2011年01月16日
ザ・ローリング・ストーンズ、エアロスミス、THE CLASH
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「神聖かまってちゃん」、「ザ・ボヘミアンズ」「Droog」の3バンドのナンバーをまずはお聴き頂きましたが、また詳しいバンド名や曲順等に付いて確認されたい方については、FM81・4のHPから「番組案内」に入って頂きまして、この番組のブログをチェックしてみてください。内容をキチンとアップしておりますので~。
ハイ。ということで続きましては…
今度は老獪なロートルロッカーと言ったら怒られるか(笑。せやけど年寄りであるには違いおまへんが~)所謂「ベテラン」と称され、ロック界の偉大なる牽引役として、今持って威光を放ち続ける御仁をご紹介したいと思います。
まずは、まだまだバリバリ現役、昨年の南アフリカで開催されたWカップの観覧席にも元気な姿を見せていた、シーシェパードに対する資金提供の噂は頂けませんがね!此処日本では限りなくその発音が「肉じゃが」に近い、ミック・ジャガー様と、「ミスターオープンG」ヨレヨレ・キース様を看板とする、長い舌を戯画化したロゴマークも有名な、未だ苔むすことなく転がり続けておりまする超御大
「ザ・ローリング・ストーンズ」
様で、私が大好きな1971年発表の珠玉の名盤、「デニムのジーンズ」をジャケット写真にして、ご丁寧にもジッパーも引き下せるような仕掛けをし、中から何やら「出て来るのか」と期待を持たせつつも、アングロサクソンの立派なシンボルも何も「出て来ない」(笑)という、イタズラチックで、卑猥なアイデアも当時話題となった「スティッキーフィンガーズ」から、ハードなリフが心地よい「ビッチ」と~
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コンビニ店員の「いらっしゃいませ」が、そのグループ名に聞こえるとして、最早ギャグにもされている、デビュー当初はアメリカのストーンズとも言われていた、人間にして限りなく爬虫類に近い粘着感を持つボーカル「スティーブン・タイラー」(昨年12月から公開となったスペースバトルシップ“YAMATO”の主題歌も歌っていますが…。仕事ないのかな?という感じで心配もしてしまいますが~)、それと、その立ち姿が何ともカッチョ良いギター担当のジョーペリー様が二枚看板の
「エアロスミス」
で、これはもう間違いなく全身にエナジー漲ること請け合いの1975年4月発表のアルバム「トーイズ・イン・ジ・アティック(闇夜のヘヴィロック)」から、同名タイトルチューンの計2曲をお聞き頂きたいと思います。
ロックンロールの醍醐味を堪能するにはもってこい、正に教科書的な名曲かとも思います。それでは聴いて下さい。どうぞ。
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は、今やバンドの看板で、精神的な支柱でもあったジョーも亡くなり、片や卓越したギタープレイを披露していたミックの髪の毛も「ビッグ・オーディオ・ダイナマイト!」と、びっくりするぐらいの「たそがれ清兵衛」振りを見せている、二度と再び復活の陽の目(髪の毛ちゃいまっせ!バンドの方ね!)は絶対に有り得ない
ザ・クラッシュ
のナンバーで、その中でも今日は珍しくドラムのトッパーがボーカルをとる「イワンがG・Iジョーに会う時」をおかけして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2011・1・16オンエアー分)
2011年01月10日
神聖かまってちゃん、ザ・ボヘミアンズ、Droog
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からオンエアーさせて頂きます、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!
どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
先ずはその前に一言お詫びを、~ということで…。
この年末年始、私、多分風邪が原因とは思いますが、大幅に体調を崩しまして、完璧な寝正月を送る羽目に陥りまして、この番組にも新年早々から穴をあける形となり、誠に申し訳なく思っております。今後とも体調管理には気をつけて、頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと存じます。
ほんまスンマセン…。
しょぼぼ~ん~
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さて、改めまして「謹賀新年」。平成23年、2011年、明けて2発目のこの番組。
本日は16日ということで、世の中の皆様は最早正月気分も抜けて、何時もの調子で日々の生活にお戻りのことかとは思いますが、ちょいと今月に限っては、予め「企画もの」で1カ月行かしてもらおうとも考えてもおりましたので、私自身「アクシデント」に見舞われ、予定及び目算はかなり狂ってしまいましたが…。兎に角、いまいち正月気分も完璧に抜け切らないまま、ウダウダしていらっしゃるサラリーマン諸氏や学生クンも多いだろうという「強引な前提」のもと(これがホンマ、9日ぐらいでしたら、全く違和感もなかったことかとは思いますが~)、ともかく今週、来週、再来週と3週に渡っては、私も含め、この番組をお聴き頂いているリスナーの皆さんの正月休みで弛緩してしまった意識を覚醒し、気合いを注入するべく(大きなお世話か?)破壊力抜群のパンクサウンド及びドライブ感溢れるロックンロールナンバーを、私の方で無作為に取り揃えさせて頂きましたんで“ドカ~ン”と纏めてお届けしたいと思います。
なんやよう分かりまへんが!(笑)スンマソン!ということで…。
まずは昨年、ボーカル「の子」の特異なキャラを中心に、YouTubeやニコニコ動画などネット内で話題を集めプチブレイク、真剣なのか不真面目なのか、そのグループ名からして、訳が解らない千葉県出身の4人組
「神聖かまってちゃん」。
昨年12月22日にはメジャーとインディーズから「つまんね」と「みんな死ね」というアルバムを同時リリースして話題にもなりましたが、本日は昨年3月に発売された「友だちを殺してまで」(CD大賞にもエントリーされています!)という、これまた物騒なタイトルのミニアルバムから「ロックンロールは鳴り止まないっ」と「23才の夏休み」の2曲をお届けしまして~
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更にこちらもニューカマーと呼べると思いますが、ダムドを彷彿させるような風貌、つまりはグラムっぽい見栄えと言うことですが、昨年5月12日にアシッド・レイン・レコーズから1stアルバム「I WAS JAPANSE KINKS」(俺は日本のキンクスだった!)を引っ提げて、メジャーに向けて宣戦布告してきたボーカル:平田ぱんだクン率いる女子も含む5人組
「ザ・ボヘミアンズ」で~
今日はそのファーストアルバムから「おぉ!スザンナ」を!
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さらに九州は大分県出身の早熟な4人組、小学校6年の時にバンドを結成し、現在に至るまでメンバーチェンジもせずに活動している
Droog
でミニアルバム「ヴァイオレンス」から「奇跡の果て」の計4曲を、まずは速射砲の如く!雨霰とお届けしたいと思います。それではご賞味あれ~
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「神聖かまってちゃん」、「ザ・ボヘミアンズ」そして「Droog」です。どうぞ!
●神聖かまってちゃん
http://kamattechan.com/
●ザ・ボヘミアンズ
http://the--bohemians.com/top.html
●Droog
http://www.droogweb.jp/pc.html
(レディオノーウェア2011・1・16オンエアー分)
2011年01月07日
ミック・カーン逝く…
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新年早々からまたまた訃報。
榎本健一、古川ロッパ師匠達と共に日本の3大喜劇人と称され、一時代を築いた偉大なる初代「柳家金語楼」御大のご子息で、自らも平尾昌晃さん、ミッキー・カーチスさんと共に「ロカビリー3人男」として、日劇ウエスタン・カーニバルを熱狂の渦に巻き込み一世を風靡した、日本のキング・オブ・ロカビリー「山下敬二郎」さんが5日、胆管癌を原因とする腎不全でお亡くなりになったかと思えば~
今度は元JAPANのミックカーン様が4日、こちらも癌でロンドンはチェルシーの自宅でお亡くなりになるとは…
…悲しい。
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24th July 1958 - 4th January 2011
It's with profound sadness that we have to inform you that Mick finally lost his battle with cancer and passed away peacefully at 4.30pm today, 4th January 2011 at home in Chelsea, London. He was surrounded by his family and friends and will be deeply missed by all.
Posted: 4th January 2011
リッスンジャパン
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000004-lisn-musi
公式サイト
http://www.mickkarn.net/
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イギリスから独立後はギリシャ人による単一国家となっておりますが、その昔はトルコ人なども住んでいたとされる「キプロス共和国」生まれで(どおりで濃い顔だと思ったわ!ミック)、3歳には一家でイギリスに移住。その後、ハイスクール時代に知り合ったデヴィッド・シルヴィアンや彼の弟ジャンセンや、バルビエリ、ロブ・ディーンなどの美し過ぎる男たちとともに「JAPAN」を結成。ここ日本では、音楽専科(懐かしいなぁ)やロックショウ(東郷かおる子編集長)JAM(前の甲斐さんの奥方が編集長!高橋さん)などの表紙を飾りまくり、当時の腐女子達の間では早くも話題沸騰!黄色い歓声を一身に集めるアイドルバンドとして、ベイシティに続く第2弾というか、クイーンやチープ・トリックなどと同じような感じで、一気にヴィジュアルの良い外タレ兄ちゃんとして華麗にスターへの階段を駆け上がるも、しかし、彼の地、本国「エゲリス」では、どん底の経済情勢を背景として、世紀のアンチ・ジーザス・クライスト・スーパースター、安全ピンにスパイキーヘアといった反抗的ないでたちもギガ攻撃的な「セックス・ピストルズ」を筆頭に、THE CLASHなどのパンクバンド達が暴れ馬のようにロックシーンを席巻しているような状況でしたから、N・Yドールズのフォロワー、まさにT・レックスのマーク・ボランを彷彿させるような、骨太なパンクに比べると「ヨヨ…」とした線の細いバンドだったJAPANは見事「際物扱い」で、完全に末席に追いやられ、蚊帳の外。
鳴かず飛ばずの時期を地味に掻い潜リ乍ら、スティーブ・ストレンジやソフト・セル、ウルトラ・ヴォックス、そしてお馴染み「デュランデュラン」や「スパンダー・バレエ」を主役にして爆発したニューロマンティックのムーヴメントが台頭した頃に、漸く、その洗練された華麗なルックスやサードアルバム「クワイエット・ライフ」の頃から、それまでのギターを前面に打ち出したハードでファンキーな独特のウネリを持つ「グラムロック」から意匠替えし、電子楽器を前面にフューチャアした、内省的でどこか冷たい質感乍らも、唯一無二とも言える、実に個性的な彼らならではの「ヨーロピアン・ポップ」にも注目が集まり出して、日本のみならず、本国英国でもやっと正当な評価を受け、正真正銘のスーパースターに上りつめようとしていた矢先の1982年にJAPANは解散。
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以降、ミックはバウハウスのピーター・マーフィーと「ダリズ・カー」やSUGIZOのバックなどで活躍したもの、目立った形で、改めてロックシーンで陽の目を見ることもなく、進行性の癌に蝕まれ「52歳」の若さで逝かれてしまいました。
フレットレス・ベースを使い、パーシー・ジョーンズを思わせるようなダウン・チョーキングを多用したオリジナリティー溢れる強烈なプレイと、真っ赤なオカッパヘアー(マッシュルーム・カットか!いや奇妙な長髪…)で黙々とプレイする初期のミック、そして一転、髪の毛も短くさっぱりした雰囲気でダンディーに決めていた晩年のミック。(最近はどうだったのかな~)。サックスを吹く立ち姿も良かったなぁ~。
どちらも未だ鮮烈なインプレッションで、私のこの両の目に焼き付いております。本当に春から残念です…。
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またJAPANのアルバム引っ張り出して聴いてみよう。初期から晩年まで~
ミック安らかに…。合掌。
キャプテン・ビーフハートとともに近日また特集を約束させて頂きます。
2011年01月03日
女性ヴォーカリスト特集
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謹賀新年2011年!
皆さん明けましておめでとうございます!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、とうとう2010年も明けまして、元号で言えば平成23年、西暦2011年卯年、昭和天皇がなくなってから22年、ノストラダムスの大予言から12年の歳月が流れ、昨年にはスペースバトルシップ『ヤマト』も、木村古代と「いい加減に白~いボス」でお馴染みの山崎努が白い髭を蓄えては沖田艦長と称し、指揮を執りながら、厚かましくも、銀河を離れ『イスカンダル』へコスモクリーナーを頂戴しに出発した訳ですが、昨年、北朝鮮と韓国は砲弾によるプチ戦争を演じたものの、別に地上では核によるマルハゲ丼じゃないや、ハルマゲドンが勃発し、放射能で荒廃していることもなければ、ガミラスをはじめ宇宙人からの攻撃もありゃ~せんといった調子でありまして。それよりこなた深刻なのは、種々様々な問題を抱えながらも、一向に明確な回答も出せず、病に突っ伏せているだけの政権与党「民主党」。下降線を辿り続ける国内景気と内閣支持率。また普天間移設にTPP加盟問題の先送り、さらにはヤ●ザのごとき理不尽さで因縁を仕掛けてくる中国におろしや国と、近隣諸国との領土を巡る攻防戦、そしてなおざりにされたまま、被害者家族からすれば絶対に赦せない北朝鮮の拉致問題など、ざっと思いつくままにあげつらってみても、これだけの厳しい問題が山積している訳で、はてさて、通常国会も始まりますが、暴力装置のオッサンと、同県人だから悪く言いたくはないですが、馬渕国交相の問責に、小沢さんと波乱の要素も、なみなみ湛えての幕開けとなりますから、どうなることやら心配ではございます。
もういっそのこと解散総選挙すべきとは思いますがね。
年明け早々から話は暗い方向へ傾いてしまいましたが、とりあえず頑張りましょうと気を取り直し、この番組も、多分また予想ですが、一年頑張っていくことになると思いますので、ひとつ宜しくお願い申し上げます。
~ということで、今日は『ウサギ年・平成23年新春おめでとうさんカムバックスペシャル』と全然意味はわかんねーですが、「あ、プレスリーが好きなのね」ぐらいの認識は持って頂けますでしょうが。とにかく、普段通りの濃厚コンデンスミルクみたいな内容では、ガッツリお節(おせち)の食べ過ぎやお酒の飲み過ぎで「胃痛い、もたれるやんけ」♪~やんけ~やんけ~やんけ~やんけ~そうやんけ~、ワレ~♪~と河内のオッサンの唄『ミス花子』のように突っ込まれても困りますんで、とにかく無作為にわたいの好きな女性ボーカリストのみをピックアップして、新春に相応しく彩りも華やかに、たおやかに、番組の方お届けして参りましょう。ではまず素敵に3連発で行かして貰います。
この娘のギザあけすけなキャラと、林檎のような赤いほっぺ、そして澄み渡る伸びやかな歌声にオッサンは何とも惹かれるんだな~と言うことで、中川翔子、“しょこたん”で『フライング・ヒューマノイド』、そして以前は正直言って、好きではなかったんで、一切聴いたことはありませんでしたが、まさか、この人が日曜の午前8時『仮面ライダー』の主題歌を担当するとは夢にも思いませんでしたがね~。ハイ、病気療養中の札幌のパン屋の娘さん「大黒摩季」さんで、ハイピッチな轟音スカナンバー、ダイナミックで良い歌です!「仮面ライダーOOO(オーズ)」の主題歌であります「エニイシング・ゴーズ」、そして1974年発表のアルバム『ミスリム』に収録されています、まだ松任谷を名乗る前のユーミンで、これは素直に『名曲!』と讃辞を贈りたい楽曲「海を見ていた午後」、この3曲を聞いてください。それではどうぞ。
●中川翔子「しょこたんブログ」
http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/
●大黒摩季
http://www.m-drive.net/
●荒井由美(松任谷)
http://yuming.co.jp/
いやあ~粒揃いの楽曲で、こりゃ年明けから縁起もいいやってな「話」になりまへんか?
