2009年11月07日
ザ・ハイヴス、ザ・ランナウェイズ
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続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、1993年、スウェーデンはファルゲシュタという工業都市に住む若者5人のもとに、謎の人物「ランディ・フィッツシモンズ」(専らギター担当のニコラウス・アーソンのことだと言われているようだが~)から手紙が送られてきたことをきっかけとして結成されたという、2000年頃から始まった全世界的な「ガレージロック・リバイバル」の中心的存在とも目されているバンド
「ザ・ハイヴス」
を、今回はご紹介したいと思います。
ハイヴスといえば、何といっても元クリエイションのアラン・マッギーが2001年に設立したイギリスの音楽レーベル「ポップトーンズ」から、翌年発売となった、最早、世界のガレージロック・シーンにおいて、金字塔を打ち立てたコンピレーション・アルバム「ユア・ニュー・フェイヴァリット・バンド」を通じ、一躍「時代の寵児」として、メジャーロックシーンに台頭してきたバンド。ガレージバンドの範疇で紹介されるだけあって、そのサウンドは、タイトなリズムに、全くけれん味のないギターが絡みついただけのシンプルなもので、ロックが本来持つ初期衝動が「まんま」痛快に感じられる代物で御座いますが、その一方で、ライブでは「大衆向け」とも言えるコミカルなMCを聞かせたと思えば、ヴィジュアル的にも白と黒を基調にした、何処かしら滑稽なイメージを与える、「お揃いの衣装」で演奏してみたりと、その手のバンドに有りがちな、斜に構えたような険しいポーズは一切なく、老若男女、誰が観ても十分楽しめる雰囲気のステージとなっており、これが他のバンドよりも、頭ひとつ、ふたつ抜きん出た状態で、世界的に支持されるバンドとして、今もって活躍している所以かとも思います。
では、そんなハイヴス。今日は2004年7月に発売となった3枚目のアルバム「ティラノザウルス・ハイヴス」から、オープニングを派手に飾っている「アブラ・カダヴァー」、そしてMTVのヘヴィ・ローテーションに選ばれて大ヒットした「イディオット・ウォーク・イディオット」、さらには「ノー・パン・インテンディッド」の3曲をお掛けします。
それでは聴いてください。ザ・ハイヴスです。どうぞ!
「イディオット・ウォーク・イディオット」
http://www.youtube.com/watch?v=UsazuAL1J70
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
Radio Nowhere
http://radionowhere2.narasaku.jp/
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さて最後は…
ノックオンザヘブンズドアのコーナー。
蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は、かのジョーン・ジェットも在籍していた1975年に結成(解散は1979年)された元祖ガールズロック、パンクの先駆けとも言われている
「ザ・ランナウェイズ」。
そこのドラマーで2006年の10月21日、47歳の若さで肺がんの為、亡くなってしまったサンディ・ウェストを偲んで彼女達の代表曲である
「チェリーボム」
を聴きながらお別れしたいと思います。
それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手は
DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(11・8オンエアー分)
Posted by footstomp at 01:20│Comments(0)
│ROCK・音楽