2009年12月20日
ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
先ず本編に突入するその前に一言、リスナーの皆様方にお詫びを申し上げなければいけませんが~
実は、先々週6日にオンエアーされました放送の際ですが、あろうことか、この私、時間の配分を誤りまして、最後のコーナーであります『ノックオンザヘブンズドア』のコーナー“蘇る古のスーパースターのコーナーで、楽曲のオンエアーはおろか、締めの御挨拶もしない内に、番組がシュルシュルとフェイドアウトでして終わってしまいまして、なんとも不様でカッコの悪い案配となってしまいました。ここに慎んでお詫び申し上げますとともに、その日オンエアーすることにしておりました、2003年7月に喉の癌の為、42歳の若さでお亡くなりになった、関西パンクロック界の復興発展に尽力された林直人さん率いるところのアウシュビッツの曲『ジャーニー・スルー・ザ・ナイト・パート2』を、ここで今一度お掛けして懺悔とさせて頂きたく思います。
それでは先々週のリベンジって、あまり正確な言い回しじゃないですが~
それでは聴いて下さい。アウシュビッツで
「ジャーニースルーザナイトパート2」
です。聴いて下さい。どうぞ!

(さらに追加で謝罪!年内一杯は色々編集上の問題があって、エンディングの部分に不備を残したままでの放送となります。心機一転、来年からは従来通り、尺に合った形で放送できるように努めさせて頂きますんで、少しの間ご容赦ください。申し訳ございません!)
はい、ということで先ずはアウシュビッツで「ジャーニースルーザナイトパート2」を聞いていただきました。
それではここからが従来通り、番組の本編ということで~
最初のコーナーは「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて今日は、♪~ジングルベル、ジングルベル、鈴が鳴る~ということで、街角で聞こえる軽妙なリズムもご陽気な「クリスマスソング」もピークを迎えているような日曜日ということで、当番組からも何か気の利いたプレゼントをと、私の方で考えておりましたら、ありました、そういった形容がピッタリ、フィットするようなバンドの新譜が…。
ということで、今日はこのバンド、ベースにはあのレッド・ツェッペリンの「ジョン・ポール・ジョーンズ」先生、そして太鼓にはあのニルヴァーナ、フーファイターズのデイヴ・グロール君、そしてクイーンズ・オブ・ザ・ストーンズエイジでギター・ヴォーカルを務める体格も立派な“マッチョマン”ジョシュ・オムからなる、まさに聖夜に相応しい奇蹟の3ピース・バンド
「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ」
の、今年11月17日にソニー・ミュージックから発売となりました1stアルバムを取り上げまして、本日は次なるコーナー「キーワードAtoZ」もお休みして、特集ということで、存分にその「フィジカル・グラフィティ」の頃のツェッペリン・サウンドを彷彿させるような、重く、そして、変拍子も満載の、本格的なヘヴィ・ロックをお届けしたいと思います。
それでは何はともあれ、彼らからの名刺代わりということで、この曲を聞いて頂きたく思います。アルバム5曲目に収録されています「エレファンツ」です。それではどうぞ!ゼム・クルックド・ヴァルチャーズです。

さて、このゼム・クルックド・ヴァルチャーズ。
先にも申しましたが、このバンドは、あのツェッペリンのジョン・ポール・ジョーンズ、そしてフーファイターズのデイヴ、クイーンズ・オブ・ザ・ストーンズエイジのギター・ヴォーカル、ジョシュからなるスーパーバンドで御座いまして、結成については昨年の9月、アメリカの雑誌「GQ」の企画で、デイヴがイギリスに渡って、ツェッペリンに「マン・オブ・ザ・イヤー」を直接手渡しにいったのがきっかけで、その際にジョンに「親友のジョシュと新しいアイディアを持ってバンドを結成するのだが、一緒にしないか」と誘い水をかけたのがそもそものスタートらしく、その時点では、ジョンは「ツアーには出たくない」とするヴォーカル「ロバート・プラント」を抜きとしたツェッペリンのメンバーと共に「別働隊」を組んで、ライブ活動を開始しようとプランニングしている矢先だったようだが、これまたポシャッてしまい、結局、デイヴの提案に乗っかって、このバンドを始めたというのが経緯だとジョン自体が、某雑誌のインタヴューで明かしていますが。
「この先については分からない」としながらも、来年には精力的ライブパフォーマンスも展開していきたいとしている、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ。
1曲1曲が長いので、数はこなせませんが、とにかくどんどんオンエアーして行きましょう。続きましては、結構このアルバムの中では、繰り返し私も聞いている6曲目に収録の「スカムバッグ・ブルース」と「デッドエンド・フレンズ」、この曲はグランジファンなどの好みに合うと思いますが!では、この2曲続けて聞いてください。
ツェッペリン・ミーツ・オルタネイティヴ・ロック、「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズ」です。カッコ良すぎ!どうぞっ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで締めとさせて頂きたく思いますが、今日は、デイヴ・グロール繋がりということで、1994年4月に、自宅で自殺した「カート・コベイン」を偲んで、あの
ニルヴァーナのアルバム「ネヴァーマインド」に収録されている「ステイ・アウェイ」を聴きながらお別れしたく思います。
ニルヴァーナWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%8A_(%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89)
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(12・20オンエアー分)
2009年12月13日
エコーズ、ZAMZA、ザ・スターリン

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
先ず、一発目のコーナーは「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、今年はBOSS「忌野清志郎」さんをはじめ、最近では「加藤和彦」さんと、本当に才能に満ち溢れ、これからの活躍が益々期待されていたアーティストの方々が、沢山お亡くなりになった訳ですが、そんな中の一人でもある、未だこの番組ではお悔やみも申しておりませんでしたが、今年7月28日に癌の為、38歳の若さでお亡くなりになった川村カオリさん。幼い娘さんを遺しての旅立ちでしたから、さぞや無念だったことだったろうと思いますが…。ここに改めて、謹んで合掌させて頂きます。
で、川村カオリさんと言えば、その代表曲は、かの辻仁成(じんせい)氏が作詞・作曲を手掛けた「ZOO」であるのは言うに及ばぬところですが、その「ZOO」をセルフカヴァーして歌って聞かせた辻氏のバンド
「エコーズ」。
このごろでは、あの元アイドル「中山美穂」の旦那さん、「やしきたかじん」が最も嫌うアーティスト、将又、『第116回芥川賞』受賞作家としてクローズアップされることが、つとに多くなった辻仁成(ひとなり)氏ではありますが、この川村さんの死をきっかけとして、「ZOO」が再び注目され、同時に辻氏、その曲を演奏していた「エコーズ」にも俄かにスポットが集まることになったということで、今回は1981年にデビューし、その10年後である1991年に、10枚のアルバムを残し解散した「エコーズ」にスポットを当てて、そのサウンドをお届けしたいと思います。
エコーズ~。
1980年代初め。当時、徐々に人気を博しはじめていたU2とか、イアン・マカロックが率いるところのエコー&ザ・バニーメンなどの陰影に富んだブリティシュ・ニューウェイヴの音を意識した、ギター中心の4ピースバンドで、歌詞も当時の社会情勢を反映した「重いテーマ」を扱ったものが多く、「いじめ」を主題にした「訪問者(Visitor)」、そして岡田有希子(故人)の事件を連想させる「メモリアル・パークのチャーリー・ブラウン」、そして、青臭い若者の衝動をテーマにしたビートニク・ソング♪~身近な愛を失くしている、僕らはこの街の失業者さ!持ち合わせのない愛を探し続けて明日この路の上で~♪のサビが、何ともブルース・スプリングスティーンな「JACK」など、常に資本側の論理を100%是とするエンターテイメントな「産業ロック」とは違い、デビューから暫くの間は、本当にヒリヒリと心に沁みるような真摯なメッセージを、ビートの効いた軽快なメロディーに乗せて、聴き手である我々に届けてきたものです。
今回、川村さんの死をきっかけに不謹慎とは思いつつも、再度「エコーズ」のことを思い出し、一通り、そのサウンドを聴き直してみましたが、演奏技術の粗さやボーカルの拙さなど、未熟な部分もそれなりに目立つものの、デビュー当初から、1987年発表の「グッバイ・ジェントルランド」辺りまでは、本当に「誠実な表現者」たろうとする、良い意味で「頑固」なバンドの意気込みが、作品のひとつひとつに感じられ、改めて「いいバンドだったなぁ~」と、私としては再評価した次第で御座います。
~ということで、今日は、そんなエコーズの中でも、辻氏はじめエコーズのメンバー全員も気に入っているという1986年発表のアルバム「ハートエッジ」から、まさにU2以外の何物でもないサウンド(~といったら、クサしてるように聞こえるかな?)といった印象の強いオープニング・ナンバー「カッティング・エッジ」に、アルバム3曲目の「メモリアル・パークのチャーリー・ブラウン」、そしてシングル曲でもあった「スティーラ」の3曲を聴いてください!
それでは「泰葉」さんと「たかじん」さんが「大嫌い!」な辻仁成クン率いる(笑)エコーズです!どうぞ!
では、もう1曲、エコーズで、「いじめ」をテーマにした衝撃のデビュー作「訪問者(ヴィジター)」と、昨年ですね、2008年8月に、ジュディー&マリーのベース・恩田快人(よしひと)氏とドラムの五十嵐公太氏というリズム隊に、エコーズのギターだった伊藤浩樹氏を加えて辻氏が結成した、エコーズとは全く方向性の違う、驚天動地のラウドロック・バンド「ZAMZA」(ザムザ)(旧ザムザンバンシー)
の、今年5月13日に発売となった1stアルバム「MANGA」から「In a Waking dream」の2曲を聴いてください!
「ZAMZA」もなかなか良いですよ。それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/
本日は、エコーズ関係をオンエアーし過ぎて、「キーワードAtoZ」は、時間の関係で(笑)お休みとなって仕舞いましたが「終わりよければ全てよし」ということで…。
最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで締めとさせて頂きたく思いますが、今日は、かのスターリンのベーシストで、音楽業界引退後、日本アルプスで山小屋経営を行うも、1996年、泥酔状態で自宅の階段を滑り落ち、帰らぬ人となってしまいました「杉山晋太郎」氏(享年36歳)を偲んで、スターリンの「取り消し自由」を聴きながらお別れしたく思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(12・13オンエアー分)
2009年12月06日
デッドエンド、インキャパシタンツ、アウシュビッツ

