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2008年11月12日

エゴラッピン





皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。





さて、通常のメニューに沿っていけば、その時々の話題をランダムにピックアップしては、それに因んだ音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナー、次いでキーワードAtoZのコーナー、ラストはノックオンザヘヴンズドアのコーナーをお届けする具合になっている訳ですが、今日はそちら3つのコーナーを少しお休みとさせて頂きまして、今、私の方で注目しておりますアーティストの新譜を2枚ご用意しましてので、それを今日はご紹介とさせて頂きたいと思います!

まずはエゴラッピン
先月15日に、インディーズ時代の楽曲から、現在、テレビでもCMソングとして頻繁にオンエアーされている最新シングル「GO ACTION」に至るまでの作品を2枚組というボリュームで惜しげもなくまとめあげた贅沢極まりないベスト盤「ベストラッピン1996-2008」を発表したエゴラッピンは、1996年に大阪で結成。ドメスティックで奔放なボーカルスタイルを持ち味とする中納良恵と、森雅樹のギターとコンポーザーとしての豊かな才能が見事にマッチングし、そのHPにもあるようにまさに「平成のミラクル」ともいえる稀有な音楽的才能を爆発させたユニットであり、今日に至るまで戦前ジャズやキャバレー音楽、そしてファンク、ブルーズなどを貪欲に吸収し、エゴラッピンならではの独自路線を孤高に展開しています。
とにかく懐かしくも新鮮。私は、正直言ってあまり女性ボーカルが前面に押し出されたバンドやユニットは好みでは御座いませんが、このエゴに関しては別格。その豊かな音楽性と、文句なしの表現力を有する中納良恵のボーカルには、素直にシャポーを脱いでしまう次第で御座います!
それでは、今日は先にご紹介致しました2枚組の絢爛豪華なアルバム「ベストラッピン」から今日は、永瀬正敏主演、中島美嘉がその妹役を務めていたテレビドラマ「探偵濱マイク」の主題歌でもあった「くちばしにチェリー」、そしてCMソングとしてもお馴染みの無国籍ソング「GO ACTION」、さらに一躍エゴの存在を日本の音楽シーンに刻みつけることとなった「色彩のブルース」を怒涛の3連発でお掛けしたいと思います。それではどうぞ!

(11・16オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 23:08Comments(0)ROCK・音楽

2008年11月09日

ドクターフィールグッド

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今回は、頭文字にアルファベットのDが来るバンドということで、1971年にイギリスのエセックス州で結成され、20世紀初頭のアメリカで起こったウイスキーの瓶などを使って演奏するブロワーを抱えるジャグバンドやブルースの影響を受けた泥臭いパブバンドであるにも係わらず、その後に勃発するパンクロックムーヴメントにおいては元祖的な存在として脚光を浴び、今もって数々のアーティストにリスペクトされ続けているドクターフィールグッドを取り上げては、リスナーの方々とともにそのサウンドを堪能してみたいと思います。

ドクターフィールグッドは、先にも申しましたとおり、1971年にイギリスはエセックス州で結成され、ドスの利いたボーカルと巧みなマウスハープを聞かせるリー・ブリローと、シャープでパーカッシヴなギターカッティングを披露しては、独特なノリを演出してみせたウィルコ・ジョンソンを2枚看板としたパブロックバンドで、音楽性自体はオールドタイムなブルースやロックンロールをそのまま焼き直ししたような感じではあるが、とにかくメンバーひとりひとりのキャラというか個性が際立っていて、他のバンドが演奏すれば陳腐で凡庸なナンバーでも、彼らが料理するとあら不思議、魔法にかかったようにかっこいい楽曲と再生産され、こちらの感性を揺さぶるサウンドとして胸に響いてくるわけです。こういった所が、後の反骨精神旺盛な気難しいパンクスにも共感をもって迎え入れられた大きな理由だとは思いますが。
残念ながら1994年にリー・ブリローは癌で他界。最早、直にオリジナルのドクターフィールグッドを体験することは叶わぬ願いとなってしまいましたが、音源は沢山残っていますので、今日はそんな中から一番人気として多くのファンの心を未だ鷲掴みにして離さない珠玉の一枚「ダウン・バイ・ザ・ジェティー」から3曲聴いて頂きたく思います。
曲はアルバムのオープニングを飾る軽快なアップテンポのナンバー「シー・ダズ・イット・ライト」、そして「ブーン、ブーン」、さらにこれもファンの間では一際人気のある「ロクセット」の3曲です。
それではどうぞ!

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

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http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日も先週同様、先のコーナーで取り上げましたアーティスト・ドクター・フィールグッドのサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。曲はアルバム「ダウン・バイ・ザ・ジェティー」に収録されている「アイ・ドント・マインド」
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!


