオの一員として、ドラマー「レ二―ホワ
イト」とともに参加し、製作したアルバム「ジャズ・イン・ザ・ガーデン」から「シシリアン・ブルー」と「グローバル・デュウィーク」の2曲を聴いてください。
それではどうぞ。上原ひろみさんです!
●上原ひろみ公式サイト
http://www.hiromiuehara.com/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2008年12月に、キーボードとボーカルを担当するマリアンヌ東雲女史を支配人として東京で結成された女性4人組、「ポップで過激な大衆音楽」をコンセプトに掲げ、人工的近未来感覚と昭和元禄的狂騒をない交ぜにしたようなネオGSサウンドを聴かせるバンド
「キノコホテル」。
今日はそのキノコさんの怪しげな調べをお送りしたいと思います。
「キノコホテル」、この奇妙な名前を持つレディースバンドは、メンバー全員がキノコヘアーで赤を基調にしたミニのミリタリールックに身を固めていると言ったヴィジュアルで、最近では青や黒などさまざまなカラーのユニフォームも着用しているとのこと。
メンバーはボーカル&キーボード担当で、ホテルの支配人であるマリアンヌ東雲さんを中心として、ギター担当のイザベルことケメ鴨川さん、この方はキノコホテルで従業員を務める傍ら、ソロのフォークシンガーとしてもご活躍の様子で、この他ベース担当がホテル秘書でもあるエマニュエル小湊さん、そしてドラムス担当がメンバーの中で、唯一、普通免許を取得しているというファービーことファビエンヌ猪苗代さんの、実に個性的な4人から構成されております。
兎に角、昔懐かしい昭和の旋律に、これまたバリバリのファズギターが絡み、何とも言えない異形の音空間を演出。一聴しただけで、聴く者に強烈なインパクトを与えるバンドであるのは間違いのないところと言えるでしょう。
それでは今日はそんなキノコホテルで、昨年2月3日、フリクションのレックが名付け親でもある、徳間ジャパンのニューウェイヴレーベル「WAX」より発売となったアルバム「マリアンヌの憂鬱」から「真っ赤なゼリー」と「もえつきたいの」に2曲をお聞きください。
それではどうぞ!キノコホテルです!
●キノコホテルHP`
http://kinocohotel.web.fc2.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
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今日は1960年代から1970年代前半かけて活動した、アメリカはデトロイト出身の元祖パンクロック、元祖ガレージロックバンドともいわれております
MC5
(モーターシティー5)のギタリストで、かのパティ・スミスの旦那さんでも御座いましたギタリストのフレッド・ソニック・スミスさん。この方は1994年11月4日に、残念ながら、心臓麻痺でこの世を去ってしまった訳ですが、本日はこの彼を偲び、MC5の名盤と誉れの高い1969年発売のライブアルバム「キック・アウト・ザ・ジャムズ」から、タイトルチューンである「キック・アウト・ザ・ジャムズ」と「スターシップ」の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月16日オンエアー分)
2011年04月09日
クレモンティーヌ、川上三枝子(未映子)、JAGATARA
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苦境にあっても天を恨まず…
頑張って下さい…。それしか言えずにごめんなさい。
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、新年度4月を迎えて、新たに社会人となった方、また進級、進学された学生諸君と、新しい環境で「期待」と「希望」を胸に抱きながら新生活をスタートさせた方々も沢山いらっしゃることかとは思いますが、しかし、今年は残念ながら、先月起こった大震災と、それに端を発した福島第一原発の未曽有のトラブルが追い討ちをかけ、祝賀ムードも一変。例年にない花見も自粛といったインケツな雰囲気の中、明日に続く第一歩を踏み出すことになってしまった訳ですが。
しかし「景気が悪い」といいながらも、全国から被災地に向け義援金の名の下に、日本赤十字社に寄せられた浄財は、伝え聞くところによりますと、3月31日の時点でおよそ696億円が寄贈され、16年前の阪神淡路大震災の時に寄せられた義援金の約3倍の金額が集まったとのことですが、確かにひとりひとりの命の重さに変わりはないとは言うものの、今回の震災及び津波による犠牲者や安否の判らない方々は、その数約28000人にも上り、また避難所で生活されている方は未だ17万人もいらっしゃるという事実を聞けば、それも当たり前の事と言うか、まだまだ資金が足りないように思えてしまうのと同時に、一方で『人の善意』の大きさに感動しては、まだまだこの日本も、そして無償の救援を申し出てくれた世界各国に対し、「この世も捨てたもんじゃないなぁ~」と改めて頭の下がる思いでもあります。
でも、一方で現在、被災地の復旧、復興の一番の足枷になっているのは、誰もがご存知の通り、東京電力が無責任にも「想定外」として、当初、責任を回避して見せた「福島第一原発」の事故であり、今もって人体に悪影響を及ぼす放射能を大量に含んだ汚染水が海に流れ込んだり、風に乗って空気中を漂っては農作物に被害を与えたりと、一向に解決に向かう気配には至っておりません。
本当にこれからどのような展開になるのか、放射能は遺伝子などを傷つける目に見えない猛毒だけに、子どもを持つ親としては、心配でヤキモキさせられること仕切りですが、とにかくこれで「安全」且つ「環境に優しいクリーンエネルギー」と美辞麗句で、盛んに国や電力会社が有名芸能人など使いプロパガンダしてきた『原子力発電』の建設には、否応なしにブレーキもかかり、もっと安全で、真の意味で環境に優しい某かの代替エネルギーを、また、わが日本は探していかなければならない曲がり角に立たされることになった訳です。
全く情けないやら、悲しいやらで「ホンマ、どないしてくれんねん。責任者出て来い!」と人生幸朗師匠ではないですが、怒鳴りたい衝動に身も心も震える次第では御座いますけども~。
でも、少し余談になりますけども、この間見た某夕刊紙には、『東電社員に対する嫌がらせ、過熱』という見出しで、恥ずかしい記事が掲載されていましたが、こういうことはやっぱり止めましょう。確かに東電のお偉方の態度は鼻持ちならないですが、しかしね、一般社員の皆さんはどこもそうですが、懸命に仕事をしている訳で、特に福島第一原発にとどまり、危険な現場で、不眠不休に近い状態で復旧作業に取り組んでいらっしゃる方々には罪もない訳で、混乱する被災地で『火事場泥棒』宜しく、金品の盗みを働くサイテー野郎とか、東電社員というだけで、無差別に非難のターゲットにして、姑息な嫌がらせする卑怯者だけには決してならないで頂きたいと思います。折角の日本人の良い評判が地に堕ちてしまいますしね。こういったことだけは、是非慎んで頂きたいと思います!というところで、それではここで今日は心穏やかになる癒しのメロディーをご用意させて貰いましたので、是非聴いて頂きたいと思いますが、東日本大震災が発生し、いち早く「被災者のために」ということで、日本が世界に誇る名曲、永 六輔・作詞、中村八大・作曲で坂本九さんが歌って大ヒットした「スキヤキ」こと「上を向いて歩こう」、これのカヴァーをプレゼントしてくれたフレンチの歌姫
「クレモンティーヌ」。
今日は彼女のベスト盤から「サントロペで」と「レテ~夏」のこの2曲をお届け致します。それではどうぞ!聴いてください、クレモンティーヌです。
クレモンティーヌ公式サイト
http://www.possion-h.com/cle/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、2008年、軽妙な大阪弁を駆使した文体で、一種独特な雰囲気を与える小説「乳と卵(ちちとらん)」で第138回芥川賞を受賞し、一躍日本の文壇における変わり種女流作家と(まぁ~こういう言い方していいのかどうかはわかりませんが…)注目された、大阪市城東区生まれのシンガーソングライター「川上三枝子(未映子)」さんを取り上げて、その歌声に耳を傾けてみたいと思います。
川上三枝子さんは1976年8月、当年34歳の大阪市生まれのシンガーソングライターで、大阪市立工芸高校を卒業した後、2002年にビクターエンターテイメントから「うちへかえろう~Free Flowers~」というアルバムでデビュー。その後「未映子」と改名して、2004年には「夢見る機械」を制作。さらに、その翌年にはセルフプロデュースアルバム「頭の中と世界の結婚」を発表するとともに、青土社から発刊されている芸術総合誌、現在はサブカル、オタク色の強い雑誌との指摘もありますが、その「ユリイカ」という文芸誌に、自作の詩の投稿をするも、ユニークな作風のため、直ぐには掲載とはならず「文化系女子特集」という企画が持ち上がった際に、リズミカルで少し滑稽な大阪弁を駆使した文体の「先端で、さすわ、さされるわ、そらええわ」という作品タイトルの詩が初めて紙面を通じ発表されることとなり、因みにこの作品は2009年に遅ればせながら中原中也賞を受賞しています。で、以降は音楽と文学の二足の草鞋を器用に履きこなしては、2008年には先に申し上げましたように「乳と卵」で芥川賞を受賞、さらには2010年には映画「パンドラの匣」でキネマ旬報新人女優賞を受け、最近では黒坂圭太監督の「エロスとパッションが交錯した」禁断の最新アニメーション「緑子」のエンディングテーマとして「麒麟児の世界」という新曲も提供されている川上さんでは御座いますが…。
~というところで、それでは本日は、そんな「未映子」さんの2002年発表の1st「うちへかえろう」から、お勧めということで「39°」と「美味しい水」の2曲をお届け致します。
それではコケテッシュな雰囲気も魅力的な
川上未映子
さんです。どうぞ!