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオで
ROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、今年も12月を迎え、2009年も残り1ケ月足らずとなってきた訳ですが、リスナーの皆さんは如何お過ごしでしょうか。
師走ということで、何となく周囲の動きも慌ただしくもなって来て、より時間に追われているような、焦りの気分を味わっていらっしゃることかとは思いますが~。
まぁ、そんな中でも、日曜日のこの時間に限っては、ダイヤルをFM81.4に合わせて頂いては、心穏やかにと、言っても、この番組のカラー的には、適当な表現ではないかも知れませんがね~、兎に角、「砂漠でオアシス」も適当じゃね~な(笑)、何にせよ、この一時だけはゆっくりと寛ぎながらお楽しみ頂きたいと思います。
この番組も年内は、今日含めてあと4回位だと思いますし、こちらとしても、尚、一層張り切っては、頑張って放送に努めて行きたいとも思っていますので、どうぞお付き合いの程、宜しくお願いしますっ!
~ということで、先ずはこのコーナーから参りましょうか!
「ミュージックカレイドスコープ」のコーナー!!!
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は、日本のメタル、ハードロックシーンにおいて、「大ヒット」と称されるような楽曲を残した訳ではなかったものの、黒夢の清春やラルク・アン・シエル、将又、ルナシーの河村隆一にT.M.レボリューションなど後発のミュージシャン達に多大な影響を及ぼしたとされる、あの元祖ヴィジュアル系、さもなくばゴシックメタルと紹介するのが適当なのか、1990年の解散から凡そ19年振りに、今年8月、幕張メッセで行われた、音楽事務所「マーヴェリックD.C.グループ」の主催によるライブ・イヴェント「ジャック・イン・ザ・ボックス」で見事復活、先月11日には新譜「メタモルフォーシス」を発表して、本格的に再始動となったモーリー、クール・ジョー、足立の祐ちゃんから成るあの
「デッドエンド」
を取り上げては、彼等の曲を皆さんとともに聴いて行きたいと思っております。
その前に「デッドエンド」といっても、今の20歳代のリスナーの方なんかは全然ご存じないバンドかとも思いますので、少しばかり彼等のプロフィールをご紹介させて頂きますと~。
その昔、ライアーというアマチュアバンドが御座いまして、そこでヴォーカルと努めていた、当時、関西大学の学生だったヴォーカルの大塚基之氏(モーリー)と、ギターの香川孝博氏に加え、丁度、今、この裏番組としてオンエアーされている「アルファ-・ステーション」の「トワイライト・アヴェニュー」でDJを務めている後藤晃宏氏も在籍していたことで御馴染み、紅一点のヴォーカル・センちゃん(森川邦子)を看板とした、京都のメタルバンド「ラジャス」でベースをプレイしていた増本正志氏(クレイジー・クール・ジョー。彼は大阪芸大の学生でしたね~)が参加して、1984年に結成されたのが、この「デットエンド」で御座いまして。
その後、脱退したギターの香川氏に代わり、元CRY、元テラ・ローザのマイケルシェンカー大好き人間で、当時は「フライングV」をトレードマークとしていた足立のゆうちゃん(祐次・YOU)が合流、さらにはメジャーデビュー直前に、ドラムスの田野勝啓氏(TANO)が体調不良から脱退し、後任として、北海道を代表するメタルバンドだった「サーベルタイガー」でプレイしていた湊雅史氏(ミナト)がオーディションで参加して、「デッドライン」というアルバムをインディーズ時代の作品として一枚残し、1987年に「ゴースト・オブ・ロマンス」を引っ提げ、メジャー進出を果たすことになります。
1990年の解散まで、僅か6年という短い活動期間ながらも、先にも申し述べた通り、ラルクやルナシーといった、後にヴィジュアル・シーンや、ハードロック界にその名を刻む大物ロックバンドなどに影響を与えながら、今日に至るまで、知る人ぞ知る「伝説のカリスマバンド」として語り草とされてきたデッドエンド。勿論、よもやの「再結成」もないとされてきた、このバンドだった訳ですが、しかし、何の予兆もないままに、今年8月15日、「幕張メッセ」で開かれたイヴェント「JACK IN THE BOX」に、黄金のラインナップで復活登場。先月11日には、1989年発表の前作「ZERO」から、何と20年という歳月を費やして、新譜「メタモルフォーシス」を発表し、合わせて、先月17日には「大阪・ビッグキャット」で、残念ながらドラムはミナトでなく、ルナシーの「真矢」がピンチヒッターに立ったものの、熱い手応えを感じさせるステージを披露してくれたデッドエンド!一時的な再結成ということでもなく、今後とも継続して、ライブやレコーディング活動をバンド単位で展開して行くそうなので、ファンとしては「乞うご期待」といったところでしょうか~。
それではこの辺で、その「デッドエンド」の音を聴いてみたいと思います。
今日は、最新アルバム「メタモルフォーシス」からではなく、アメリカは、カリフォルニア州のメタル・HR専門のFM局でも上位にランキングされた名曲「JUNK」を収録している、1988年発表のサードアルバム「シャンバラ」から、「エンブリオ・バーニング」そして、名曲「JUNK」と「ブラッドミュージック」の3曲をお掛けしたいと思います。
それではメタルの醍醐味を十二分に堪能して下さい!デッドエンドです!どうぞ!

DEADEND公式サイト
http://www.deadendofficial.com/
DEADEND オフィシャル・マイスペース
http://www.myspace.com/deadendofficial
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にIの付くアーティストということで、日本が世界に誇るノイズ・ユニット
「インキャパシタンツ」
をご紹介したいと思います。
名前を聞いただけで今びっくりしているリスナーの方もいるやも知れませんが~
「インキャパシタンツ」というユニットは、海外でもその名轟く「JOJO広重」氏をリーダーとするところのノイズバンド、「非常階段」のメンバーでもある、美川俊治氏(エレクトロニクス、ヴォイス)の個人的なプロジェクトということで、今を遡ること凡そ28年前の「1981年」にスタート。
当時は、大阪在住の大手銀行マンとして生計を立てていることもあり、パートナーとして、東京のライブ小屋である「渋谷ラママ」でライブをする際に、会場に爆弾を仕掛けたり、ユンボで会場を大破したりということで大騒ぎとなった、かの悪名高き「ハナタラシ」や「ボアダムズ」の中心人物として御馴染みの山塚アイなど。擁しては、関西を中心にライブ演奏(?)を展開。その後、東京に転勤となってからは、普段は、これまた、お固い職業と言える「公務員」として働いている小堺文雄氏(エレクトロニクス、ヴォイス)を正式なメンバーに加え、多数の音源をリリースするなどの活動を行ってきた。ともに銀行員、公務員であることから、そのネームバリューに比べると、互いの仕事の関係もあって、極端にそのライブ数は少ないが、このインキャパシタンツ、一度ステージに上がれば、暴力的なまでに美しい「純粋培養」されたノイズサウンドを、圧倒的な音量を持って、オーディエンスにぶちまけるだけでなく、そのサウンドに合わせて、肉体を痙攣させるなど、かなりヴィジュアル的にも、迫力のある奇異なパフォーマンスも見せつけるとのことで、ノイズのグループにしては珍しく、飽きさせないライブを披露するノイズバンドのひとつにも数えられているとのこと。
では、今日はそんなインキャパシタンツ~
これをオンエアーするに当たっては、こちらとしても結構、その決断には勇気も要りましたが、今回はですね、「アルケミーレコード」から発売となっている(現在は、残念ながらアンテナショップも閉店し、通信販売も終了されています…)アルケミーレコード20周年記念のオムニバスCD「アルケミズム」から、「デフォルト・スタンダード」とタイトルされる作品を適当な時間、お掛けしたいと思います。それでは聴いてください。辛かったらこの間で、お手洗いにでもどうぞ(笑)!インキャパシタンツです、どうぞ!
インキャパシタンツHP
http://www.japanimprov.com/incapa/incapaj/index.html
放送事故と思われた方もいらっしゃったかも知れませんが(苦笑)
インキャパシタンツで「デフォルト・スタンダード」でした…。
まぁ、こういう音楽も世の中にはあるということで。
すいませんでしたっ!(笑)
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今日はですね、先のインキャパシタンツと同じアルケミーレコード繋がりということで、あの芥川賞作家「町田康」とともに、伝説のパンクバンド「INU」を立ち上げ、アルケミーレコードの専務取締役を務めては、関西パンクシーンの牽引車として活躍しながらも、残念ながら、2003年7月に喉に出来た癌の為、42歳の若さで亡くなった「林直人」氏を偲びながら、彼が率いていた正統派ロックバンド
「アウシュビッツ」
の曲で、「ジャーニー・スルー・ザ・ナイト・PART2」を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
おまけ
林氏がギターを弾いています!♪~道頓堀にはまれ!~♪
(12・6オンエアー分)
2009年11月23日
Thee Out Mods、イアン・デューリー

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、
ミュージックカレイドスコープ
のコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、今日は、この番組でも以前から応援させて頂いております。ロックの本場である「アメリカ」のライブハウスをサーキットしては、堂々たる自信と共に凱旋帰国。荒削りながらもロックスピリットに溢れた、まさに「本場仕込み」のR&Rを聴かせてくれる、あのThee Out Modsから喜びの知らせが舞い込んで参りまして…。
既に、ご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、あのマックベアーとブディーベアという表紙を飾る「熊のイラスト」でも御馴染みの「日本一の青年漫画雑誌」と言われ、今年2009年で、1979年の発刊から「30周年」という記念すべき年を迎えた集英社の
「ヤングジャンプ」。
こちらの方で、先頃、誌面を通じて開催しました
「イメージソング・コンテスト」
の結果発表がウェブで行われまして(誌面では12月に入ってからということらしいですが~)、そこで我らが
Thee Out Mods
は何と、かの
本宮ひろ志先生の「新・サラリーマン金太郎」のイメージソングに選出
され、見事、当コンテストで銅賞の栄誉に輝き、10万円の賞金を手に入れました。まぁ、賞金はええか~(笑)
先月は、香港、マカオ、台北のアジアの三大都市を回るツアーを敢行し、行く先々で充実の手応えを感じることが出来たとする彼等。
今後はこの勢いに乗って、日本国中をライブサーキットして、われわれの心の琴線に触れるご機嫌なR&Rを届けてくれることかとも、私としては期待しております。来年辺りは大々的にメジャーブレイクかも~!
では、今日はそんなThee Out Modsさんの受賞を祝して、1stアルバム「ロックンロール・パイレーツ」(こちらのアメリカ盤も売り切れ真近!是非、興味ある方はお早めにお買い求めくださいね!)から、まず、その「新サラリーマン金太郎」のイメージソングに選ばれた「ロクデナシ」、そして「サクラ」「トレジャーランド」「うまくいかないぜ」の4曲を連発でお届けします!それではどうぞ!聴いてください!
Thee Out Mods
です!
Thee Out Mods HP
http://www.myspace.com/theeoutmods2006
ヤングジャンプ30周年記念総額100万円イメージコンテスト結果発表
http://www.myspace.com/yj30
Thee Out Mods CD取扱店
http://blogs.myspace.com/index.cfm?fuseaction=blog.view&friendId=96836797&blogId=515786908
続きましては~