シー・ダズ・イット・ライト


ロクセット


ザ・ルースターズ「シー・ダズ・イット・ライト」(おまけ!笑)

(11・9オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 15:37Comments(0)ROCK・音楽

2008年11月03日

THE WHO

皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠でも御座いますんで、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。





さて今日は、11月13日・木曜日、大阪城ホールでのライブを皮切りに、横浜アリーナや日本武道館など計5カ所での単独公演を、結成44年目にして、初めてこの日本の地で行うイギリスのバンド「ザ・フー」についてのお話を少しさせて頂きまして、そのサウンドをお掛けしたいと思います。

ご存知の方も多いかとは思いますが、ザ・フーは、1964年に結成されたハイ・ナンバーズというバンドを母体に、メンバーがピート・タウンゼント、ロジャー・ダルドリー、キース・ムーン、ジョン・エントウィッスルという黄金の布陣になった時に、バンド名をザ・フーに改名。1965年1月にシングル「アイ・キャント・エクスプレイン」という曲を引っ提げてメジャーデビューを果たす。
1967年の「マイ・ジェネレーション」の大ヒットにより、一躍イギリスのロックシーンを代表するバンドとなり、また当時の若者風俗の最先端であった「モッズ」文化を語る上でも、外すことのできない存在となる訳です。
そして同年開催のモンタレー・ポップ・フェスのステージ上で見せた、ギターやドラムを破壊するパフォーマンスが、オーディエンスの間で非常に高い評判を呼び、それがまた彼らを語る上で欠かせない魅力として、今日に至るまでのレジェンドとなっているわけです。





その後、ロックオペラ「トミー」や、モッズのライフスタイルを克明に描いたボリューム満点の2枚組アルバム「四重人格」などを発表しては話題をさらい、その活動は傍目からすれば、実に順調に映っていた訳では御座いますが、1978年9月に、残念ながらドラムのキース・ムーンがアルコール依存症を治療する薬物の過剰摂取で他界。その後はケニー・ジョーンズが後釜としてザ・フーの重厚なリズムを支えるも、1982年に解散ツアーを行い、一旦その歴史に幕を下ろすことになる。しかし、この度、また再結成となって、今回はロジャーとピートのオリジナルメンバーに加えて、ドラムのザック・スターキー(リンゴスターの息子)などが参加し、5人編成のザ・フーとして活躍。現在に至っている次第で御座います!
と、言う所で、それでは今もって意気軒昂なザ・フーの楽曲をここで3曲ほどお届けしたいと思います。
曲は1967年の大ヒットナンバー「マイ・ジェレーション」をまずはお掛けして、それから「ピンボール・ウィザード」「サブスティテュート」の2曲をお届けします。
では聞いてください!ザ・フーです。どうぞ!

THE WHO
初の単独来日公演スケジュール

2008/11/13 (木) 大阪:大阪城ホール
2008/11/14 (金) 神奈川:横浜アリーナ
2008/11/16 (日) 埼玉:さいたまスーパーアリーナ
2008/11/17 (月) 東京:日本武道館


INFO:ウドー音楽事務所 03-3402-5999

(11・9オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 23:08Comments(0)ROCK・音楽

2008年11月02日

THE DOORS

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今回は、頭文字にアルファベットのDが来るバンドということで、1971年7月に、残念ながらパリのホテルでオーヴァードーズの為、帰らぬ人となってしまったジム・モリソン率いるところの、またサイケデリック・ムーヴメントの最右翼のバンドでもあった「THE DOORS」の音をご紹介致します。





ドアーズというバンドは1965年、当時ロサンジェルスのUCLAの現役大学生であったジム・モリソンとレイ・マンザレクが意気投合して結成されたバンドで、その音楽性は、一貫してブルースをベースにしながらも、キーボードを全面的にフューチュアした音楽的構造からか、聴く者の情緒を多分に刺激するメロディアスなものとなっており、またジムの描く「セックスと死」をキーワードにしたような抽象的で文学性の高い詩は、LSDなどの薬物によってもたらされるトリップ感覚を疑似体験させるような一種独特な性向も示し、それは時代も時代なら、正に反道徳的で、既存の社会秩序を紊乱する攻撃的なものとして映り、当時にあってはまさに元祖パンク的な扱いを世の大人たちから受ける格好となった。

そういったところから、イギーポップや、後のパンクムーヴメントの一角を担うストラングラーズをはじめ、沢山のアーティスト達に多大なる影響を与えることになったザ・ドアーズで御座いますが。

それでは、下手な講釈はこの辺で終わりに致しまして、そんなザ・ドアーズのナンバーを2曲お聞きいただきたく思います。
お掛けするのはドアーズの中でも、比較的明るいタッチで、コマーシャルなポップチューン「タッチ・ミー」と内省的な雰囲気が漂うフォークロックタイプの曲「ピープル・ア・ストレンジ」の2曲ですっ!
それではどうぞ!





“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、最後も先のコーナーで取り上げさせていただきましたザ・ドアーズの曲で、あの1979年公開のフランシス・フォード・コッポラ監督の名作「地獄の黙示録」のスタートシーンでナパーム弾を使い、全てを焼き払う衝撃映像のバックで流れた「ジ・エンド」をお送りしてお別れしたいと思います。
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。


(11・2オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 10:21Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月28日

泉谷!還暦ロック!

皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願いします。それでは早速、30分間という短い時間枠でも御座いますんで、番組の方進めていきたく思います。

先ず冒頭はお馴染み、私・ぽんちゃんがアト・ランダムにその時々の話題をピックアップしては、それに相応しい音楽をお届けするミュージックカレイドスコープのコーナーでございますが。

さて今日は、去る10月1日に7年振りの新譜、ポニーキャニオン移籍第1弾にもあたる「すべて時代のせいにして」を発表。また、その直後の4日には「ZEPP TOKYO」でギネスに挑戦ということで、還暦にして60曲を一晩で歌いきるという、余りに無謀な企画に体当たりするも、会場で新譜を購入した350人に対しサインまで行うというオマケ付きで、見事生還を果たした元気印のオヤジ様「泉谷しげる」氏にスボットを当て、その代表曲に耳を傾けてみたいと思います。





泉谷しげる氏は、最近では専ら俳優として有名ですが、実は東京都目黒区生まれの今年60歳になる、誠にエネルギッシュで粗暴なワイルドネスに溢れるロックシンガー。
幼い頃に、小児マヒを煩い、足に後遺症を残すも、東京都立目黒高等学校を1カ月で中退し色んな仕事をしていた時に、たまたま知った岡林信康に触発され、時代を射ぬく批評性に満ちたシニカルな歌詞と、フォークと呼ぶには余りに荒々しいシャウトとギタープレイで、1971年にエレックレコードからLIVEアルバム「泉谷しげる誕生」で鮮烈デビュー。破格のフォークシンガーとして注目を集め、1974年発表のエレックレコードでは最期のアルバムとなる「黄金狂時代」をひとつの端境期とし、完璧なロッカーに変貌。途中、低迷の時期もあったりしたが、それに臆することなく我が道を歩み、今日に至るまで熱狂的な泉谷教の信者達のあつ~い支持を受けながら第一線で活躍し続けている。

というところで、今晩はそんな泉谷氏の代表的なナンバーを、またまた私の独断と偏見で申し訳ございませんが、3曲チョイスしお届けしたいと思います。
まずは、仲井戸麗市や下山淳、村上PONTA秀一、吉田健という才能あふれる日本でも屈指のミュージシャンを擁していたスーパーグループ「ルーザー」とともに制作した
1988年12月発表となったアルバム「IZUMIYA-Self Covers」から、私が大好きな「翼なき野郎ども」を、それと1993年11月発売の北海道西南沖地震の最大の被災地であった奥尻島を救済するために続けていた路上義援ライブの模様を収録した「ひとりフォークゲリラ!泉谷しげるライブ」から「黒いカバン」「なぜ、こんな時代に…」をお届けしたいと思います。では聞いてください。泉谷です。どうぞ!
(11・2オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 00:49Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月28日

デッド・ケネディーズ、ラリー・カールトン(何?この取り合せ?

続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。





さて今週は、その頭文字にDの付くアーティストということで、1977年、アメリカはサンフランシスコでジェロ・ビアフラを中心に結成された非常にポリティカルな姿勢で時代を打ち抜いた「デッド・ケネディーズ」をご紹介したと思います。
デッド・ケネディーズは、デンバーのライブハウスで偶然、皮ジャンの4人組「ラモーンズ」と、サンフランシスコを拠点に活動していたバンド「アヴェンジャーズ」を目の当たりにしたジェロ・ビアフラが、それをきっかけに結成したバンド。
デビュー当初は、ハイスピードなリズムと掻き毟ったようなディストーションギター、そして過激で政治色豊かな歌詞から「セックスピストルズに対するアメリカからの回答」と言われ、俄然マスコミをはじめロックファンからの注目を集めた。
1979年には、ビアフラ自身が立ち上げたオルタナティヴ・テンタクルズからデビューシングル「カリフォルニア・ウーバー・アレス」を発表し、順調にライブとレコードリリースを重ねていく。しかし、一見、順風満帆に見えた活動も思わぬ落とし穴によって、あらぬ方向に陥っていく。
1985年発表の「フランケンクライスト」に付けられたH.R.キーガーのポスターが有害図書に当たるとして問題となり、ビアフラはすぐさま裁判を起こす。結果的にはビアフラ側が勝訴することになるのだが、その際余りに経済的な負担をバンド側は負うことになり、4枚目のアルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」の発表と共にバンドは解散となった。デッド・ケネディーズはその後2001年に再結成もされているが、金銭的な問題からジェロは参加せず、別のボーカリストを擁して活動を続けている。
では、そんなデッド・ケネディーズのサウンドを今日はベスト盤から2曲お届けしたいと思います。まずはデビューシングルの「カリフォルニア・ウーバー・アレス」、そしてポルポトの名前が連呼される「ホリデイ・イン・カンボジア」をお送りします。それではどうぞ!