川上未映子の純粋悲性批判
http://www.mieko.jp/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
本日は1979年3月に東京都世田谷区にある『上馬(うえうま)ガソリンアレイ』でライブ活動をスタートするも、ステージ上で注目を集めるために、鶏や縞蛇を食い千切ったり、放尿をしたりと過激なパフォーマンスを展開したことから、エログロ際物バンドとしてのイメージが定着し、その優れた音楽性が正当に評価されるまでにかなり時間のかかってしまったジャパニーズ・ファンクバンド
「JAGATARA」
のヴォーカルで、1990年1月、自宅で風呂に入っている際に急逝した「江戸アケミ」氏を偲んで、今日は「JAGATARA」のアルバム「それから」に収録されている「いっちゃいけない症候群」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
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お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月9日オンエアー分)
2011年04月02日
泉谷しげる、マキシマム・ザ・ホルモン、桑名正博…
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ミナミの計画停電実施中
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
さて、番組本編に突入する前に一言ということで~
もうお分かりのこととは存じますが、今月4月からは当番組、今まで住み慣れました毎週日曜午後8時半、戦国時代、室町末期の武将だった浅井長政の3女で、淀殿「茶々」の妹でもある「崇源院」(すうげんいん)の生涯を描いたNHK大河ドラマ「江」(ごう)や、眉毛のイモトが暴れまくる「世界の果てまでイッテQ」の裏番組として、耐えがたきを耐え、偲びがたきを偲び…というのは冗談ですが、そこの時間帯から、毎週土曜の午後11時、どちらかと言えば演歌、歌謡曲を御所望されるシルバー世代の方々よりも、よりハイカラと言いますか、ロックの類に興味のアンテナを尖らせている人たちが多いように思われる時間帯にお引っ越しさせて頂きまして、リスタートすることとなりました。
より一層、世間の流行り廃りに関係なく、洋の東西、アングラ、メジャーの垣根もぶっ壊し、バンバン天上天下唯我独尊、時に傲慢と思われることもありましょうが、兎に角、自らの感性に基づき、しかとこれまで通り、いや、これまで以上か、どちらにしてもBPOに怒られない程度に(笑)個性的な音楽情報番組として頑張って行きたいと思いますので、お馴染みさんは勿論、本日初めてお耳にかかった方も、今後とも是非お見知りおき頂き、御贔屓の程、宜しくお願い申し上げます。
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それではこの辺で先ずは、初めてお耳にかかるリスナーに向けて名刺代わりの一曲ということで、1993年7月に起こった北海道南西沖地震で被災した奥尻島のために「ひとりフォークゲリラ」と称してチャリティーコンサートを行い、全国を行脚して見せた
泉谷しげる
さんが1994年に発表したアルバム「メッセージソングス」から力強い一曲「都市の夕映え」をお聞きください。
それではどうぞ!イズミヤ!
泉谷しげるオフィシャルブログ
http://ameblo.jp/shigeru-izumiya/
それでは早速番組、本編の方へと進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、先月11日、突如、東北地方や関東近辺の地域を見舞ったマグニチュード9・0とされる未曾有の大地震は、本当にこれまで見たこともないような不幸な爪痕を遺した訳ですが、しかし本当に大変なのはこれから。被災された人々が抱える空虚な思い、喪失感。そうしたものを如何に、国を挙げてケアしていくか。交通インフラが回復し、津波に流され消失した家屋や車、その他さまざまな生活に必要とされるツールは、時間と共に再び取り戻すことは出来たとしても、大切な家族や友人、そして恋人など、失ってしまった命の数々は最早、どこにもその代わりを求めることは出来ない訳で、そんな人たちのためにわれわれが出来ることと言えば、唯一、この悲惨な出来事をいつまでも記憶の中に押しとどめて、風化させないこと。
「人間は忘れることが出来る動物だからこそ、明日を生きて行けるんだ」という言葉も、またひとつの真理ではあるのかも知れませんが、やはりわれわれは喜びも悲しみも全て心に焼き付けて、先の世代に語り継ぎ、70年が経過したあの太平洋戦争にしてもしかり、絶対に忘れることなく、営々とこの国が幸せであるように語り部を努めては、新しい悲劇を振り払うように、一歩でも、この国を、世の中を前進させなくてはいけないと思いますよね。
しかし、少し前の話にはなりますが、津波の影響で、想定外の破損が生じた「福島第一原発」の炉心を冷却させる為、現地入りして、10時間の放水を行い「核の暴走」(4月1日現在。これがエイプリルフールなら良かったが…。残念ながら大本営発表とは違い、チェルノブイリなみの最悪なケースに福島第一原発は陥ってしまっています~)をひとまず抑えてくれた、東京消防庁のハイパーレスキュー隊の佐藤康雄総隊長をはじめとするお3方の、先月19日の記者会見には思わず胸が熱くなりましたね。「日本の救世主になってください」とメールした奥さんも偉いですよね~。
本当にご苦労様でした。でもまだまだ被災地では、救援活動に全力を尽くしている沢山の人たち、諸外国からの応援チームなどがいる訳で、陳腐な表現で、自分の言葉の貧しさを恥じ入るばかりですが、今後とも皆さん方におかれては、くれぐれも体には気をつけて、被災地の人々のため、そして一日も早い東日本の復興のため、ご活躍をお願いするばかりです。そして、このラジオをお聞きの皆さんも、今後とも東日本の被災地のために出来ることを考えて、協力をまたお願いしたいと思います。
それでは、ここで元気のでそうな曲ということで、1998年結成、東京は八王子市出身の、川北兄弟を中心とするハードコアバンドで、お笑い界からの支持も高く、テレビのバラエティ番組でも、偶にその姿見かける、今やお茶の間でも馴染みの深いバンド「
マキシマム・ザ・ホルモン」
で「falling jimmy」と、アニメ「エアマスター」のエンディングテーマでもあった「ROLLING1000tOON」の2曲をお聞きください。それではどうぞ。
マキシマム・ザ・ホルモン
http://www.55mth.com/open.html
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、その昔は東のキャロル、西のファニカンと並び称された浪花が誇るロックンロールバンド「ファニーカンパニー」の看板ボーカリストであり、今もって関西ロックシーンにおいて、その独特な歌い回しと強烈な存在感で、数多くのアーティスト達のリスペクトを集める、いや今や関西ロックシーンのみならず、関西芸能界全体においてと説明した方が正確かも知れませんが、1980年創業の廻船問屋「桑文」(くわぶん)の7代目跡取りとして、1953年、大阪は天王寺区に生まれ、現在は廻船問屋「桑文」から意匠替えした「桑名興業」の社長も務め、実業家としての横顔も持つ、そんな当年57歳の
桑名正博
さんの歌声をお届けしたいと思います。
桑名さんは兵庫県にある甲南高校を入学式だけで退学し、1971年にファニーカンパニーを結成し、ロックの世界へと足を踏み入れる訳です。翌年に「スウィートホーム大阪」でデビューし、まずはバンドとして脚光を浴び、1975年頃からソロとしての活動を開始。1979年には「セクシャル・バイオレット・No.1」が大ヒットし一躍メジャーブレイク。今日に到るまで、連綿とそのキャリアを積み重ねて来ている訳ですが、しかし、当人はファニカンでのデビューの頃から「絶対にメジャーになるぞ!」といった重苦しい決意というか、切羽詰まったような気負いは全くなかったようで、それは今もって全く変わらない様子で、飄々とマイペースな活動を続けられているようです。
それでは、ここでそんな桑名さんの歌声を聴いてもらいたいと思います。今日は1976年7月、バンド「ゴーストタウン・ピープル」と共に製作し、発表した1stアルバム「フー・アー・ユー?」から、「馬鹿な男のR&R」を聴いてください。どうぞ!
桑名正博
http://www.kuwana.com/2010/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日は「ローリングストーンが選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」では堂々28位にランキングされている、アメリカはテキサス州出身の女性シンガーで、ヘロインの多量摂取により27歳の若さで亡くなってしまった
ジャニス・ジョプリン
を偲び、「アズ・グッド・アズ・ユーブ・ビーン・トゥ・ジス・ワールド」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年4月2日オンエアー分)
2011年03月27日
かまやつひろし、忌野清志郎
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1939年1月生まれの御年「72歳」(!)という年齢も驚きの東京都出身のアーティスト、日本の音楽界の生き字引とも言える「ムッシュ」こと、あの
かまやつひろし
師匠を取り上げて、その歌声をお届けしたいと思います。
エルメスのニット帽がトレードマークのムッシュかまやつこと、釜萢弘(かまやつ ひろし)さんは、先にも紹介しましたように、1939年1月12日、東京生まれのアーティストで、父親は、今の若い人には全く縁遠い存在かもしれませんが、アメリカはカリフォルニア州ロサンゼルス生まれの日系アメリカ人2世で、日本ジャズ界の草分け的存在とも言われているシンガー・ディープ釜萢さんで御座いまして、そうした方を父親に持った訳ですから、当然、幼少の頃から周囲には洋の東西問わず種々様々な音楽が溢れており、自然のうちにムッシュもミュージシャンの道を志すこととなる訳です。
こと音楽に関しては環境も影響もあり、早熟だったムッシュは、青山学院高等部に進学した頃には、プロのカントリー&ウエスタン歌手としてデビューし、ミッキーカーチスさんなどと共に肩を並べ活躍。1963年には父親であるディープ釜萢さんが名付け親でもあったGSグループ「ザ・スパイダーズ」に参加。バン・バン・バン」や「ノーノーボーイ」など数々のヒット曲を書き下ろし、「ザ・スパイダーズ」の人気躍進ぶりに大いに貢献する訳です。1970年からはソロ活動に入り、お馴染みのヒットチューン「我が良き友よ」をはじめ、今日に至るまで数々のヒット曲を飛ばしては、72歳の現在も「現役ミュージシャン」として、音楽に対する情熱を枯らすことなくプレイされている訳です。
~というところで、それではここでそんなムッシュの楽曲を1曲お掛けしたいと思います。
曲はムッシュ自身、愛煙して止まないフランスはアルタディス社製のタバコ「ゴロワ―ズ」を題材にした「ゴロワ―ズを吸ったことがあるかい」です。それではどうぞ聴いてください!ムッシュです。
ムッシュかまやつ:フォーライフレコードオフィシャルサイト
http://www.forlife.co.jp/artist/?aid=FL00159
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
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蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は冒頭のコーナーでお掛けしたRCのヴォーカルで、2009年5月に、58歳の若さながら癌性リンパ管症で亡くなってしまった日本が世界に誇る愛すべきソウルシンガー・
忌野清志郎
さんを偲んで、もう一丁RCの「カバーズ」から「明日なき世界」を聴きながらお別れしたいと思います。
そろそろリビア空爆もやめてほしいぜ!オバマさん
で、ちょいとご報告ということで~
来週からこの番組は毎週土曜日の晩11時にお引っ越しします。
これまで通り御愛聴の程、よろしくお願い致します。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月27日オンエアー分)
2011年03月21日
RCサクセション、ザ・ブルーハーツ
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クレモンティーヌが被災地に癒しの歌のプレゼント