その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、2000年3月27日に胃癌のため57歳の若さで亡くなってしまいました、幼い頃に罹ったポリオで半身麻痺というハンディキャップを背負いながらも、1970年代のイギリスの「パブロックシーン」や「パンクシーン」の中で、パワフルなファンク・サウンドと、イギリス人特有のウィットネスに富んだ歌詞を聴かせては、偉大なる足跡を遺してみせた御大
「イアン・デューリー」。
今回は、その彼にスポットを当てて、楽曲の方を皆さんとともに聴いてみたいと思います。
往年のロックスター「ジーン・ヴィンセント」に憧れを抱き、自らもロックンローラーの道を志したイアン・ロビンス・デューリーは、1942年5月、イギリスはロンドンのハーロウと言う町で、バス運転手の父・ビルと、大卒で医者の娘である母・マーガレットの間に生まれる訳ですが、両親の離婚と共に7歳の時、先にも言いましたように、ポリオとなり、半身麻痺のハンディを背負い込むこととなる訳です。しかし、この方は、並々ならぬ不屈の精神の持ち主で、この逆境にもめげず、1963年には雑誌のイラストレーターとして活躍、また1966年からは美術学校で教鞭をとることになり、その頃から、友人や美術学校の教え子などを仲間に引き入れ、バンド活動を行うようになり、結果、ギルバーン&ザ・ハイ・ローズを結成。このバンドで1974年にWEA傘下のラフトというレーベルと契約し、イアンは32歳と言う年齢で遅咲きのプロ・デビューを果たすこととになる訳です。しかし、このバンドは長続きせず「ハンサム」とタイトルされたアルバムを発表した直後に解散。しかして、程なくイアンは「ビザンチウム」というバンドでギターを弾いていた、メロディーメイカーとしてもピカイチの才能を有していた「チャズ・ジャンケル」を相棒に「ザ・ブロック・ヘッズ」を結成。1978年には全英1位となる「ヒット・ミー」のヒットを飛ばし、一躍スターダムにのし上がり、以降、英国の国民的な英雄として、大勢の人達から愛されることになる訳です。
では、この辺でそんなイアンの代表的なナンバーをお掛けしたいと思います。
曲は、サビの部分が、日本語に訳しますと「ぶって!ぶって!ぶって!」となる、ちょっぴり変な、それでいて全英で、1978年に第1位の栄冠に輝いた「ヒット・ミー・ウィズ・ユア・リズムスティック」(因みにこの曲は、今政治家に加齢に転身を図っているヤッシーこと「田中康夫」氏が小説家として脚光を浴びた、あの「なんとなくクリスタル」その中でも取り上げられていましたが~)、そして、イアンが愛して止まなかった彼にとっての永遠のアイドル「ジーン・ヴィンセント」に捧げた「スウィート・ジーン・ヴィンセント」、この2曲を聴いてください。
イアン・デューリーです!どうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今日はですね、先のコーナーでも取り上げました
イアン・デューリー
の
「インビットウィニーズ」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手は
DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)
でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・29オンエアー分)
2009年11月21日
イギーポップ・石野見幸

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週はHからひとつコマを進めて、その頭文字にアルファベットのIが来るアーティストということで、パンク界のゴッドファーザー、とても62歳とは思えないマッチョな肉体の持ち主、アメリカはミシガン州、自動車産業が盛んなことで御馴染みの工業都市・デトロイトはアン・アーバー産まれの、本名「ジェームズ・ニューエル・オスターバーグ・ジュニア」という
「イギーポップ」
にスポットを当てて、その音と共にご紹介したく思います。
ドアーズのヴォーカリストである「ジム・モリソン」の影響を多大に受けたイギーは当初、ハイスクール時代に結成した「イグアナズ」というバンドでドラムを叩いていたが(因みにイギーというステージネームは、このイグアナズが由来となっている)、その後1967年に、ギター担当のロン(故人。残念ながら2009年1月、自宅で心筋梗塞に倒れ帰らぬ人になってしまう…)と、ドラム担当のスコットというアシュトン兄弟とともに、日本語訳すると「馬鹿の集まり」という意味合いになる「ストゥージズ」を立ち上げて、活動を開始。1969年にはヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退したばかりのジョン・ケイルのプロデュースの下、工業都市「デトロイト」の喧噪をそのままパッケージしたようなノイジィーなアルバム「イギーポップ&ザ・ストゥージズ」で鮮烈デビューを飾り、ガラスの破片の上を転げ回っては血塗れになったり、嘔吐したりととても尋常とは思えない、ショッキングなライヴ・パフォーマンスの評判とともにゲテモノバンドとして、ロックシーンの中で穿った見方をされつつも注目を集めていくが、メンバーの薬物依存などが原因で、1974年に解散。その後、ストゥージズの3枚目のアルバム「ローパワー」(の本で発売された当初は邦題の方は「淫力魔人」とされていた。実に滑稽!「淫力魔人」ってつけも付けたりだなぁ~)のプロデュースを担当したことから友好関係が出来た、かのD・ボウイの力を借りて、1977年にソロとして、あの名曲「チャイナガール」を収録した「イディオット」で再デビュー。以降は、決して安定したペースでの活動とはいえないまでも、ピストルズのジョニーロットンをはじめとする多くのパンク・ミュージシャンや、ニルヴァーナのカート・コバーン、そして最近では、ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトなどに敬愛されるミュージシャンとして人気を集めながら、今日に至るまで現役選手として第一線で頑張り続けており、今年5月発売の「キング・オブ・ザ・ドッグズ」では何とジャズやシャンソンにまで挑戦し、更なる新境地を求め、孤高のロック道を歩み続けるイギーではごじゃりますが~
それではここで、今日はそんなイギーの曲を聴いて行きたいと思います。
曲は
「ザ・パッセンジャー」
それではどうぞ!イギーです!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、2007年11月8日、がん性腹膜炎によって35歳の若さながらお亡くなりになった、私も生前応援させて貰っていた
石野見幸
さんを偲んで、アルバム「カレント」から、「Goody! Goody!」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・22オンエアー分)
2009年11月21日
AC/DC

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
その前に、一言お断りしておきたいと言いますか~。
実は、ここんとこ暫く、病知らずの健康優良児たる私PON-CHANG!では御座いましたが、とうとうと言いますか、まぁ~こういうのを「鬼のかくらん」というのでしょうが、見事、風邪を引いてしまいまして、喉は痛いわ、鼻水は垂れるわの最悪のコンディションで、本日はそんなこんなでお聞き苦しい点多々あるかとは思いますが、その辺りはひとつご容赦賜りましてお付き合いの程、宜しくお願いしたく思います。
まぁ~不幸中の幸いと申しますか、現在、罹っている方からすれば、気分の良い表現とは言えないかも知れませんが、取り敢えず国内のみならず全世界で猛威を振っているあの「新型」、今はもうA型という扱いを受けていますが、かの「インフルエンザ」とは違ったようで、それだけが救いと言えば救いかとも知れませんが~。
でも、公共の電波を通じて放送をしている人間としては、感冒に罹るなんて、やはり以ての外。体調管理がなってないとお叱りを受けても仕様がないこととも痛感しております。
これを教訓と生かして、今後においては健康管理に十分気を使い、頑張っていきますんで、今回ばかりはご勘弁ください。それとくれぐれも、リスナーの皆さんも健康にだけは気を付けてくださいね。病気ほど、詰まらんもんはござんせんよ。ハイ!
~ということで、しょうもない陳謝の弁と言いますか、平たく言えば言い訳でんな。
まぁ~言い訳はこの辺に致しまして、本編の方に行かして頂きます。
~ということで、まず最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。