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今週はラリーカールトンの「夜の彷徨」から彼の大ヒットナンバーであります「ルーム335」をお掛けしたいと思いますが、何もラリーが亡くなったわけではなく、そのバックでドラマーとして参加していた元TOTOのジェフ・ポーカロが1992年に自宅の庭で殺虫剤を散布していて、アレルギー反応を起こし急死してしまったわけでございまして、その彼を偲んでということでオンエアーさせれ頂きたく思います。くれぐれも誤解のないように…。
ではでは、それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(10・26オンエアー分)







  


Posted by footstomp at 00:13Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月22日

THE POGO 「1999」

皆さん今晩は。
これからの30分間は、このFMハイホー、FM西大和からオンエアされます“ラジオでロック”「レディオ・ノーウェア」でお楽しみください。
お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは今日も、早速番組の方進めて行きたいと思いますが。

先ずはミュージックカレイドスコープのコーナー。このコーナーはその時々の話題を私の方でアト・ランダムにチョイスしては、それにまつわるイカしたサウンドをご紹介するといったコーナーで御座いますが。





さて今回、このコーナーで取り上げさせていただきますのは、今月8日にインディーズの「LOFT RECORDS」から曽我部恵一などが参加しているということで注目も浴びている「サーチ・アウト・ザ・ジャムズ」というトリビュート盤が発売となり、今また再評価の機運が高まりつつあるハードパンクバンド「THE POGO」にスポットを当てて、そのサウンドをお届けしたいと思います。
THE POGOというバンドは、1985年に、現在ブルースエクスプロージョンのようなベースレスの3ピースバント「JIGHEAD」を率いている小河原良太と現「ザ・ピロウズ」の佐藤シンイチロウが結成したバンドで、新宿LOFTや渋谷屋根裏といったライブハウスを中心に精力的なライブ活動を展開しまして、1987年にはインディーレコードの最大手として当時君臨していた、雑誌・宝島の運営するキャプテンレコードと契約し、ミニアルバム「ヒステリック・ジェネレーション」を引っ提げインディーズ界のど真ん中で狼煙を上げることになるわけです。
一時は、あのブルーハーツの人気をも凌駕して止まない勢いでシーンを盛り上げ、1989年にはメジャーの徳間ジャパンと契約。NY録音の1stアルバム「THE POGO」でデビューし、45万枚の売り上げを記録することになる。その後3枚の作品を発表し、相変わらずの人気を誇ってはいたが、1993年に「やるべきことはすべてやった。4枚目の作品でTHE POGOとしては完璧なサウンドを仕上げることが出来た」といった小河原良太のコメントと共に、惜しまれつつも解散の道を選ぶことになった。
2006年9月8日に一夜限りの再結成を果たすも、その後は個別の活動に各々のメンバーが精を出し、現在に到っているようですが、今回トリビュート盤が出るということで、11月8日、東京のライブハウス「高円寺HIGH」で開催される「レコ発GIG」に、久方振りにPOGOのメンバーが集まり、演奏をすることになっているようですので、ファンの方はまた情報の方きっちりチェックして頂きたく思います!





それでは、ここでそんなTHE POGOのサウンドに耳を傾けてもらいたいと思いますが。今日お掛けするのは音楽評論家・鳥居賀句プロデュースで制作された1990年発表の「1990」から、3曲「エクスタシー」「パニックインザシティ」タイトルチューンの「1990(待ちわびた時)」を聞いて頂きたく思います。それではどうぞ!

●LOFT RECORDS HP
http://www.loft-prj.co.jp/record/index.html

(10・26オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 00:52Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月19日

ジョー・ストラマー「シャウティングストリート」






“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


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さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今週は先のコーナーでもお届けしましたクラッシュのボーカルであり、残念ながら2002年12月22日、犬の散歩から帰宅して、台所の椅子に腰かけた途端、心臓発作に見舞われて50歳の若さで亡くなってしまったジョーストラマーの1989年発表のソロ作「アースクェイク・ウエザー」から「シャウティング・ストリート」をお掛けして、本日はお別れしたいと思います。
それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(10・19オンエアー分)


  


Posted by footstomp at 17:43Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月18日

THE CLASH 「ロンドンコーリング」

続きましては、キーワードAtoZのコーナー

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週は、まだまだ此の番組が続くといった証しとも言えるでしょうが、その頭文字にCの付くアーティストということで、パンクロックの始祖的な存在であります
ザ・クラッシュ

にスポットを当てて、そのサウンドをお届けしたいと思います。





ザ・クラッシュ。今更、妙な解説など全く必要としない、その筋では超有名なパンクバンドではございますが、駆け足でざっとバンドの横顔をご紹介させて頂きますと。
クラッシュは1976年、それまでロンドンSSというバンドで活動していたミック・ジョーンズとポール・シムノンの2人が、パブロックバンド・ワンオーワンナーズでG・Voを担当していたジョー・ストラマーと偶然、職業安定所で出会ったことからロンドンで結成されました。
1977年のシングル「白い暴動/1977」で一躍脚光を浴び、セックスピストルズとともにパンクロック界を代表するバンドとしてシーンをリードし、その後はレゲエやダブやファンクなどの種々雑多な音楽を貪欲に咀嚼、次にくるニューウェイヴムーブメントにも多大なる影響を及ぼしたバンドであります!
今日はそんなクラッシュのアルバムの中でも最も人気の高い、英のヴィレッジボイス誌や、米のローリングストーン誌でも80年代最高のアルバムとの栄誉も受けた「ロンドンコーリング」の25thアニヴァーサリー・エディションからタイトルチューンの「ロンドンコーリング」とその貴重なデモ・テイクの2曲をお届けしたいと思います。
聞いてください!どうぞ!