http://www.possion-h.com/cle/
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日はさんざん他の番組でも話題に上っていることかとは思いますが~。
当番組でも、無論、この話に触れない訳にはいかないということで…。
この番組はご存知の通り、録音ですので、毎度のことながらリアルタイムで発生した問題等にいち早く反応できないというところに難点も御座いますが、本当に今回、宮城県をはじめとする東北地方や関東近辺の地域が未曽有の大震災と、身の毛もよだつような津波災害に見舞われ、あの忌まわしき阪神淡路大震災を凌駕して余りある被害を出したと言うことで、お亡くなりになった方々には慎んで哀悼の意を表するとともに、まだまだ凍えるほどに肌寒いと聞く東北地方で、避難所生活を強いられている被災者の皆さんに対し、心よりお見舞いを申し上げます。また一刻も早い各地域の復興を願っております。本当に皆さん、頑張って下さい。
しかし、それにも増して腹が立つのは、地震災害に追い討ちをかけるように発生した福島第一原発でのトラブル。炉心溶融(メルトダウン)を引き起こし、狭い国土のこの日本が死の灰の恐怖に晒されるやも知れないというのに、歯切れの悪い説明で責任回避とも取れる、しょ~もない会見を繰り返した東京電力幹部の莫迦さ加減には、ほとほと呆れました。
講釈垂れの彼らによれば、『想定外』のマグニチュード9・0の地震によって発生した、これまた『想定外』の津波に襲われ、燃料棒を再臨界させないようにする冷却水を送り込む装置が波にさらわれ、炉心溶融、つまりは映画「チャイナシンドローム」でもお馴染みのメルトダウンの危機に瀕したということですが、唯一の被爆国であり、放射能という言葉には誰よりも敏感に反応するこの国『日本』にあっては、どれほど原子力産業を推進することが難しいかなんてことを、東京電力幹部の皆さんは全く理解していないご様子で、気安く想定外、想定外と連呼していましたが、ひとたび事故でも起これば、取り返しのつかない、正に国の存亡に関わることとなる危険物を取り扱うのに、想定外などということがあっていいものか。私自信、怒りに任せて振り上げた拳はその矛先を求めて、未だ振り下ろすことが出来ない思いで一杯です。
エジプト、リビア(米軍が今、空爆していますが~)、バーレーンなどの政情不安により、化石燃料の供給が難しくなることが必至とされるこの時期に、こうした失態は最悪で、今後、日本は立ち行かない経済とリンクする形でエネルギー問題にも頭を抱え、戦後61年を数える今年、今までにない最も困難な時代を迎えることになるのかなと思ったりする訳ですが。
だからこそ、われわれ日本国民、そしてこの国で共に生きる諸外国の仲間と今こそ一致団結をみせて、前向きに頑張るしかない訳です。どうか、被災地の皆さんは勿論、この日本で生きる皆さんも、今後辛い日々は続こうとも、懸命に歩いて行きましょう。
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~ということで、資源に乏しいこの国で、是が非でも原発が要らないと言う訳でもないですが、政治家ともども無責任な東京電力幹部や訳の判らん原子力安全検査院のおっさん達
(『フクシマ50』と海外メディアからも賞賛を受けている、現場で働く東京電力の社員の方々の努力には心より感謝しております…。
今回の件でもわかるように有事の際、何時でも貧乏籤を引かされるのは実直に生きる無辜の民。それだけに、なおのこと!政府はじめ東電幹部や原子力安全検査院の鉄面皮達が許せない!あなたたちこそが現地に赴き、責任をとるべく仕事をすればいい!)に喝を入れる意味で、今日は3曲原発にまつわる曲を用意しました。
曲はRCサクセションの珠玉の名盤「カバーズ」から「ラブ・ミー・テンダー」と「サマータイムブルース」と、ザ・ブルーハーツの「チェルノブイリ」に加え、被災地の皆さんに頑張れとエールをおくる意味で、そして日本国民の全てが人に優しくあるように、そうした願いを込め、ブルーハーツの名曲「人にやさしく」の4曲を聞いて下さい。
地震にも、津波にも、放射能にも負けてたまるか!ということで…
それではどうぞ。
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(レディオノーウェア2011・3・27オンエアー分)
2011年03月20日
ギャング・オブ・フォー、BlieAN…
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被災地に届け!歌声(NYタイムズスクエア)
最新NEWS
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000524-san-soci
福島第一原発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110320-00000334-yom-soci
被災地の皆様へ。
今、自衛隊、消防隊、警察、そして諸外国からの救援チームが皆様方の地域に入り、救援活動に尽力されています。
厳しい環境の中、被災地の皆様方も大変でしょうが希望をもって踏ん張って下さい。
一日も早く、被災地の皆様方に笑顔が戻りますよう、心より祈念致しております。
2011 3・20 DJ PON-CHANG!
内田裕也、泉谷しげる東北関東大震災支援活動
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110319-OHT1T00155.htm
辰巳琢郎ブログ「道草日記」
地獄…避難所で子どもが餓死(?)これは本当か?
「この状況を、たくさんの人に伝えて下さい。死体がゴロゴロなんですから。避難所にいるのに、食糧がなく、子供が餓死してるんですよ。お願いします、辰巳さん!」
http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10831822328.html
こんなことがこの日本で…。本当に何とかしてほしい。もどかしい、許せない、どうしたらいいのか~
(レディオノーウェア2011・3・20オンエアー分)
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日は久々血湧き肉踊ると言いますか、私がまだ初々しきティーンエイジャーだった頃。第77回芥川賞を受賞した三田誠広さんの著書「僕って何」や岩波文庫から発売されていたフォイエルバッハの「唯心論と唯物論」などを読んでは、遅れてきたプチ学生運動家を気取り、さらにはピストルズやクラッシュなど、1970年代当時のロックシーンを鮮やかに席巻していたふてぶてしいパンクロッカーの洗礼を受けては暴力衝動、破壊衝動の塊として、まさに悪態つきまくりのとんがりコーンだった時代。ボアダム、つまりは退屈とは言いながらも、ロンドンはもちろんのこと、何だかんだと言いつつも、私の周囲も少なからず燃えていたように記憶していますが、問題はその後。直ぐに70年代後半から80年代にかけて、パンクは商業資本に飲み込まれ、一般ピープル受けするような体裁とともに、ニューウェイヴの名のもとに手懐けられ、またまた情けなくも退屈な代物に、その姿を変えてしまった訳です。
そんな中でもスリリングな刺激を与えつつ、今に続くポストパンクの元祖として、1977年に、イギリスはリーズから登場し私の心に躍動感を呼び戻してくれたのが、アンディ・ギル率いるところの「ギャング・オブ・フォー」で御座いまして、そのギャング・オブ・フォーが今年1月に16年振りということでニューアルバムを発表し、見事、健在ぶりをアピールしてくれていて、今や完璧にオッサンと化した私としても、のりピー、うれピー、マンモスピーとばかりに、小向容疑者のように、イラン人から余計な買い物をしなくても、合法的にハイになっている次第で御座います。
~というところで、話が上手く伝われば良いですが、要は久方振りに復活の狼煙を上げ、ポストパンク界の現人神として、現在リスペクトされているギャング・オブ・フォーの音を今日はこの場でご紹介しようということで御座いまして、また時を同じくするように、国内の音楽シーンに目を向けても、この頃ポストパンクサウンドを標榜する、粋の良い若手のバンドが幾つも台頭してきているような機運も伺えるということで、お勧めの国産若手ポストパンクバンドも合わせて2バンドご紹介したいと思います。
まずは何と言ってもギャング・オブ・フォーということで~
通常なら新譜のご紹介というのが当たり前でしょうが、それはまた次の機会にして、今日は1979年発表のファーストアルバム「エンターテイメント」から、「ダメージド・グッズ」と「アイ・ファウンド・ザット・エッセンス・レア」「アット・ホーム・ヒーズ・ア・ツーリスト」の3曲を聴いてください。どうぞ!
●ギャング・オブ・フォー
http://www.gangoffour.co.uk/
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はい。ということで先ずはギャング・オブ・フォーで3曲を聴いて頂きましたが~
続きましては国内に目を向けてということで~
今月2日に新譜「モノリス」を発表した長崎県出身のポストパンクバンド「BlieAN」(ブライアン)、現在はフリクションと同じく、ベースと太鼓の2人組になっていますが、今日は2009年発表の、まだブライアンがギターを含めた3人組だった頃のアルバム「do gazar」(ドゥ・ゲイザー)から「morgof」(モーゴフ)と「セルフィッシュ・カンダム」の2曲と、さらにお勧めということで、もうひとバンド。2005年に元ナンバーガール、ザゼンボーイズのドラムだった「アヒト・イナザワ」が、自らヴォーカルその他のパートを務め、新たに結成した「ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン」で、昨年9月に発売となったアルバム「プリンシブル」から~♪国を滅ぼす奴らが暗躍跋扈。左に傾く君の姿勢の悪さを修正♪~と歌う「Flag」を聴いてください。
それでは3曲続けてどうぞ!
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●BlieAN HP
http://www.bliean.com/
●BlieANのドラム「Genki」のブログ
http://ameblo.jp/bliean-genki/entry-10412164540.html
●ボラ・アンド・ジ・オリエンタル・マシーン
http://www.volafc.com/

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
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このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1973年にアメリカで結成された奇抜なメイクと衣装でロックファンの度肝を抜いたハードロックバンドと言えば、最早、説明不要のKISSということで、ここ日本でも相変わらずの人気を維持しておりますが、途中、メイクを落とし素顔をさらした時期もありましたが、未だペルソナメイクは健在。今年中には新作スタジオアルバムも発表するということで、楽しみでは御座いますが、今日はそんなKISSの1977年に発表されたライブアルバム「ALIVEⅡ」から、エロいタイトルも素敵な「メイキン・ラブ」、しかして邦題は「果てしなきロックファイアー」ということで、何でこんなタイトルがついたのかわかりませんが~。
それでは聴いてください。ケイ・アイ・エス・エス、KISSです。どうぞ!
●キッス・オンライン
http://www.kissonline.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は2009年7月に急性硬膜外血種でお亡くなりになったギタリスト「アベフトシ」を偲んで、久々ミッシェル・ガン・エレファントの曲と言うことで、2003年発表のアルバム「サブリナ・ヘブン」から「ブラック・ラブ・ホール」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月20日オンエアー分)
2011年03月13日
Kocorono
東北太平洋沖地震で被災されました皆様方にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになられた方々並びにそのご家族の皆様方に心よりお悔やみ申し上げます。
一刻も早い被災地の復興を祈念するとともに、日本国民のひとりとして微力ながらも御支援させて頂きたくも思っております。
被災地の皆様、頑張って下さい!
2011・3・13 DJ・PON-CHANG!
