2009年04月26日
博多「めんたいロック」・2 ARB~ヒート・ウェイブ

皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック レディオノーウェア」
でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願いします。
それでは早速番組の方進めて行きたいと思いますが~。
さて、今週も先週に引き続きまして、今のJ-POPならぬJ-ROCKシーンに少なからず影響を与え、地味ながらも根強い人気を誇っている、「日本のリヴァプール」こと福岡県は博多を中心に勃興しました、あの
「めんたいロック」
にスポットを当て、特集ということでお送りしたいと思います!
先週は一応、博多「めんたいロック」第一世代と目される
MILK、サンハウス
に絞り込んで、そのルーツ的なサウンドをご紹介しましたが、今週はその後編ということで、第二世代に当たるザ・ロッカーズ、ルースターズ、ARB、ザ・モッズなどの音に加え、第三世代に当たるヒートウェイブのサウンドなども交え、時系列、所謂年代に沿って駆け足でお送りしたいと思います。
兎に角、めんたいロックというのは、福岡ロックシーンを40年間見守ってきた、まさにめんたいロックの生き証人とも言える当地ではお馴染みの
「ジュークレコード」
オーナー
『松本康』さん
の言葉を借りるなら「めんどくさいのはせからしか!わかりやすくて1,2,3でかっこよければ良い」というのが、その特徴と言えます。シンプル&ストレート。つやな(博多弁で恰好つけているの意味)ところが全くないというのが「ロック」と言うことであります!
福岡・ジュークレコード
http://juke-records.net/
それでは、それこそ「せからしい」説明なしでガンガンかけて行きましょう!
先ずは1978年ビクターからデビューした石橋凌(この間までTBSのドラマ「レスキュー・特別高度救助隊」にSRの直属の上司・芹沢忍52歳に扮して出演してましたが)率いるところの
ARBで
「パントマイム」、
次いで80年デビューの、こちらも今や俳優業が完全に板についています陣内孝則を中心とした
「ザ・ロッカーズ」
(ギターの谷信夫さんが単車の事故で無くなってしまったので最早復活を望む術もないですが~。この辺りの事情は、陣内さんの小説を原作とする、2003年の9月に公開となった玉木宏、中村俊介などの出演映画「ロッカーズ」に詳しいので、また機会あれば見てください!)で、
「TO BE OR NOT TO BE」「キャデラック」
の計3曲を一気呵成にお届けします。それではどうぞ!

ARB
http://www.arb-tamashii.com/info_frame.htm
ザ・ロッカーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/ROCKERS
勢いのあるナンバーばかりで、息切れしそうな感じもなきしもあらずですが、どっこい続けてお送りするバンドのナンバーも強烈でっせ。ラジオの前で息を荒くしてリスナーの方々も聴いて頂きたく思います。
『開戦前夜』
というバンドを母体に74年の結成ながらも、80年のデビューとなったことも手伝って「最後の大物」というキャッチコピーも付いて回った
ザ・モッズ
(石井聰亙監督の名作「狂い咲きサンダーロード」の劇中音楽をパンタなどとともに担当したことでもデビュー前から話題となっていた!)で1stアルバム
「ファイトオアフライト」
から
「ノーリアクション」
と御馴染み大ヒット曲
「激しい雨が」、
そして同時期にデビューした
ザ・ルースターズ
で2ndアルバム
「ア・ゴーゴー」
から
「ディス・サティスファクション」
と、先に紹介した石井監督がメガホンをとった82年公開の映画「爆裂都市(バーストシティ」でのザ・ロッカーズとザ・ルースターズの混成チーム
「バトル・ロッカーズ」
の演奏で
「セルナンバー8(第8病棟)」
の4曲を聴いて下さい。これもかっちょいいぜい!これらのバンドがなかったら、ブランキーもミッシェルもストリートビーツも生まれてこなかったでしょう!
どうぞ!

THE MODS
http://www.themods.jp/

ザ・ルースターズ
http://columbia.jp/roosters/
石井聰亙監督
http://www.ishiisogo.com/
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
●ホント、この頃沢山のお便りやメールを頂くようになりまして、私PON-CHANG!(ぽんちゃん)頭の下がる思いで一杯で御座います。特に楽曲のリクエスト頂きましたNORIKOさんに、セイカツ向上委員会さんをはじとする皆様方、また是非、時間をとってご要望の曲をオンエアさせて頂こうと思っていますので、暫くお待ちくださいね!
またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!
●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/
●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/
さて最後は博多「めんたいロック」第三世代と称されるバンドのひとつ、79年、福岡で結成された、グレッチ・カントリー・ジェントルマンがトレードマークの山口洋と渡辺圭一による
「ヒートウェイブ」
のサウンドをお届けしてお別れしたいと思います。
曲は1999年発表のアルバム「日々なる直感」から、この曲は本当に良い!お勧めの逸品と言えます
「ノーウェアマン」
をお掛けしたく思います。来週は通常のメニューに沿ってお届けする予定ですが、気まぐれな私のことですので、わかりません。スンマソン!
それは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!

ヒート・ウェイブ
http://www.five-d.co.jp/heatwave/
♪~
「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れる…ノーウェアマン(どこでもない男)」
「セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる」
「日曜日に車を洗い、
ディスカウントストアで買い物を済ませて、
人並みのトラブル、年老いて行く親
大事なことをいつも言い忘れ…
セレモニーに花、
玄関には赤いバラ、いくつかの笑顔で辻褄を合わせ~
終着駅のない電車に乗り、夜明けのうたをいつも探してる
ノーウェアマン(どこでもない男)…」♪~
自然と泣けてくる…。胸に迫るナンバー
「ノーウェアマン」byヒートウェイブ
(4・26オンエアー分)