(10・19オンエアー分) 

  


Posted by footstomp at 21:56Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月13日

レピッシュ「パヤパヤ」「コントロール」

皆さん今晩は。
これからの30分間は、このFMハイホー、FM西大和からオンエアされます“ラジオでロック”「レディオ・ノーウェア」でお楽しみください。
お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは今日も、早速番組の方進めて行きたいと思いますが。

さて先週、先々週は1978年の結成から今年で30周年という記念すべき年を迎えたARBの特集を大々的にお届けした訳ですが、お楽しみ頂けましたでしょうか。
また今週からは通常のメニューに戻して番組の方をお送りしたいと思いますが~。

と、いうところで、先ずはミュージックカレイドスコープのコーナー。このコーナーはその時々の話題を私の方でアト・ランダムにチョイスしては、それにまつわるイカしたサウンドをご紹介するといったコーナーで御座いますが。









今回は、残念ながら今年3月9日に肺癌のため享年47歳という若さで、この世を去ってしまいました、元ちとせの名曲「ワダツミの木」の作詞作曲者として一躍脚光を浴びることになりました、キーボード奏者にして才気溢れるアーティストであった上田現氏。そんな彼がハードディスクの中に遺した音源をベースにして作られたという、まさに奇跡のアルバム「アトラス」が、先月9月24日、スピードスターレコーズの方から発売され、また同時に、元ちとせ、レピッシュ、ザ・ブーム、奥田民生、筋少、スカパラなどのビッグネームが大挙して、上田現というアーティストに手向けの華を添えるが如く愛情込めて、彼の楽曲をカヴァーしたトリビュートアルバム「シリウス」も合わせて発表となりまして、改めてここにきて話題、注目を集めているわけですが。

で、元々、上田現氏は、ご存知の方も多いとは思いますが、1984年にライブハウス・新宿ACBで活動しておりました明治大学軽音楽部のテクノバンドとパンクバンドがひょんな拍子で異種交配。そうして1987年にメジャーデビューした元祖ミクスチャー・スカバンド
「レピッシュ」

の一員として、当時渋谷にあったライブハウス・屋根裏などではザ・ジャンプスやブルーハーツなどと共に「ジャスト・ア・ビート・ショウ」なるインディーイベントに出演しては、後に続くバンド・ブームの火付け役として、ソロになるまで活躍されてきた訳です。

で、レピッシュは一旦2005年に解散。しかし、2年後の2007年、ライジングサン・ロック・フェスのステージで再結成を果たしましたが、既にその頃には上田現氏は病いを患っていて、他のメンバーと肩を並べプレイすることは実現しなかった訳です。

と、いうところで、今日はそんな上田現氏がレピッシュのメンバーとして活躍していた頃の音をオンエアして、再び故人を偲びながら、またレピッシュというバンドが如何に躍動感あふれる素晴らしいバンドであるかということも体感して頂きたいと思いまして、音源の方、ご用意致しました!





お掛けいたします曲は、レピッシュの1987年のデビューシングル、トヨタ・スターレットのCMソングとしてもお馴染みの「パヤパヤ」と、現在You-Tubeでも、フジテレビ伝説の音楽番組「夜のヒットスタジオ」でこの曲をプレイするレピッシュの雄姿を確認することができますが、その曲「コントロール」。以上2曲をお送りしたいと思いますっ!それではどうぞ!
(10・19オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 18:15Comments(0)ROCK・音楽

2008年10月07日

ARB 30th記念特集(その2)

皆さん今晩は。
これからの30分間は、このFMハイホー、FM西大和からオンエアされます“ラジオでロック”「レディオ・ノーウェア」でお楽しみください。
お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは今日も、早速番組の方進めて行きたいと思いますが。





さて、今週も先週に引き続き、1978年の結成から、この10月で丁度、記念すべき30周年を迎えると言う、我が青春のモニュメント的な存在でもあります、ゴキゲンなR&Rバンド、アレキサンダー・ラグタイム・バンド・ARBの特集の、その後篇をお届けさせて頂こうと思っております。