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シャルケ04・内田篤人、ケルン・槙野からもメッセージ。インテル・長友は喪章を
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1299972496
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000000-spnavip-spo.view-000
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20110312-747501.html
(レディオノーウェア2011・3・13オンエアー分)
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は元ナンバーガールの紅一点だったギター担当の田渕ひさ子さんの加入によって、そのノイジィーでダイナミックな出色のロックサウンドにますます磨きのかかった北海道は留萌で結成された孤高のロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」。そのブッチャーズのリアルな横顔を「77BOADROM」や「アナーキー」といったドキュメンタリー映画を手掛けては、新進気鋭の映像作家として、世間から注目を集めている川口潤監督が、初期のブッチャーズの貴重な映像も織り交ぜながら、「現在」を走るバンドに密着取材を敢行し、緊張感溢れる映像作品として完成させたのが、ブッチャーズの名盤と誉れも高い『アルバムタイトル』をそっくりそのまま拝借した「Kocorono」という作品で御座いまして、本日はその映画の公開と共に、またまた俄かにその周辺が騒がしくなってきている
「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」
をピックアップしては、そのサウンドをお届けしたいと思います。
ブラッドサースティ・ブッチャーズは、北海道は留萌市にある留萌工業高校(ちなみにこの高校は2001年に閉校となっていて、現在はないそうです~)のクラスメートであった吉村秀樹氏(Vo・G)と射守矢雄氏(イモリヤ・タケシ、B)の二人が1987年に結成した「畜生」というバンドを母体として、1989年に高校の後輩である小松正宏氏をドラマーに迎え、正式に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」としてスタートを切り、その後、札幌のハードコア・シーンを牽引する最重要バンドとして、北海道のロックシーンを熱く彩って行く訳です。そして1991年、アメリカはワシントン出身のハードコアバンドであるフガジの初来日公演での共演をきっかけに、活動の拠点を東京に移すことになり、そこから今日に到るまでの23年間、「Kocorono」をはじめ「NO ALBUM 無題」など数々の名盤を発表するも、その道程は決して順風満帆と言えるものではなく、今回、そんな彼らの動きを追った川口監督のドキュメンタリー作品にも、その辺りの苦悩などが克明に記録されているようです。
この映画は先月5日、東京は渋谷にある「シアターN渋谷」で公開となり、その後は順次愛知、大阪、広島、福岡と全国各地を行脚するように公開されることになっておりますが、残念ながら、ここ関西においては、大阪はミナミに在る「シネマート心斎橋」で、先月26日から今月11日の日程で、既に公開は終わっておりまして、かくいう私も鑑賞のチャンスを逸して、正直観ておりません。是非、また近畿圏での再上映、それが叶わないのであれば、早々にDVD化をお願いしたいとも思っております。実に勝手なことを言っておりますが~(笑)
それでは、ビークルのヒダカトオルや俳優・浅野忠信など、星の数ほどのアーティストやアクター、そしてクリエイターにリスペクトされて止まない、そんな日本ロック界の至宝とも言われるブッチャーズの曲ということで、本日はジミー大西がジャケット画を手掛けたアルバム「未完成」から「ファウスト」と「未完成」、そして名盤「Kocorono」から「2月」の3曲お届けします。
お聴き下さい。どうぞ!
●長編ドキュメンタリー映画「Kocorono」
http://www.kocorono-movie.com/
●ブラッドサースティ・ブッチャーズ
http://www.bloodthirsty-butchers.com/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1970年にドイツはデュッセルドルフで結成された、後にアフリカバンバータや、日本では坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人組からなる、言わずと知れた国民的音楽集団「YMO」に多大なる影響を与えた、元祖テクノバンド、日本語に訳すと「発電所」という意味なるバンド名を持つ
「クラフトワーク」
(因みに母国ドイツではクラフトヴェルクと発音するようですが…)をご紹介したいと思います。
クラフトワークは先にも紹介したように1970年、ドイツはデュッセルドルフで結成された4人組で御座いまして。現在はバンドの創始者であるラルフ・フッター以外オリジナルメンバーは在籍していませんが、シンセサイザーを前面に打ち出した「エレクトロ・ポップ」といった音楽性については、全く変化のないところであります。
YMOをはじめとするテクノミュージシャンや、ヒップホップの黎明期には「ゲロッパ!」でお馴染みのR&B界の巨人「ジェームス・ブラウン」御大の楽曲と共に、最もサンプリングされたバンドのひとつに数えられているということです。
それでは今宵は1977年発表の「ヨーロッパ特急」から、日本では広島県出身のデザイナー「三宅一生」が登場したサントリー角瓶のCMを通じてヒットした「ショールーム・ダミー」を聞いて下さい。それではどうぞ。クラフトヴェルグです!
●クラフトワーク
http://www.kraftwerk.com/
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
E-MAIL
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時もなら「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日もまたまたこのコーナーはお休みさせて頂きまして、本日のラストは大阪市此花区生まれのSAMURAIギタリスト、昨年EMIミュージックジャパンに移籍し、名前も新たに
「雅-MIYAVI」(ミヤヴィ)
とした、その彼の通算10枚目のシングルである「TORTURE」(トリート)をお掛けしてお別れしたいと思います。

スラップを中心としたアコースティック・ギターによる独特のプレイスタイルが素晴らしく、一聴するとエレキに聞こえるかもしれませんが、今回お掛けする曲もアコギによるプレイですから!ビックリしまっせ!ホンマ!
~ということで、それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月13日オンエアー分)
一刻も早い被災地の復興を祈念するとともに、日本国民のひとりとして微力ながらも御支援させて頂きたくも思っております。
被災地の皆様、頑張って下さい!
2011・3・13 DJ・PON-CHANG!

シャルケ04・内田篤人、ケルン・槙野からもメッセージ。インテル・長友は喪章を
http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1299972496
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110312-00000000-spnavip-spo.view-000
http://www.nikkansports.com/soccer/world/news/f-sc-tp3-20110312-747501.html
(レディオノーウェア2011・3・13オンエアー分)
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。

このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今週は元ナンバーガールの紅一点だったギター担当の田渕ひさ子さんの加入によって、そのノイジィーでダイナミックな出色のロックサウンドにますます磨きのかかった北海道は留萌で結成された孤高のロックバンド「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」。そのブッチャーズのリアルな横顔を「77BOADROM」や「アナーキー」といったドキュメンタリー映画を手掛けては、新進気鋭の映像作家として、世間から注目を集めている川口潤監督が、初期のブッチャーズの貴重な映像も織り交ぜながら、「現在」を走るバンドに密着取材を敢行し、緊張感溢れる映像作品として完成させたのが、ブッチャーズの名盤と誉れも高い『アルバムタイトル』をそっくりそのまま拝借した「Kocorono」という作品で御座いまして、本日はその映画の公開と共に、またまた俄かにその周辺が騒がしくなってきている
「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」
をピックアップしては、そのサウンドをお届けしたいと思います。
ブラッドサースティ・ブッチャーズは、北海道は留萌市にある留萌工業高校(ちなみにこの高校は2001年に閉校となっていて、現在はないそうです~)のクラスメートであった吉村秀樹氏(Vo・G)と射守矢雄氏(イモリヤ・タケシ、B)の二人が1987年に結成した「畜生」というバンドを母体として、1989年に高校の後輩である小松正宏氏をドラマーに迎え、正式に「ブラッドサースティ・ブッチャーズ」としてスタートを切り、その後、札幌のハードコア・シーンを牽引する最重要バンドとして、北海道のロックシーンを熱く彩って行く訳です。そして1991年、アメリカはワシントン出身のハードコアバンドであるフガジの初来日公演での共演をきっかけに、活動の拠点を東京に移すことになり、そこから今日に到るまでの23年間、「Kocorono」をはじめ「NO ALBUM 無題」など数々の名盤を発表するも、その道程は決して順風満帆と言えるものではなく、今回、そんな彼らの動きを追った川口監督のドキュメンタリー作品にも、その辺りの苦悩などが克明に記録されているようです。
この映画は先月5日、東京は渋谷にある「シアターN渋谷」で公開となり、その後は順次愛知、大阪、広島、福岡と全国各地を行脚するように公開されることになっておりますが、残念ながら、ここ関西においては、大阪はミナミに在る「シネマート心斎橋」で、先月26日から今月11日の日程で、既に公開は終わっておりまして、かくいう私も鑑賞のチャンスを逸して、正直観ておりません。是非、また近畿圏での再上映、それが叶わないのであれば、早々にDVD化をお願いしたいとも思っております。実に勝手なことを言っておりますが~(笑)
それでは、ビークルのヒダカトオルや俳優・浅野忠信など、星の数ほどのアーティストやアクター、そしてクリエイターにリスペクトされて止まない、そんな日本ロック界の至宝とも言われるブッチャーズの曲ということで、本日はジミー大西がジャケット画を手掛けたアルバム「未完成」から「ファウスト」と「未完成」、そして名盤「Kocorono」から「2月」の3曲お届けします。
お聴き下さい。どうぞ!
●長編ドキュメンタリー映画「Kocorono」
http://www.kocorono-movie.com/
●ブラッドサースティ・ブッチャーズ
http://www.bloodthirsty-butchers.com/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1970年にドイツはデュッセルドルフで結成された、後にアフリカバンバータや、日本では坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の3人組からなる、言わずと知れた国民的音楽集団「YMO」に多大なる影響を与えた、元祖テクノバンド、日本語に訳すと「発電所」という意味なるバンド名を持つ
「クラフトワーク」
(因みに母国ドイツではクラフトヴェルクと発音するようですが…)をご紹介したいと思います。
クラフトワークは先にも紹介したように1970年、ドイツはデュッセルドルフで結成された4人組で御座いまして。現在はバンドの創始者であるラルフ・フッター以外オリジナルメンバーは在籍していませんが、シンセサイザーを前面に打ち出した「エレクトロ・ポップ」といった音楽性については、全く変化のないところであります。
YMOをはじめとするテクノミュージシャンや、ヒップホップの黎明期には「ゲロッパ!」でお馴染みのR&B界の巨人「ジェームス・ブラウン」御大の楽曲と共に、最もサンプリングされたバンドのひとつに数えられているということです。
それでは今宵は1977年発表の「ヨーロッパ特急」から、日本では広島県出身のデザイナー「三宅一生」が登場したサントリー角瓶のCMを通じてヒットした「ショールーム・ダミー」を聞いて下さい。それではどうぞ。クラフトヴェルグです!
●クラフトワーク
http://www.kraftwerk.com/
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時もなら「ノックオンザヘブンズドア」のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、本日もまたまたこのコーナーはお休みさせて頂きまして、本日のラストは大阪市此花区生まれのSAMURAIギタリスト、昨年EMIミュージックジャパンに移籍し、名前も新たに
「雅-MIYAVI」(ミヤヴィ)
とした、その彼の通算10枚目のシングルである「TORTURE」(トリート)をお掛けしてお別れしたいと思います。
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スラップを中心としたアコースティック・ギターによる独特のプレイスタイルが素晴らしく、一聴するとエレキに聞こえるかもしれませんが、今回お掛けする曲もアコギによるプレイですから!ビックリしまっせ!ホンマ!
