2010年11月21日
ナッシュビル・プッシー、キングロッカー、山口冨士夫

皆さん今晩は!
これからの30分間は、このFM81.4、FM西大和からお届けさせて頂きます
ラジオでROCK!「Radio nowhere」
でお楽しみくださいませ。お相手させて頂きますのは私、DJ PON- CHANG!(ぽんちゃん)で御座います!どうぞ宜しくお願い申し上げます!
それでは早速番組の方、進めていきたいと思いますが…。
まず、最初のコーナーは、ミュージックカレイドスコープのコーナー。
このコーナーでは、その時々の話題を、私の方でアトランダムにピックアップしては、それに因んだサウンドをオンエアーさせて頂くといった趣向のコーナーでは御座いますが。
さて皆さん、TPPというものをご存知でしょうか。
TPPとは「トランス・パシフィック・パートナーシップ」の略称で、これを日本語に訳しますと「環太平洋戦略的経済連携協定」とややこしや~の意味合いになる訳なんですが、これに「早期参加を」とする共同決議を、今月1日、日本経団連、日本商工会議所、経済同友会の経済3団体が取りまとめたことから、更に菅政権がTPPへの加盟に向けての動きを活発化するのではないかとして、米作りを行っている生産農家をはじめ、与党内でも、国内の食糧自給率の低迷を懸念する議員との間で、意見が対立する問題となっています。
※この番組は録音ですから、今の時点ではかなり踏み込んだ具合になっているかも知れませんが~
要はこのTPP。2006年にシンガポール、チリ、ブルネイ、ニュージランドで発効した経済連携協定で、国から国へ人が移動する際には、今でしたら必ずビザが必要ですが、これを撤廃し、自由に移動できるように工夫。また互いの国の貿易経済を活性化させる為に、各国間の関税を撤廃しようとする申し合わせをする協定なんですが、急激な円高などから、昨今、日本経済を左右する車や電化製品の輸出がことさら芳しくないということで、時の政府や経済界のお歴々達は、兎に角、一縷の望みを託すべく、これに一刻も早く参加して、輸出による貿易黒字を維持しよう、取り戻そうとお考えのようですが、反面、現在は、先の4カ国に続き、アメリカ、ペルー、オーストラリア、ベトナム、マレーシアが参加を表明しており、アメリカなどは、日本がこれに参加すれば、当然これまで7・8倍の関税をかけ、保護貿易主義と揶揄されても「日本人の主食」として守り続けてきた「お米」についてもオープンにするように要求してくるのは間違いなく、そうなると日本の農業は間違いなく大打撃を食らい壊滅状態。果ては食糧の全てをアメリカはじめ諸外国に依存しなければならない状態となってしまうのは目に見えており、そんな状況で、果たして「いざという時」に、国としての主権を守り通すことができるのか、一方でそうした懸念を示す方々もおり、菅さんによるこれからの判断が注目されている訳です。現時点では、その点も考慮して、競争力強化のために「改革本部」を設置し善後策を図るとはしていますが…。どうなんでしょうね~
さて…
この話を聞いてラジオの前のあなたはどう思われましたでしょうか。国際経済市場から「仲間外れ」にされない為にもTPPの加盟国となって、代わりにその代償として、アメリカなどに求められるまま輸入米の関税撤廃を実行するか否か。TPP参加、不参加を巡る話は、本当に難しい問題だとは思います、ハイ。
~というところで、それではここで、またまたオープニングを飾るに相応しい曲をお届けしたいと思いますが…、
今日は、アメリカはアトランタ出身の、ギター&ヴォーカルを担当するおっさん「カート・ブレイン」と、女性ギタリストの「ライター・サイズ」の夫婦を中心とする、下品でおバカ、公然猥褻の現行犯たる無敵の超B級ハードロック・バンド
「ナッシュビル・プッシー」
で「ストラッティン・コック」と「ブロウジョブ・フロム・ア・ラトルスネイク」の2曲を聴いてください。ダイナミックで大迫力。この文化については文句なし輸入大歓迎なんですが…。
それではどうぞ!「ナッシュビル・プッシー」です!