先週は駆け足で(時間的な制限がございますので、今週も当然、駆け足になるには違い御座いませんけども~)1978年の結成から1980年発表のセカンド「バッド・ニュース」までの曲をご紹介しましたが、今週は極力下手な能書きは無しにして、曲の方をふんだんにオンエアしていきたいと思います。またARB,お気に召しましたら1990年10月27日「国立代々木競技場第1体育館」での解散コンサートまでに発売された全15タイトルがリマスタリングされ、紙ジャケで再リリースされていますんで聞いてみてくださいね。









それでは今日は先ず1981年3月発売の、これをNo.1のアルバムと推して止まないファンも沢山いますが、そんなクオリティーの高い素晴らしいサードアルバム「ボーイズ&ガールズ」からタイトルチューンのボーイズ&ガールズ、そして同年11月ドラマーのキースを怪我で欠くも、ショットガンの浦田賢一、アナーキーのコバン、そしてダウンタウンブギウギバンドの相原誠などのドラマーをゲストに迎え完成させたARB初のコンセプトアルバム「指をならせ(スナップ・ユア・フィンガーズ)」から「スタンディング・オン・ザ・ストリート」とピンク映画のタイトルソング(ARBの凌が主演で、またキースも出演してました!)でもあった「さらば相棒」の3曲を聴いてください。どうぞ!                                       



 



   

はい、如何でしたでしょうか。
ARBならではの独特のグルーヴと、一度聴いたら忘れられない深みのある凌の声が印象的で、初めて聴いた若い世代の中にも、ぎゅっとハートを鷲掴みにされた方も必ずやいる事かと思いますが。
それでは、次は1982年6月に発売の、これも一際、ファンの間で人気の高いアルバムで御座いますが、それまでの直線的なR&R路線から少しずつファンキーな乗りも追及し始め、また歌詞の面でも、額に汗して働く労働者の心情を代弁するかの様な重厚な内容を取り扱い始めた意欲作「W」から、「ユニオンロッカー」と、1983年4月発売の、これで残念ながらARBサウンドの要であったGの田中一郎が脱退してしまう訳ですが、アルバム「トラブル中毒」より、1982年から83年に横浜で起こった中学生による浮浪者殺人事件をイメージさせるとして物議を醸した名曲「トラブルド・キッズ」の以上2曲をお掛け致します。それではどうぞ!                                        


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)

またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

それと、FMハイホー携帯サイトがオープン!
FMハイホーHP上のQRコードでアクセスいただくか、空メールを…
office@fm814.co.j p
に送信して頂ければプレゼントや地域に関する事柄など素敵な情報が満載のサイトとアクセスして頂けます!是非ご活用下さいね!







それでは最後も当然ARBの曲で、1984年9月、脱退したG・田中一郎の後釜として、新たにハードロックバンド「BOWWOW」から迎え入れた斉藤光浩のお披露目アルバムとなった「イエローブラッド」から、イギリスのパンクバンド・ザ・ストラングラーズのB・ジャン・ジャック・バーネルをゲストという豪華なラインナップで録音された「戦い抜くんだ!~Fight It Out!~」をお掛けして今日はお別れしたいと思います。次週はまた通常のメニューでお届けする予定です。それは皆さんまた来週。お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(10・12オンエアー分)

  


Posted by footstomp at 01:00Comments(1)ROCK・音楽

2008年09月28日

ARB 30th記念特集・その1

皆さん今晩は。
これからの30分間は、このFMハイホー、FM西大和からオンエアされます“ラジオでロック”「Radio nowhere」でお楽しみください。お相手させて頂きますのは私、DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

それでは今日も、早速番組の方進めて行きたいと思いますが。





さて、今週と来週は、先週の番組のエンディングでも予告させて頂きましたように、1978年の結成から、この10月で丁度、記念すべき30周年を迎えると言う、我が青春のモニュメント的な存在でもあります、魂の咆哮のようなシャウトを聴かせるヴォーカルと、切れ味も鋭いシャープでタイトなロックンロール・サウンドを武器に、時代を疾走して参りましたゴキゲンなバンド、アレキサンダー・ラグタイム・バンドARBの特集を大々的にさせて頂こうと思っております。

それでは先ず、景気付けに一発ということで、1979年(昭和54年)、日本中を震撼させた三菱銀行北畠支店を舞台とした殺人事件(後に高橋伴明監督が、宇崎竜童さんを主演にして『TATOOあり』というタイトルで、この事件を映画化し、話題にもなりましたが…)。
本来なら、シングル「ワイルド・ローティーン・ガール」のB面として発売される筈だったんですが、この事件を連想させるような刺激的な歌詞内容が問題ということで、発売自粛となってしまいましたナンバー「銀行マン」
これを先ず、お届けしたいと思います。それではどうぞ。