~ということで、それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月13日オンエアー分)
2011年03月06日
グラミー賞、筋肉少女帯
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、先月13日。世界最高峰とも言えるワールドワイドな音楽賞「第53回グラミー賞」が、今年はロサンゼルスのステイプルズ・センターを舞台に挙行された訳ですが、今年は何と4人の日本人がタイトルを獲得するという快挙が起こり、それが故に朝のワイドショーなどでは、B'zの松本孝弘氏の受賞の模様や、スタンリークラーク・バンドの一員として栄誉に浴したジャズピアニストの「上原ひろみ」さんなどを、直接ゲストと引っ張り出しては、例年になくグラミーのニュースを頻繁に取り上げておりましたが…。
で、今年のグラミー賞。主要4部門では、まず年間最優秀レコード賞と年間最優秀楽曲賞の2部門で栄冠に輝いたのは、下馬評通り、アメリカはテネシー州出身のバンドで、『南北戦争以前』と言う名前を持つ「レディ・アンテベラム」の「ニード・ユー・ナウ~いま君を愛してる」でしたが、一方、レディ・アンテベラムをはじめエミネムやレディー・ガガなどの強力な競争相手を抑え込み、見事、周りの予想を覆し、年間最優秀アルバム賞を手にしたのは、カナダはケベック州モントリオール出身の、木琴やクラリネットなどを駆使した、どちらかと言えばロックバンドというよりも「旅芸人の一座」と表現した方が、イメージ的にはぴったりくるようなインディーズ界出身のバンド「アーケイド・ファイア」の「ザ・サバーブス(郊外)」で御座いまして、これには当地の数多ある音楽マスコミもびっくりしたようで御座いますが。また最優秀新人賞には、かのジャスティン・ビーバー君を抑え、アメリカはオレゴン州ポートランド出身のアフリカ系アメリカ人で、ウェールズやスペインの血も受け継ぐという才気豊かなマルチ・インストゥルメンタリストで、主にベースをプレイするエスペランサ・スポルティングさんという女性ミュージシャンが獲得しました。結構、私はこの手の黒人混血女性に弱いですな~。個人的な趣味の話はどうでもいいですが…(笑)。
しかし今回は何と言っても注目の的となったのは、芸能マスコミが色めきたったように4人の日本人がタイトル・ホルダーになったこと。最優秀ポップ・インストゥルメンタル・アルバムに輝いたのは、あのルーム335のおっさん「ラリー・カールトン」とタッグを組んだ松本孝弘のアルバム「TAKE YOUR PICK」、そして最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞ということで、クラシックピアニストの内田光子さんがモーツァルト・ピアノ協奏曲第23番・第24番で受賞、上原ひろみさんがスタンリークラーク君とともに最優秀コンテンポラリー・ジャズ・アルバム賞で受賞、さらにポール・ウィンター・コンソートの一員として「最優秀ニューエージアルバム賞」を受賞し、トロフィーを手にしたのが松山夕貴子さんということで、本当に日本人にとっては嬉しさも100倍といった感じの今年のグラミーとなりました。
いや~スポーツの世界と言い、音楽の世界といい、日本経済が落ち込む中でも明るい話題を提供してくれるニュースが他方では多く、同じ日本人としては嬉しい限りではございますなぁ~。
~というところで、それでは今宵はグラミーに因んでということで、これがレディー・ガガとかエミネム、ジャスティン・ビーバーとかが独占するような催しになっていたら、完璧に他の番組聞いてくれという具合になっていたでしょうが…。いやいや嘘、嘘…。
で、今日はラリーと松本氏の作品であります「TAKE YOUR PICK」から、タイトルチューンの「TAKE YOUR PICK」を、そして年間最優秀アルバム賞の栄冠を手にしたアーケイド・ファイアの「ザ・サバーブス」からお届けできたら良かったんですが、私手持ちがないんで、今日は2004年発表の1st「フューネラル」から「ネイバーフッド#1(タネルズ)」の2曲を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!
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第53回グラミー賞
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC53%E5%9B%9E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、中学生時代の1979年に結成した「ドテチンズ」や「筋肉少年少女隊」を母体に、1982年から活動を開始した、現在、作家、エッセイスト、タレントとしても活動の幅を広げている才能溢れる大槻ケンヂ君と、過去に「週刊ファミ通」への連載も持っていたゲーム通としても一部では知られているベースの内田雄一郎氏を核とするバンド「King-Show」こと「筋肉少女帯」、このバンドに今宵はスポットを当ててご紹介したいと思います。
江戸川乱歩をこよなく愛し、多感な中学時代に諸星大二郎や蛭子能収などの特殊漫画家(このフレーズは根本敬さんの専売特許か!)に多大なる影響を受けた大槻ケンヂの幻想的で自虐的な世界観をベースにした歌詞と、プログレ、ハードロックに通ずる異常にテクニカルな演奏で、日本のロックシーンにおいて出色の個性を放つバンドとして存在感を示すKing-Showでは御座いますが、その楽曲タイトル、たとえば「高木ブー伝説」とか、「日本をインドにしてしまえ!」でお馴染みの「日本印度化計画」など、その独特の表現手法が世間ではかなり誤解の種として流通しているきらいがあり、イロモノ、際物、コミックバンドの類と位置付けられるといった不幸な側面をも持ったバンドであります。
じっくり聞いて頂ければ、人生における悲哀や無情さなど切々を刻みつける歌詞やめちゃめちゃクオリティーの高い演奏など、他のバンドにはない、その素晴らしさにきっと気付いて頂けることかと思います。
それでは筋肉少女帯で2曲行きましょう。
「僕はこの世を憎む」と犯行声明を出して、爆弾騒ぎを起こす、猫とサボテンだけが友達とする孤独な少年を主人公とする「サボテンとバンドライン」、そして「いつか恋も終わりが来るのだから」「ひとりででも君が生きていけるように」と、彼女に今、僕が出来ることは何かと自問自答する男の子の気持ちを綴った「香菜、頭をよくしてあげよう」を聞いてください。筋肉少女帯です。ほんとに良いバンドでっせ!どうぞ!
大槻ケンヂHP
http://www.okenkikaku.jp/okenkikaku/o-ken/top.html
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日はちょいお休みをいただいて、最後も先にお掛けした筋肉少女帯を聞きながら、お別れしたいと思います。
曲は「僕の宗教へようこそ」です。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年3月6日オンエアー分)
2011年02月27日
Gary Moore ゲイリームーア
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今晩もまたまた悲しいお知らせといいますか、当然もうご存知の方も多数いらっしゃることかとは思いますが、ブルースをベースにしながらも、アイルランド人ならではの叙情性を全面的にフィーチャアした『泣きのフレーズ』が同じ島国で生きる、われわれの心の琴線を揺さぶるのか、特にここ日本では圧倒的な人気を誇っておりましたスーパーギタリスト、孤高のハードロッカー
『ゲイリームーア』
様が今月6日、休暇で訪れていたスペインはコスタデルソルのホテルで、当初、大量飲酒を原因とした窒息死ではないかと報じられていたようですが、彼のマネージャー曰く、ジミヘンのように「ゲイリーはロックの犠牲者ではない」というように、実は心臓麻痺で唐突にお亡くなりになったというのが真相のようで、最近では新しいギターも購入し、子どものごとく意気揚々としていたようで、兎に角、58歳という若さでもあり、本当にまだまだ人生はこれからというところでの突然のリタイア。神の思し召しとはいえ、さぞかし当人も無念だったとは思いますが…。
…ということで、今回はまたまたぶち抜きでゲイリーの御霊を慰めるべく、特集で、ゲイリーの名を一躍ロックシーンに轟かせることになったシンリジィの名盤「ブラックローズ」の中から何曲か、また、その他ギター職人として(彼はボーカリストとしても大したものでしたが~)さまざまに手がけてきた仕事の幾つかを時間の許す限り、ご紹介したいと思います。まずは何はともあれシンリジィの名盤「ブラックローズ」から、スコット・ゴーハムとの流麗なるツインリードの調べも素晴らしい「やつらはデンジャラス」と「アリバイ」そして「キブ・イット・アップ」の3曲行きましょう。それではどうぞ。ゲイリームーアです。
●ゲイリームーア HP
http://www.gary-moore.com/
●ゲイリームーアWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%BC%E3%82%A2
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はい、まずはシンリジィ時代のゲイリームーアのプレイを聴いて頂きましたが、如何でしたでしょうか。シンリジィを知らない人でも十分楽しんでお聞き頂けたことかと思いますが。実にストレートで取っつき易い曲の構成が、このシンリジィの何ものにも代えがたい魅力で御座いまして~。ゲイリーにしてもテクニシャンでありながら必要以上に早弾きで押しまくることもせず、兎に角、印象的でメロディアスなフレーズをひとつひとつ丁寧に、安定感抜群の演奏で聴かせるといった具合で、こうしたところが、この日本で高い人気を勝ち得るひとつの原因だったようにも思いますが…。
で、このゲイリームーアさん。1952年4月生まれの北アイルランドはベルファスト出身のスーパーギタリストで、音楽は小学生の頃に始めたピアノがきっかけだったようですが、ピアノについては師匠に恵まれなかったこともあって途中で挫折。10歳の頃からギターを無手勝流、つまりは独学でスタートし、当時、人気だったリッチー・ブラックモアやエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、その中でも特にフリードウッド・マックの創設メンバーでもあったピーター・グリーンを一番の御贔屓にしていたようで、若かりし頃は熱心にコピーし、果てはプロデビューを夢見ていたようあります。
1968年にスキッドロウというバンドに加入し、後のシンリジィの中心人物であるフィル・リノットと運命的な出会いを果たすも、このバンドでは3枚のアルバムを制作して脱退。その後、1970年にはゲイリームーアバンドを結成、さらに1974年からはフィルが結成したシンリジィに誘われ参加。一旦脱退するも、1977年に正式メンバーとして復帰し、先に紹介させて頂きました名盤「ブラックローズ」を1979年に制作。また一方でレインボーのメンバーとしてもお馴染みの鍵盤奏者「ドン・エイリー」や、ホワイト・スネイクや日本が世界に誇るハードロックバンド「バウワウ」のメンバーとしても顔を売ったベース奏者の二―ル・マーレイ等と共にジャズロック・バンド「コロシアムⅡ」などでもプレイ。多岐に亘る音楽活動を展開し、その輝かしいキャリアに磨きをかけていく訳です。
1990年からは原点回帰。ブルースにのめり込み、さまざまなミュージシャン達と交流を重ねながら演奏活動を続けていた訳ですが、番組冒頭にもお伝えしたように、休暇滞在先のスペインで今月6日、心臓麻痺のため、非常に残念なことではありますが、帰らぬ人になってしまった訳です。
ここに改めてゲイリーの冥福を祈りたいと思いますが…。
~というところで、それではここでまたまたゲイリーの曲を。
1978年発表のソロ第一弾アルバム「バック・オン・ザ・ストリート」に収録されている盟友フィル・リノットが手掛けた楽曲にしてゲイリーの代表曲でもある「パリの散歩道」をライブで、そしてフリーのカヴァー曲で「ウィッシング・ウェル」の2曲をお聴きください。どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も…本日はゲイリームーアの曲ということで、シンリジィの名曲でもあります、ゲイリーの早弾きが炸裂する「アウト・イン・ザ・フィールズ」、これをお掛けしながら、お別れしたいと思います。
今週で2月、如月も終わり。来週からは3月、弥生ということで、さらに気合いをいれて、頑張って行きますんでよろしくね~。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
おまけ!