では、今度は洋の東西問わずパンチの効いた女性ロックシンガーをご紹介ということで、まずは当番組でも応援して止まない日本代表ということで、「Thee Out Mods」の1stアルバム「ロックンロール・パイレーツ」から「ロクデナシ」、そしてこれまた懐かしいところで、パット・ベネタ―様で超有名なナンバー、彼女のファーストヒットとなった全米23位を記録した「ハート・ブレイカ―」の2曲を聞いてください。それではどうぞ!
●Thee Out Mods
http://www.myspace.com/theeoutmods2006
Thee Out Mods 新曲"PERFECT 10"!
http://www.myspace.com/theeoutmods2006
http://www.youtube.com/7samurairecords
●パット・ベネタ―
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%BC
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も本日は女性ボーカリストの特集ということで、本日のエンディングはこの番組でも生前応援させて頂きました2007年11月に癌のためお亡くなりになった兵庫県出身のボーカリスト「石野美幸」さんのアルバム「カレント」から、かのカエターノ・ヴェローゾのカヴァーで「コラサォン・ヴァガブンド」を聞きながらお別れしたいと思います。
●石野見幸サマ―ライブレポート及びプロフィール
http://swingingsecond.ko-co.jp/e10955.html
http://swingingsecond.ko-co.jp/e10789.html
それではみなさんまた来週。
今年もよろしくお願い致します。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
お断り:
私、DJ PON-CHANG!年末から体調を崩し現在療養しております。
そのため新年一発目の放送内容のブログのUPも遅れてしまいました。
また加えて、新年早々申し訳御座いませんが、9日、16日の放送も急遽お休みとさせて頂きました。
23日の放送までには体調を整えて従来通りの勢いで頑張って行きたい所存です。
今後とも応援宜しくお願い申し上げます。
(レディオノーウェア2011・1・2オンエアー分)
2010年12月26日
ザ・ライスクッカーズ etc.~2010年総括!
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます“ラジオでROCK!「Radio nowhere」”でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
その前に、12月17日にさまざまな疑問を残しながら、最終回を迎えた戸田 恵梨香(とだ えりか)さん、加瀬亮(かせりょう)さんが主演を務め、堤幸彦監督がメガホンを握った、あの「ケイゾク」の続編とも言われておりますTBSドラマ
「SPEC」。
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人間の脳は通常10%ほどしか使われていません。残り90%がなぜ、存在し、どんな能力が秘められているのか、まだわかってないんです。 ―unknown SPEC
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私もかなり嵌ってしまい、毎週録画して観ておりましたが~。その主題歌で今、密かにヒットしているザ・ライスクッカーズの「波のゆくさき」をまずはオープニングにお掛けしたいと思います。それでは聞いてください。どうぞ!
SPEC
http://www.tbs.co.jp/spec2010/
THE RICECOOKERS「NAMI no YUKUSAKI」
http://thericecookers.syncl.jp/
SPEC…
キャスト
当麻紗綾...戸田恵梨香
瀬文焚流...加瀬亮
志村美麗...福田沙紀
地居聖...城田優
一十一...神木隆之介
津田助広...椎名桔平
野々村光太郎...竜雷太
製作:TBS
主題歌:THE RICECOOKERS「NAMI no YUKUSAKI」
まずは、ザ・ライスクッカーズの「波のゆくさき」をお聞き頂きましたが~
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さて、年内最後となる当番組、今年2010年もいろいろありましたが、ラジオを今お聞きの皆さんはいかなる出来事を印象深く覚えていらっしゃるでしょうか。
この前、テレビでは早々と街行く人にアンケートを取って、今年の10大ニュースみたいなものをチョイスして紹介していましたが、最も今年印象に残ったニュースとしては、2月12日から28日まで行われたカナダではカルガリー大会に続き2回目の開催となる「ウィズ・グローイング・ハーツ」、日本語に訳しますと“燃える心と共に”となるそうですが、そうしたテーマを掲げた「バンクーバー」での冬季オリンピックで、大会開催中には、グルジアの選手がリュージュの練習中にコースを外れ、周囲の壁や鉄柱に激突して死亡する惨事があったり、記録的な暖冬で雪を会場にヘリコプターで運びこんだり、バンクーバー市内では梅が花をつけたりと、いろいろあった大会ですが、そんな中、ここ日本では、やはり最大の注目を集めたのが、銀盤の上を華麗に舞い踊る「フィギュアスケート」で御座いまして、男子シングルでは高橋大輔君が銅メダル、女子シングルでは浅田真央ちゃんが銀メダル(因みに25日に行われた全日本選手権では小塚崇彦が初V!さて今晩の首位「真央ちゃん」はどうなるか?こっちも楽しみだが、まずはこの放送を聞いてや!)を獲得し、大いに盛り上がりましたが。この間、中国で行われたGPファイナルでは、中京大中京高校の弱冠16歳「村上佳菜子」ちゃんが銅メダル、また織田信長の末裔である信成クンがプレッシャーに対しての弱さを露呈しながらも2位を確保すると言った塩梅では御座いましたが、この他にはですね、4月にはアイスランドのエイアフィアトルヨークトル火山が噴火し、火山灰の影響で、ヨーロッパ全土において飛行機の発着が出来ない状態になったり、5月には「上海万博」が開幕、また国内政治では、6月に鳩山総理が小沢幹事長を道連れに退陣、代わりに情けなさでは、「宇宙人」とタメを張る菅直人氏が第94代内閣総理大臣に就任。7月にはモアイ像で有名なイースター島など南太平洋で「皆既日食」か観測され、9月には記憶にも新しい感じがしますが、尖閣諸島中国漁船(…って本当はあの船長は漁師を装った便衣兵だったという噂で御座いますですが~)衝突事件、さらに先月11月にはミャンマーの民主解放運動のシンボルであるアウンサンスーチーさんが7年半ぶりに自宅軟禁を解除されたり、横浜市でのAPEC開催など、それにしょ~もない話題で取り上げるのも躊躇われますが「灰皿テキーラ海老蔵殴打事件」、一生謹慎しとけって感じですがね、私からすれば。言い訳せんと素直に懺悔して「悪酔いして暴れました」「田代まさしさんよろしく反省します」としといたら良いモノを…。1時間33分の記者会見なんて信用してませんで!あほくさい。と言う感じでいろいろ振り返ると今年も在りましたね。
…で、そうそう、この奈良で忘れてはならないのは、ウィキペディアの「2010年の出来事」などには全然明記されていませんが、ここ奈良ではキモ可愛いキャラクター「せんとくん」をシンボルとした
「平城遷都1300年祭」
~が開催されまして、何時も以上に国内外から観光で訪れる人々も多く、今月1日には奈良県がその経済効果を「970億円」と発表しまして、1740万人の観光客が来県したそうで、荒井知事は「この数字が来年にもつながってリピーターが増えることを望む」とコメントされたそうですが、私も本当にその点はスコブル同感!奈良県には本当に心癒される素晴らしい場所が一杯在りますから!是非、来年も「1301年祭」ということでお越し頂ければと思います!
…ということで、それではここで、先ずは今年行われたバンクーバーオリンピックの開会式で演奏したグランジの父「二―ル・ヤング」と、オリンピックの開会式のイベントでは初の出来事だったという「アンコール」もあったというSUM41で勢いよく4曲お送りしましょう。
二―ル・ヤングは、あまりファンの間では人気はないんですが、私は「これがナンバー1かな」、珠玉のパンク・グランジアルバム「リアクター」から疾走感がたまんね~、最高のロックンロール・チューン「サザン・パシフィック」の2曲、そしてSUM41はお馴染み「スティル・ウェイティング」の2曲をお見舞いしたいと思います。それではどうぞ!
話長過ぎた…。疲れたあ~(笑)
Neil Young - Le Noise - The Film
http://www.youtube.com/watch?v=wU5B53b9ntQ&feature=fvw
続きましては、キーワードAtoZのコーナーで御座いますが…
今週は年末ということで、今年惜しくも亡くなられたアーティストの方を偲んで、何曲かお届けしたいと思います。
今年1月には浅川マキさんが67歳で心不全のためにお亡くなりになっていて、5月にはレインボー、ブラックサバスで活躍したヴォーカリスト「ロニ―・ジェイムス・ディオ」が胃がんのために67歳で他界、6月にはステレオフォニクスの元ドラマー「ステュワート・ケーブル」が40歳の若さで、自宅で死亡、9月にはあのクレージキャッツのトロンボーン奏者にして希代のコメディアン谷啓さんが78歳で脳挫傷のため他界されたということで、この他にも沢山の方がお亡くなりになった訳ですが、昨年も清志郎さんやミッシェルのアベくんなど、まだまだこれからの活躍が期待されるミュージシャンが急逝するという訃報が飛び交い、非常に口惜しく思った記憶がありますが、高齢化社会が問題視される一方で、これは私の主観ですが、どうも最近、少しずつではありますが、働き盛りの日本人の寿命が短くなってきているように感じるんですけども。かくいう私も幼い頃から「インスタントラーメン」を食し、ハンバーガーなどのファーストフードの恩恵にあやかってきた世代で、今で言う「スローフード」とは全く違う添加物や人工甘味料バリバリの食生活を送ってきた訳ですが。そう思うと「他人の死」を云々する私自身も老い先短いのかも知れませんがね。ハイ。
ということで、ではここで「絶対音感のヴォーカリスト」として、ライブでのしっかりとした歌唱力に定評があった元レインボー、元ブラックサバス、そして晩年は自らがリーダーを務める「DIO」で活躍していたロニ―・ジェイムス・ディオさんでブラックサバス時代のナンバー「ネオン・ナイツ」をお送りしたいと思います。それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて本年最後は「ジョン・レノン」。
没後30周年に当たる今月8日に因み、当番組では追悼特集もしませんでしたから、今宵は「ハッピークリスマス(ウォー・イズ・オーヴァー・戦争は終わった)」を聞きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来年。来年2011年「卯年」も時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。何を隠そう私、来年は年男で~す。関係ないですが…。
お相手はDJ PON-CHANG!ぽんちゃんでした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ! そして良いお年を!
(レディオノーウェア2010年・12・26オンエアー分)
2010年12月19日
甲斐バンド「照和マイ・リトル・タウン」
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
“ラジオでROCK!「Radio nowhere」”
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今宵は、先週の九州は博多出身のバンド
「Milk」
の特集に引き続きまして、同じく博多がらみの企画と言いますか、特集ということで、今年4月9日から3日間、自らの音楽活動の原点とも言える、博多は天神に在るライブハウス「照和」でデビュー35周年ツアーのファイナルステージを行い、その模様をカメラに収め、今月18日より、東京はシネセゾン渋谷で公開されることになった
映画「照和マイ・リトル・タウン」
の主役である
甲斐バンド
を取り上げ、そのサウンドをリスナーの皆さんと楽しんでいきたいと思います。
1974年、東芝EMIから「バス通り」でデビューした当初から、何を隠そう私もファンで、1977年の「この夜にさよなら」、1978年のライブアルバム「サーカス&サーカス」までは、しっかり塩化ビニールのレコードを買い込んで(今もキチンと持っていますが…)は、甲斐さんのシャガレた唄声や大森信和さんのイナタイながらも歌心のあるギタープレイに耳を傾けたもんで、また甲斐さんがパーソナリティーを務めてはりました、全く独善的な(笑)FMラジオ番組「若いこだま」や「サウンドストリート」(自分の好みというか、下心丸出しで、当時人気絶頂の「烏丸せつこ」さんなどの女優をゲストに招いては、オイタするような感じでトークされていましたな~)そんな番組の熱心なリスナーだったことも、まるで昨日のことのように鮮明に覚えていますが…。
まぁそんな余談は横に一旦置いといて、そんなスケベな甲斐さん率いる甲斐バンド。再三、解散しとき乍ら、デビュー35周年とは「何と厚かましいことだろう」というような野暮な突っ込みもこの際伏せといて(笑)、今年4月9日から11日までの3日間、九州は博多のど真ん中「天神」に位置する、九州を代表するアーティスト達を数限りなく輩出していった、最早伝説と化したライブ喫茶「照和」で、デビュー35周年を記念して原点回帰とも言えるコンサートを開催。(ここに大森さんの姿がないのが、非常に残念ですが…)その模様が新進気鋭の映像クリエーター「フカツマサカズ」の手によって映像化され、語りは大森南朋さん(命捨てます!by「SPEC」)が担当。今月18日から「照和 マイ・リトル・タウン」とタイトルされ、東京は渋谷「シネセゾン」を皮切りに、順次公開されるということで、ここ関西ではテアトルシネマグループの梅田「シネリーブル」(今、永作ちゃんの「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」“東陽一監督”を上映中。永作ちゃん、可愛い。ええなぁ~)で来月8日(2011年でんな~)から公開になります。合わせて2008年に甲斐さんが書き下ろした書籍「九州少年」が今月6日にはポプラ社で文庫化され、発売にもなったということで、まぁ当番組でも特集で、時間を遡り、甲斐バンドのこれまでの足跡といっても、完全にこれは私の好みによる選曲ですので、かなり甲斐バンドのハードな側面ばかりがクローズアップされる格好になるかとは思いますが、兎に角ぶち抜きでやらして頂きたく思います。
まず甲斐バンドといえば、私は「この4曲」が絶対外せない滅茶苦茶大好きチューンなので、景気付けに行かしてもらいたいと思います。
先ずライブアルバム「100万$ナイト」から、「きんぽうげ」「テレフォン・ノイローゼ」、ストーンズの「ギミーシェルターやんけ!」と言った感じの「三つ数えろ」、そして、これは鳥肌もんのリフが最高!シングルズ②から「ブライトン・ロック」を聴いてください!デビュー35周年、来年は36周年、どんなイベントをするのか楽しみな(笑)甲斐バンドです!