さて、今日は来年3月というから、まだまだ先で「鬼も笑う」かも知れませんが、前回2001年の来日から9年の歳月を経て、あのラジオ・オーストラリアの「ワライカワセミの鳴き声」というのは古いか…。オージビーフと美しい珊瑚礁に溢れたグレート・バリアリーフと、独特の文化を持つ先住民族「アボリジニ」(余談ではありますが、現在では「アボリジニ」という名称は差別的な意味合いが強いということで、「アボリジナル」若しくは「オーストラリア原住民」というのが一般的に使われつつあるということです!)といった感じで、日本でも御馴染みの国「オーストラリア」を代表するバンドといったら、今日びの若人なんかは直ぐ様「JET」クンを連想するやも知れませんが、そうじゃなくて、われわれのような不惑の世代と、その前後の世代なんかからすると、このバンド、日本語に訳すと「交流・直流」、地元オーストラリアでは親しみを込め、ファンから「アッカ・ダッカ」とも呼ばれており、一部では「交流・直流」ということで、両刀使い、バイセクシャルとか、そういった意味合いもあるなんて「下品な勘ぐり」もなされていますが、実際には「ミシンカバー」の裏にその表示の刺繍(?)があって、そこからヒントを得てグループ名にしたというのが紛れもない真相という、1973年12月にシドニーで結成された、マルコムと「永遠のランドセル小僧」アンガスのヤング兄弟からなる、不滅のヘヴィロックバンド
「AC/DC」
の来日を祝して、2008年10月発表の最新アルバム、今回のツアーのタイトルにもなっておりますが、「ブラックアイス」(邦題は「悪魔の氷」、そのまんまじゃん!)から何曲かお掛けしたいと思います。
で、今回の日本公演ですが、関東圏では、来年3月12日に「さいたまスーパーアリーナ」でライブが開催され、こなた大阪の方では、確かエアロスミスか、ボン・ジョヴィのライブ公演の時だったと記憶していますが、観客が興奮して一斉にジャンプしたところ、近隣住民が「すわ、地震か」と勘違いするほどの地響きが起こったとして、その後、沢山の苦情が舞い込んだという、曰く付きの、大阪は千代崎に在る「京セラドーム大阪」で行われるそうですが、大丈夫でしょうか?9年振りの来日ということもあって、かなりフラストレーションというか、ガス抜きされていないファンの方もいると思いますんで、これまた本編のコンサート内容とは別に、場外乱闘的な波乱が巻き起こりそうな胸騒ぎも覚えますがね~。でも12月にはガンズもコンサートをするということですから、問題は解消されたのでしょうかね?どうなんだろう~。誰か教えて…。マンマンチャアン!(古いなぁ)
まぁ、何はともあれ、9年振り。私からすると前回、彼等の雄姿を目の当たりにしたのは、もう一昔前、1982年の6月に行われた万博ホール(バック・イン・ブラック・ツアー)でのライブ以来ということになりますから、凡そ28年振りということになりますね。
実際、私以外にもこういう方はいらっしゃることかとも思いますが~。
兎に角、CDから聞こえてくる彼等のサウンドも「素晴らしい」の一語に尽きるところではありますが、しかして、その本領はやはりライブで発揮される請け合いで御座いまして、ぜひ興味というか、ロック道を志す若人君達は、直にその眼で、その肌で、彼等の熱気ムンムンのライブを浴びるように体感して、某かのものを彼等から受け取って頂きたいとそのように思います。
それでは、お待たせしました。前回の来日から9年振り。来年3月に「京セラドーム大阪」で、また伝説の一夜を築き上げること間違いなしのAC/DCのアルバム「ブラックアイス」から今日は3曲。
アルバムのオープニングを飾るに相応しいキャッチーなナンバー「ロックンロール・トレイン」、そして「ビッグジャック」、さらに「気分はアメリカン」といった趣の強いキャッチーで大陸的なリフが印象的な「エニイシング・ゴウズ」、この3曲をお聴きください!
AC/DCで~す!
AC/DC・オフィシャルサイト(英語)
http://www.acdc.com/
AC/DCアンオフィシャルサイト(日本語)
http://music.geocities.jp/acdc_fan_jp/
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/
(11・22オンエアー分)
2009年11月13日
ウォッカコリンズ「VODKA COLLINS」

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて今日は、通常の番組メニューを変更して、以前から名前は聞いていたものの、改めてその音に触れた途端、「1970年代の日本に、こんな素晴らしい、時代を先取りしたかのような画期的な音を聴かせるR&Rバンドが存在したのか」と、今更ながらではありますが、感心するとともに、一方で大いに反省をすることになってしまった一組のバンドにスポットを当て、懺悔の意味も込めながら、今日はリスナーの皆さんとその音を大いに堪能して行こうといった趣向でお送りしたく思っております。
それでは何はともあれ、今日ご紹介するのは、この曲のオリジナル・バージョンを創った方ということで、先ずはこの曲を聴いてください。
ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ
で
「アイ・ラブ・ロックンロール」!
先ずはジョーン・ジェットで「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いて頂きましたが、今日は勿論のこと、この「ジョーン・ジェット」を特集で取り上げると言うことではなく、これを作った
「アラン・メリル」
という1951年、アメリカはNY生まれで、御年58歳のロックンローラーが、今年1月25日に、残念ながら「肝臓癌」の為に亡くなってしまった元・テンプターズ(“ショーケン”こと萩原健一氏が在籍していたことで有名なアイドルGSバンド)のドラマー
「大口広司」
氏とともに、1972年に、此処日本で結成されたのが、伝説のグラムロックバンド
「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)
で御座いまして、今日はこのバンドを取り上げては、「1970年代の当時から、われわれの国にも、こんなに表情豊かなR&Rを聴かせる、世界水準のバンドがいたんだ」と言うことを再認識してもらいたいということもあって、特集企画としてお送りさせて頂こうと思い立った訳です。
この「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)は、1968年から、ザ・リードと言う名前の、外国人の所帯から成るバンドを率いて、東京で活動していたアラン・メリルがソロとなり、その後、渡辺プロダクションと契約。元エモーションの近田春夫氏と結成した「ゴジラ」というスリーピース・バンドなどでの活動を経て、先にも申しましたように1972年に、ドラムに大口広司氏、そして、後にテンソウのギターとなる横内 健亨氏(たけひろ・通称タケ)がベースで加わり、かのR・ストーンズのキースが愛飲していたというカクテルドリンクの名前に因んで、「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)と命名して活動を始めた訳です。このバンドは、当時、流行りのグラムロックの影響下にあって、D・ボウイの「ハンキー・ドリー」やモット・ザ・フープル、ルーリード、ストーンズなどの音を聴き漁っては、アンチ・コマーシャルな楽曲を書き下ろし、正に時代の先端を行くバンドとして、当時、アップ・トゥ・デートな風俗に敏感だった人々の関心を集めるに至った訳です。
しかし、そうはいっても本格的なロックサウンドを支持してくれる人など、当時は極々少数ということもあって、直ぐに金銭的な行き詰まりに瀕し、1stアルバム「TOKYO NEW YORK」の完成を待たずにアランは1973年に渡英し、
「アローズ」
を結成、「アイ・ラブ・ロックンロール」をヒットさせた。バンドはアランが脱退した時点で、一旦解散したものの、1996年に
ムッシュかまやつ氏(G)と元ゴールデンカップスの加部正義氏(EX、ジョニー、ルイス&チャー、ピンククラウド)を加え、再結成。以降、それまでとは打って変わって「ケミカルリアクション」「ピンク・スープ」(共に96年発表)そして98年には「ボーイズライフ」と立て続けにアルバムを制作し、精力的な活動を続けましたが、その後、残念ながら「自然消滅」というような雰囲気でフェイド・アウトしてしまいました。
~というところで…。
それでは、お待たせしました。何時もと同じく、前口上が長くなりましたが、2004年にポリスターから編集盤として発売となりました、まぁベスト盤ですね、「Boys in the band」とタイトルされた作品から、先ずは「オートマチック・パイロット」「ヴァキュームガール」の2曲を聴いてください。どうぞ!
~続いても「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)で、2004年発売の「Boys in the band」から、今度は「ピンク・ソープ」、そしてあの「アイ・ラブ・ロックンロール」を聴いてください。どうぞ!
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“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
では、最後も、今日は「ウォッカコリンズ」(VODKA COLLINS)のナンバーで、曲は「サンズ・オブ・タイム」をお掛けして、お別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・15オンエアー分)
2009年11月08日
Radio Nowhere

♪~
故郷に帰る道を見つけようとしていた
ラジオから聞こえてきたのはただブーンと言う単調な音
人工衛星を通じて配信される個性のない音楽
それが最後の孤独なアメリカの夜を粉砕した
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
役に立たないダイヤルを回し続けた
どれもこれもファイルされた生気のない曲
暗いトンネルを進んだ
魂のある世界を探して
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
こちらレディオ・ノーウェア、
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
そっちに誰か生きてる奴はいるのかい
聴きたいのは激しいリズム
欲しいのは千のギター、轟くドラム、熱狂的な百万の声…
霧雨の中、車を走らせた
ミステリートレインを探して
青空の荒野を進んだ あなたと繋がることを心から願いながら
~♪ B・スプリングスティーン「レディオ・ノーウェア」
この番組は、この曲の歌詞内容に感銘を受けたことをきっかけとしてスタートした番組です!
今後とも「ベイビー、宜しく!」
By PON-CHANG!
2009年11月07日
ザ・ハイヴス、ザ・ランナウェイズ

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、1993年、スウェーデンはファルゲシュタという工業都市に住む若者5人のもとに、謎の人物「ランディ・フィッツシモンズ」(専らギター担当のニコラウス・アーソンのことだと言われているようだが~)から手紙が送られてきたことをきっかけとして結成されたという、2000年頃から始まった全世界的な「ガレージロック・リバイバル」の中心的存在とも目されているバンド
「ザ・ハイヴス」
を、今回はご紹介したいと思います。
ハイヴスといえば、何といっても元クリエイションのアラン・マッギーが2001年に設立したイギリスの音楽レーベル「ポップトーンズ」から、翌年発売となった、最早、世界のガレージロック・シーンにおいて、金字塔を打ち立てたコンピレーション・アルバム「ユア・ニュー・フェイヴァリット・バンド」を通じ、一躍「時代の寵児」として、メジャーロックシーンに台頭してきたバンド。ガレージバンドの範疇で紹介されるだけあって、そのサウンドは、タイトなリズムに、全くけれん味のないギターが絡みついただけのシンプルなもので、ロックが本来持つ初期衝動が「まんま」痛快に感じられる代物で御座いますが、その一方で、ライブでは「大衆向け」とも言えるコミカルなMCを聞かせたと思えば、ヴィジュアル的にも白と黒を基調にした、何処かしら滑稽なイメージを与える、「お揃いの衣装」で演奏してみたりと、その手のバンドに有りがちな、斜に構えたような険しいポーズは一切なく、老若男女、誰が観ても十分楽しめる雰囲気のステージとなっており、これが他のバンドよりも、頭ひとつ、ふたつ抜きん出た状態で、世界的に支持されるバンドとして、今もって活躍している所以かとも思います。
では、そんなハイヴス。今日は2004年7月に発売となった3枚目のアルバム「ティラノザウルス・ハイヴス」から、オープニングを派手に飾っている「アブラ・カダヴァー」、そしてMTVのヘヴィ・ローテーションに選ばれて大ヒットした「イディオット・ウォーク・イディオット」、さらには「ノー・パン・インテンディッド」の3曲をお掛けします。
それでは聴いてください。ザ・ハイヴスです。どうぞ!
「イディオット・ウォーク・イディオット」
http://www.youtube.com/watch?v=UsazuAL1J70
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、かのジョーン・ジェットも在籍していた1975年に結成(解散は1979年)された元祖ガールズロック、パンクの先駆けとも言われている
「ザ・ランナウェイズ」。
そこのドラマーで2006年の10月21日、47歳の若さで肺がんの為、亡くなってしまったサンディ・ウェストを偲んで彼女達の代表曲である
「チェリーボム」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手は
DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・8オンエアー分)
2009年11月03日
ナイトメア