三菱銀行北畠支店人質事件



   (Rooftop9月号掲載記事より)
Rooftop HP
http://rooftop.seesaa.net/

LOFTプロジェクト HP
http://www.loft-prj.co.jp/                                           

~ということで、今週と来週は、今年10月で結成30周年を迎えるARBにスポットを当てて特集という形でお届けさせて頂く訳ですけども、先ずはオープニングとして「銀行マン」をお聴き頂きました。
さて、ARBは現在、ドラムのキースと共にバンドの牽引車的役割を担っておりましたヴォーカル・石橋凌の脱退によりまして、再び活動中止状態に陥っている訳ですけども、そこに至る迄の長い歴史の間には、数々の名曲と誉れも高い作品を作り上げて、ARBキッズなる熱狂的なファンを獲得し、またブルーハーツやユニコーン、ジュンスカなどの、その影響が十二分に見てとれるフォロワー達を沢山産み落として参りました。しかし、一方で広く世間で認知される程の大ヒット曲に恵まれることもなければ、ARBは何処までも超B級のバンドとして、その歩みを重ねてきたわけです。
その関係からか、この頃では再結成以降のARBの作品をCDショップなどで見掛けることはあっても、一旦解散した1990年迄の作品は、殆んど見掛けることもなく、特にレンタルCDショップなどには、全く置かれてもいないという惨憺たる状況で、熱狂的なファンを自認する私としても、実に寂しい思いを噛みしめて来た訳では御座いますが。
ところが一転、そんなお寒い状況にピリオドを打つべく、ここに来て朗報。結成30周年を記念して、ドラムのキースとARBオフィスの代表であります藤井隆夫氏というARBを知り尽くした2人がリマスタリングの監修を務め、解散までに発表された全15タイトルを再リリース。それも更に嬉しいことに、オリジナルLPと同じく紙ジャケといったオマケ付きでの復刻と相成った訳です!
今回の特集というのは、それを祝しての特別企画。是非、この番組を通じ、ARBの良さを体感して頂きまして、もし気に入れば、当然のことながら、CDを直に手に取って、ARBの音世界にどっぷり浸かって頂きたいと、この様に思います!
因みに、再リリースCDの方、既に7月23日に7タイトルが、そして8月20日に残り8タイトルが発売となっていますので、またCDSHOPの店頭でチェックしてみてくださいね!
それではここで2曲続けてARBのサウンド、またお届けしたいと思います。
先ずARBの記念すべき1978年発表のファーストシングルであります「野良犬」、それからこれまたファーストアルバムに収録されております、ファンの間で今以って根強い人気を誇る「喝!」。この2曲をお聞きください。どうぞ!  



   


ARBオフィシャルサイト

http://www.arb-tamashii.com/                                   

はい、ということで「野良犬」と「喝!」の2曲を聴いて頂きました。





続きましては1980年5月に発売されたセカンド「バッド・ニュース」から、ビートたけしもフェイヴァリットソングと公言して憚らない「乾いた花」と、ロッキード事件で騒がしかった時代の空気をそのまま切り取ったような楽曲「空を突き破れ」をお届けしますが、この時期がARBにとっての大いなる転換期でありまして、元々ARBはシンコーミュージックが、当時流行りだったイギリスのベイシティ・ローラーズなどのアイドルロックバンドを模して作った企画もののグループだったわけです。しかし、アイドルとしての居心地の悪さに違和感を覚え始めたメンバーは事務所と衝突。メンバー2人を失う形にはなったものの、自分たちのオフィスを立ち上げ、本格派のロックバンドを目指すべく生まれ変わることになります。
それでは1stの頃とは違い、ぐっと男臭くも硬派っぽさを増したARBを聴いてください。どうぞ!


ロッキード事件                                        

“ラジオでロック”「Radio nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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それでは最後もARBの曲で、それまでの所属事務所と決別、悲壮な決意を込め、1979年12月に発表したARBのテーマソングとも言える「魂こがして」と、セカンドアルバム「バッド・ニュース」からタイトルチューンであります、“悪い知らせを聞いてくれ”のセリフでお馴染みのバッド・ニュースをお掛けしてお別れしたいと思います。それは皆さんまた来週。

来週もARBの特集でお送りしますのでお楽しみに!お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!

(10・5オンエアー分)  


Posted by footstomp at 23:45Comments(0)ROCK・音楽

2008年09月23日

エリックサティ「秋に相応しい癒しのメロディー」(2)

はいということで、皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
“ラジオでロック”「Radio nowhere」

でお楽しみくださいませ。
お相手させて頂きますのは、私、DJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しく!

それでは早速番組の方進めていきたいと思いますが…。

さて、今週も先週と同じく、過日メールでNさんという、この番組を熱心にお聴き頂いているリスナーの方から頂きましたリクエストにお応えしまして、「秋に相応しい癒しのメロディー」と題し、従来のレディオ・ノーウェアとは違った趣きで、心に沁みる旋律(メロディー)満載で、番組の方進めさせて戴こうと思っております。しかし、当然のことながら、私がセレクションしての話となりますので、果たして皆さんの癒しに役立つかどうか、その辺り、甚だ疑問では御座いますが。
まぁ何はともあれ、それでは早速、秋に相応しい癒しのメロディーの特集の第2夜ということで、「後編」を進めていきたいと思います。