どうぞ!
照和マイ・リトル・タウン
http://shouwa1970.jp/
先ずは甲斐バンドで4曲聴いて頂きましたが、甲斐バンド原点回帰ドキュメタリー映画「照和マイ・リトル・タウン」には、甲斐バンドからは甲斐さんのほか、ARBファンの間では今もって裏切り者とされている田中一郎氏、松藤英男氏の3人、そしてゲスト・コメンテーターとして花を寄せるのは、MODSの森山さん、海援隊の千葉さん、ロッカーズの陣内さんといった布陣で、まさに豪華絢爛の仕上がりになっております。
また興味ある人はぜひご覧頂きたいと思います。
では続けても甲斐バンドをお届けしたいと思いますが!
今度はアルバム「破れたハートを売り物に」から、小林旭氏のカバーで懐かしい「ダイナマイトが150t」をお聞きください。
それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も今日は甲斐バンドということで、「破れたハートを売り物に」から「ジャンキーズ・ロックンロール」を聴きながらお別れしたいと思います。
次週は今年最後やんけ!という感じで少し焦りも感じますが~
それではみなさんまた来週。来週は早くも2010年締め括りの月、師走でござんすが、忙しい中でも是非、時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2010・12・19オンエアー分)
2010年12月12日
Milk(ミルク)特集
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、12月も早や半ばを迎えて、2011年に向けてのカウントダウンも始まれば、リスナーの皆様方も何とはなしに気忙しい思いに駆られていらっしゃることかとは思いますが、しかし、日曜午後8時半からの30分間だけは、ゆっくりと寛ぎながら、福山さんの「龍馬伝」TVで観賞しつつも、お耳、お耳だけは当番組に集中して、是非とも楽しんで頂きたいと思う次第で御座いますぜよ!
で、世間を見渡しますと、2010年、平成22年も大詰めということで、大阪の繁華街や我等が奈良県下の量販店などではジングルベルやら、早くも「年末大売り出し」と銘打ってはセールを実施しているところもあり、またテレビやラジオでは特別番組目白押しということで、何時もは泰然自若、孤高に「我が道を行く」と言えば格好も良いですが、まぁ要は世間から少々ずれているピント外れの私PON-CHANG!では御座いますが、今月ばかりは世間様の動きに乗じると言いますか、「特集」ということでババンと迫らせて頂きたく思います。
で、今週と来週は奇しくも九州は博多出身のバンドで、お互い、活動の期間は全然違いますが、今、俄かに「CD発売」と「映画公開」ということで、ともに注目を集めているバンドということで、30分という番組の時間枠一杯を活用してご紹介させて頂きたいと思います。
まず今週は、ファンが偶然にも、ソニーの「デンスケ」というカセットテープレコーダーを用い、テープに録音していた「レア音源」を一枚のCDに記録した「赤と黒」という奇跡のアルバムが「500枚限定」で、40年の時を超え、今年発売されることになった、ルーズな乗りのビンテージロックがご機嫌なビジュアルもイカシタ5人組のバンド
「Milk」(ミルク)
のサウンドをお届けして、次週は今年4月9日から3日間、自らの音楽活動の原点とも言える、博多は天神に在るライブハウス「照和」でデビュー35周年ツアーのファイナルステージを行い、その模様をカメラに収め、12月18日より、東京はシネセゾン渋谷で公開されることになった映画「照和マイ・リトル・タウン」の主役である甲斐バンドを取り上げ、そのサウンドを堪能していきたいと思っています。
それではお待たせしました。先ずは「Milk」の1973年、博多は中州にあったダンスホール「赤と黒」で収録された貴重な音源からお送りしましょう!
2曲続けてお届けしたいと思いますが、曲はアルバムでオープニングを飾っている「なま首の唄」と「人生なんてクソくらえ!」です。それではどうぞ!ミルクです!
1973年の博多ロックサウンドが蘇る!「Milk」
http://www.officeblowmusic.com/milk
「Milk」で先ずは「なま首の唄」と「人生なんてクソくらえ!」を聴いて頂きました。
さて、このMilkですが、ご存じないという方の為に、簡単にそのプロフィールをご紹介させて頂きますと、結成は今を遡ること38年前、1972年、九州は博多、中州でのことで御座いまして、当時「忍者部隊」というバンドをやっていたボーカルの「あきら」氏とベースの「佐藤清二」氏が中心となり結成されたのが、この「Milk」で、当時、博多は「日本のリヴァプール」と譬えられてはいたものの、まだロックバンドが今のように迫力ある演奏を遺憾なくプレイできる「ライブハウス」や「コンサート・ホール」等は殆どなく、一方で当時、まだまだ大人の社交場として全盛だったのが「ダンスホール」で、その内のひとつが、今回、デジタル・リマスタリングによって飛躍的に音質が良くなり、改めて発売されることになったこのMilkのCDタイトルにもなっております「赤と黒」という場所で御座いまして、結成の翌年に当たる1973年には、その「赤と黒」のオーディションに見事合格し、ミルクもハコバンとして、そのステージの壇上に立つことになった訳です。また、その後には、本場のロックを知り尽くしている耳の肥えたオーディエンス達が客席に居並ぶ、長崎は佐世保の米軍キャンプにあった「EMクラブ」「ゼブラクラブ」などでも演奏。ルーズなギターと黒っぽいビートが交錯する、けれん味のない正統派ロックサウンドと共に、ボーカルの「あきら」氏はじめ、メンバー達のアイドル的なビジュアルも相俟って、たちまちバンドは赤丸急上昇の人気バンドとなり、後の「博多めんたいロック」ブームの礎を築くことになる「サンハウス」や「ブロークダウン・エンジン」などと凌ぎを削りあうバンドに変貌を遂げていく訳です。しかし、かの矢沢の永チャンが率いていたR&Rバンド「キャロル」の中国地区のプロモーターに誘われるまま、活動拠点を故郷・博多から広島、福山に移動させたところから、バンド内の歯車は軋み出し、結果、1年7カ月で、残念ながら、このバンドは空中分解してしまうことになります。
で、余談では御座いますが、今回のデジタル・リマスタリング処理により、格段に音質の良くなった「Milk」CD発売に当たり、実は縁あってCDの帯と言うのかな?兎に角、帯のような、CDケースに噛ませているPOP、そして、中に入っているライナーノーツにも私、PON-CHANG!のコメントが掲載されておりますので、是非、本日「Milk」のサウンドに触れて「気に入った!」という御仁は、大手有名CDショップの店頭や、インターネットでお買い求め頂き、こちらの方もお楽しみ頂きたいと思いま~す!
それでは続きましては「僕の恋人」「ほしい」「ハラをたてているじゃないか」の3曲を聴いてください!それではどうぞ!幻のロックバンド「Milk」です!
「Milk」 are~
ボーカル「あきら」
ベース「佐藤清二」
ギター「世利(久保山)敬一」
ギター「池田彰」(ヌーボー)
ドラムス「永田善博」(カッパちゃん)
お問い合わせは…
lovemini36@yahoo.co.jp
ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後も、本日は「ミルク」ということで、1970年代当時、同じく「田舎者」というバンドでプレイしていた「山部善次郎」氏も、当時ストーンズやチャック・ベリーなどのカバーを演奏していた「Milk」の姿を目の当たりしたことがあるそうで、特にフリーの「Ride on Pony」を聞くたびに「40年前に最高にカッコ良かったミルクを今でも思い出す」と、このCDにコメントを寄せていらっしゃいますけれど。こうしたエピソードを聞くだけでも、本当に「ロックの台頭期」「黎明期」にあった九州は博多において、「Milk」は、サンハウスやブロークダウン・エンジン、そしてクリスタル・キングなどと共に、素晴らしい演奏を聞かせ、当時のシーンを熱く飾っていたことが十二分に伝わってくる気が致しますけども~
~ということで、エンディングは本日の主役たるミルクの「可愛い男の子」を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。来週は『甲斐バンド』の特集ということで、時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
ルーリード!ワイルドサイド
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2010・12・12オンエアー分)
2010年12月05日
ロバート・プラント&アリソン・クラウス、シーナ&ザ・ロケッツ
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、Sengoku38こと 、いえいえ、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今年も早や12月を迎え、師走ということで、あっと言う間の1年だったなという感慨を抱きつつも、全く何があったのか記憶していない、いや、正確に言いますと、最近の尖閣問題や恥晒しなAPEC開催などで民主政権の不甲斐なさだけはしっかり脳裏に焼き付いてはおりますが。まぁ、それ以外は何も覚えていない~というのが正直なところで、これは単純に年齢を重ねたことによる老化現象によるものなのか、それともインターネットをはじめ情報がこれでもかと日々錯綜する中で、情報過多となり、その情報量に私のオツムの中の海馬が対応できず、記憶喪失状態に陥っているだけなのか、よく解らないところでは御座いますが。
皆さんは今年一年の出来事をしっかり覚えていらっしゃいますでしょうか?
で、先月1日からは「米国ビルボード」と「ビルボード・ジャパン」が主催する「ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード2010」のアーティスト部門各賞の一般投票が始まり、先月15日に既に投票を締め切っては、現在、来年2月6日に、東京都港区にある東京ミッドタウンホールで行われる予定の授賞式に向けて、厳正な開票作業に入っている模様ですが、この音楽賞は、今更ヤングマン(!)にはご説明するまでもないでしょうが、アメリカ4大アワード「ビルボード・アワード」の日本版で、全9チャート(総合、アルバム、エアプレイ、シングルセールス、アダルトコンテンポラリー、ジャズアルバムセールス、クラシックアルバムセールス、洋楽サウンドトラックアルバムセールス、インディーズセールスの9部門)に基づくもので、過去1年間に1度でも1位を獲得したアーティストを、ポップス、ジャズ、クラシック、インディーズに分類し、携帯やネットを通じての「一般投票」で、年間最優秀アーティストを選出決定するもので御座います。
で、私個人としては、今回エントリーされたアーティストさん達は、レコード大賞とか有線大賞にエントリーされた歌手の方々と同じで、どれも記憶のないものばかりで(いや、スーパーフライとかディル・アン・グレイとかクラシック、ジャズ、インディーズの部門については、若干知っていますが~)、しかし、殆どがわからん塩梅で、投票というか、資格すら得られない状態で御座いまして、ホンマ参ってしまいました!ゲゲゲの女房です!(って、なんのこっちゃい!)
まぁ兎に角、来年2月の表彰式で、誰が、どのアーティストが、バンドが栄冠に輝くのか、楽しみにしたいと思いますっ。…ということで、ハイ、纏めさせて頂きました。
~では、本来なら「ビルボード・ジャパン・ミュージック・アワード2010」にエントリーされているアーティストをピックアップしてオンエアーするのが、番組として常套パターンでしょうが、当番組をお聞きの方々はあまり興味のない方が多いことかと思いますので、というか、私自体、「ホンマに誰も知りまへんのや!」(ここは「ありえない∞世界」のアナウンス口調をイメージしてくださいね~)ということで…。
まあ、全然関係ないですが、第50回2008年グラミー賞において、楽曲「ゴーン・ゴーン・ゴーン」で「ベスト・ポップ・コラボレーション・ウィズ・ヴォーカルズ」を受賞した
ロバート・プラント&アリソン・クラウス
による素晴らしい歴史的逸品「レイジング・サンド」(プロデュースはあの名匠T・ボーン・バーネット!)から、今日は「良いものは何時まで経っても良い」ということで「ゴーン・ゴーン・ゴーン」と「フォーチュン・テラー」の2曲を聴いて頂きます。それではどうぞ!
http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/robert_plant/uccu1162.html
名曲!「フォーチュン・テラー」
●<Billboard JAPAN Music Awards 2010 開催概要>
開催日時: 2011年2月6日(日) 17:00~20:00(予定)
開催場所: 東京ミッドタウンホール、Billboard Live TOKYO
主催: Billboard(米国)、Billboard JAPAN(株式会社阪神コンテンツリンク)
後援: J-WAVE、FM802
特別協力: 東京ミッドタウン
協力: 主要レコード会社各社、フジテレビONE TWO NEXT、FM大阪、FM ココロ、FM
キタ
その他FM 局、KDDI、HMV ジャパン、ドワンゴ、阪神電気鉄道、エス・アイ・ピー、プランテック
http://www.billboard-japan.com/awards2010/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、ピンクフロイドと共に「2大巨頭」と語られることも多い、理論派ゆえに扱いが難しい偏屈ギタリスト(といったら怒られるか!)「ロバート・フリップ」様が率いるところのプログレロック界の雄である
「キングクリムゾン」
を取り上げては、今週は1980年代、ギターに「エイドリアン・ブリュー」、そしてベースに「トニー・レヴィン」を加え、当初は新バンド結成の思惑を持って作られたとされる「再々結成」のクリムゾンの音ということで、1981年発表の「ディシプリン」をピックアップ。リスナーの皆さんと共に聴いていきたいと思っています。
1968年に英国で結成されたクリムゾンは翌年、「ビートルズのアビイロードを1位から転落させたアルバム」とする謳い文句にも頷ける、実に衝撃的な内容のファーストアルバム「クリムゾンキングの宮殿」で鮮烈デビューを果たし、キーボード(メロトロン)や管楽器を駆使したこれまでにない音楽的な要素でロックリスナーの度肝を抜いてみせた訳ですが、しかし、バンドの中心的な人物たるフリップは、その成功に満足することなく、メンバーの首をとっかえひっかえ、非情にも挿げ変えたことにより、1974年には一旦解散したが、改めて1972年にイエスのビル・ブラッフォードをドラムに迎え、再結成。さらにフリップの大学時代の友人であり、後にUK、エイジアを渡り歩くジョン・ウェットンをヴォーカル兼ベースで加え、「レッド」など出色のアルバムを制作し、それなりにロックシーンに対し話題を提供するも、何が気に入らないのか、フリップは突然の解散宣言をぶち上げて、1974年にバンドを再び解散する。
その後、7年を経過して、またまた1981年にドラムのビルと共にキングクリムゾンを再々結成、今度はギターに「トーキングヘッズ」や「デビット・ボウイ」のバックなどで名演を聴かせたアメリカ人「エイドリアン・ブリュー」を、またベースに同じくアメリカ人の「トニー・レヴィン」を迎え、初めて英国人以外のメンバーを加えてのラインナップで活動。それ故に「これはキングクリムゾンではない」と批判的な見方をする者もいれば、フリップ自体もそう思っていた節もあり、当初は「ディシプリン」という名前で活動しようと思っていたようです。
~ということで、今日は1981年にこの新メンバーで製作されたアルバム「ディシプリン」から、「フレーム・バイ・フレーム」、そしてタイトルチューンである「ディシプリン」、以上の2曲をお聴きください。ホンマ、このアルバムは個人的にもサイコーだと評価しております!それではキングクリムゾンです!どうぞ!