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、今日は、この番組の内容を詳らかにしておりますブログの「お気に入り」の方にも登録させて貰っていますが、「けん」さんと言う方がやっていらっしゃる「少しマニアな音楽データベース」(少しじゃなくて、かなりマニアックとは存じますが…)、そちらの方で、過日紹介されておりました、今月5日の「日本武道館」での公演を持って倒産(解散)した、宮城県は仙台市が誇るコミック・ヴィジュアル・バンド“癒しの宅急便”こと「仙台貨物」。
このバンドの紹介と共に、本家本元の「ナイトメア」の「東京傷年」と言う曲も合わせて紹介されておりまして、試しに聴いたところが、これが実に良かった!
サビの部分は、例えば「アシッドブラックチェリー」をはじめとする一連のヴィジュアル系にもありがちな歌謡曲的な節回しで、正直、この点は今ひとつといった印象を持った私では御座いますが、その他、リフと言い、楽曲全体としては、本当にクオリティーも高く、完璧なアレンジが施されています。
聞くところによると、ギター担当の「咲人」氏はヴィジュアル・シーンでは、速引き、タッピング、スラップ奏法など多様なテクニックを有する屈指のプレイヤーとして、つとに有名とのことですが、それにも素直に頷ける堂々たる演奏振りを披露しておりますし、特に、エンディングのハイスピードで転調し、スリリングに終わりを迎える展開など、正に「しょんべんばちびりますたい!」と言った具合で、大興奮すること請け合いの仕上がりとなっています!
私としては、これまでにもdir en grey(ディル・アン・グレイ)とか、中には一部、好みのバンドもありましたが、総じてCDを購入したりする程には思い入れも持てないジャンルであったヴィジュアル系ですが、今回の「目から鱗」のナイトメアさんとの出会いを契機に、真摯に「こりゃ失礼!」と、お猿の次郎クンの如く、認識も新たに反省させて頂きます。「どうもすいませんでした!」(響じゃないけど~)

株式会社:太郎倶楽部
http://www.osaruland.com/
…ということで、来年2010年には「さいたま・スーパーアリーナ」で結成10周年のスペシャルライブも予定されている、そんな「ナイトメア」に敬意を表する意味でも、素晴らしい作品「東京傷年」が収録されている、2004年発表(バップ)の「リヴィド」の方から3曲行きましょう。曲はアルバム4曲目に収録されている「underdog」とナイトメア5枚目のメジャーシングル曲の「シアン」、そして何といってもこの曲「東京傷年」の3曲をお送りしたく思います。それではどうぞ!
ナイトメアです!
「ナイトメア」オフィシャルHP
http://www.nightmare-web.com/pc/
ナイトメアWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%82%B7%E5%B9%B4
仙台貨物HP
http://www.sendaikamotsu.net/
「少しマニアな音楽データベース」
http://sukosimania.jugem.jp/?eid=516
(11・8オンエアー)
2009年11月01日
Electric Eel Shock、ハイウェイ61

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANGで御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて、今日は1996年に結成された3ピースのご機嫌な「国産ガレージ・メタル・バンド」ながらも、本国・日本よりも欧米で先に人気を勝ち得て、先月7日、オランダの音楽サイト「セラバント」が運営するファンからの寄付5万ドルによってアルバム製作が出来るというユニークなシステムに基づいてレコーディングされた、通算6枚目に当たるフルアルバムCD「スゴイ・インディード」が注目を集め、漸くその存在が国内でもクローズアップされることになってきた
Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)
を取り上げては、ご紹介したいと思います!
Electric Eel Shock(エレクトリック・イール・ショック)は、先にも申し上げた通り、3人編成のガレージ・メタル・バンドで、ヴォーカル・ギター担当の森本明人氏(アキ)とベースの前川和人氏(カズト)は共に大阪出身で、学生時代から馴染みの存在だったそうで、一緒に地元大阪で結成したポップロックバンドのメンバーとして上京してはメジャーデビューを果たし、本格的な音楽活動に臨むことになる訳ですが、直ぐに方向性を見失い空中分解。そのため、森本氏と前川氏は一旦それぞれに別の道を歩み、森本氏はバス釣りにおける秀でた才覚を生かし、プロのバスフィッシャーマンに転向(余談ですが、今持ってプロのバス釣り師として活躍しており、バス専門誌“Basser”にコラムを連載中で、偶にサンTVなどでオンエアーされている釣り番組に登場したりもしているそうな~)。また前川氏は、とあるファンクバンドのセッション・ベーシストとして活動しては生計を立てることになる。その後、互いにそれぞれの道で成功を収めるも、前川氏が自身の音楽活動を通じ知り合ったドラムのジャイアンこと伊藤知治氏を森本氏に紹介することで、再びバンドを結成。それが今日ご紹介のElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)であり、結成の翌年にあたる1997年には「Maybe… I Think We Can Beat Nirvana」をインディーズからリリースし、これを契機に本格的な演奏活動を展開する。そして1999年には初のアメリカに進出。NYツアーを行うも、これについては特別、母国「日本」に対してどうのという気持ちがあった訳でもなく、「単純に楽しそうだったから~」という動機から計画したようだが、結局はこれが引き金となり、2000年にも再びNYツアーを敢行。ここで大きな反響を呼び、EESは日本よりも欧米諸国で人気が先行し、今ではNY、ロンドンに活動の拠点を置き、ハノイ・ロックスやセパルトゥラなど有名ハードロック・バンドと共演するなど、将来が嘱望されるワールドワイドなバンドとしての評価を得るに至っている訳です。
~というところで、それでは海外で評価も高く、現在にあっては逆輸入的にその評判が日本国内でも浸透しつつあるElectric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)。今日は「ジューダスプリースト」や「スコーピオンズ」などのプロデューサーとしてもお馴染みのアティ・バウを起用して制作した、2007年発表の
「トランスワールド・ウルトラ・ショック」
から、ミニー・リパートンをオリジナルとする「ラヴィン・ユー」のカヴァーバージョン、そして、このアルバムの日本盤のみにボーナストラックとして収録された彼等の十八番(おはこ)のナンバーである「バスタード!」のインダストリアル・MIX、さらに、あの44マグナムの代表曲「ノー・スタンディング・スティル」のカヴァーの3曲をドバッとお掛けしたいと思います。
それでは聴いてください!出来ればボリュームは大きめで~。Electric Eel Shock(EES、エレクトリック・イール・ショック)です!どうぞ!
EES HP
http://www.electriceelshock.com/
バンド・オフィシャル・マイスペース
http://www.myspace.com/beatme
EES・AKIの「ロックンロール・フィッシャーマン」BLOG
http://rocknrollfisherman.blog16.fc2.com/
EES・Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/Electric_Eel_Shock
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、2005年5月に、ワーナー・ミュージック・ジャパンより発表した「サヨナラの名場面」が『中島みゆき』さんの楽曲に酷似していることから、盗作問題に発展。同年6月発表の1stアルバムも発売中止となり、その後、ワーナーとの契約も解除。自らでインディー・レーベル「BOUND FOR GLORY !! records」を設立し巻き返しを図るも、2007年9月、富士山の麓にあります「朝霧高原」で主催した2日間の野外ロックフェス「MUSIC PEOPLE FESTIVAL」を最後に解散してしまった、シンプルでストレートなサウンドが売りだったバンド
「HIGHWAY61(ろくじゅういち)」
にスポットを当てて、今回はご紹介したいと思います。
私がこのバンドを知ったのは、メジャー第一弾のシングルにあたる「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)のジャケットが、あのトム・ロビンソン・バンドの名盤「パワー・イン・ザ・ダークネス」のジャケットにそっくりだったことから、手を伸ばしたのがきっかけで、まぁ、実際聴いてみると、「可もなく不可もなく」と言った印象で、(現在もそうですが~)当時の邦楽ロックシーンを席捲していた、ハイスタやブルーハーツを勘違いした一連のメロコアや青春パンクと何ら変わらない代物で、正直「肩透かしを喰った」というのが率直な感想です。
『中島みゆき』さんの「ファイト」にそっくりとされる楽曲「サヨナラの名場面」を巡る盗作問題では、インターネット上でもかなり強力なバッシングにあい、居場所を失してしまったHIGHWAY61ではありますが、これは何もこのバンドに限ったことではなく、これまでにも繰り返し「盗作問題」というのは音楽業界では枚挙に暇もない程起こっており、勿論、意識せず仕上げた作品が誰かの曲に酷似している、確かにこれだけ世の中に様々な音楽が蔓延している訳ですし、更に言えば、ヒップホップやラップの世界ではサンプリングの名のもとに、他人の楽曲の「美味しいフレーズ」を拝借するなんて日常茶飯事の行為となっていますし、最早「偶然の産物」として、そういったものが染み出して来ると言うのは、仕方の無いことなのかも知れませんが、出来れば、創作に携わるミュージシャンの矜持として、又は「最低限の礼節」として、仮に他人の曲との「関連」を指摘されるような「疑惑の作品」が、予期せぬ形で出てきたとしても、それを潔く斬り捨ててしまう位の勇気と決断を示して、格好良く処置して貰いたく思いますね。
現在、HIGHWAY61の元メンバーがどのような活動をされているかは知る由も無いですが、もし、今もって音楽活動に従事されていると言うことであるなら、過去は過去の事として(発売中止の措置も取られている訳ですし…)今一度、仕切り直しを行った上で頑張って頂きたく思っております。そういった「応援のエール」としての意味合いをも込めながら、それでは今日は、彼等の記念すべき1stシングル(先にも述べたように、さほど楽曲には思い入れはないですけども…)「POWER TO LIVE」(パワー・トゥ・リヴ)と「ノー・モア・ティアーズ」の2曲をお掛けしたいと思います!それではどうぞ!HIGHWAY61です。
HIGHWAY61 Wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/HIGHWAY61
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は予定を変更して、冒頭のミュージックカレイドスコープのコーナーでご紹介した、EESのカヴァーによる44マグナムの「「ノー・スタンディング・スティル」、ここではそのオリジナルの方をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・1オンエアー分)
2009年10月24日
ヒカシュー、サディスティック・ミカ・バンド