この曲、面白いですよ~
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痛快!ドキッてする方も多いでしょう!お猿の次郎君のように反省!
(2011年2月27日オンエアー分)
2011年02月20日
andymori~CDSHOP大賞2011、子どもBAND…
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
今週からは通常のパターンということで…。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今年も全国の耳ざといCDショップの従業員の皆様方が、昨年発売されたCDアルバムの中から25作品を選出。さらに、その中から大賞及び準大賞3作品をチョイスしては、新たな年の幕開けを飾るという『第3回CDショップ大賞2011』の結果が、先月発表になりまして、当番組としては何時ものことながら、少々遅れてのお取り扱いとはなりましたが、今日は大賞を受賞した「andymori」のアルバム「ファンファーレと熱狂」をはじめ、準大賞に輝いたアルバムなどをピックアップしては、リスナーの皆さんとともに試聴会と洒落込んでみたいと思います。
それでは、早速、まずは準大賞の栄誉に浴した作品から聞いていきたいと思いますが…。
見た目はアゴ髭なんぞを蓄えて、肉食系といった武骨な印象を与える容貌ではあるものの、その歌声はどこまでも澄み渡る冬の空のような美しさで、パンクな私も、もっくん、ふっくん、やっくんの『シブがき隊』ではないですが、思わずゾッコン!といった塩梅で、不覚にも、その魅力にのされてしまいました秦基博さんで、今回、準大賞を勝ち得た全13曲収録のサードアルバム「ドキュメンタリー」から「朝が来る前に」、そして同じく準大賞に輝いた「綺麗な薔薇には棘がある」ではないですが、切なくも美しい旋律に反して、その毒のある言葉は聴く者の心に激しい動揺を与えるーそんな特徴を有する4人組、世界の終わりのファーストアルバム『EARTH』から「幻の命」を、さらに先月この番組でも取り上げましたが、オタクの匂いも満点の、垢抜けのしないルックスとは裏腹の(失礼!)凶暴性が、実にショッキングでもある、これまた準大賞の栄冠ゲットしました「神聖かまってちゃん」のアルバム「友だちを殺してまで」から「死にたい季節」の計3曲聴いてみたいと思います。リスナーの皆さんは果たしてどうお思いか。それではどうぞ!
●第3回CDショップ大賞2011(CDショップ店員組合)
http://www.cdshop-kumiai.jp/?page_id=385
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●秦 基博
http://www.office-augusta.com/hata/
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●世界の終わり
http://www.sekainoowari.jp/pc/

●神聖かまってちゃん
http://www.kamattechan.com/
如何でしたでしょうか?それぞれに個性的ではありますが、秦くん以外どうにも「歌い手の顔」がはっきりしないのが、私としては気になるとこでもありますが~
~と言うところで…
では続きましては、お待たせしました。今回セカンドアルバム「ファンファーレと熱狂」でグランプリ(大賞)に輝いた、2007年結成の男性3人からなるバンド、昨年はカナダツアー(インディーズバンド5組によるネクスト・ミュージック・フロム・トウキョウというパッケージツアー)を含め、年間70本のステージをこなしたという、レオ様のインテルに電撃移籍した『長友』クンばりに、今が旬とも言える「andymori」、このグループの充実のサウンドをお届けしましょう。曲は勿論、大賞受賞アルバム「ファンファーレと熱狂」から、そのアルバムのオープニングを飾るナンバー「1984」をおかけしたいと思います。
これを聴いて、どのような印象をお持ちになったか。またリスナーの皆さん、ぜひ、その感想を当番組宛てにメールでも何でもええし、お寄せ下さいね。よろしく哀愁、頼むよ~。
それではどうぞ!
●andymori
http://www.andymori.com/

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、1979年、ヤマハ主催の音楽コンテスト「イーストウエスト」でグランプリを受賞、(因みに、この関東ローカルの「イーストウエスト」というコンテストからは、かの桑田佳祐やシャネルズ、そしてアナーキーに、爆風銃(バップガン)、エレファントカシマシと、後の日本のミュージックシーン、ロックシーンを熱く彩るバンドやアーティスト達が沢山デビュー致しております)で、その後、1980年にはキャニオンレコードからメジャーデビューを果たし、間違いなく、リック・デリンジャーやAC/DC、THE WHOなどの影響を多分に受けたハードなロックンロールを聴かせるバンドながらも、今では完全にザ・芸能人、俳優やコメンテーターとしての活躍がメインと化している『ジック』こと「うじきつよし」さんやドラムの山戸ゆうさんなどのコミカルなキャラや、運動量の多いパフォーマンスなどで、一般ピープルのハートもしっかりゲットした「子供ばんど(KODOMO BAND)」。1988年の活動休止から23年という歳月を経て、今年2011年の4月、何の前触れもなく突如「ヤマハ銀座スタジオ」のステージで復活するということで、今日は活動再開を祝う意味も込めて、ベスト盤から、私も大好きなリック・デリンジャーのカヴァーである「R&Rフー・チー・クー」をお掛けしたいと思います。それでは、ギター・ボーカル「うじきつよし」、同じくギター・ボーカル「谷平こういち」、ベース「湯川トーベン」、ドラムス「山戸ゆう」の4人からなる「子供ばんど」です。どうぞ!

●子供ばんど
http://kodomoband.net/
ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は2009年10月17日、長野県軽井沢のホテルでお亡くなりになった「ドノヴァン」こと、加藤和彦さんを偲びつつ、その彼が率いていた、日本が世界に誇るロックバンドであった「サディスティック・ミカ・バンド」の名曲と誉れも高きインストナンバーである「黒船 嘉永六年六月二日」同じく「黒船 嘉永六年六月三日」を続けて聞きながらお別れしたいと思います。
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●加藤和彦
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%BD%A6
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2011年2月20日オンエアー分)
2011年02月13日
「ミック・カーン」(JAPAN)追悼特集
井岡一翔!
日本史上最短7戦目で「WBC世界ミニマム級チャンピオン」おめでとう!!!!!
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からオンエアーさせて頂きます、ラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて今週も、先週のキャプテン・ビーフハートさんに引き続きまして、「追悼」ということで、先月4日に癌の為、52歳の若さで亡くなった、英国のロックバンド・
JAPAN
のベーシストだった
ミック・カーン
氏にスポットを当てるべく、30分間丸々「ジャパン」の特集とさせて頂きたいと思います。
では、「ジャパン」のベース奏者であったミックの追悼特集ということで、早速、番組の幕を開けたく思いますが、しかし、今の若い世代の人たちの中には、当然「ジャパンって何?郷ひろみ?」なんて全く頓珍漢で、殆ど予備知識なんぞ持ち合わせていない方も多いことでしょうから、なるべくバンド結成の1974年から解散に至る1982年までと言うことで、時系列に沿って、バンドのご紹介も兼ねつつ、楽曲の並びも考え、お届けして行きたいと、かように思っております。
…ということで、先ずは、元々はN.Y.を拠点に活動していた、かのマルコム・マクラーレンがマネジャーを務め、場末の安酒場に出没しそうなドラッグクイーン紛いの化粧をした「デヴィット・ヨハンセン」や「ジョ二―・サンダース」などが在籍していたことでも有名な、元祖パンクバンド「NY・ドールズ」に憧れを抱いていたという、デヴィッド・シルヴィアン&スティーヴ・ジャンセン兄弟によって結成された、このバンド「ジャパン」。その結成当初と言いますから、1974年当時に遡ることとなりますが、その頃の音ということで、デビューアルバム「果てしなき反抗」から、そのタイトルチューンであります「果てしなき反抗」(ADOLESCENT・S●X)と「アンコンヴェンショナル」、そして1978年発表のセカンド「苦悩の旋律」から「オートマチック・ガン」の計3曲を聴いて頂きたいと思います。
それでは~本日はミック・カーン追悼特集ということで、JAPANの音を聴いてください!どうぞ!
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★ミック・カーンHPにアップされたコメント ……………………………………………………
24th July 1958 - 4th January 2011
It's with profound sadness that we have to inform you that Mick finally lost his battle with cancer and passed away peacefully at 4.30pm today, 4th January 2011 at home in Chelsea, London. He was surrounded by his family and friends and will be deeply missed by all.
Posted: 4th January 2011
リッスンジャパン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000004-lisn-musi
ミック・カーン公式サイト
http://www.mickkarn.net/

ハイ!ということで~
先ずはデビュー当初のグラマラスなヴィジュアルで、ファンキーながらも荒々しきギターロックを演奏していた頃の「JAPAN」で3曲聴いて頂きましたが…。
本日は、先月4日に亡くなったジャパンのベース奏者だったミック・カーン氏を偲んで、ジャパンの特集をお送りしている訳ですが。
ジャパンのベースでありました「ミック・カーン」というこの人物は、元々、現在はイギリス領ではなく、ギリシャ人による単一独立国家となっておりますが、その昔はトルコ人なども仰山住んでいたとされる「キプロス共和国」生まれ(ウムム…どおりで濃い顔だと思ったわ!ミック)の方だったようで、3歳の頃に一家でイギリスに移住。その後、ハイスクール時代に知り合ったデヴィッド・シルヴィアンに彼の弟ジャンセン、はたまたリチャード・バルビエリ、ロブ・ディーンなどの美し過ぎる男たちとともに「JAPAN」を1974年に結成。ここ日本では、音楽専科(懐かしいなぁ)やロックショウ(東郷かおる子編集長)JAM(前の甲斐さんの奥方が編集長!高橋まゆみさん)などの表紙を飾りまくり、当時の腐女子達の間では早くも話題沸騰!黄色い歓声を一身に集めるアイドルバンドとして、ベイ・シティ・ローラーズに続く第2弾というか、クイーンやチープ・トリックなどと同じような感じで、一気にヴィジュアルの良い外タレ兄ちゃんとして華麗にスターへの階段を駆け上がった訳ですが。しかし、日本とは違い、そんな彼等に冷徹だったのは母国「エゲリス」の方で御座いまして、当時は、どん底の経済情勢を背景として、世紀のアンチ・ジーザス・クライスト・スーパースター、安全ピンにスパイキーヘアといった反抗的ないでたちもギガ攻撃的な“腐った奴”ジョニー・ロットンをフロントマンとする「セ●クス・ピストルズ」を筆頭に、THE CLASHなどのパンクバンド達が暴れ馬のようにロックシーンを席巻しているような状況でしたから、N・Yドールズのフォロワーといいますか、まさにT・レックスのマーク・ボランを彷彿させるような、骨太なパンク連中に比べると「ヨヨ…」とした線の細い装いのバンドだったJAPANは見事「際物扱い」で、完全に末席に追いやられ、蚊帳の外状態とされた訳です。
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そうした扱いの中、鳴かず飛ばずの時期を、極めて地味に掻い潜リ乍ら、スティーブ・ストレンジやソフト・セル、ウルトラ・ヴォックス、そしてお馴染み「デュランデュラン」や「スパンダー・バレエ」を主役に据えて、その後、母国「イギリス」でギガ爆発したニューロマンティックスのムーヴメントが台頭した頃に、漸く、その華麗なルックス(この頃はデビュー当初に比べるとかなり、そのグラマラスなルックスも洗練させていましたが~)やサードアルバム「クワイエット・ライフ」の頃から、それまでのギターを前面に打ち出したハードでファンキーな独特のウネリを持つ猥雑なロックサウンドから意匠替えし、電子楽器を前面にフューチャアした、内省的でどこか冷たい質感乍らも、唯一無二とも言える、実に個性的な彼らならではの「ヨーロピアン・ポップ」にも注目が集まり出して、日本のみならず、本国英国でもやっと正当な評価を受け、正真正銘のスーパースターに上りつめようとしていた矢先の1982年、彼等は本当のクライマックスを待たずに自ら「解散の道」を選び、シーン最前線から消えていきます。

以降、メンバーは別々の道を歩み、本日の主役であるミックは、バウハウスのピーター・マーフィーとのユニット「ダリズ・カー」や「ロンリ―ユニバース」「JBK」、またルナシーのSUGIZOのバックなどで活動したものの、目立った形で、改めて陽の当たる場所に登場することもなく、で昨年から治療に当たっていた進行性の癌の為、52歳の若さながら逝ってしまいました。
フレットレス・ベースを使い、パーシー・ジョーンズを思わせるようなダウン・チョーキングを多用したオリジナリティー溢れる強烈なプレイと、真っ赤なオカッパヘアー(マッシュルーム・カットか!いや奇妙な長髪…)で黙々とプレイする初期のミック、そして一転、髪の毛も短く刈り込み、さっぱりした風情でダンディーに決めていた晩年のミック。(最近はどうだったのかな~)。サックスを吹く立ち姿も良かったなぁ~。
どちらも未だ鮮烈なインプレッションで、私のこの両の目に焼き付いております。本当に春から残念なことでは御座いますが…。
~ということで、今度は中期から晩年にかけてJAPANで、1979年発表の3枚目のアルバム「クワイエット・ライフ」からタイトルチューンを、そして同年シングルのみで発表された「LIFE IN TOKYO」の2曲を聴いてください。それではどうぞ!