キングクリムゾン
http://www.king-crimson.com/
キングクリムゾンWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%BE%E3%83%B3
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、今年も今月を残すのみということで、最後の月を乗り切るに相応しい活力を与えてくれるギンギンのロックナンバーをということで、山口冨士夫さんもギターで応援参加している
シーナ&ザ・ロケッツ
のライブアルバム「キャプテンギター・アンド・ベイビーロック」から、シーナよりこっちが良いなんて言っている不届き者(スンマソン!)もいるようですが、QちゃんのBGMの癖に何だ!喝だ!「hitomi」のカバーなどモノの数じゃない(ヒトミのファンの方には、重ね重ねスンマセンなぁ~。でもね、そうだから…。カバーしなきゃ良いのに…。)、大迫力の、流石、本家本元マコちゃんがいるだけのことはあるゼイ!と痺れさせてくれる「レモンティー」を聞きながらお別れしたいと思います。
ちなみにhitomi
本家本元「サンハウス」
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2010・12・5オンエアー分)
2010年11月28日
ルーリード、ラモーンズ、キングクリムゾン
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます、数多ある音楽番組の中でも
「暴力装置」~
と、一部から揶揄されているとも聞きます当番組、
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
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さて、先月27日付けでAFP通信(フランス通信社)から発信された報道ですが、いや~全く知りませんでしたが、今、ニューヨークでは「トコジラミ」、所謂、南京虫の異常発生に頭を痛めているそうで、その猛威はついに国連本部の図書館にまで及んだということで、大変な問題になっているそうです。
トコジラミ、南京虫といっても今の若い人はご存じないことでしょうが、チョイとばかりご説明させて頂きますと、床虱と言うのは吸血性の寄生昆虫で、別名は南京虫、床虫とも言い、シラミとは命名されているものの、実はシラミ目ではなく、カメムシ目に属する昆虫で、成虫は8mm程度にまで大きくなるので、見た目にもすぐ確認が出来ます。兎に角、咬まれると非常に痒く、その傷痕はなかなか治癒しないそうですが、しかし、アカイエカが日本脳炎などを媒介するように、恐ろしい伝染病の運び屋としての仕事は、今のところこの昆虫については全く確認されていないと言うことで、「衛生害虫」としての問題はないそうです。
もともとは中国南部の広東省から江蘇省(こうそしょう)に生息していた吸血昆虫だった南京虫。日本には江戸時代の頃に海外から輸入されてくる荷物などに付着して入ってきたとのことですけども、現在においては衛生状態も良くなり、日本では殆どその姿にお目にかかることもなくなりましたが、にも関わらず、何故、海の向こうのNYで、今、爆発的に南京虫が増殖しているのか。かの有名なカーネギーホールやエンパイアステートビル、その他高級デパートやアパートでもその姿は確認され、また被害も頻発しているとのことで、同市のブルームバーグ市長は「トコジラミの大発生がNYという世界的な都市のイメージを悪くしている」と懸念するコメントを発表すると共に、その対策に取り組んでいるとのニュースが伝わってきている次第で御座いますが。
一部では尖閣諸島やその他の問題で傲慢に振る舞う中国に対し、批判的な姿勢を示すアメリカへの報復、「国家的テロではないか」と穿った見方をする人もいるようですが、それって俺だけか(笑)南京虫テロってショボ過ぎですわなぁ~。
兎に角、「 NYに南京虫」って本当に似合いませんからね。ルーリードに南京虫、ソニックユースやラモーンズに南京虫ってね、めちゃめちゃミスマッチでっせ!
一刻も早い駆除を祈っております。
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~というところで、それではこのあたりで、南京虫被害で憂いを見せるアメリカはNYを励ます意味で、今、名前も出て参りましたが、NYと言えば、やはりミスターストリート・ハッスル
「ルーリード」
と、ヘイホーレッツゴー!
「ラモーンズ」
ということで、先ずはルーリードで「ホワイト・ライト・ホワイト・ヒート」と「ダーティー・ブールヴァード」の2曲を聴いて頂き、更にラモーンズで「電撃バップ」を聴いてください!それではどうぞ!
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にKが来るアーティストということで、ピンクフロイドと共に「2大巨頭」と語られることも多い、理論派ギタリスト「ロバート・フリップ」が率いるところのプログレロック界の雄である
「キングクリムゾン」
を取り上げては、今週は、海坊主のような奇怪なジャケットでも有名な1969年発表の名盤「クリムゾンキングの宮殿」に耳を傾けながら、また次週は1980年代、ギターに「エイドエリアン・ブリュー」、そしてベースに「トニー・レヴィン」を加え、当初は新バンド結成の思惑を持って作られたとされる「再々結成」のクリムゾンの音ということで、1981年発表の「ディシプリン」を、リスナーの皆さんと聴いていきたいと思っています。
1968年に英国で結成されたクリムゾンは翌年、「ビートルズのアビイロードを1位から転落させたアルバム」とする謳い文句にも頷ける、実に衝撃的な内容のファーストアルバム「クリムゾンキングの宮殿」で鮮烈デビューを果たし、キーボード(メロトロン)や管楽器を駆使したこれまでにない音楽的な要素でロックリスナーの度肝を抜いてみせた。しかし、バンドの中心的な人物たるフリップは、その成功に満足することなく、メンバーの首を非情にもとっかえひっかえ挿げ変えまして、セカンドアルバム「ポセイドンのめざめ」を発表する際には、ファーストアルバム製作の際に大いなる貢献を見せたキーボードのイアン・マクドナルド(後にフォリナーに加入)と、ドラムのマイケル・ジャイルズが脱退。またセカンド製作終盤には、後にELPを結成することになるベースのグレック・レイクも辛抱堪らず戦線離脱。「リザード」「アイランズ」「太陽と戦慄」とアルバムは発表するものの、最早クリムゾンはバンドの体をなさず、音質の悪いライブアルバム「アースバウンド」を廉価で販売しては、一旦1974年に解散する訳です。
で、次週はそれ以降、再結成、再々結成のクリムゾンをご紹介することにして、今週は「アビイロードをチャートの1位から引きずり下ろしたアルバム」としても、世間で誉れの高いクリムゾンの1stアルバム「クリムゾンキングの宮殿」から有名なナンバー「21世紀の精神異常者」「エピタフ」(墓碑銘)の2曲をお届け致します。
それでは聴いてください。キングクリムゾンです!どうぞ!
キングクリムゾン
http://www.king-crimson.com/
キングクリムゾンWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%A0%E3%82%BE%E3%83%B3
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は1996年に解散し、既にジョーイ、ジョニー、ディーディーの3人も他界している、先にもご紹介したラモーンズを偲んで、「ペットセメタリー」を聞きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。来週は早くも2010年締め括りの月、師走でござんすが、忙しい中でも是非、時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(レディオノーウェア2010・11・28オンエアー分)
2010年11月21日
ナッシュビル・プッシー、キングロッカー、山口冨士夫
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて皆さん、TPPというものをご存知でしょうか。
TPPとは「トランス・パシフィック・パートナーシップ」の略称で、これを日本語に訳しますと「環太平洋戦略的経済連携協定」とややこしや~の意味合いになる訳なんですが、これに「早期参加を」とする共同決議を、今月1日、日本経団連、日本商工会議所、経済同友会の経済3団体が取りまとめたことから、更に菅政権がTPPへの加盟に向けての動きを活発化するのではないかとして、米作りを行っている生産農家をはじめ、与党内でも、国内の食糧自給率の低迷を懸念する議員との間で、意見が対立する問題となっています。
※この番組は録音ですから、今の時点ではかなり踏み込んだ具合になっているかも知れませんが~
要はこのTPP。2006年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージランドで発効した経済連携協定で、国から国へ人が移動する際には、今でしたら必ずビザが必要ですが、これを撤廃し、自由に移動できるように工夫。また互いの国の貿易経済を活性化させる為に、各国間の関税を撤廃しようとする申し合わせをする協定なんですが、急激な円高などから、昨今、日本経済を左右する車や電化製品の輸出がことさら芳しくないということで、時の政府や経済界のお歴々達は、兎に角、一縷の望みを託すべく、これに一刻も早く参加して、輸出による貿易黒字を維持しよう、取り戻そうとお考えのようですが、反面、現在は、先の4カ国に続き、アメリカ、ペルー、オーストラリア、ベトナム、マレーシアが参加を表明しており、アメリカなどは、日本がこれに参加すれば、当然これまで7・8倍の関税をかけ、保護貿易主義と揶揄されても「日本人の主食」として守り続けてきた「お米」についてもオープンにするように要求してくるのは間違いなく、そうなると日本の農業は間違いなく大打撃を食らい壊滅状態。果ては食糧の全てをアメリカはじめ諸外国に依存しなければならない状態となってしまうのは目に見えており、そんな状況で、果たして「いざという時」に、国としての主権を守り通すことができるのか、一方でそうした懸念を示す方々もおり、菅さんによるこれからの判断が注目されている訳です。現時点では、その点も考慮して、競争力強化のために「改革本部」を設置し善後策を図るとはしていますが…。どうなんでしょうね~
さて…
この話を聞いてラジオの前のあなたはどう思われましたでしょうか。国際経済市場から「仲間外れ」にされない為にもTPPの加盟国となって、代わりにその代償として、アメリカなどに求められるまま輸入米の関税撤廃を実行するか否か。TPP参加、不参加を巡る話は、本当に難しい問題だとは思います、ハイ。
~というところで、それではここで、またまたオープニングを飾るに相応しい曲をお届けしたいと思いますが…、
今日は、アメリカはアトランタ出身の、ギター&ヴォーカルを担当するおっさん「カート・ブレイン」と、女性ギタリストの「ライター・サイズ」の夫婦を中心とする、下品でおバカ、公然猥褻の現行犯たる無敵の超B級ハードロック・バンド
「ナッシュビル・プッシー」
で「ストラッティン・コック」と「ブロウジョブ・フロム・ア・ラトルスネイク」の2曲を聴いてください。ダイナミックで大迫力。この文化については文句なし輸入大歓迎なんですが…。
それではどうぞ!「ナッシュビル・プッシー」です!
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
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さて、今日は先週に引き続き、その頭文字にKが来るアーティストということで、2000年にMAD3のEDDIE、ギターウルフのTORU、ホンコンナイフのジョー・アルコール、そしてKUBO RYUICHIの4人が集まって結成された伝説のパンクロック・プロジェクトであり、あのビリー・アイドルを輩出した「ジェネレーションX」の名曲からユニット名を拝借したとされる
「キングロッカー」
の、以前からお掛けしたくてうずうずしていた、デッド・ボーイズやジョニー・サンダース、それにダムドやジェネレーションXと、その他欧米の元祖パンクロッカー達のカヴァーソングを網羅したアルバムであります「フー・キルド・ザ・レジェンド?」(2000年11月にロフトレコードから発売された作品ですが!)、こちらの方から、文句なしの直球勝負、気合い一発で録音された感がひしひしと伝わってくる、素敵な出来栄えの王道パンクの「キラーチューン」のカヴァーをガンガンお掛けしたいと思います。
では、しょうもない前振りのご案内は最早不要ということで、まずは涙チョチョ切れの、オリジナルはデッド・ボーイズの「オール・ディス・アンド・モア」(嗚呼、サビのデッド・ボーイズというコーラスも素晴らしい!)、そしてダムドのカヴァーで「NEAT NEAT NEAT」(あのニートとは違いまっせ!あれはNEETですからね!こっちは小奇麗なという意味)、さらにバズコックスのカヴァーで「エヴァー・フォーリン・イン・ラブ」、加えてX-RAYSPEXの曲で「アイデンティテイ」の先ずは計4曲をお掛けします。それでは聞いてください!キングロッカー様です。どうぞ!
続きましては、リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズの名曲カヴァー「ブランク・ジェネレーション」をキングロッカー様でどうぞ!
HEY!EDDIE LEGEND
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
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蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は「リヴィング・レジェンド」、先月10日、神奈川県は川崎市にある東扇島東公園特設会場で行われた久保田麻琴さんプロデュースの投げ銭イベント(要は驚きの無料ということ!素晴らしいよね)「京浜ロックフェス」にあの「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」のギター「鈴木茂」さんをバックに従え、奇跡の復活、そして何と本日21日、これを放送している現在、メッチャ盛り上がっている最中か?)京大西部講堂で開催される「Turn on、Tune in、Drop out」というイベントにも堂々登場されている山口冨士夫さんの活動再開を祝して、
ティアドロップス
時代の名曲「いきなりサンシャイン‘90」を聞きながら、お別れしたいと思います。
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それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
●TURN ON, TUNE IN, DROP OUT!
「ロックをつくったあいつの声を聞かねばなるまい」〔オシリペンペンズ, 山口冨士夫〕
http://www.bloc.jp/tadanoyurayura/data/1286700828
「Turn on、Tune in、Drop out」
Turn on
自らの神経を研ぎ澄まし、持ってうまれたものを磨け。異なる状況における自分の意識を細かく観察し、何がそう考えさせるのか知ること。ドラッグの使用もこれを可能にするものに含まれる。
Tune in
自分のいる世界に調和すること。自己の感情を外在化し、具体化する、新しく心(内面)に現れた考え方を表現せよ。
Drop out
自立する、自己の個性を発見し、動性、選択、変化に専心せよ。
(byティモシー・リアリー)
※ティモシー(フランシス)リアリー(Wiki)
(Timothy Francis Leary, 1920年10月22日 - 1996年5月31日)
アメリカの心理学者である。集団精神療法の研究で評価され、ハーバード大学で教授となる。ハーバード大学では、シロシビンやLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)といった幻覚剤による人格変容の研究を行い、幻覚剤によって刷り込みを誘発できるとも主張し、意識の自由及び解放を訴えた。しかし、時の権力によって少量のマリファナ所持で投獄される。囚人生活中に宇宙移住計画の構想をまとめた。晩年は、宇宙移住をサイバースペースへの移住へと置き換え、コンピューター技術に携わった。コンピューターを1990年代のLSDに見立て、コンピューターを使って自分の脳を再プログラミングすることを提唱。
(2010年11月21日オンエアー分)
韓国語に対し十二分に精通していないので、どうなのか?信じられない部分もありますが…
こうした曲が堂々メジャーで韓国で流通しています。
菅さんや仙石38氏はどう思うんでしょうか。
私は日本人として屈辱ですが…
エブリバディはいかが?