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、こちらも1979年、近田春夫氏のプロデュースによるシングル「20世紀の終わりに」でレコードデビューし、今年で何と30周年を迎えることになった、日本はおろか、世界においても「唯一無二」と言える個性で、その存在をアピールして止まない前衛楽団『ヒカシュー』をご紹介したいと思います。
ヒカシュー。この奇妙なグループ名は、現代音楽家「武満徹」氏の楽曲である「悲歌(ヒカ)」から取ったとか、ボーカルの巻上公一氏曰く「驚いた時にあげる叫び声」(しかし、そんな声を一体、誰が上げるのかと、思わず突っ込みたくもなりますが~)をそのままバンド名にしたとか、さまざまなエピソードがまことしやかに語られるものの、その実、本当のところは全く判らないということですが、兎に角、メジャーデビューにあたる1979年には、メロトロンとリズムボックスを駆使した演奏から、プラスチックス、P-MODELと共に「テクノ御三家」と称されては、時代の先端を行くニューウェイヴバンドの一角を担う存在として支持されるも、その後は、ボーカル・巻上氏の震えるような奇妙なボーカリゼーションをさらに前面に打ち出しては、アヴァンギャルドで実験的精神に満ち満ちた創作活動に打ち込みつつ、多少メンバー交代はあったものの、今日まで解散することもなく、コンスタントに作品を発表し続けております。
30周年を迎えた今年、先月9日にはデビューアルバム「ヒカシュ-」と2ndアルバム「夏」の音源をリマスタリングした紙ジャケ・リイシュー盤が発売となり、また、今月10日には未発表音源などを含むベスト盤として「スーパー」が、更には来月22日、長らく再発が待たれていた巻上氏ソロである「民族の祭典」と「殺しのブルース」という2枚のアルバムも復刻発売となるヒカシュー。今後の活躍も楽しみと言えると思いますが~
それでは、そんなヒカシューの楽曲ということで、今日は1stアルバムから「20世紀の終わりに」を聴いて頂きたく思います。それではどうぞ!『ヒカシュー』です!
ヒカシュー・オフィシャルサイト
http://www.makigami.com/hikashu/
ヒカシューWiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BC
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
http://radionowhere2.narasaku.jp/
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが~
今日は、今月17日、長野県軽井沢町で突然の死を迎えてしまった、あの「帰ってきたヨッパライ」や「イムジン河」などのヒット曲で御馴染みの、伝説のフォークグループ「フォーク・クルセイダーズ」や、イギリスでも絶大な知名度を博した和製ロックバンド「サディスティック・ミカ・バンド」を率いては、邦楽シーンの牽引車として活躍して来られた、あの加藤和彦さんを偲んで「サディスティック・ミカ・バンド」の「タイムマシンにおねがい」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(10・25オンエアー分)
2009年10月20日
頭脳警察

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて今日は1969年に結成。途中「解散」や「再結成」を繰り返すなど、さまざまな紆余曲折を経ながらも、活動開始から40年目を迎える今年、正式に再始動、来月7日からは、「感染列島」などで御馴染みの瀬々敬久(ぜぜたかひさ)監督の手によるドキュメンタリー映画も公開されることになっております、日本パンクロック界の始祖的存在とも言える『頭脳警察』。今回はこのバンドを取り上げてはですね、その危険で、唯一無二とも言える個性的なロックサウンドをご紹介したいと思います。
それでは何はともあれ、先ずは「名刺代わり」ということで、彼等の代表的ナンバー「銃をとれ」を、1991年発表のCDアルバム「ライブ・イン・キャンプ・ドレーク(LIVE IN CAMP DRAKE)」、こちらの方から、臨場感もたっぷりにお届けしたく思います!それでは聴いてください。頭脳警察で「銃をとれ」です。どうぞ!
はい。先ずは、頭脳警察で「銃をとれ」を聴いて頂きましたが~。
さて、この「頭脳警察」。1969年結成ということで、他方見渡しても、同時期デビューのバンドやシンガーは、当然のことながら中々発見出来ないぐらい、長い歳月を費やしては、ここまで現役でやって来ている訳ですが、1968年、関東学院大学に進学したパンタこと「中村治雄」氏はピーナッツバターというバンドや、スペンサー・ディヴィス・グループやアニマルズなどに影響を受けたR&B色の強い実力派のグループサウンズ「モージョ」などでの活動を経て、「スパルタクス・ブント」というバンドを大学の先輩や仲間とともに結成。しかし、それも短期間で空中分解。その直後、同バンドでドラムを担当していたトシこと「石塚俊明」氏を誘っては、フランク・ザッパの楽曲タイトルである「フー・アー・ザ・ブレインポリス?」からヒントを得た「頭脳警察」という、当時まだ「日本語か、英語か」ということで、意見が対立していた邦楽ロックにおける「言語論争」に一石を投じるようなバンド名を看板に選び、さらにはギターとコンガという、これまた凡そロックバンドらしからぬ変則的な形態をもって活動をスタートする訳です。
当時は、学生運動華やかなりし「政治の季節」でも御座いまして、この「頭脳警察」は、その活躍の場を新左翼系の集会になどに求めては、演奏したということから(…というよりも、実際、パンタの進学した大学自体が赤軍派の拠点だったということもあって、自然と流れ的にそういった思想信条を抱くようになったというのも、理由の一つとして上げられることかとは思いますが~)、そんなこんなで、暫くもすれば「頭脳警察」といえば「反体制の象徴」「反権力的な音楽集団」という印象を持たれるようになり、特に決定的な一打となったのは、1971年、今、奇しくも国交省の前原大臣が羽田空港をハブ空港にするということから、千葉県の“俺は男だ!”森田健作知事が激昂するというニュースが報じられることにより、またぞろその存在が脚光を浴びることになった
「成田空港」、その成田空港の建設反対のもとに行われた「三里塚闘争」を支援する趣旨のコンサート「幻野祭」に出演して、大いに喝采を得たということで、これ以降、常に「頭脳警察」は反骨精神旺盛な「政治的なバンド」という重い十字架を背負う羽目に陥り、最終的にはその息苦しさからの解放を求め、パンタは1975年12月、当時、渋谷にあったライブハウス「屋根裏」でのライブを持って、「頭脳警察」としてのバンド活動に一旦、終止符を打つ訳です。
その後の活動では、パンタは「頭脳警察」時代には出来なかったソフトな肌触りのポップスや甘いラブソングに挑戦したりと、それまでのファンから「裏切り者」呼ばわりされるなどの賛否両論を巻き起こしつつも、実験的な歩みを繰り返しては、漸く自分の中で一区切りがついたのか、1990年に「頭脳警察」を再結成。その後、2001年には再々結成し、間隔を置きながら活動を続けてきた訳ですが、今年2009年、正式に活動再開を宣言。10月21日には18年振りの新作フルCD「俺たちに明日はない」を発表、また、冒頭お伝えしたように「感染列島」の瀬々敬久(ぜぜたかひさ)監督の手による、彼等の実録映画「ドキュメンタリー頭脳警察」の公開が、11月7日、東京は「シアターN渋谷」で行われるなど(関西圏では京大・西部講堂で上映されます!)話題も盛り沢山、それに合わせてバンド自体の演奏活動もどんどんヒートアップして来ては、「関東サタデーナイト・ライブツアー」と題した企画ものをはじめ、全国各地のライブハウスやホールを舞台に、エネルギッシュなプレイを展開しているようで御座います。
またライブについての詳しい情報等については、頭脳警察のHPが御座いますんで、そちらの方でご確認ください!
(頭脳警察・HP)
http://brain-police.net/index.html
(頭脳警察Wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%AD%E8%84%B3%E8%AD%A6%E5%AF%9F
新譜フルCD「俺たちに明日はない」曲目
1. 俺たちに明日はない
2. 死んだら殺すぞ
3. UNDER COVER
4. ROCKATION
5. SPARTAKUS INTERNATIONAL R&R BUND
6. BRAINWASH
7. ヒトを喰った話
8. 赤の女王
9. 黒の図表
10. 残照
~ということで、それでは改めて、そんな『頭脳警察』の楽曲をもう2曲聴いて頂きたく思います。
1991年発表のCDアルバム「ライブ・イン・キャンプ・ドレーク(LIVE IN CAMP DRAKE)」の方から、今度は「Blood Blood Blood」「コミック雑誌なんかいらない」の2曲を聴いて頂きたいと思います。それでは『頭脳警察』です。どうぞ!
(10・25オンエアー分)
2009年10月18日
ザ・ハイ・ロウズ、ミッシェル・ガン・エレファント

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、今回は1995年に、宗教絡みの問題と一説では言われておりますが(そういえば最近の衆院選挙にベースのかの君が立候補していましたな~)、まぁいろいろあって後世の音楽シーンに、良しに付け、悪しきに付け(誤解するミュージシャンをたくさん輩出したという点においては罪深くもあり、悪と言えるかも知れませんが~。当人達は非常に酸いも甘いも知りつくした素晴らしいロッカーであり、ブルースマンなんですがね~)多大なる影響をもたらしたブルーハーツを解散し、その後、あの三宅伸治を相棒に、ヒロト単独での「ヒューストンズ」による一時的な活動を経て、再び甲本ヒロトと真島昌利が合流し、車のギアの「ハイ」と「ロー」を文字って、マーシーがグループ名をつけ、ブルーハーツ解散のその年の内に結成された「ザ・ハイ・ロウズ」。今日は「ザ・ハイ・ロウズ」のその珠玉のファーストアルバム「ザ・ハイ・ロウズ」から、私が愛して止まない至高のR&Rナンバーである「ミサイルマン」と「スーパーソニックジェットボーイ」の2曲をお届けしたいと思います。それではどうぞ!
http://www.high-lows.net/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今回も先週同様、今年7月に亡くなったミッシェルのアベ君を偲んで、「ミッシェル・ガン・エレファント」で「アンリリースド・トラックス」から「ドロップ」、また「サブリナ・ノー・ヘヴン」から「チェルシー」の2曲をお掛けしてお別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(10・18オンエアー分)
2009年10月13日
フリートウッド・マック「イングリッシュ・ローズ」

