続きましては、
キーワードAtoZのコーナー。
このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。
さて今週は、その頭文字にDの付くアーティストということで、1977年、アメリカはサンフランシスコでジェロ・ビアフラを中心に結成された非常にポリティカルな姿勢で時代を打ち抜いた
「デッド・ケネディーズ」をご紹介したと思います。
デッド・ケネディーズは、デンバーのライブハウスで偶然、皮ジャンの4人組「ラモーンズ」と、サンフランシスコを拠点に活動していたバンド「アヴェンジャーズ」を目の当たりにしたジェロ・ビアフラが、それをきっかけに結成したバンド。
デビュー当初は、ハイスピードなリズムと掻き毟ったようなディストーションギター、そして過激で政治色豊かな歌詞から「セックスピストルズに対するアメリカからの回答」と言われ、俄然マスコミをはじめロックファンからの注目を集めた。
1979年には、ビアフラ自身が立ち上げたオルタナティヴ・テンタクルズからデビューシングル「カリフォルニア・ウーバー・アレス」を発表し、順調にライブとレコードリリースを重ねていく。しかし、一見、順風満帆に見えた活動も思わぬ落とし穴によって、あらぬ方向に陥っていく。
1985年発表の「フランケンクライスト」に付けられたH.R.キーガーのポスターが有害図書に当たるとして問題となり、ビアフラはすぐさま裁判を起こす。結果的にはビアフラ側が勝訴することになるのだが、その際余りに経済的な負担をバンド側は負うことになり、4枚目のアルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」の発表と共にバンドは解散となった。デッド・ケネディーズはその後2001年に再結成もされているが、金銭的な問題からジェロは参加せず、別のボーカリストを擁して活動を続けている。
では、そんなデッド・ケネディーズのサウンドを今日はベスト盤から2曲お届けしたいと思います。まずはデビューシングルの
「カリフォルニア・ウーバー・アレス」、そしてポルポトの名前が連呼される
「ホリデイ・イン・カンボジア」をお送りします。それではどうぞ!
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」
この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。
E-MAIL
post@fm814.co.jp
FAX 0745-33-3601
MAIL 〒636-8555 FM 81.4(ハイホー)
またこの番組の詳細に関しては以下のブログにてご確認いただけます!
●奈良発。無料地域ブログポータルサイト「ナラ咲く」
http://radionowhere2.narasaku.jp/
●神戸のブログポータルサイト「ko-co」
http://radionowhere.ko-co.jp/
それと、FMハイホー携帯サイトがオープン!
FMハイホーHP上のQRコードでアクセスいただくか、空メールを…
office@fm814.co.j p
に送信して頂ければプレゼントや地域に関する事柄など素敵な情報が満載のサイトとアクセスして頂けます!是非ご活用下さいね!
さて最後は「ノック・オン・ザ・ヘヴンズドア」のコーナー。蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、さて今週は
ラリーカールトンの「夜の彷徨」から彼の大ヒットナンバーであります
「ルーム335」をお掛けしたいと思いますが、何もラリーが亡くなったわけではなく、そのバックでドラマーとして参加していた元TOTOのジェフ・ポーカロが1992年に自宅の庭で殺虫剤を散布していて、アレルギー反応を起こし急死してしまったわけでございまして、その彼を偲んでということでオンエアーさせれ頂きたく思います。くれぐれも誤解のないように…。
ではでは、それは皆さんまた来週。お相手は
DJ・PONーCHANG!でした。
バイバイ!
(10・26オンエアー分)