2010年11月14日
メタリカ、キリングジョーク、シンリジィ
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、秋も深まり、特に朝夕、本格的な冬の到来を思わせる肌寒さで、一気に長袖の上着などに腕を通し、冬装束のスタイルで街を行く人々の姿もめっきり増えてきたように見受けられますが、皆さんは風邪などひかず、健やかに日々お過ごしでしょうか。マヤのカレンダーによると2012年にはこの世は終わるみたいなので、お互い1日1日を大切に過ごしましょう。
~なんて、冗談めかしの挨拶はさておき、先月28日に行われたプロ野球のドラフト会議。西武の渡辺監督が、デーブに苛められ、昨年は一軍で頭角を表すことのなかった『雄星』投手に引き続き、今年は6球団から指名を受けた早稲田大学の大石達也投手への交渉権を引き当て、ライジングサンのような輝きで(失礼)満面の微笑み。そして感動の目頭ウルウル。これほど1位指名を引き当て、感情を露わにした監督も、私が記憶する限りなかったような気もしますが。指名された選手側もさぞや選手冥利に尽きるというか、嬉しいことかと思いますがね。
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ちなみにもうひとり、同じく早稲田出身で今回のドラフトの最大の話題の主とも言えるハンカチ王子『斉藤祐樹』クンは、コンニャク打法で西本監督のもと、今はなき近鉄バッファローズで活躍した男前、藤井寺に家を建てようと思ったら、基礎工事の際に古墳が出てきてコンニチハ。発掘調査が終わる一年間、家を建てることの出来なかったという『大スポ』が喜んで一面に持ってきそうなエピソードも懐かしい北の大地に根を下ろす「日本ハム」の梨田監督が引き当て、先頃鬼籍に入られた大沢親分も『天晴れ』とシャウトしていることかと存じますが。
で、我等が真弓タイガースは東京ガス出身の榎田(えのきだ)大樹投手を1位指名したということで、これからまた関西圏のマスコミが五月蝿いかとは思いますが、頑張って丁髷と応援させて頂きます。
~ということで、来年のプロ野球も楽しみでは御座いますが。
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ではでは、ここで、全身のマッスルを躍動させ、渾身のプレーでわれわれを興奮させてくれるプロ野球に思いを馳せながら、スタジアムで聞いたらさぞや気分も爽快やろなーといった感じのメタルサウンドをお届けしたいと思いまっさ~
で、メタルと言えば、その名の通り、デビュー当初はスラッシュメタル界の四天王とも言われておりました
「メタリカ」
ということで、今日は1991年発表の5thアルバムから「エンターサンドマン」、また1998年発表の珠玉のカヴァーアルバム「ガレージ・インク」から2曲、これぞ名曲!キリングジョークのカヴァー、これをカヴァーするメタリカのセンスが最高ですね!「感心します」と言うことで「ザ・ウェイト」と、これまたもうたまらんわ!のシンリジィのカヴァー「ウィスキー・イン・ザ・ジャー」をお送りします。どうぞ!
メタリカHP
http://www.metallica.com/
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週からは漸くヒトコマ進めてということで、その頭文字にKが来るアーティストということで、1978年にイギリスはロンドンにおいて、ヴォーカルとキーボードを担当する『ジャズ・コールマン』と、“ユース”ことベース担当の『マーティン・クローヴァー』を中心に結成され、今もって現役として活躍しているインダストリアル・ロックの先駆的存在であるバンド
「キリングジョーク」
をピックアップして、今日はファーストアルバムにして「最高傑作」との呼び声も高い作品「黒色革命」から、ヘビィでノイジィーなファズ・ギターを軸としながらも、緻密で整合感に溢れた、他のバンドとは一線を画する、彼らならではの個性的で味のあるサウンドをお送りしたいと思います。
このバンドは先にも紹介しましたヴォーカルのジャズ、そしてベースのユース、さらにドラムのポール・ファーガソン、ギターのジョーディー・ウォーカーの4人によって、イギリスはロンドンの西部、1999年にロジャー・ミッシェル監督がメガホンをとり、ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツの主演で、何故かアメリカで制作されたラブストーリー映画「ノッティングヒルの恋人」の舞台となったことで、一躍注目を集めることにもなった「ノッティングヒル」という町で結成され、ノイジィーで破壊力満点のギターサウンドと、「クラウトロック」、要はジャーマン・プログレの代表格であるカンやノイ!が得意とする強靭なハンマービート(頭打ちビートの反復演奏)を基調とした、シンプルでダークなサウンドを奏でては、ポストパンク的なバンドとして、目敏いロックファンの注目を集めた訳です。1980年には、インディペンデンド・レーベル等の流通を一手に引き受ける会社EGと契約を結び、革命的な1stアルバム「黒色革命」を発表。以降はエスニックなリズムやその他の音楽ジャンルの要素を、貪欲に自らの創作活動に取り入れては、徐々にキーボードをメインに据えたコマーシャルなニューウェイヴサウンドに移行するも、ジャズ以外のメンバーが全て入れ替わり、80年代の終わりには一旦解散。しかし、1990年に再結成し、1996年までに「パンデモニウム」と「デモクラシー」の2枚の作品をジャズとユースで制作した後、さらに7年間沈黙するが、2003年に突如、ドラムにあのフーファイのデイヴ・グロールを加えて復活。暴力的なファズ・ギターを全面的に打ち出した痛快な、初期のキリングジョークを思わすインダストリアルロックサウンドに回帰。現在、ユースはまたも脱退しておりますが、バンドは何とか健在。今でもライブ活動等を重ねております。
~というところで、それではキリングジョークのその音をお届けしたいと思いますが…。
曲は勿論、「黒色革命」から、先のコーナーでもカヴァーということでメタリカの演奏でお聞き頂きました「ザ・ウェイト」をお聞きください。それではどうぞ!私も未だぞっこんな「キリングジョーク」です。
キリングジョークWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%AF
キリングジョークHP
http://www.killingjoke.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
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さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、紙ジャケのリマスター盤が再発となり、またまたこの日本でも人気再燃状態にある
シンリジィ、
そこでリーダー兼ヴォーカル、ベースを担当していた今は亡きフィル・リノット氏を偲びながら、これまた冒頭「メタリカ」のカヴァー演奏で聴いて頂きました「ウィスキー・イン・ザ・ジャー」のオリジナルバージョンを聞きながら、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年11月14日オンエアー分)
2010年11月06日
ザ・ピロウズ、OO TELESA、J・スターシップ…
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、世の中見渡しますと、相変わらずの不景気で、何処の企業もアップアップの酸欠状態で、経費を見直しては、厳しいコスト主義に徹していらっしゃるところも多いことかとは思いますけども。
家庭でも、一番の稼ぎ頭である筈のオヤジさんの財布の中身に、その影響が顕著に現れて「手軽で安い昼飯を」とするニーズとともに、松屋の牛めし250円や吉野家の牛鍋丼280円なんてものも台頭して来たのでしょうが。
いや、でも若い世代でも、この景気の悪さから、まともな職にありつけない状況で、如何に背負うものがない立場でも、倹約主義に徹して、自らの生活を守っているというのが実情のようですから、自動車免許を取得する人も滅茶苦茶減ったそうですから、ビックリしますが…。日本は今やその見かけとは違い『一億総貧民窟』と形容するに相応しい国となってしまったというのが、正解かも知れませんね。
尖閣諸島を巡って…(この番組は録音ですので、今回のように、少々タイムラグ的に、内容に擦れが生じることがありますが~。その点は許されてということで、どうもスンマセン…)最近、またインターネットで誰かに煽られて、「ひとりっ子政策」故に猫可愛がりされては、我儘に育った歴史も知らない無知な学生さん達が四川省などで反日デモを起こし、イトーヨーカドーなど日本のスーパーなどに、非常識にも投石したりと暴れたようですが。およそ文明国とは思えませんが…。それに対して、中国外務省のバ●たれ(品のない言い回しですね。同レベルにならないように自主規制!)も「理解を示す」とのコメントを発したそうですが…。あ●ですな。かの国はもう駄目。お付き合いできませんわ!…ってな感じで御座いますが、先の我が国固有の領土であります「尖閣諸島」を巡るトラブルが、そうした分からず屋の中国との間で起こった際にも、レアアースの輸出制限による兵糧責めにあったり、食料自給率も40%と、諸外国と比較しても、特に穀物自給率に至っては28%で、173カ国中、124番目。(しかし、これは少し古い2002年の時点での数字ではありますが…)そんな極めて低い状態で、国内ではどうすることも出来ないといった案配で、兎に角、これまで通り、資源がない分、技術を売り物として、先人達が築き上げてきた「輸出大国」としての、この国の歴史を踏襲しながらも、さらに祖国防衛と言ったら、どこか田母神さん①みたいで、戦闘的な雰囲気も漂いますが、時の政府には国内の食料自給率をアップさせ、また内需拡大による景気浮揚策を考えて頂き、真に身も心も豊かに思える国として、国民全てが幸せな笑顔を交わせる場所にして頂きたいと、強く願うところであります。
また同じく我々国民のひとりひとりも、上杉鷹山の「一汁一菜」では御座いませんが、目先のしょうもない贅沢に一喜一憂することなく、「本当の幸せ」というものを突き詰めて考え、日々の生活の中で行動・実践することが、この先さらに必要であるようにも思いますが。如何なもんでしょうかね?
~なんて、のっけから抹香臭いといいますか、辛気臭い、じじむさい放言を聞かせてしまいましたが…。
ではでは、ここで気を取り直して、ここで2曲、気分をリフレッシュするには格好の素敵なロックナンバーを聞いていただきたいと思いますが。
曲はまずは、現在ではアメリカでも、その存在が認知されつつある、日本が誇るオルタネイティヴ・バンド、
「ザ・ピロウズ」
で「ライド・オン・シューティング・スター」と、そして、ハードロック、歌謡曲、フォークとなんでもありの多彩な顔を持つバンド
「ダブルオー・テレサ」
で、軽快なスカ・ビートが心地よい「イヴ」を聞いてください。
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中国にはないイカシタ文化をお楽しみください!
そして、しっかりしろ!ニッポンってな感じかな~。どうぞ!
ザ・ピロウズHP
http://www.pillows.jp/
OO TELESA
http://www.ukproject.com/newrelease/ootelesa.html
①田母神俊雄
http://www.ukproject.com/newrelease/ootelesa.html
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
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さて、今週もその頭文字にJが来るアーティストということで、1965年にアメリカはサンフランシスコを中心として起こった「フラワームーヴメント」を象徴する存在として、熱狂的に支持されてきたバンドであります、ポール・カントナーやマーティン・バリン、グレース・スリックといった才能溢れるミュージシャンを輩出したことでも有名なジェファーソン・エアプレイン、そしてその発展形に当たります
ジェファーソン・スターシップ、
今日は先週のエアプレインに続き、その発展形に当たるスターシップの方を紹介したいと思います。
1973年に解散したジェファーソン・エアプレインのボーカルだったグレース・スリックを、その翌年にあたる74年に、ポール・カントナーが自らが発足したカントナー・プロジェクトのメンバーでサポートすることになり、その発展形として正式にグループ化したのが、今回ご紹介するジェファーソン・スターシップで御座いまして、1975年にはマーティン・バリンもグループに復帰し制作されたアルバム「レッド・オクトパス」が全世界で大ヒット。シングルとして発表された「ミラクルズ」も全米3位を記録するに至り、再度ジェファーソン・エアプレインは、その名をスターシップに変えて、不死鳥の如く蘇った訳です。ですが、1979年あたりにバリンが再び脱退し、ミッキー・トーマスにボーカルが交代。ポップロック、ハードロック路線に変更した頃から、レコード会社の厭らしい思惑も絡まって、バンドの人気は「おなかギュンギュン」ではないですが、見る間に急降下。バンド内部でも揉め事が絶えず、結果、リーダー格のカントナーが脱退。バンドは実質、オリジナルメンバーのいない抜け殻所帯なったものの、今度はスターシップと改名。ですが、本当に運命というのは皮肉なもので、1985年にグレース・スリックを中心とした残りのメンバーで作ったシングル「シスコはロックシティ」が全米第1位の栄冠に輝くヒットになった訳です。現在は、スターシップとポール・カントナー率いるジェファーソン・エアプレインの2バンドがあり、それぞれに独自の音楽路線を打ち出し、活動しております。
~というところで、今回はジェファーソン・スターシップ時代の曲をお届けするということで、ご用意したのは大ヒットナンバー「ミラクルズ」、そして日本でもお馴染みの、アメリカンハードロック仕様のナンバー「ジェーン」、この2曲をお届けいたします。それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
今日もまたまた元気の出るロックを聞かせてくれるバンドの曲を聴きながらお別れしたいと思います。
今日は、冒頭お届けしたザ・ピロウズでギター・ボーカルを務める山中沢男氏と、あのGLAYのベース「ジロー」くん、大阪の某FM局でも相変わらずDJされていますが、彼は好きなんですよね~。そしてエルレガーデンの太鼓の「高橋宏貴」氏の3人が、2005年に結成した、ポップなニルヴァーナを標榜するスーパーバンド
「THE PREDATORS(ザ・プレデターズ)」
の最新アルバム「THIS WORLD」の方から「トリップロック」をお掛けして、エンディングとしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はK-1選手でもないのに、半分若い身空で入れ歯になりました。総入れ歯の日も近いDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
皆さん、歯は大事にね~ということで…。
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年11月7日オンエアー分)
2010年11月02日
TURN ON,TUNE IN,DROP OUT!
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今月21日、京大西部講堂で“TURN ON, TUNE IN, DROP OUT!” 「ロックをつくったあいつの声を聞かねばなるまい」と題するイベントが開催される!
そしてそこに登場するのがわれらが生ける伝説、珠玉のロッカー
「山口冨士夫」
御大で御座います!
ぜひ、リアルタイムでの彼の活躍をご存知の方は無論、知らない若い世代も駆けつけて、彼の老いて益々盛んな鋼のロックスピリッツを継承して頂きたいと思います!
みんなで行こう!