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて今日は、集英社から刊行されている定価90円という(ところによっては、フリーペーパー扱いで無料進呈している書店もありますが…)読書情報誌「青春と読書」の誌上で、2007年5月から翌2008年12月まで連載されていた花村萬月氏の「ロック・ステディ」という、非常に奥深くも、ロック好きにとっては大いに好奇心をそそられる素晴らしい内容のエッセイが一冊の本に纏められ、今年の7月22日、集英社新書として、タイトルも新たに「俺のロック・ステディ」ということで発売になりました。

http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0503-f/index.html
今回はその本の内容を簡単に紹介しつつも、そこで登場するアーティストを一組ピックアップしては、その音をお届けしようと思っております。
花村萬月氏は勿論ご存じのリスナーも多いことかと思いますが、1955年2月生まれと言いますから、当年54歳の東京出身の作家で、1998年に「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞を受賞した、暴力的な表現と生々しい性描写が横溢する筆致を駆使し、罪深くも、えも言われぬ業を背負った人間の有り様を浮き彫りにする作風で、読む者の心を鷲掴みにする気鋭の小説家でありますが、結構、その作品の中には「ジャンゴ」や「ブルース」といったジャズや、ロックミュージックの匂いを漂わすタイトルの作品もあり、そういった一連の作品を読むにあたっては「もしや…」という予感があった訳ですが、案の定、その想いは見事的中、「ロックを語るにはギターのひとつも弾けなければいけない」とする、バイクであちこちを駆け回る行動派らしい拘りと共にしっかりと描かれた、この「俺のロック・ステディ」は、凡百の音楽評論家が束になってかかっても、到底、勝ち目のない過去から今日に至るまでの実体験に裏打ちされた濃密なロック雑感に満ち満ちた作品であり、兎に角、冒頭で記された、ロックやブルースなど、全ての音楽はまず持って「はじめにリズムありき」とする、真理を突いた断固たる力強い言い回しに私としては快哉を叫ぶと同時に、貴重な小遣い銭を握りしめてレコード屋に走っては、何回も何回を同じアーティストの作品を愛しむように聴いたり、電波状態の悪いラジオを抱きかかえるようにしては、さまざまなアーティストの音に触れるべく齧りついてみせたあの60年代、70年代、80年代のように、もう一度、じっくりとさまざまな音楽と向かい合うべき大切な姿勢を想い起させてくれる、そんな啓示に満ちた名著であると思います。どんなロック入門書よりも説得力のある内容が網羅されておりますし、きっと今の若い人からすれば聴いた事もないようなアーティストの名前がぽんぽんと飛び出してくる様は新鮮であり、大いにその音楽感性を刺激されることかと思います。是非手にとって呼んで頂きたい、まさにロックバイブルと称するに相応しい一冊で御座います。
~と言うところで児玉清さんのブックレヴューさながらの下手なユン・ピョウ、寸評(ダサッ!)はこの辺りに致しまして、その本の中の第3章・ブルースロックの(2)で紹介されている、かのブルースマン、B・B・キングをして「俺に冷や汗をかかせた白人ギタリストは彼だけ」と、そのセッションを通じて言わしめた、少ない音数で素晴らしいブルースギターを聴かせるピーター・グリーンが在籍していたフリートウッド・マックが1969年にリリースした作品「イングリッシュ・ローズ」から今日は「ブラックマジック・ウーマン」(カルロス・サンタナで御馴染みの名曲だが、こちらが本家本元のオリジナル)と「モタモタするな」、「ジグゾウ・パズル・ブルース」の3曲を聴いて頂きたく思います。花村さんも「マニアックな内容だが是非、教養として聴いてほしい」と言っている作品なので、是非、ラジオの前のあなたもじっくり鎮座ましまして聴いてください。それではどうぞ!
(10・18オンエアー分)
2009年10月10日
ジー・ヘッドコーツ、ミッシェル・ガン・エレファント

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、90年代のガレージ・R&Rシーンに最も影響を与えたバンドとして今もって敬愛されております、ビリー・チャイルディシュ率いるところのバンド「ジー・ヘッドコーツ」、(正式には定冠詞Thee“ジー”がつきますが…。ここからあのミッシェル・ガン・エレファントもグループ名の頭にTheeを付けるようになったようですが~)、そういった彼等にも多大なる影響を与えたバンドをご紹介したいと思います。
元々このバンド「ヘッドコ-ツ」は母国イギリスでもそうでしたが、カルト的な人気を博すことはあっても、さほどメインストリームの音楽シーンで盛り上がることもなく、此処日本でも、丁度ミッシェル・ガン・エレファントが、バンドとして世間の耳目を集めるようになって、メンバーが事ある毎にTVやラジオ、はたまた雑誌等のインタヴューの中で「ヘッドコーツ」を宣伝したことから、それなりのネームバリュ-を獲得するに至った訳です。
1980年代にミルク・シェイクスやマイティ・シーザーズと言うバンドを率いては、パブ、所謂、日本で言うところの居酒屋みたいなところで演奏活動をしていたビリー・チャイルディシュは、その延長線上でジー・ヘッドコーツを結成。しかして、古い機材に拘りを持ち、徹頭徹尾ロウファイで過激なサウンドを奏でていたことから、前段でも申し上げたように、本国イギリスでは余り高い評価は得られず、逆に遠く離れたアメリカ大陸で、先に支持されるようになり、最終的には、あのニルヴァーナで御馴染みのレーベル「サブポップ」と契約することによって、彼らを取り巻く環境も大きく変化。今では、逆輸入と言う格好で英国そして此処日本でも市民権を得ては、広くそのサウンドが一般のロックファンの間にも浸透するようになっております。
~ということで、それではここで、かのミッシェルもリスペクトして止まないビリー・チャイルディシュ率いるところの「ジー・ヘッドコーツ」の音を楽しんでもらいたいと思います。
今日はヘッドコーツのアルバム「ベスト」から「トラブルド・タイムス」「コマンチ」の2曲を聴いて頂きます。それではどうぞ!ヘッドコーツです。
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
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さて最後は…

ノックオンザヘブンズドア
のコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、先のコーナーで「ジー・ヘッドコーツ」とくればやはりミッシェルということで、今年7月、アベ君が亡くなった際にも直ぐ追悼特集を2週続けてやらして貰いましたが、現在、書店の店頭に並んでいる「ミュ―ジックマガジン」10月号も、またリットーの音楽雑誌「ギターマガジン」10月号も、遅ればせながらもボリュームたっぷりといった塩梅で、ミッシェル、アベ君の追悼特集を組んでいますので、それに合わせて、また、このコーナーでも彼のギターサウンドをお聞かせしては、是非、良ければ、そういった雑誌等にも目を通して頂き、今一度、彼の功績、いかに彼が素晴らしいプレイヤーだったかを再認識して頂ければと思います。
~ということで、今日のラストは、ミッシェル・ガン・エレファントのアルバム「チキン・ゾンビーズ」から「バードメン」と「カサノバ・スネイク」から「リボルバー・ジャンキーズ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
おまけ
マーちゃんのベース、アラン・メリルの嗄れ声、ムッシュのぎこちないギター、大口さんの太鼓!最高!またこのバンドも折りをみて紹介します!本当に良いバンドだ。再認識!ムッシュ最高!

(10・11オンエアー分)
2009年10月06日
深夜高速・フラワーカンパニーズ

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
さて、10月ということで、ラジオをお聴きの皆様もご存じの通り、こちら(FM81.4)エフエムハイホーも番組改編の時期を迎えまして、新番組表をご覧いただいても解る通り、今回は何時になく激しい動きが御座いまして、従来にない装いで新たなクールを迎えることになった訳ですが、そんな中でも当番組はお蔭さまで生き残らせて頂きまして、月曜の再放送は無くなったものの、日曜のこの放送に関しては全くもって従来通りのパターンのままでオンエアーさせて頂くことになりました!
此れも偏に、局の皆さんのご理解とご協力は勿論のこと、やはりこの番組を聴いては、メールなどでメッセージをお寄せ下さるリスナーの皆さんのご支援、ご声援の賜物かと思っております。この場を借りて改めて感謝の意を表するとともに、今後ともオンリーワンを目指して、破天荒で面白い番組作りを志して行きますので、更なるお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます!
それでは、新しいクールに臨むにあたってのご挨拶は、この辺に致しまして、番組本編の方に突入して行きたいと思いますが~
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて今日は、今年でバンド結成20周年ということで、それを祝して企画されました、全13アーティストによる、前代未聞の1曲リスペクト・カヴァーアルバム「深夜高速-生きていてよかったの集いー」が先月16日にソニーミュージックから発売されて、俄然、その周辺が賑やかになってきております、愛知県は名古屋市出身と言いますから、名古屋生まれの私PON-CHANG!にとっても、およそ“他人とは思えない”バンド
「フラワーカンパニーズ」。
そんな彼等に、今日は注目して、その楽曲を幾つかお届けしたいと思います。
フラワーカンパニーズ。略してフラカンは1989年に、先にも申し上げました通り、愛知県は名古屋市で、中学、高校時代の友人だった鈴木圭介(Vo)、グレート・マエカワ(B)、竹安堅一(G)、ミスター小西(Dr)の4人によって結成されたバンドで御座いまして、ヴォーカルの鈴木クンはコントーションズやリチャード・ヘル、また町田町蔵など、正にパンク、ニューウェイヴのアーティスト達によって音楽的に覚醒した人物のようですが、その他のメンバーについては、プロフィールを見ますと、どうもスティーヴ・マリオットやエリック・クラプトンと言った、ブルースやR&Bをベースとするオーソドックスなロックアーティスト達の影響を受けているようで御座いまして、そういったメンバー間のユニークな水と油のような音楽的絡みが、自然とこのバンドの一種独特とも言えるオリジナリティーを育んでいるようにも思える訳なんですが~。
で、今回の「深夜高速」1曲のみをカヴァーしたリスペクトアルバムには、金子マリ(!)、泉谷しげるなどの大御所から、斉藤和義、GO!GO!7188、YO-KING!、中孝介、ミドリなどの中堅及び新鋭実力派までが勢揃いし、勿論、当人達も2009年ヴァージョンと言うことでセルフカヴァーして、このアルバムに「深夜高速」を再録しております。
で、今月17日(土曜日)には20周年ということで、このCD発売のみならず東京は日比谷野外音楽堂で「20年だョ!全員集合」と銘打った記念ライブを開催致しますが、これまで大きなヒットに恵まれることもなく、邦楽ロックシーンにおいては実に地味な扱いを受けてきたフラカン。このCDと記念野外ライブを起爆剤として、今後、メジャーシーンで大いに暴れてくれそうな、そんな予感もする訳なんですが~
…というところで、それではここで何はともあれ、フラカンのその音を聴いて頂きたく思います。曲は「こんな素晴らしい歌が、どうしてブレイクしないだろう?そんな世の中、つまんないなと思った。」という言葉を寄せては、オムニバスCDのライナーを担当した大宮エリーさんの想いにも目一杯頷ける、名曲「深夜高速」を、今日は2004年11月発売のCD「世田谷夜明け前」から聴いて頂き、同じくこのアルバムから「赤点ブギ」、そして「空想無宿」、この2曲を続けて聴いて頂きたく思います。
それでは
「♪生きていてよかった~、生きていてよかった~生きていてよかった~、そんな夜を探してる♪」
フラカン3連発です!どうぞ!