続きましては、キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて、今日は先週に引き続き、その頭文字にKが来るアーティストということで、2000年にMAD3のEDDIE、ギターウルフのTORU、ホンコンナイフのジョー・アルコール、そしてKUBO RYUICHIの4人が集まって結成された伝説のパンクロック・プロジェクトであり、あのビリー・アイドルを輩出した「ジェネレーションX」の名曲からユニット名を拝借したとされる
「キングロッカー」
の、以前からお掛けしたくてうずうずしていた、デッド・ボーイズやジョニー・サンダース、それにダムドやジェネレーションXと、その他欧米の元祖パンクロッカー達のカヴァーソングを網羅したアルバムであります「フー・キルド・ザ・レジェンド?」(2000年11月にロフトレコードから発売された作品ですが!)、こちらの方から、文句なしの直球勝負、気合い一発で録音された感がひしひしと伝わってくる、素敵な出来栄えの王道パンクの「キラーチューン」のカヴァーをガンガンお掛けしたいと思います。
では、しょうもない前振りのご案内は最早不要ということで、まずは涙チョチョ切れの、オリジナルはデッド・ボーイズの「オール・ディス・アンド・モア」(嗚呼、サビのデッド・ボーイズというコーラスも素晴らしい!)、そしてダムドのカヴァーで「NEAT NEAT NEAT」(あのニートとは違いまっせ!あれはNEETですからね!こっちは小奇麗なという意味)、さらにバズコックスのカヴァーで「エヴァー・フォーリン・イン・ラブ」、加えてX-RAYSPEXの曲で「アイデンティテイ」の先ずは計4曲をお掛けします。それでは聞いてください!キングロッカー様です。どうぞ!
続きましては、リチャード・ヘル&ザ・ヴォイドイズの名曲カヴァー「ブランク・ジェネレーション」をキングロッカー様でどうぞ!
HEY!EDDIE LEGEND
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!
さて最後は…ノックオンザヘブンズドアのコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、今日は「リヴィング・レジェンド」、先月10日、神奈川県は川崎市にある東扇島東公園特設会場で行われた久保田麻琴さんプロデュースの投げ銭イベント(要は驚きの無料ということ!素晴らしいよね)「京浜ロックフェス」にあの「はっぴいえんど」「ティン・パン・アレー」のギター「鈴木茂」さんをバックに従え、奇跡の復活、そして何と本日21日、これを放送している現在、メッチャ盛り上がっている最中か?)京大西部講堂で開催される「Turn on、Tune in、Drop out」というイベントにも堂々登場されている山口冨士夫さんの活動再開を祝して、
ティアドロップス
時代の名曲「いきなりサンシャイン‘90」を聞きながら、お別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
●TURN ON, TUNE IN, DROP OUT!
「ロックをつくったあいつの声を聞かねばなるまい」〔オシリペンペンズ, 山口冨士夫〕
http://www.bloc.jp/tadanoyurayura/data/1286700828
「Turn on、Tune in、Drop out」
Turn on
自らの神経を研ぎ澄まし、持ってうまれたものを磨け。異なる状況における自分の意識を細かく観察し、何がそう考えさせるのか知ること。ドラッグの使用もこれを可能にするものに含まれる。
Tune in
自分のいる世界に調和すること。自己の感情を外在化し、具体化する、新しく心(内面)に現れた考え方を表現せよ。
Drop out
自立する、自己の個性を発見し、動性、選択、変化に専心せよ。
(byティモシー・リアリー)
※ティモシー(フランシス)リアリー(Wiki)
(Timothy Francis Leary, 1920年10月22日 - 1996年5月31日)
アメリカの心理学者である。集団精神療法の研究で評価され、ハーバード大学で教授となる。ハーバード大学では、シロシビンやLSD(リゼルグ酸ジエチルアミド)といった幻覚剤による人格変容の研究を行い、幻覚剤によって刷り込みを誘発できるとも主張し、意識の自由及び解放を訴えた。しかし、時の権力によって少量のマリファナ所持で投獄される。囚人生活中に宇宙移住計画の構想をまとめた。晩年は、宇宙移住をサイバースペースへの移住へと置き換え、コンピューター技術に携わった。コンピューターを1990年代のLSDに見立て、コンピューターを使って自分の脳を再プログラミングすることを提唱。
(2010年11月21日オンエアー分)
韓国語に対し十二分に精通していないので、どうなのか?信じられない部分もありますが…
こうした曲が堂々メジャーで韓国で流通しています。
菅さんや仙石38氏はどう思うんでしょうか。
私は日本人として屈辱ですが…
エブリバディはいかが?