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出演予定:
・山口富士夫(村八分)
・オシリペンペンズ
・ZIG ZAG
・ドリルマン
・サブウェイトウザイライン
入場料
・3500円(当日)、3000円(前売り)、2000円(学生)
open 16:00 start 16:30
※問い合わせ
daisuketadokoro@t02.mbox.media.kyoto-u.ac.jp
075-751-9373(西部講堂直通)
http://www.bloc.jp/tadanoyurayura/data/1286700828
2010年10月30日
ベイシティ、ピンクフロイド、ジェファーソン・エアプレイン
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
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さて、世界中が注目する中、チリのサンホセ鉱山落盤事故で地中奥深くに閉じ込められていた33人の鉱夫の皆さんも、肥満体型の人には窮屈過ぎる救護カプセル『フェニックス』ではありましたが、再び愛する家族の姿に対面することも出来て、まずはめでたし、ハッピーエンドを迎えた訳ですが、しかし、聞けば今回の落盤事故が起こった現場では、頻繁に死亡事故が起こっているとのことで、要は安全安心にコストをかけられない中小零細の会社が大挙して銅を得るために、どんどん現場に押しかけては、乱暴に採掘を行い、金儲けに精を出すから、こうした問題が発生するとのこと。
彼の国のビニェラ大統領も、支持率アップとテレビで笑顔を振りまくばかりでなく、きちんと某かの善後策を取らないといけませんなと思ったりする訳ですが…。
また、こんな話を聞く度に『過ぎたるは及ばざるが如し』なんて凡庸な言葉を引用しては、次いで『命あっての物種』なんてことを、もっともらしく言いたくもなりますが、しかし、これが躊躇いとともに、はっきり言えないところが口惜しい。
やはりお金がないと、人間の暮らしには悲劇がついて回りますからね。
結局、今回、落盤事故にあった親方達にしても、好きで土竜みたいにトンネル掘って「ごっこ」している訳ではなく、そこはそれ、愛する家族や恋人のために身を粉にして働いている訳ですから。
本当にこの世とはマネー、マネー、マネーと辛いところでありますと、改めて痛感した次第では御座いますが…。
大人になると、簡単には「お金より大事なものがあるんだ」なんて、声を大にして言えないんですよね。その辺が実に、人生は「嗚呼ブルース、切ないなぁ~」なんて思ってしまいます。
~というところで、何だか気も滅入って来ましたが、それでは、ここで2曲お届けしたいと思います。
話の中にマネーが出てきたということで、懐かしいところから、ビートルズの再来、エジンバラの貴公子と呼ばれた『ベイシティ・ローラーズ』で「マネーハニー」、そして、ピンクフロイドの名曲「マネー」の以上の2曲お聞き下さい。
エスペランサ~
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にJが来るアーティストということで、1965年にアメリカはサンフランシスコを中心として起こった、最早、現代では死語となってしまった感の強いヒッピー、日本ではフーテンとも言われていましたが、こうした愛と自由を求め、自然への回帰を提唱する若者たちの一斉蜂起によって勃発した「フラワームーヴメント」を象徴する存在として、熱狂的に支持されてきたバンドであります、ポール・カントナーやマーティン・バリン、グレース・スリックといった才能溢れるミュージシャンを輩出したことでも有名な
ジェファーソン・エアプレイン、
そしてその発展形に当たります本家本元のジェファーソン・スターシップ(因みに現在、マーティン・バリンの後任として1979年頃に加入したミッキー・トーマスを中心とした『スターシップ』というバンドもございますが、これは全くの別物ということで、ここでは紹介致しませんが…)と、この2つを2週に亘り、ご紹介したいと思います。
まず今日は前半戦ということで、1965年にフォークシンガーとして活躍していたマーティン・バリンとポール・カントナーが結成したジェファーソン・エアプレインの音をお届けします。
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1960年に疾風怒涛の如く、起こったビートルズやストーンズなどを主役とした「ブリティッシュ・インヴェイジョン」の洗礼を受け、それまでの社会的な規範や価値観を覆すような物の考え方を示す若者たちが台頭する中で、ドアーズやグレイトフル・デッドなどとともに同時多発的に登場し、サイケデリックなアメリカンバンドの一角を担う形で人気を得たのが、このジェファーソン・エアプレインで、1965年の結成当初はマーティン・バリンのソフトな声色を生かしたフォーキーなロックバンドとしてスタートしたが、徐々にその音楽性もR&R,R&B、ブルースなど多岐に渡るようになり、また決定的だったのは、1966年に加入したパンチの利いた歌声と天性のカリスマ性で、オーディエンスの圧倒的な支持を得ることになったグレース・スリックの存在。彼女が参加することで、飛躍的にバンドの注目度はアップ。1967年には「サムボディ・トゥ・ラブ」「ホワイト・ラビット」が大ヒット。当然、同年発表の「サイケデリック・ピロウ」も爆発的なセールスを見せ、アメリカにおけるサイケデリック・ムーブメントの立役者として、当時の若者たちから熱烈な歓待を受ける存在となる訳です。
しかし、このバンドは兎に角メンバーの出入りが激しく、1969年には「ヴォランティアーズ」という地味ながらも素晴らしいアルバムも発表しますが、1973年に「ホットツナ」というグループを結成していたギターのヨーマ・カウコネンとベースのジャック・キャサディの2人が完全にグループを離脱したことから、取りあえず「ジェファーソン・エアプレイン」は一旦その歴史に幕を下ろすことになります。で、その先の話は来週に続くということで~
~というところで、今日はまず3曲、ジェファーソン・エアプレイン時代の作品をお届けしたいと思います。
曲は「サムボディ・トゥ・ラブ」「ホワイト・ラビット」「ヴォランティアーズ」を聞いてください。どうぞ!
ジェファーソン・エアプレインWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%B3
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、またまた“明日、月曜から仕事でもガッコーでも何でもど~んとこい”とばかりに、今日、冒頭にもお掛けしましたが、タータンチェックの5人衆、英国の懐かしいアイドルロックバンド「ベイシティ・ローラーズ」のナンバーで「イエスタデイズ・ヒーロー」を聞きながら、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年10月31日オンエアー分)
2010年10月23日
PLAGUES(プレイグス)
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
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さて、何かここんとこ、また特集続きでは御座いますが、今週も、2003年3月に活動休止してから、7年の歳月を経て、突如、今年5月22日に、あのトライセラトップスのベース「林幸治」氏と「堀江博久」氏というキーボード奏者を新メンバーに加え、奇跡の復活、待望の活動再開となった、日本語による歌詞ながらも、スケールのでかい、その本格的なギターサウンドは、洋の東西を問わず、必ずや世界で評価されるものとして、デビュー当初から同業玄人筋からも熱視線を集めていた3ピースバンド
「プレイグス」。
突然の活動再開とともに、8月25日には、そのキャリアにおける代表的なナンバーを網羅し、なお且つ新曲2曲をプラスしたという、ファンにとっては本当に感涙もののマスターピースと言える「OUR RUSTY WAGON」【(アワー・ラスティー・ワゴン)錆びたワゴン)】を合わせて発売したということで、これは折りを見て、絶対当番組としても「取り上げない訳にはいかない」ということで、先週のSAに引き続き、今回も一気呵成に「プレイグス」一色で、リスナーの方々に迫っちゃえということで、そのような段取りとなりましたっ!
ではでは、早速、2曲聴いて頂きましょう。
出だしを聞いただけで、「おお、まるで2004年にロックの殿堂入りを果たしたZZTOPのようだ!」(そんな詳しく印象を述べる奴は私しかいないでしょうが…。チャンチャン)と、その筋のサウンドが好きな方にはたまんない「思い切り甘いミルクシェイク」と、イントロのスライドギターの響きが何ともアーシーで素敵なところに加え、デリケートで変則的な展開を見せる間奏部分が極めて印象的な「シトロエンの幻想」。先ずは、この2曲をお聞きください。それではどうぞ!
今日はプレイグスの特集です!
プレイグス Lavaflow Recordsオフィシャルウェブサイト
http://www.lavaflowrecords.com/plagues/index.html
はい。まずはプレイグスで、「思い切り甘いミルクシェイク」と「シトロエンの幻想」の2曲を聴いて頂きましたが、このプレイグス。1990年に遊び仲間であった深沼元昭(ふかぬま もとあき、ギター・ヴォーカル担当)氏、岡本達也(おかもと たつや、ベース)氏、そして後藤敏昭(ごとう としあき、ドラムス)氏の3人によって結成され、グループ結成当初は、PEBBLESやNUGGETSなどに代表される、60年代から70年代にかけて活動していたチープでキッチュなガレージ・パンクやサイケ・バンドのサウンドを聴き漁っては、そうしたバンドが有するエッセンスを上手く抽出しながら、日本語の歌詞を乗せながら、プレイグスならではの「オリジナリティー」を獲得するべく楽曲制作に精を出していたそうで、それを物語るエピソードのひとつとして、この「プレイグス」というグループ名も、実は当時聴いていたガレージバンドの中のひとつに「The Plague」というバンドがあったそうで、そこから拝借したというのが真相だそうです。
1994年6月に記念すべきメジャー第一弾に当たるフルアルバム「ビーチライダー77」を発表。1997年にベースの岡本達也氏が脱退し、2人組となり、2003年の活動休止までに10枚のアルバムを発表したザ・プレイグスですが、今回の再結成のきっかけは、休止の間にギターの深沼氏がソロユニットとしてスタートした「メロウヘッド」の活動を通じ、共演したトライセラトップスのベースの林氏とプレイグスの曲を演奏した時の感触が「非常に面白かった」ということで、7年振りに「復活の狼煙」を上げることになったということで御座います。
この辺りの詳しい内容については、1992年から刊行をスタートし、今や15万部の発行部数を誇る音楽フリーペーパー「ジャングルライフ」9月号(154号)と、その別冊No013に、ヴォーカル・ギター担当の深沼氏へのインタビューという形式で掲載されていますので、また機会あればご覧頂きたいと思います。
それではここで続けて3曲。彼らにとって代表的なナンバーとも言える「ファントムガルシア 最後のレース」「ライド・ライド・ライド」、そして「チェリーゴールド」をお聞きください。かっちょいいぞ~。
どうぞ!
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ジャングルライフHP
http://www.jungle.ne.jp/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて、今日は最後も「プレイグス」ということで、サザンロックに大いに傾倒していた時期に作成したアルバムとされる、1995年3月発表の2枚目「リトル・バッファロー・ララバイ」のラストに収録されている「どうしようもない世界・寛容な僕ら~リトル・バッファロー・ララバイ」をお届けしながら、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年10月24日オンエアー分)
2010年10月17日
SA
皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて今週は、またまたぶち抜き大特集ということで、通常の番組枠を取っ払い、何故か今、私の中で俄かに『マイブーム』と火が点いております元バッドメサイアのヴォーカルでもあった「馬淵太成」氏率いるところのパンクロックバンド
SA(aka Samurai Attack)。
本日はそのSAの今年2月に発売となったミニアルバム「REVOLT‘N’ROLL」(レヴォルト・アンド・ロール)から、骨太でダイナミズムに溢れた、まさに正統派と称するに相応しい熱きパンクサウンドを、時間の許す限りオンエアーさせて頂きたく思います。
では、まずは一曲ということで…。
この間のニュースでも御座いましたが…何で今ごろ30年前の研究で評価されるのか、よく解らないし、「80歳と言えばまだまだアメリカにおいては中堅の研究者」と評していた人の発言も不可思議な、しかし、よくよく考えれば、芸術とか化学の世界というのは、得手してそんなもんなんでしょうなぁ~と、一方でひとりごちたりもしておりますが…。
兎に角、ベンゼン環などの「炭素をつなぐ」ための新たな化学反応(クロスカップリング)、およびそのための触媒(パラジウム触媒)を開発し、これまで事実上、合成が不可能だった有用物質(医薬品や機能性材料)を効率的にかつ自由度高くつくりだすことに成功したということから、ノーベル化学賞の栄誉に浴し、まさにサムライアタック、世界相手にホンマ!弱腰な日本人に改めて自信をもたらしてくれた北海道大学名誉教授の「鈴木章」さんやアメリカはパデュー大学で特別教授として活躍する「根岸英一」さんのお二人に感謝の意も込めながら、さらには傲慢な隣国の批判にも怯まず、1989年の天安門事件につながった民主化要求運動への貢献や、共産党一党独裁の廃止を求めた「08憲章」の主要起草者としての活動を正当に評価して、民主活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)さん(54)への「ノーベル平和賞」授与を決定したノルウェー・ノーベル賞委員会の毅然たる態度にも敬意を表しながら、前向上が長くなりましたが、まさに「平和と自由のテーマソング」のような「Hey,Hello Mr.Freedom」をおかけしたいと思います。
それでは聞いてください!SAで「Hey,Hello Mr.Freedom」です!どうぞ!
(注※ この日またまた歯の調子が悪く、発音不明瞭に加え、咬ミ咬ミの点が多々あるかと存じますが、このテキストを見てひとつご理解下さい。ご迷惑かけます!)
SA オフィシャルサイト
http://sa-web.jp/index.html

今宵はSAの特集ということで、今年2月に発売された最新ミニアルバム「REVOLT‘N’ROLL」の方から楽曲をチョイスし、まずオープニングナンバーとして「Hey,Hello Mr.Freedom」を、一寸紹介の際に、タイトルを噛んでしまいましたが、まずはお掛けさせて頂きました…。
それではここでSA(aka Samurai Attack)のことをご存じないという方の為に、彼らの横顔について、少しご紹介させて頂きますと、元々、その結成は古く、1984年と言いますから、今を遡ること26年前、当時高校生であったヴォーカル「馬淵太成」氏を中心として、地元岐阜県でSAは結成されます。で、翌年には名古屋が誇る老舗パンクバンド「スタークラブ」のヴォーカル「ヒカゲ」氏が主宰するインディーレーベル「クラブ・ザ・スター」から初のシングル「I GET POSITION」をリリースし、同時期に活動を行い、ハードコア・シーンの牽引役を務めていたラフィンノーズなどとも共闘戦線を張り、当時のインディーズ・シーンを鮮やかに盛り上げて見せた訳です。その後、東京に拠点を移し、本格的にメジャーでの活動に打って出ることを決意した太成氏は、SAを一旦解散し、新たに「バッドメサイア」を結成。それまでの力で捩じ伏せるような強靭なパンクサウンドに加え、ホーンなどを大胆に導入した、ポップで洗練されたサウンドの構築にもチャレンジ。パンクの枠を超えて、より多くの音楽ファンに認知されるところとなり、1987年、エピックソニーでのデビューから足掛け9年の活動期間の間にアルバム4枚、シングル10枚を残して、1996年に解散することとなります。
(余談ではありますが、当時の音源が今では殆ど入手困難。ぜひともエピックさんには再発を求めたいところでもあります。シティサバンナやクローヴァーなんて、ほんま今聞いても名曲でっせ~)
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暫しの活動休止状態を経て、「ノストラダムスの大予言」によれば「空から恐怖の大王が降ってくる」筈の1999年4月に、馬淵太成は不死鳥の如く、地元岐阜にてソロ・プロジェクトながら「SA」を復活。2001年12月には、今や一方の看板スターとも言える存在となったラフィン、コブラ、ドッグファイトで、ギター片手にアグレッシブなパフォーマンスを見せてはパンクファンを魅了してきた「宮本直樹」氏(ナオキ)を正式なメンバーに加え、完全バンド化。これまでにアメリカツアーを含め、精力的に国内外のライブ・サーキットをこなし、その間で7枚のフルアルバムと8枚のミニアルバム、さらにはDVDなどを矢継ぎ早に量産。メンバーそれぞれに年齢を重ねつつも、貫禄のプレイでオーディエンスの耳目を圧倒しながら、次々と新たなシンパ(私もその内のひとりですが~)を獲得し、疾風怒濤の勢いでパンク街道をひた走るSAで御座います。近くここ関西では、今月26日に梅田シャングリラでライブも行われますので、また今日彼らのサウンドに触れて、「おお~っ」と魂を鷲掴みされたパンクス諸氏はぜひその眼、その耳で生の彼らを体感して頂きたく思います。
それでは講釈垂れはこの辺に致しまして、続いても当然SAで「HANG OUT」「BASEMENT RAMPAGE」「RAD」の3曲をお聞きください。どうぞ!