フラカン20周年記念サイト
http://www.flowercompanyz20.com/release/index.html
(10・11オンエアー)
2009年10月03日
ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズ

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週は先週までのGから一歩進んで、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、残念ながら2005年の4月30日をもって活動休止となってしまった(わては大好きだったんですけども~。祈!活動再開!)日本のバンド、
ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズ
を取り上げてみたいと思います。
ヘルマンH…。
最早、その存在を記憶に留めていらっしゃる方がどれほどいるかわかりませんが、彼等は某大学のサークル仲間という間柄で結成されたバンドで、1998年1月にライブ活動をスタート。翌99年にはワーナー・インディーズ・ネットワークから「ヘヴィ・フィットネス」を発表。2001年9月には「言葉の果てに雨が降る」で待望のメジャーデビューを果たし、合わせてその年の10月には1stアルバム「SIXPACKS」を発表。さらに2002年に今日ご紹介するアルバム「ピンキーズ・ロック・ショウ」を出し、その後も快調に活動していくかに思えた矢先、ギター平床(ひらとこ)政治が脱退。また2003年にはドラムの梶山が脱退し、新たに菊池真人をドラムに迎えて体制の建て直しを図ったが、如何せん今度はボーカル・ギター担当でリーダーでもある岡本洋平が「自らのクリエイティヴィティーをバンドに求めることが出来ない」として活動休止を宣言。2008年4月に一度、ジャクソン・バイブの呼びかけで、彼等のミニアルバム「バイブス」にヘルマンとして参加はしたものの、今もって開店休業状態は続いている次第です。
~ということで、個人による課外活動も良いですが、本当に素晴らしいバンドなんで、一刻も早く活動再開して頂きたいと願いつつ、それでは今日はヘルマンの中でも私が最も愛して止まない珠玉のR&Rアルバム「ピンキーズ・ロック・ショウ」の中から、「アクション」「ステイション・1」の2曲をお届けしたいと思います。それではどうぞ!ヘルマンです!
ヘルマンH&ザ・ペースメイカーズHP
http://www.herumaru.com/
岡本洋平yoheyOKAMOTO HP
http://planetgroove.sakura.ne.jp/yoheyOKAMOTO/
平床政治「cheese」HP
http://cheese.syncl.jp/
溝田志穂HP
http://mizotashiho.com/index.php
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…何時もなら~
「ノックオンザヘブンズドアのコーナー」、蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は先のコーナーでご紹介しましたヘルマンHの曲をもう一曲ということで、「ピンキーズ・ロック・ショウ」をお掛けしてお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(10/4オンエアー分)
2009年09月30日
トーキング・ヘッズ「リメイン・イン・ライト」

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きますラジオでROCK!「Radio nowhere」でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは私、
DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くコーナーでは御座いますが。
さて今日は、1970年代はデヴィット・ボウイの「ジギー・スターダスト」に始まって、1980年発表のこのアルバムで終焉を迎え、また新たな時代の幕開けともなったと言われる程に強烈なインパクトを放ち、前にもご紹介したことかは思いますが、ミュージックマガジンの創刊40周年記念の別冊「アルバム・ランキング・ベスト200」の中でも第3位との高評価を受けては、今もって多くのロックファンを魅了して止まない “おしゃべり頭”こと「トーキング・ヘッズ」のアルバム「リメイン・イン・ライト」をご紹介したいと思います。
ロックとファンクを見事に融合させ、その後の時代の行方に大きな影響を及ぼしたとされるエポックメーキングなアルバム「リメイン・イン・ライト」。
この画期的なアルバムを作り上げたのは、その昔、ニューイングランドの植民地だったアメリカは東海岸、ロードアイランド州にある、アメリカ切っての名門美術大学とされるデザイン学校の学生だったデヴィット・バーンとクリス・フランツが1974年に「ジ・アーティステック」なるバンドを結成、その後、紅一点のベーシスト・ティナ・ウェイマスと、さらに1977年、ニューヨークに3人が移住してから参加した、元モダン・ラヴァーズのドラマーだったジェリー・ハリスンの4人が揃ったところで、正式に活動をスタートした「トーキング・ヘッズ」で御座いまして~。
結成当初は、パンク、ニューウェイヴのメッカであったライブハウス「CBGB」を拠点に活動。1977年にはサイアー・レコードと契約を果たし、驚きの事実ではあるが、何とあのジョン・ボンジョヴィの伯父さんである「トニー・ボンジョヴィ」(何か“サイザンス”で御馴染みのトニ-谷さんみたいで胡散臭い感じがしますが…。あ、すいません。谷さん!)のプロデュースのもと、「サイコキラー‘77」でデビュー。商業的な成功は得られずとも、バーンの描く神経症的な歌詞とヴォーカル、そして抑制の利いた冷たい皮膚感覚を持つサウンドが、その頃の時代の空気とマッチして、NYのパンク、ニューウェイヴシーンの一角を担うバンドとして受け入られることとなった。その後、プロデューサーにあの元ロキシーミュージックのブライアン・イーノを招き、1978年には「モアソングス」、そして1979年には、何とプログレ親爺、「キング・クリムゾン」のロバート・フリップをゲストに招き、初めてアフロファンクに挑戦した楽曲「イ・ズィンブラ」が冒頭収録されていることでも話題を集めた「フィア・オブ・ミュージック」を制作、更にイーノのアイディアからその発展形として、大胆にもワンコードのみを使用、終始一貫して、アフリカン・ポリリズムを追求した超実験的なアルバムとも言える、今日ご紹介の1980年発表の「リメイン・イン・ライト」と至り、今日のミニマルミュージックの素地を築き上げるとともに、ロックシーンにおいて一大金字塔を打ち立てることになった訳です。
残念ながらトーキング・ヘッズは1991年に解散してしまいましたが、現在においてもデヴィットとその他のメンバーも健在で、個々の活動に精を出しておりますので、是非興味のある方は追っかけてみてください。デヴィット曰く再結成は死んでもないそうですが…トホホ。
~と言うことで、それでは今日は、そんな名作と誉も高い「トーキング・ヘッズ」の「リメイン・イン・ライト」の中から「ヒート・ゴーズ・オン」(ボーン・アンダー・パンチズ)と「ワンス・イン・ア・ライフタイム」の2曲を聴いてください。それではどうぞ!「トーキング・ヘッズ」です。
(10・4オンエアー分)
2009年09月27日
ザ・ジョージア・サテライツ、THE CLASH

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのGが来るバンドということで、かのビートルズのリーダーにして、永遠のロックンロール小僧「ジョン・レノン」をリスペクトし、彼がニューヨークの自宅アパート「ダコタハウス」前で撃たれた1980年12月8日に「バンドの結成を思い立った」と公言して憚らないだけあって、そのステイタス・クォー並みにワンパターンで、頑ななロックンロールを貫く姿勢は、まさに表彰ものといった趣きの(ストーンズ、フェイセズフォロワーとも言われていますが~)ザ・ジョージア・サテライツをご紹介したいと思います。

結成は先にも述べたように1980年。
アメリカはジョージア州出身の、まさに南部男の泥臭い匂いをプンプン発散させている、少々ギャツビーも必要かと思わせるような雰囲気も漂ういなたいロックグループで御座いまして、メンバーは、ギターのダン・ベアードとリック・リチャーズ、そしてベースのリック・プライス、ドラムのマウロ・マジェランからなる4人組で、1986年にエレクトラ・アサイラムレコーズから「ザ・ジョージア・サテライツ」でデビューし、その中に収録されている直球勝負のR&Rナンバー「キープ・ユア・ハンズ」と「バトルシップ・チェインズ」が大ヒット。アルバム自体もビルボードのチャートで第5位となる躍進振りを見せ、さらには1988年公開のトム・クルーズ主演の映画「カクテル」のサントラ曲として取り上げられた、1964年、イギリスのバンドであるスウィンギン・ブルー・ジーンズが大ヒットさせた「ヒッピーヒッピーシェイク」のカヴァー曲が注目を集め、確固たるメジャーバンドとしての地位を手にした訳ですが、残念乍ら、90年には解散。リーダーのダンは今もってソロで活動しているようですが…。
では今日はそんな彼らザ・ジョージア・サテライツの数少ない作品群から、「レット・イット・ロック」と大ヒットナンバー「バトルシップ・チェインズ」をお届けしたいと存じま
す。それではどうぞ。ザ・ジョージア・サテライツです。かっちょいいすよ!
ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
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MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は久々、イギリスの外交官の息子として生まれ、何不自由ない中産階級で育つも、ピストルズの影響を受け、あろうことかパンクの道に進み、ザ・クラッシュ、ザ・メスカレロスで活躍するも、2002年12月に心臓発作で亡くなってしまった、わが青春のジョー・ストラマーを偲び、クラッシュの中でも「ロンドン・コーリング」に次いで贔屓のアルバムでおます「コンバット・ロック」から「アトム・タン」と「ロック・ザ・カスバ」を聴きながらお別れしたいと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=OAkfHShATKY&feature=related
THE CLASH 公式サイト
http://www.theclashonline.com/
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(9/27オンエアー分)