まず今週は、「家具の音楽」と自らの作品を称し、教会音楽の要素を大胆に取り入れては、それまでのクラシック音楽における調性を破壊、後に印象派として歴史にその名を残すラヴェルやドヴュッシー、またリズムではストラヴィンスキーなどに、多大なる影響を与え、今や現代音楽の父、ミニマル・ミュージック、イージー・リスニングの創始者とされる、1866年、フランス生まれの偉大なる音楽家、エリック・サティことエリック・アルフレッド・レスリ・サティの曲をまずは聞いてみたいと思います。この頃では「ジムノペディ」などがCMソングとして、あちこちで取り上げられ、頻繁に彼の作品を耳にすることが増えましたが、今日はそのお馴染みのジムノペディも含め、3曲ほどチョイスして、彼のその静謐且つ透明感あふれる音世界を堪能していただきたいと、このように思います。とにかく素晴らしいこと間違いなし。私も夜更けに仕事をする際には、よく彼の曲をBGMとして流し、その調べにどっぷりと浸かっている次第ではございますが。
それではサティで3曲行きましょう。
今日は、17歳でデッカレコードと契約を結んだ早熟なるフランスのピアノ奏者PASCAL ROGE(パスカル・ロジェ)の演奏で、サティが1888年に書き下ろしたジムノペディNo,1(ゆっくりと悩めるが如く)と、1900年に書かれたシャンソンの名曲「ジュ・トゥ・ヴー」そして、北野武監督の「その男、凶暴につき」でも取り上げられていたインドネシアのガムラン音楽とルーマニアやハンガリーの音楽をミックスして作ったという「グノシエンヌ」、これ等を続けておかけします。結構音数が少なく無音の箇所があったりしますが、放送事故ではないのでご心配なく。
それではサティ、聞いてください!どうぞ。                                        

いかがでしたか、サティのサウンド。お楽しみ頂けましたでしょうか?





では、続きましては、これまた他のラジオ・ステーションなどでは滅多に電波に乗ることもない、ドイツが誇るプログレバンド「CAN」のベースでありましたホルガー・シューカイが1979年に発表した珠玉の逸品「ムーヴィーズ」から、今宵は2曲おかけしたいと思います。数ある私のレコードCDコレクションの中でも必ずやベスト3に入る名盤と称しても過言でないほどに素晴らしい作品ですね、これは!

ホルガー・シューカイは、1938年ポーランド生まれといいますから、2008年の現在、御年何と70歳の音楽家。第2次大戦後、故国ポーランドに進駐してきたソ連軍から逃れ、家族全員で西ドイツに移住。ベルリン芸術大学に進学しては、指揮者になる為に勉強するが、其の内に、かのクラシック音楽、現代音楽の大家でもあるカールハインツ・シュトックハウゼンに師事するために、スイスはケルンに居を移す。そこで音楽教師となっては、その後同じくシュトックハウゼン門下生であったイルミン・シュミットらと共に「CAN」を結成し、活動を始める。
CANは即興性を重視するプログレ・アバンギャルド・グループだったが、次第にホルガーは、さまざまな音響・録音機器を駆使しての緻密なサウンド構築作業に魅了されて行き、1977年グループを脱退、ソロ活動をスタート。1st「カナクシス」を発表した後に、今日お掛けする、数あるホルガーのアルバムの中でも、音楽的に最も充実した代表作といえる「ムーヴィーズ」を1979年に発表することとなる。
それでは能書きはこの辺に致しまして、音の方ご紹介いたしましょう。
今日「ムーヴィーズ」からおかけしますのは、カザフスタンの不明の楽器のイントロによって目の前に中近東の風景が広がる、軽妙なリズムと分かりやすいメロディーが心地良いキッチュなポップチューン「クール・イン・ザ・プール」とイラン歌手の連続可変する唄声が印象的な、美しくもエキゾチックなスローナンバー「ペルシアン・ラブ」をお届けいたします。それではどうぞ。ホルガー・シューカイです。                                 

“ラジオでロック”「Radio Nowhere」この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

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またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!

●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/

●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/

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ということで、2夜に亘りお届けして参りました「秋に相応しい癒しのメロディーの特集」。取りあえずは、次の曲で終りということになります。今後ともまたこんな企画をなんていうリクエスト御座いましたらガンガン、メールやFAX等でリクエストお送りくださいね。出来得る限り、頑張ってお応えしていこうと思っていますので。
ということで、来週、再来週は、これまた通常のメニューではなく、2週に亘り、結成30周年を迎え、1990年10月27日「国立代々木競技場第1体育館」での解散コンサートまでに発表された全15タイトルが紙ジャケで復刻再発売となった「ARB」にスポットをあてて、これまた特集としてお送りしたいと思います。お楽しみに!
ではまた来週。
お相手は、お相手はDJ・PON-CHANG!でした。





それでは、1966年5月16日にリリースされたビーチボーイズ「ペットサウンズ」から「キャロラインノー」をお掛けしながら、今日はお別れしたいと思います。
バイバイ!

(9・28オンエアー分)
  


Posted by footstomp at 19:49Comments(0)ROCK・音楽