SA (aka Samurai Attack)
SA(aka Samurai Attack) originally formed in 1984 and gained an enormous following in Japan before breaking up in 1987. The CDs continued to sell and the legend lived on and on until 1999 when SA reformed. Therein followed a truly prolific release schedule starting in 2002.
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後もSAで今日はお別れしたいと思います。
曲は疾走感も満点の「レインドッグス」「ウェイティングマン」で2曲で御座います!
SA Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/SA_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年10月17日オンエアー分)
2010年10月10日
スクリ―ミン・ジェイ・ホーキンズ、 ザ・コントーションズ
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皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、先週は「芸術の秋」に因んでということで、フジ子・ヘミングさんの華麗で荘厳なるピアノ演奏の特集をお送りしましたが、今週は同じく秋は秋でも「食欲の秋」ということで、それに因んで、食べ物ネタには違いないですが、まぁそういったお話をさせて頂きたく思いますが…。
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先日ネットでニュースを見ておりましたら、「魚の寄生虫:いける味」という見出しの記事が御座いまして、私も大概これまでにも、食用ガエル(鶏肉のささみのようで美味し味)や、カンガルー(これはゴムのようで、余りお勧めは出来ないかも)、アリゲーター(これも固かったが、味としては悪くない)に、黒人の方々がソウルフードとして伝統的に食しているキャットフィッシュ(鯰)のスープやクロウフィッシュ(所謂ザリガニね~)など、色々と果敢にフードファイター「小林尊」クン宜しく挑戦してきましたが、虫については、信州の珍味「蜂の子」やイナゴの甘露煮などを好奇心から口にしたことはあっても、流石に寄生虫は、「笑うカイチュウ」の著者の藤田紘一郎先生じゃあるまいし、食した経験は御座いませんでしたが、大分県水産研究部養殖環境チームの主幹研究員の福田穣(ゆたか)さん(53歳)が海の魚介類にへばりついている寄生虫を「試し食い」をしているとのニュースを聞いた時には、本当にたまげましたね。きっかけは、20年前にブリの中にいた赤い線虫についての問い合わせが、一般の消費者の方からあった時に「その虫については心配ない」と回答したら、「あなたは食べたことがあるのか」という反論が寄せられたそうで、それから「何でも自分で試してみよう」というスタイルを実践するようになったそうですが、でもね、相手は寄生虫ですよ!で、福田さんはこれまでに20種類の寄生虫の試食を繰り返し、イカやサバに見られるアニサキスだけは急性胃腸炎を起こすので危険との事で警鐘を鳴らしていらっしゃいますが、それ以外については殆ど無害で、さらにお勧めはマダイの口にいる『タイノエ』という甲殻類の仲間に属する寄生虫で、空揚げにして食するとパリパリした食感が楽しめるとのことで、また味についても「蝦蛄(シャコ)のようで美味しい」とのことであります。しかし、目的は「必要以外に寄生虫を恐れないで」ということを一般消費者にアピールすることであって、単なる興味本位とか、ゲテモノ食いで名を馳せようなんて言う、志の低い魂胆で行っているものではないそうでありますが、それにしても凄いですよね。『タイノエ』なんて、写真を見る限りでは「フナムシ」に近いような、かなりグロテスクなルックスで、およそ食欲をそそられる代物ではないですが…。食糧危機に瀕しても、極力お世話になりたくない「動物性蛋白」と思ったりもしますが、皆さんは如何でしょうかね?また良かったら、ネットなどでその勇姿を拝んでやって下さい。トホホ…。
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~というところで、それではここで続けて素敵なサウンドを3曲ほどお送りしたいと思いますが。
音楽界の中にも色々と変わり種といいますか、個性豊かなキャラの持ち主がいらっしゃいますが、今日は確実にその中の一人に数えられること間違いなしのR&B界の怪人こと
『スクリ―ミン・ジェイ・ホーキンズ』
を取り上げてご紹介したいと思います。彼は元アラスカのミドル級ボクサーという経歴をもつアーティストで、ステージには杖をついて登場したり、棺から飛び出してきたり、ヴ―ドゥー教にまつわる薄気味の悪い演出を施したりと、またその歌も「魔法」や「ワニ」、さらには「便秘」などをテーマにしたものなど、およそ尋常とは思えない題材をテーマに独特の切り口で変な歌を聞かせて来た人物で、残念ながら2000年1月に70歳という年齢で彼は亡くなりましたが、アリス・クーパーやクランプス、そしてジョージ・クリントンやアーサー・ブラウンといった、その後登場して来た一風変わったアーティスト達の貴重なお手本として影響を与え、今もその筋では、神の如く崇め祀られているカリスマ親爺で御座います。
それでは「俺は人と違うようになるために産まれて来たんだ。風変りであるために」「クレイジーと呼ぶならそれでもいい。だが銀行には行けるんだぜ」との名言も遺して逝った、今日はそんなジェイの歌声で、1984年製作のジム・ジャームッシュ監督の映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」の主題歌でもあった「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」、そして「アリゲーター・ワイン」、さらに「ホンコン」の3曲をお届けします!場末の見世物小屋のようなサウンドがユニークでっせ!それではどうぞ!スクリ―ミン・ジェイ・ホーキンズです!
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
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さて、今週もその頭文字にJが来るアーティストということで、1953年、アメリカはウィスコンシン州ミルウォーキー生まれのサックス奏者であり、才気溢れるサウンドを構築するシンガーソングライターとして、70年代後半から頭角を現しては、1980年代には、ニューヨークを中心に勃発した「ノーウェイブ」ムーブメントの立役者として、大いに注目を集めた
ジェイムス・チャンス
(本名ジェイムス・ジークフリード)に注目して、そのオリジナリティーに満ちた唯一無二とも言える音世界をお届けしたいと思います。
ジェイムス・チャンスは7歳でピアノを始め、その頃に影響を受けたセロニアス・モンクやセシル・テイラーなどのジャズ界の偉人達が示す自由な創作気風をそのまま血筋と受け継ぎ、1975年にはプロの「ジャズ・ミュージシャン」を目指し、NYに移住します。しかし、自由奔放で先鋭的なジェイムスの斬新な発想は、当時の排他的なNYのジャズシーンではなかなか受け入れられることはなく、失望したジェイムスは、その活動の場所をロックシーンに移しては、当時のNYアンダーグラウンドシーンを熱く彩っていたアート・リンゼイ擁するDNAや、リディア・ランチ率いるところのTeenage Jesusらとともにライブを展開することになります。そんな彼らが中心となって、ブライアン・イーノのプロデュースにより、1978年11月に発表された衝撃のコンピレーション・アルバム「NO NEW YORK」は、世に送り出された当初こそ、マスコミ等の厳しい批判を浴びることになりましたが、その後は徐々に評価を高めては、現在では70年代後半から80年代の音楽シーンを代表する『歴史的な名作のひとつ』として、スポットを集め、後の世代の『バイブル』と取り扱われてもおります。
では、今日はそんなノーウェイブの代表格でもあります、ジェイムス・チャンスが率いるところの
「ザ・コントーションズ」。
このバンドの1stアルバム「BUY」をピックアップしては、「デザイン・トゥー・キル」「コントート・ユアセルフ」「アイ・ドント・ウォント・トゥ・ビー・ハッピー」の2曲をお届けしたいと思います。
それでは聴いて下さい!ファンキーでアバンギャルドな音の絡み合いが心地良い「ジェイムス・チャンス&ザ・コントーションズ」!カッコ良いぞ!どうぞ!
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、冒頭お届けしました、なかなか他の放送局では耳にすることのない『スクリ―ミン・ジェイ・ホーキンズ』で2曲お届けして、お別れしたいと思います。
曲は「ユー・メイド・ミー・ラブ・ユー」と「イエローコート」の2曲です。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年10月10日オンエアー分)
●予告!
来週はダイナミックで骨太なパンク・ロック・サウンドを聴かせてくれる日本が世界に誇るゴキゲンなバンド!SA
(エスエー、サムライアタック)の特集をお送りします!
お楽しみに。
ボーカルのタイセイが以前やっていたこれまたイカシタバンドだった「バッドメサイア」
音源が全くない!祈、再発!
SA
2010年10月03日
秋の夜長にクラシック、フジ子ヘミング
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(レディオノーウェア2010・10・3オンエアー分)
さて10月に入り秋本番、今年は、特に夏場が「猛暑」「炎暑」続きであったと言うこともあり、より一層、秋の到来を恋しく思っていらっしゃったリスナーの方々も多かったことかとは思いますが…。まぁ兎に角、これから暫くは、「心」も「体」もポジティヴに反応しては快活に動ける時期に突入すると言うこともあって「運動の秋」、「読書の秋」、また、ダイエットを心掛けている女性の方には辛い事かも知れませんが「食欲の秋」と色んな楽しみを目一杯謳歌出来る季節になって来たということで、当番組もそれに合わせて、本日は柄にもなく高尚に「芸術の秋」を声高らかに宣言しては、流麗で抒情的な、心に沁みるイングリット・フジ子・ヘミングさんの名演による「ピアノの調べ」に、特集として酔いしれて見たいと思います。
それでは早速、2曲ほどお届けしたいと思いますが、先ずは、1932年12月生まれと言いますから当年77歳になる、ロシア系スウェーデン人の画家であり建築家でもあったジョスタ・ジョルジ・ヘミングと日本人ピアニスト大月投網子との間にベルリンで生まれ、5歳からは母親の故郷である日本で大月フジコの名前で生活を始め、母親やその師匠であったレオニード・クロイツァーにピアノの手解きを受け、天才少女の名を欲しいままにするも、16歳の時には中耳炎から先ずは右耳の聴覚を失い、その後風邪をこじらせ左耳の聴覚も失うという、何とも残酷なハンデを背負わされることになり、(現在では左耳は40%まで回復)暫し、演奏活動を中断するも、不屈の精神力で第一線に返り咲き、1999年に発売された「奇蹟のカンパネラ」はクラシックとしては異例の「30万枚」というセールスを突破、現在もマツコ・デラックスにも似たその体躯(失礼!)で頑張っていらっしゃる(実は菜食主義者とのことなんですが~ウムム。じゃが芋がスキということで、それが原因か?スンマセン、変な詮索して…)
フジ子・ヘミング
さんの演奏で、1838年に子供時代に想いを馳せて作曲した「子供の情景」第7曲目であるシューマン★①の名曲で、あの村上龍の名著「コインロッカーベイビーズ」の主人公である「ハシ」が組んだロックバンドの名前にもなっていたことでも、一部では有名な「トロイメライ」と、リスト★②の名曲「ラ・カンパネラ」を、こちらは1973年のライブ録音で聴いて下さい。今日はどう考えてもラジオでロックじゃないな~。ラジオでクラシック、NHK第2放送の「教養番組」のような趣きでもごじゃりますが、聴いておくんなはれ~
それでは魂のピアニスト「フジ子・ヘミング」★③さんです。どうぞ!
(以下、ウィキペディアより抜粋)
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★①ロベルト・アレクサンダー・シューマン…(Robert Alexander Schumann, 1810年6月8日 - 1856年7月29日)はドイツの作曲家、音楽評論家。ロマン派音楽を代表する一人。名ピアニスト、クララ・シューマン(Clara Josephine Schumann, 旧姓ヴィーク Wieck)は妻である。
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★②フランツ・リスト…(ドイツ語:Franz Liszt, ハンガリー語:Liszt Ferenc, 1811年10月22日 - 1886年7月31日)は、ハンガリーに生まれ、ドイツやオーストリアなどヨーロッパ各国で活躍したピアニスト・作曲家。両親の血統、母語、もっとも長い活躍地のいずれもドイツに属すが、自身生地のハンガリー(現時はオーストリアに帰属している)を祖国と呼び、死後もドイツ人(オーストリア人)よりはハンガリー人と記載されることが多い。ピアニストとしては演奏活動のみならず、教育活動においてもピアニズムの発展に貢献をした。演奏会形式としての「リサイタル」を初めて行なった人物と言われている。また、作曲家としては新ドイツ楽派の旗手、および交響詩の創始者として知られる。ハンス・フォン・ビューローをはじめとする多くの弟子を育成した。
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★③フジ子・ヘミング…(1932年12月5日 -、本名イングリッド・フジコ・フォン・ゲオルギー=ヘミング Ingrid Fuzjko Von Georgii-Hemming)は、日本で活躍するピアニストである。日本名は大月フジ(おおつきフジ)。ロシア系スウェーデン人の画家・建築家のジョスタ・ジョルジ・ヘミング(Josta Georgii Hemming)と、日本人ピアニストの大月投網子の間にベルリンで生まれる。スウェーデン国籍(長らく無国籍の状態が続いた)[1]。俳優大月ウルフは実弟。(余談ですが「大月ウルフ」。彼は「戦え!マイティジャック」や「風雲ライオン丸」「忍者部隊月光」「ゴジラ対メガロ」などにも出演。特撮ファンにとっては、垂涎ものの憧れの男優さんです。byPON-CHANG!)
http://www.jvcmusic.co.jp/fujiko/
如何でしたでしょうか。「クラシック」というと、さもアカデミックで、とっつき難い、または重苦しくて中々親しみを持って聴けないといった抵抗感を抱いてらっしゃるリスナーの方々も多いでしょうが、中には肩肘張らずともポップミュージックと同じく、すんなりとその世界に入り込める楽曲も多々ありますから、これを機会に自らの音楽のレンジを拡げ、クラシックの領域まで足を踏み込んで頂ければなぁ~なんて思いますが…。それでは続きましてもフジ子さんで、今度、私の大好きな印象派の代表格であるド、ド、ドビュッシー★④様の曲で「亜麻色の髪の乙女」(あの橋本淳さん作詞、すぎやまこういちさん作曲で1966年に青山ミチさんが「風吹く丘で」と言うタイトルで発売するも、その後1968年に改めてヴィレッジ・シンガーズが「亜麻色の~」とタイトルを変えヒットさせ、さらに島谷ひとみが2002年にカヴァーして評判になった「あれ」とはちゃいまっせ~。似ても似つかぬ楽曲で御座います)それではどうぞ!フジ子・ヘミングさんの演奏です!