JAPAN WIKI
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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それでは、本日は最後もミック・カーン氏を偲んでJAPANのナンバーをお掛けしてお別れしたいと思います。曲は1982年発表の実質ジャパンとして最後のスタジオ盤となった「錻力の太鼓」から「ジ・アート・オブ・パーティーズ」を選ばして頂きました。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・2・13オンエアー分)
2011年02月06日
キャプテン・ビーフハート
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からオンエアーさせて頂きます、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、早くもグレゴリオ歴の2番目の月、旧暦では如月「きさらぎ」のほか、いんしゅん(殷春)、うめみづき(梅見月)、けんうづき(建卯月)、ちゅうしゅん(仲春)、なかのはる(仲の春・中の春)、はつはなつき(初花月)、ゆききえつき(雪消月)、ゆきげしづき(雪消月)、れいげつ(麗月・令月)、をぐさおひつき(小草生月)なんていう異名もあるとされる「2月」に早くもなりまして、「光陰矢のごとし」とは、誠に言い得て妙な文句だなぁ~と、改めて感心するとともに、しみじみと噛み締めている次第では御座いますが…。
で、本日はと申しますと、先月から予告させて頂いておりましたように、昨年12月17日、アメリカはカリフォルニア州内と言いますから、1982年に音楽業界を引退してからは、オレゴン州境から数マイルしか離れていないカリフォルニアの辺境に小さな家を確保し、隠遁者の如く、前衛的なドローイングなどの芸術作品を制作しては「画家」として活動を続けてきたようですし、多分そこでお亡くなりになったのではないかと推察するところでは御座いますが、1941年、カリフォルニア州はグレンデールで生まれ、一方の天才であるフランク・ザッパとはハイスクール時代からの盟友で、その芸名についてもザッパが名付け親になったとされる本名ドン・ヴァン・ヴリード、音楽業界では
「キャプテン・ビーフハート」
(牛心隊長)として、既成概念に囚われることなく自由奔放な作品を多々発表し、特にその作品群の中でも超個性的と評された「トラウト・マスク・レプリカ」の作風は、後のパンク世代に「何をやっても良いんだ」とばかりに、多大なる影響と自信を与えたとされておりますが、本日はそんな功績を遺しつつも、脳や脊髄の神経線維を覆っている髄鞘(ずいしょう)が壊れて発症すると言われている「多発性硬化症」の合併症の為に、69歳で亡くなってしまった「キャプテン・ビーフハート」、その人を取り上げては、追悼の意味で「特集」とさせて頂きたく思います。
今でこそ1960年代後半、アメリカは西海岸で巻き起こったサイケデリック・ロック・ムーブメントの最重要バンドのひとつに数えられるキャプテン・ビーフハート率いる「ヒズ・マジック・バンド」ではありますが、アメリカのレーベル「ブッダ」からデビューした当初は、伝統的なシカゴスタイルのブルースなどの音を真っ当に踏襲し、それをダイナミックに体現するビートバンドとして活動しておりまして、当時の音楽業界の関係者の間では「史上最強にして最高のホワイト・ブルース・シンガーになるだろう」と期待され、その将来性を高く買われていたそうで御座います。それが証拠に1965年に発表となったデビューアルバム「セイフ・アズ・ミルク」は、あのジョン・レノンのフェイバリット・アルバムの1枚だったというエピソードもあるぐらいで、事実「セイフ・アズ・ミルク」に耳を傾けますと、繰り返し聴こえてくるのは、オーソドックスなブルースや、R&Bの影響を感じさせる抒情的なナンバーなどで、若干ではありますが、その後の実験的でアバンギャルドな変化を感じさせる片鱗というか、要素も全く見受けられない訳ではないですけども、それでもこの時点では、大多数の人々がブルースシンガーとしてのビーフハートの将来の姿に思いを馳せ、その道での「ブレイク」を予想したとしても、何ら責められるべき理由にはならないと、私自身思っておりますけども…。
ハイ、ということで~
それでは、デビュー当初の「理解し易い」「聴き易い」ビーフハートの楽曲を、先ずはお送りするということで、ジョン・レノンのフェイバリット・アルバムでもあったという1965年発表のファーストアルバム「セイフ・アズ・ミルク」から、素敵なナンバーを4曲ほどお届けしたいと思います。
先ずはスライドギターの音色で始まる、まさに王道を行くブルースと言った趣の強い「Sure`Nuff`N Yes I Do」(シュアー・ナフィン・イエス・アイ・ドゥー)と、ダンサブルに弾むビートが何ともカッコ良い「ジグザグ・ワンダラー」、そしてファルセットボイスのコーラスと哀愁に満ちたビーフハートの歌声が心地よく耳に馴染みます「アイム・グラッド」、更にもう一曲ということで、キャプテンの吹くマウスハープと、地を這うようなルーズな乗りが独特のウネリを醸し出している「プラスチック・ファクトリー」、以上の4曲をお届けしたいと思います。
それではどうぞ!
キャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンドです。
キャプテン・ビーフハートWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%88
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如何でしたでしょうか?発表されたのが1965年と言うことを考えれば、これはこれで、その作品のクオリティーの高さにも、掛け値なしで拍手を送る事が出来るとは思いますが。
さて、続きましてはキャプテン・ビーフハートを一躍、音楽業界における極北の偉人(異人?アウトサイダー)、カリスマに変貌させ、後のパンクロッカーや前衛音楽を志すミュージシャン、たとえばXTCやソニックユース、はたまたザット・ペトロール・エモーションやトム・ウェイツ等々のアーティスト達に多大なる影響を与えることになった、1969年発表の2枚組、フリージャズやエスニック・ミュージック、はたまた現代音楽など、ありとあらゆる音楽的な要素をミックスしては、これまでの音楽における「既成概念」を完膚なきまでに打ち砕くような作品に昇華させ、それも28曲(!)というボリュームで聴く者に迫りくるという、正にとんでもないモンスターアルバムである「トラウト・マスク・レプリカ」をご紹介したいと思います。
このアルバムは、8時間半でビーフハートが一気呵成にピアノで28曲を書き上げて、その後1年近くバンドで、リハーサルと録音に時間を費やし製作されたと、今もって実しやかに、あちこちで伝説の如く語られているようですが、しかし当時を良く知る、ドラマーとしてマジックバンドに関わっていたアート・トリップ氏によると「これは事実ではない」とのことで、実際には1年近くスタジオでマジックバンドの面々が28曲を練り上げて、8時間半でバンドパートを録音し、その後、ビーフハートがボーカルを被せて行くというプロセスを経て完成させたというのが真実のようです。なせ、このようなことになったかと言えば、その一番の理由は予算、お金とのこと。このアルバムのプロデューサーだったフランク・ザッパも、この頃は余りお金を持っておらず「極力無駄使いはしたくない」という思いが強く、結果、こうした流れになったそうです。しかし、それが故にアート氏曰く、「そうした背景もあり、このアルバムにはかなり杜撰な箇所も残っており、1970年初頭に再度、自分がじっくりとアルバムを聴き直し、全てのパートを譜面に起し直したところ、ライブでの演奏は格段良くなった」と語るとともに、併せて「じっくりと時間をかけて製作されたものとして、私個人としては、このアルバム『トラウト・マスク・レプリカ』を聴きたかった」とするコメントも残しています。
それでは、「百聞は一見」ではないか、もとい「一聴」にしかずということで、問題のアルバム「トラウト・マスク・レプリカ」をお聞き頂きたいと思いますが。
どうだろう…。人によっては単なる不協和音、神経を逆撫でするだけのノイズという風に感じられるかも知れませんが、まぁ世の中にはこういうものも存在するということで、鷹揚な気持ちを持ってご容赦願いたいとは思いますが。(笑)ヨロピク!
~ということで、このアルバムから先ずは2曲お届けしたいと思います。
曲は「Moonlight On Vermont」、「China Pig」です。
どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて本日は最後も「キャプテン・ビーフハート・アンド・ヒズ・マジック・バンド」でアルバム「トラウト・マスク・レプリカ」から、「ベテランズ・デイ・ホッピー」をおかけして、お別れしたいと思います。
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それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・2・6オンエアー分)
P.S.
