2009年07月24日
THE BAWDIES、黒猫チェルシー特集

皆さん今晩は!
これからの30分間はこのエフエムハイホー、FM西大和からオンエアーされます
「ラジオでロック Radio Nowhere」
でお楽しみください。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
それでは早速番組の方進めていきたいと思います。
さて、先週は一昨年の7月16日に『ブルーノート大阪』で最初で最後のライブを披露し、その日その場に居た総ての人々に、素晴らしい感動を与え、永遠に記憶されるジャズシンガーとなった石野見幸さんにスポットを当て、その透明感溢れる無垢な歌声に耳を傾けた訳でございますが。
さて今週は、前回とは打って変わって、何処ぞかの県知事に総選挙の際の出馬要請を、節操もなくバタバタで行っては、何ともはやお粗末で、茶番な振舞いを印象付けた政党さんの如き、脈絡のなさで、現在、私から見て非常に勢いがあると思われる若手のバンド2組を取り上げて、特集とさせて頂きたく思います。

まず一組目としてご紹介したいのが~
『ザ・ボゥディーズ』。
その昔、文筆業からラジオのDJまで幅広いフィールドで仕事を手掛け、八面六臂の活躍。持ち前の好奇心を駆使しては、UKパンクなどを中心に、積極的に新しい音を紹介してみせた、現在においても『ケンロックス』としてクラブなどで、その意気軒昂振りをアピールしている、ベテラン音楽評論家・大貫憲章さんをして「日本のミッチ・ライダー」「日本のヴァン・モリスン」と言わしめた、とても若手とは思えない深みある老成した歌声と演奏が驚きの、そのバンドこそが彼等『ザ・ボゥディーズ』と言うことで御座いますが~
それでは、簡単にその『ザ・ボゥディーズ』、プロフィールをご紹介させて頂きますと~
メンバーは、ギター・ヴォーカル担当のTAXMANことフナヤマ・タク、そしてドラム担当の MARCYことヤマグチ・マサヒロ、ベース・ヴォーカル担当がROYことワタナベ・リョウ、そしてもう一人のギター担当ということで、JIMことキムラ・ヨシヒロ、この4人からなるバンドが『ザ・ボゥディーズ』で、その結成は、来歴を見ますと、今を遡ること5年前の2004年の4月1日、東京ということになっております。
リトル・リチャードやレイ・チャールズなどの50~60年代のR&Bのアーティストや、ビートルズやストーンズをはじめとする英国産のR&Rバンドの影響を多分に受けた、その軽快でストレートな作風のロックサウンドは、まさに「100年に一度の逸材」と各方面から讃えられるに相応しい「クオリティーの高さ」を誇っておりまして、今年4月22日にはビクターエンタテイメント(ゲッティング・ベター)の方から、メジャー第一弾フルCD『THIS IS MY STORY』を発表した訳です。
それでは、そんなザ・ボゥディーズのインディーズ時代の音と言うことで、SEEZ RECORDSから2008年2月6日に発表と成りました、あの大貫さんがライナーを書き、そしてジャケット写真は航空会社「スターフライヤー」とのタイアップということでも、俄然、業界のみならず、一般ロック愛好家の間でも注目されることとなりました、インディー盤としては2枚目にあたるフルCD「アウェーキング・オブ・リズム・アンド・ブルーズ」から今日は2曲、
「JUST PICK UP YOUR PHONE 」、
そしてシングルカットもされました
「アイ・ベッグ・ユー 」
をお届けしたいと思います!
それでは聴いてください!
『THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)』
です!
THE BAWDIES(ザ・ボゥディーズ)HP
http://thebawdies.com/index.html

続きましては、今月公開の、「みうらじゅん」氏原作、そしてみうら氏の『余芸』といっては失礼か、数ある仕事のひとつとして行っていた音楽ユニット『ザ・ブロンソンズ』のもう一方の主役でもある、元ガガーリン、元ばちかぶりのボーカルでもあった「田口トモロヲ」氏が監督を務めた
映画『色即ぜねれいしょん』
の主役に突如抜擢され、俄かにその存在がクローズアップされているボーカル・渡辺大知(だいち)17歳を中心とした、神戸が生んだ奇跡、パンク、サイケ、ガレージなどのコクのある音楽を自らの個性とし、ふてぶてしくも、一言居士のようなロック爺いをも唸らせるサウンドを聴かせてくれる、まぁ野球でいえば右の本格派とも言うべきバンド
『黒猫チェルシー』、
このバンドをご紹介したいと思います。
メンバーはVoの渡辺クンの他、Gの澤竜次クン、Bの宮田岳クン、Drの岡本啓佑クンの4人から構成されるバンドで、つい最近ボーカルの渡辺クンをはじめ、メンバーが東京の大学に進学したのをきっかけに、活動の拠点を関東方面のライブハウスに移しております。とにかく町田町蔵氏や大槻ケンヂ氏などに通ずる存在感抜群の歌声と、猥雑で暴力的なまでにディストーションの効いた、正にロックの模範生とも言うべき澤クンが繰り出すギターサウンドによる鉄壁のコンビネーションは、向かうところ敵なしとする『黒猫チェルシー』の、ますますの躍進振りを容易に想像させてくれるものであると、私自身、大いなる期待も含め、しかと思っております。それでは「百聞は一聴?にしかず」、能書きはこの辺にしまして、黒猫のサウンドを聴いて頂きたいと思います。曲は「黒い奴ら」「嘘とドイツ兵」「ユメミルクソブクロ」の3連発で行かせて頂きたいと思いますが、それにプラス映画『色即ぜねれいしょん』で監督を務めている田口トモロヲ氏が過去在籍していた
『ばちかぶり』
のナンバー
「産業」

もお掛けしたいと思す。それでは、ブラックキャット・チェルシー、『黒猫チェルシー』とプラス『ばちかぶり』です。どうぞ!

風とロック5月号表紙
それではもう一曲!黒猫チェルシーで「Eの流星」をお届けします!どうぞ!
黒猫チェルシーHP
http://kuronekochelsea.jp/index.html
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
郵便物等々 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記してお送りいただければ、私の手元に届くかと思いますんで、また是非共、リスナーの皆様、挙ってお送り下さいませ。

さて、最後は、この間もお掛けしましたが、雲隠れしていたベーシストのNanjo君がバンドに復帰したとして、漸く態勢の整った
Thee Out Mods。
そんな彼等を応援する意味合いでまたまた彼等のアルバム「ロックンロール・パイレーツ」から
「やってらんねーぜ!!」
をお掛けしてお別れしたいと思います。
お相手はDJ・PONーCHANG!でした。
それでは~、シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(7・26オンエアー分)

*次回は、22日急逝した元ミッシェルのギタリスト・アベフトシ氏を偲んで、彼が在籍していた「ザ・ミッシェル・ガン・エレファント」の特集をお届けする予定です。