皆さん今晩は。
これからの30分間はこのFM81.4、FM西大和からオンエアーされます「ラジオでロック レディオノーウェア」でお楽しみ下さい。お相手させて頂きますのは私、
DJ・PON-CHANG!(ぽんちゃん)
で御座います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。それでは早速、番組の方進めていきたく思います。
さて、皆さん。今月は私が手前勝手にチョイスする、昨年度2008年のベストアルバムということで洋楽2枚、邦楽2枚をご紹介させて頂いては、他の音楽番組と同じく昨年1年の音楽シーンの総括みたいなことをさせて頂いている訳ですが、初っ端がストーンズの「シャイン・ア・ライト」、次いでガンズの「チャイニーズ・デモクラシー」と、先ずは洋楽2枚をご紹介させて頂きまして、先週は昨年の邦楽ロックシーン、歌謡シーンを鮮やかに彩った注目のアーティストということで、広島県出身の3人娘、知らない若い世代には新しく、オヤジ世代には帰ってきたテクノと歓待ムードで受け入れられた「パフューム」のアルバム「GAME」をお届けした訳ですが、今日はその特集、私が手前勝手に選ぶ2008年のベストアルバムの最終回ということで、今月10日には奈良市にあるライブハウス「ネバーランド」でも、ポリシックスと共にエネルギッシュな演奏を披露した、現在「ヴァンパイア・エンパイアツアー08/09」の真っ最中で、まさにその勢いは今年2009年においても全く止まる気配なしと言った感じの
「9mmパラベラムバレット」。
そんな彼らの、昨年10月15日に発売となりました2ndアルバム
「ヴァンパイア」
をピックアップしては、その中から何曲かご機嫌なナンバーをオンエアーしたく思っております。
それでは早速、9mmに行きたいところではありますが(別に勿体付けている訳ではありませんが~)、昨年、単品でちょいと気になった楽曲というか、アーティストということで、先週同様、奇しくもジャニーズ系の歌手ということになりますが、1989年、前身のバンドであるジョーバンド(城島茂バンド)の結成から数えると、今年で何と20周年となる
「TOKIO」
の曲で、かの
椎名林檎が作詞・作曲を手掛け、
編曲を東京事変が行い、昨年9月3日にジャニーズのレーベル「ジェイ・ストーム」からの第一弾シングルということで発売となりました
「雨傘」「あきれるぐらい僕らは願おう」
という作品を、先ずはお掛けしたいと思います。
このシングル、TOKIOの松岡昌宏と広末涼子主演のドラマ「ヤスコとケンジ」の主題歌でもあったということで、皆様方ももう十二分にご存じのこととは思いますが、今までにも中島みゆきや、長渕剛といった著名なアーティストとのコラボを展開してきたTOKIOですが、この作品はそんな一連の作品の中にあっても、彼らの新境地を開拓し、新たな音楽的可能性や潜在能力を鮮やかに引き出したという点で、ある種革命的な、特筆に値する作品であったのではないかと私は思っております。
事実、これまで彼らに音楽的な点で注目したことなど、実に失礼な言い方とはなりますが、全く無かったですからね。TOKIOなんてバンドはこれまで、バラドルとして顔を売るジャニーズ系タレントの箸にも棒にも掛からない余芸位にしか、正直、思ってませんでしたから。しかし今回の楽曲では、その認識も180度変わって、山口君のベースなんて、本当に確かなテクニックに裏打ちされたもので、その演奏を見てて「ほ~っ」と感心してしまいましたから。
それでは、前口上はこの辺りにしまして、TOKIOというバンドの、多分大きな転換期に当たること必至の作品と私は思っておりますが、「雨傘」と「あきれるぐらい僕らは願おう」、この2曲を先ずは聴いて頂きたく思います。どうぞ!
ジャニーズ・ネット
http://www.johnnys-net.jp/j/artists/tokio/index.html
はい、ということで、『TOKIO』で椎名林檎作詞・曲の素晴らしい楽曲「雨傘」と「あきれるぐらい僕らは願おう」の2曲を聴いて頂きました。
それではここから本日のメインイベント、私の方で選ばして頂きました昨年の邦楽シーンを語るにあたり、決して外すことの出来ない1枚ということで『9mmパラべラムバレット』のアルバム「ヴァンパイア」の中から何曲かお届けさせて頂きたく思います。
それでは先ず、高鷲スノーパークのCMソングにもなっておりました
「ヴァンパイアガール」
これを聴いてください。どうぞ。
はいと言うことで、先ずは9mmで「ヴァンパイアガール」を聴いて頂きました。それではここで、簡単に彼ら9mmのプロフィールをご紹介したいと思います。
9mmは2004年3月に神奈川県横浜市で結成されたバンドで、2枚のアルバムをインディーズの「残響レコード」からリリース。パンク、メタル、エモ・ハードコア、J-POPなど細かいジャンル分けに拘ることなく自らの感性の赴くままに融合させ、今日に至るまで独自の音楽路線を貫き、歩み続けているバンドで、2007年にはEMIミュージックジャパン傘下のキャピタルミュージックに移籍して待望のメジャー進出。メンバーは菅原卓郎(G・Vo)、滝善充(G)、中村和彦(B、スクリーモ)、かみじょうちひろ(Dr)の4人で、現在に至るまでその布陣は不動のものであります。で、因みに一風変わったこのバンドの名前の由来ですが、調べたところによると「9mmパラべラムバレット」の「9mmパラベラム」とは、ドイツの複数の銃器弾薬製造会社が合併して設立された「DWM社」が開発した拳銃用の実包(カートリッジ)の名称から取ったとのことです。また、パラベラムとはラテン語の「汝平和を浴せば、戦への備えをせよ」という言葉に由来しているとのことで、因みにこれはドイツの銃器弾薬会社「DWM社」の社訓、モットーでもあるそうです。
それでは、ここでまた9mmの曲を聴いて頂きたいと思います。曲は
「キーワード」
です。どうぞ!
ラジオでロック”「Radio Nowhere」
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http://radionowhere.ko-co.jp/
さて最後も9mmの「ヴァンパイア」から
「悪いクスリ」と
「Faust」を聴きながらお別れしたいと思います。
それでは皆さん、また来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!でした。
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!
(1・25オンエアー分)