※2月2日。あのザ・ホワイト・ストライプスが解散!残念無念…です。
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ホワイト・ストライプスは、本日2011年2月2日、公式に解散し、今後新たなレコーディングやライヴは行なわないことをアナウンスします。
解散する理由は、音楽的な意見の相違ではないし、音楽を続ける意思がなくなったわけでも、健康上の理由でもありません。メグとジャックは共に健康であるし、気分もよく感じています。
解散は多様な理由からなるものですが、一番大きな理由は、このバンドの美しさと素晴らしさをこのままの形で残しておきたいということです。
メグとジャックは、ファンのみんなに感謝をしています。そして、ホワイト・ストライプスとしての13年のキャリアをこんなにも濃密で素敵なものにしてくれた、みなさんの熱いサポートにはほんとうに敬服しています。
Third Man Records〉は引き続きバンドの未発表音のライヴ音源やスタジオ音源を、レコード・クラブや一般の発売方法でリリースしていく予定です。
メグとジャックは、この決断がファンに悲しみをもたらさないことを祈り、また、これはバンドが創作してきたアートと音楽を尊重したポジティヴな前進だと思ってもらえることを願っています。なぜならこの決断は、ホワイト・ストライプスの作品を共有してくれたファンのみなさんの気持ちも最大限に考え、尊重してなされたものでもあるからです。
そしてこれがバンドからの最後のメッセージです。
「ホワイト・ストライプスはもうメグとジャックのものではないんだ。ホワイト・ストライプスは、これからはみんなのものになる、そしてみんなはそれを好きなようにしてほしい。人々が望めば、音楽とアートの美しさは永遠に残るだろう。この素晴らしい経験を一緒にしてくれてありがとう。そのみんなの気持ちは僕らのなかで永遠に消えることはないし、そのことには本当に感謝しているよ」
心より
メグ&ジャック・ホワイト
ホワイト・ストライプス
2011年01月30日
ARB、HARRY、頭脳警察、外道、ニール・ヤング
FW⑲李忠成!(チュンソン)ナイスゴール!ナイスボレー!
DF⑤長友の魂の左クロスも完璧!
日本代表AFCアジアカップカタール2011優勝おめでとう!(泣)嬉しいぞ!
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からオンエアーさせて頂きます、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、先々週の番組内でお話しましたように3週に渡り、いち早く正月気分を返上しては、仕事や学業に集中し「充実の2011年」を過ごすべく「皆さん、気合いを入れて頑張りましょう」という掛け声のもと、私PON-CHANG!の方で、無作為に“身も心もハレルヤ”といった爽快感溢れるパンクサウンドとご機嫌なロックンロールをご用意させて頂き、お届けして参りました、今回の新春企画も本日がクライマックスということで、下手なベシャリも「そこそこ」に、ガンガン、エクスタシー度数の高い楽曲を今回もたくさんご用意しましたので、矢継ぎ早にお掛けしていきたいと思います。
それではまずは本日のトップバッター。
「わが青春の~」と懐かしむにも、まだまだその楽曲の熱量はハンパじゃなく、強烈な
ARB。
今日は第3期ARBということで、白浜久氏がギターで、野島健太郎氏が殆どレギュラーという形でKb参加していた頃のARBということで、~♪「螺旋階段のような人生。一段ずつ登りつめれば、何時かは天国も見えるだろう」♪~と力強くシャウトする「システム・イン・システム」と「SWEAT、HEART&BRAIN」をお掛けします。どうぞ!
ARB
http://www.arb-tamashii.com/
先ずはARBで、「システム・イン・システム」と「SWEAT、HEART&BRAIN」を聴いて頂きましたが…。
続きましては~
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昨年11月には「無常人」というニューアルバムも発表し、ますますその飄々としたキャラにも磨きのかかった日本ロック界が誇る粋人(すいじん)、正にジョージ秋山先生が、1973年から「BCオリジナル」で筆を振るっている名作漫画「浮浪雲」の主人公である「浮浪さん」そのものといった雰囲気を湛える、元ストリートスライダーズのフロントアクター、明星大学の軽音楽部の1年後輩にはあの浦沢直樹もいたという(どうでもいい話か!)
HARRY
こと村越弘明さん、52歳。今日はそのHARRYが2000年のスライダーズ解散後、初めて沈黙を破り、2003年に発表したソロ第1作「Bottle Up and Go」、こちらの方から「時間旅行へようこそ」と、この番組では常連の部類かと思いますが、ロック界の連合赤軍!パンタ率いるところの
『頭脳警察』で~
1972年発表の「頭脳警察3(サード)」から、当時では非常に珍しい縦乗りナンバー。パンタの切れ味の良いギターカッティングがスリリングな「ふざけるんじゃねえよ」と、それともう1発、ミッキーカーティスのプロデュースで1973年にデビューし、ジェフベックなどと共演する実力を持ちながらも、サーキット族(今で言う暴走族)から多大なる支持を得たことが裏目となり、数々のトラブルを引き起こしては、公演会場をなかなか確保することが出来なかったという武勇伝を持つ、加納秀人氏率いるところのグラマラスなハードロッキントリオ
「外道」で…
ベスト盤から「香り」の計3曲をお届けしたいと思います。それではどうぞ!いいねぇ~
HARRY
http://www.harry-station.com/
頭脳警察
http://brain-police.net/
外道
http://g-e-d-o.com/
HARRYにパンタに外道。如何でしたでしょうか?ご機嫌でしょう。
またお気に召した方はぜひですね、CD等お買い求め頂き、直にご賞味頂きたいと思います。
~というところで…
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後は、今や「グランジの父」としても賞賛の言葉を集めるロック界の至宝
「二―ル・ヤング」
様で、1989年発表のアルバム「フリーダム」から、今宵は、ディストーションの効いた分厚いリフがどっしりと重い、これぞ正真正銘のロックといった佇まいで聴くものを圧倒するといった珠玉の逸品で御座います「ロッキン・イン・ザ・フリー・ワ-ルド」、これをおかけして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
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2011年01月23日
ザ・ホワイト・ストライプス、イギーポップ、THE KINKS
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皆さん今晩は!
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それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今週も正月休みで弛緩した、といってもスケベな方の、ウヒョヒョヒョ~というヤマイダレ
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それでは先ずはオープニングを飾るに相応しいアーティストとして、1997年、アメリカはデトロイトで結成されたギターとドラムという形態ながら、強烈な破壊力を誇る、ジャックとメグによる姉弟爆音ロックデュオ、しかし本当は元夫婦で婚姻届もあったという、ロック界の正司敏江・玲児…
(そういえば…昨年、玲児師匠も亡くなりはりましたなぁ~。ご冥福をお祈り致します!合掌)
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~とも言える
「ザ・ホワイト・ストライプス」
で、2005年発表のアルバム「ゲット・ビハインド・ミー・サタン」から、派手にオープニングを飾る「ブルーオーキッド」を、またその後2007年に発表となった「イッキ―サンプ」から「リトル・クリーム・ソーダ」の2曲を~
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また同じくデトロイト繋がりということで、大先輩に当たります御年64才のパンク界のゴッドファーザー
「イギ―ポップ」
様で、1969年発表の「ストゥージズ」のファーストアルバムに収録されています「アイ・ワナ・ビー・ユア・ドッグ」(お前の犬になりたい)と、ソロになってからの名曲「ローパワー」の、計4曲をお届けしたいと思います。
で、余談になりますが、ザ・ホワイト・ストライプスのHPをご覧頂ければ分かることかとは思いますが、かのフランクザッパ氏と同じく、後のパンクシーンを彩るアーティスト達に多大なる影響を与えた、あの前衛的なブルースシンガー「キャプテン・ビーフハート」氏が、昨年12月17日に、69歳で多発性硬化症を原因とする合併症で他界されました。来月頭には、遅ればせながらも、その彼を偲んでの追悼特集もさせて頂きたいと思っておりますので、ご期待下さい。
~加えて、今月4日には、グラマラスな風貌で、ここ日本でも女の子を中心に、大いなる人気を博していたイギリスのバンド『ジャパン』のベーシストだったミック・カーン氏も、癌のためロンドンはチェルシーの自宅で「52歳」という若さながらお亡くなりになりました。ミックについても追悼と言うことで、ビーフハート氏に引き続き、この番組では「ジャパン」の特集を組んで、その御霊に捧げるべくお送りしたいと思っておりますので、また宜しければお聴きください。
ハイ。それでは、もし近所迷惑でなければ、ボリュームを上げて聴いて頂ければ、なおのこと爽快感も増すことかと思いますので、良ければお試しあれということで、ザ・ホワイト・ストライプス並びにビーフハート亡き今、本当に『生き神様』と神々しくも、更にその輝きを増しております「イギー」様を聴いてください。どうぞ!
●正司敏江・玲児
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A3%E5%8F%B8%E6%95%8F%E6%B1%9F%E3%83%BB%E7%8E%B2%E5%85%90
●ザ・ホワイト・ストライプス
http://www.whitestripes.com/
●イギーポップ
http://www.iggypop.com/
はい、ということで先ずは「ザ・ホワイト・ストライプス」と「イギーポップ」を聞いて頂きましたが。ドリンク剤を口にしたが如く、アソコもギンギン!(なんのこっちゃい!)全身に元気が漲ってきましたでしょうか?
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続きましては、不思議なことに、これまで余りこの番組の中で取り上げてきた記憶も御座いませんが、1964年結成の、これまた英国産のビートルズやストーンズなどと並び称されるイカシタロックバンド、レイ・ディヴィス率いるところの
「キンクス」。
1964年の「ロング・ト―ル・サリー」でデビューし、その後発表した、あのヴァン・ヘイレンのリバイバルヒットでもお馴染みの「ユー・リアリー・ガット・ミー」が大ヒット。一躍脚光を浴び、英国4大バンド(ストーンズ、ビートルズ、ザ・フー、キンクス)の仲間入りを果たした訳ですが、今日はそんな偉大なるロックバンド「キンクス」の楽曲と言うことで、スタジオ録音盤では、かのジミーペイジ様が間奏を弾いているとされる「ユー・リアリー・ガット・ミー」と、さらにあのドアーズが「ハロー・アイ・ラブ・ユー」を作曲する際にヒントを得たとされる(要は盗作と騒がれた訳ですね)「オール・デイ・アンド・オール・オブ・ザ・ナイト」の2曲をお聞きください。それではどうぞ!
THE KINKSです。
●キンクス公式ファンクラブサイト
http://www.officialkinksfanclub.co.uk/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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さて最後は、ダンス・ソサエティーやセ●クス・ギャング・チルドレンとともに英国における「ポジパン御三家」と称されたものの、その後解散し「デス・カルト」と改名。さらにはアメリカに渡り、1996年にリック・ルービンが手掛けたアルバム「エレクトリック」で全世界的にブレイクを果たした、映画『ドアーズ』では、ジム・モリソンのソックリさんを演じてみせたヴォーカル:イアン・アストベリー率いるところの
「THE CULT」
の、ダイナミックで何とも言えない疾走感が心地よいGOODチューン、とてもエゲレスのバンドとは思えん、大陸的な感じを印象付ける「アウトロー」と言うナンバーをおかけして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
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