★④クロード・アシル・ドビュッシー…(Claude Achille Debussy, 1862年8月22日 - 1918年3月25日)はフランスの作曲家である。長音階・短音階以外の旋法の使用、機能和声にとらわれない自由な和声法などを行った。ドビュッシーの音楽は、代表作『海』や『夜想曲』などにみられる特徴的な作曲技法から、「印象主義音楽(印象派)」と称されることもある。
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて、日頃は下品にドピュピュピュ~と訳の解らん音楽で、世間様を騒乱状態に陥れるが如く、犯罪的な音楽セレクションでお届けしているこの番組では御座いますが、今宵は柄にもなく、格調もう~んと高くクラシック・ピアニスト「フジ子・ヘミング」さん(しかし、実際には音楽に格調の高い低いなんてないんですがね~。と思っているんですが…)、今日は兎に角、彼女を特集し、秋の夜長にぴったりフィットの、これで「多い日も安心」といった雰囲気でお届けさせてもらって来た訳ですが、今ね、お仕事中のタクシー運転手の皆さんとか、ロックとは縁遠いお父さんやお母さんには大いに受けは良かったんではないかと思いますが、如何でしたでしょうか。一方で「パンク少年」などは、さぞ歯ぎしりをして、夜空に「ナイトライダー」と吠えていたことかとは思いますが~。で、来週ですね、またドカンと暴力的な放送に返り咲いては、パンピーの顰蹙を買いそうな放送で行こうなんて企んでおりますので、宜しく哀愁(古!新党大地の応援団・松山千春さんみたいでしたが…)~と、いうことで、それでは最後もフジ子・ヘミングさんの演奏で、フレデリック・フランソワ・ショパン★⑤様の名曲「ポロネーズ第6番“英雄”」を聴きながら、エヴリバディ、今晩はお別れしたいと思います。
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★⑤フレデリック・フランソワ・ショパン …(Frédéric François Chopin, ポーランド名フリデリク・フランツィシェク・ショペン Fryderyk Franciszek Szopen, 1810年3月1日(2月22日(出生証明の日付)、1809年3月1日説あり) - 1849年10月17日)はポーランド出身の前期ロマン派音楽を代表する作曲家である。当時のヨーロッパにおいてもピアニストとして、また作曲家として有名であった。その作曲のほとんどをピアノ独奏曲が占め、ピアノの詩人とも呼ばれるように、様々な形式、美しい旋律、半音階的和声法などによってピアノの表現様式を拡大し、ピアノ音楽の新しい地平を切り開いた。ノクターンやワルツなど、今日でも彼の作曲したピアノ曲はクラシック音楽ファン以外にもよく知られており、ピアノの演奏会において取り上げられることが最も多い作曲家の一人でもある。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
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(2010年10月3日オンエアー分)
2010年09月30日
尖閣諸島を巡る問題に…一言。
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皆さん今晩は!
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それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、どうしても一言ということで~
この時点で尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件に端を発した日中間の問題ですが、どういう展開になっているにせよ、今回の中国政府の一連の動き、発言は絶対に許せない。もちろん与党である民主党の動きにも!頭に来ています。
だいたいが、人の固有の領土、庭先に土足で入り込んで海上保安庁の巡視船にぶつかってくるなど言語道断。国内法に基づいて船長を拘束し処分するのは、此方『日本国』としては当然のことだし、「ごちゃこちゃ」言うのは内政干渉。挙句、腰ぬけ政府が国家的なテロ行為の尖兵として働いた船長を処分保留にした上で釈放した為に、中国は更に嵩にかかって「主権侵害」って声明を発表したり、フジタの社員4人の身柄を拘束したり、風化花崗岩を原料とする希土類元素「レア・アース」の輸出制限とか、ホントやりたい放題。
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前原さんが「領土問題はない」と明言したんだから、そのまま船長は国内法に基づいてきちんと処分し、国の威信を中国のみならず世界に向けて発信してやればよかったのではないか!兎に角、今回の決着(とは言うものの、結局は相手を増長させるだけで何ら問題の解決には至らなかったが…)の仕方は「超法規的措置」として犯罪者の赤軍派を釈放して、世界の顰蹙を買った昭和50年のクアラルンプール事件、それから2年後のダッカ事件に優るとも劣らない愚行であるには違いない。本当に日本国民のひとりとして恥ずかしいとともに許せない気持ちで一杯ですね!今さら中国に対し「謝罪」と「賠償」には応じないとしても遅いですよ、菅さん!情けないなぁ~。
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…と言うことで、一寸怒りにまかせて取り留めもないコメントをしてしまいましたが…。
で、そんな日中間の揉め事に因んでというのも何なんですが、今日の一発目は1989年、百花斉放百家争鳴(ひゃっかせいほうひゃっかそうめい)という言論の自由化を提唱し、国民の圧倒的な支持を得ながらも同年4月に心筋梗塞で亡くなった胡耀邦(こようほう)への哀悼と、さらなる民主化を求めたウアルカイシ率いる学生さんや一般市民によるデモ隊が、人民解放軍の武力行使によって北京の「天安門」で圧し潰されたあの事件、『六四天安門事件』の際、皆がシュプレヒコールの如く歌ったとされる、中国における反骨精神旺盛なカリスマ・ロックシンガー「崔健(ツイ・ジェン)」の曲で(今年5月には15年振りの来日を果たし、埼玉県川口市のリリア・メインホールでコンサートもし、その健在振りを示したそうですが…)『一無所有(俺には何もない)』を聴いて下さい!
同胞さえ、気に入らないとあればキャタピラで蹴散らす政府ですから…。恐ろしいですよね。隣国の上層部の方々は。
http://www.youtube.com/watch?v=xJlloj5Xams
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でも、中国の一般の方々が嫌いなわけではないですよ。友達もいますし。ツイ・ジェンも大好きだし~。誤解のないように、宜しくです!
それではどうぞ!
崔健(ツイ・ジェン)です!
崔健(ツイ・ジェン)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B4%94%E5%81%A5
歌曲:一无所有
歌手:崔健 专辑:新长征路上的摇滚
我曾经问个不休你何时跟我走
可你却总是笑我一无所有
我要给你我的追求还有我的自由
可你却总是笑我一无所有
喔......你何时跟我走
喔......你何时跟我走
脚下这地在走身边那水在流
可你却总是笑我一无所有
为何你总笑个没够为何我总要追求
难道在你面前我永远是一无所有
喔......你何时跟我走
喔......你何时跟我走
告诉你我等了很久告诉你我最后的要求
我要抓起你的双手你这就跟我走
这时你的手在颤抖这时你的泪在流
莫非你是正在告诉我你爱我一无所有
喔......你这就跟我走
喔......你这就跟我走
(レディオノーウェア2010・10・3オンエアー分)
2010年09月25日
ストラングラーズ、ジョン・マクラフリン、ナンバーガール

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて、今日は先ずお悔やみから。
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今月11日のことではありますが、あの「ガチョーン」のギャグでお馴染みの国民的コメディアン、「クレージーキャッツ」の谷啓(78歳)さんが突然、自宅階段で横転されて、頭を強く打たれて「脳挫傷」の為にお亡くなりになったということで、ビックリすると共に、少しばかりショックを受けてしまいましたが…。
私にとって、クレージーと言うのは、いかりやサンや加藤茶さん、志村けんさん達の「ドリフターズ」と同じく、本当に幼い頃から大いに腹を抱えて笑わせてもらったコミックバンドのひとつで、特に年を重ねてからは、ハナ肇さんや植木等さん達のその芸達者なところと言いますか、奥深さ、味みたいなものに感銘を受けては、ちょっと偉そうな言い回しになりますが、贔屓にさせてもらったりしていましたが、その点、大学生の頃、原信夫&シャープスアンドフラッツにトロンボーン奏者として加入し、ミュージシャンとしてデビューするも、以後フランキー堺さんのグループを経て、1956年と言いますから、未だ私なんぞこの世に影も形ない頃ですが、その年にハナさんや植木さんのいた「クレージーキャッツ」に加入、第3の看板スターとして、世の注目を集めた訳ですが、兎に角、「ガチョーン」をはじめ谷さんのギャグとその愛すべきルックスというか、キャラは当時、幼い子供であった私にも実に解り易い存在だった訳です。クレージーと言えば、その代名詞的な存在としてハナさんや、特に植木さんか!そうした人達の名前が、必ず先に語られる訳ですが、私なんかは絶対に谷さん!本当に面白かったですから。それが証拠にウチの子供達も植木さんやハナさんの存在は知らずとも、谷啓さんは、まぁ「釣りバカ日誌」に出ていたこともありますが、その存在を知っておりますし、小柄で愛すべきそのキャラクターは本当に印象に残る存在でありました。また芦屋小雁さんのパラノイアチックな「SF・ホラー映画」愛好と同じく、谷さんも大のホラーマニアでその点でも、私、個人的に親近感を持っていたのですが…。
う~ん、残念!兎に角、慎んで故人のご冥福をお祈り申し上げると共に、本当に生前「ガチョーン」と笑わせて頂き誠に有難うございましたとお礼の言葉も付け加えたいと思います。
~ということで、それではここで何曲か、全然前段の谷さんの話には関係なくて申し訳ないですが、先週はダンフォーゲルバーグなど柄にもなくウエストコースト系のアーティストを取り上げ、世のサーファー諸氏達のご機嫌を窺うような形になってしまいましたので、今回はこの番組の「王道」とも言える、ご機嫌な「パンクサウンド」を雨霰とお届けし、ラジオの前のリスナーの方々のGスポットを大いに刺激し、ヒイヒイ言わせて見たいと思います。
1975年、イギリスはギルフォードで結成。当初からドアーズを彷彿させるようなキーボードと、ゴリゴリとリズムを刻む骨太過ぎるベースの音色が特徴で、初来日の際には、期待を裏切ることなく京都・西部講堂では、学生運動家がステージに上がるわ、何やあちこちで観客は暴徒化し、阿鼻叫喚の喧嘩を繰り広げてはいるわ、失神したおなご達はステージ下手でマグロ状態となってゴロゴロしているわの「騒乱状態」を引き起こし「ウムム、本場のパンクは流石に違う」と妙に感心させて頂きました、ヒュー、JJ、デイヴ、ジェット・ブラックの4人からなる
ストラングラ―ズ
で、今日は1978年発表の伝説のライブ盤、名曲揃いの「Xサーツ」から、大好きな「ゲット・ア・グリップ・オン・ユアセルフ」「ストレイテン・アウト」「5ミニッツ」の3曲を、谷さんには全く関係ないですが、お掛けしますので、これぞパンクという暴力的なサウンドの醍醐味をご堪能下され!
それではどうぞ!今も現役の元気なパンク爺達!ストラングラ―ズです!
「谷啓」さん・フレッシュ・アイ・ペディア
http://wkp.fresheye.com/wikipedia/%E8%B0%B7%E5%95%93?site=BLK002&furl=http%3A%2F%2Ftalent.yahoo.co.jp%2Fpf%2Fdetail%2Fpp7715&ftitle=%E8%B0%B7%E5%95%93
ストラングラ―ズWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BA
ストラングラ―ズ「狂人館」
http://homepage1.nifty.com/earlinblack/
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて、今週もその頭文字にJが来るアーティストということで、1942年生まれのヒンズー教徒って、どんな紹介の仕方という気もしますが、イギリスはヨークシャー州ドンカスター出身の御年68歳、1970年代にはジャズシーンにおいて重要な位置を占めていた「マハヴィシュヌ・オーケストラ」を率い、一世を風靡したギタリスト
「ジョン・マクラフリン」
、この方を今日はご紹介したいと思います。
イギリスはヨークシャー州ドンカスターで産湯に使ったジョンは、20歳の頃には既に、母国イギリスで何枚かアルバムも発表し、卓越したセンスと非凡なる才能を擁するギタリストとして認知されており、1969年にはその才能を引っ提げてアメリカ大陸へと渡り、あのマイルス・ディヴィス・グループに加入し、かのマイルスをも唸らせる華麗なるプレイの数々を披露した訳です。その後、1971年にはリーダーアルバム「マイ・ゴールズ・ビヨンド」を発表し、その頃からインド音楽へ傾倒。ヒンドゥー教の指導者である「シュリ・チンモイ」に師事するとともに、ドラムにビリーコブハムやキーボードにヤン・ハマーなど名うてのミュージャンを集めた「マハヴィシュヌ・オーケストラ」を結成。ジャズやロック、インド音楽などを巧みに融合し、所謂現在のワールドミュージックのはしりとなるようなサウンドを構築する訳です。
で、68歳の現在でも、フラメンコやクラシック音楽の要素なども貪欲に取り入れては、新たな音楽の地平を開拓するべく、第一線で活躍するジョンでは御座います。
~というところで、今日はそんなジョンの、サンタナやチック・コリア等絢爛豪華なゲスト参加も魅力の一つとなっている、1978年発表のリーダーアルバム「エレクトリック・ギタリスト」から「ニューヨーク・オン・マイ・マインド」をお聴きください。どうぞ!
ジョン・マクラフリンHP
http://www.johnmclaughlin.com/
ジョン・マクラフリンWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%B3
ラジオでロック”「Radio Nowhere」
http://radionowhere2.narasaku.jp/
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
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さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、またまた古のコーナーは返上し、万病に効きそうな『元気なロックンロール』を聞かせてくれるご機嫌なバンドを、私の方でご用意し、シメにお届けしたいと思います。
本日は、2002年11月に惜しまれつつも解散した福岡出身のロックバンドで、現在、リーダーであった向井秀徳はZAZENBOYSを結成し活動しておりますが、
「ナンバーガール」
で、2002年4月に発表した、バンドとしてはラストに当たるアルバム「NUM-HEAVYMETALLIC」から「NUM-AMI-DABUTZ」を聴きながら、お別れしたいしたいと思います。
ナンバーガールWki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB
狂う目
http://www.emimusic.jp/numbergirl/index.htm
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(2010年9月26日オンエアー分)