ジー・ヘッドコーツ、ミッシェル・ガン・エレファント

footstomp

2009年10月10日 22:48





続きましては、キーワードAtoZのコーナー。

このコーナーは、アルファベットを順に追いながら、たとえばその頭文字がAならAC/DCといった風に、新旧洋邦問わず、無作為にアーティストやバンドをピックアップしてご紹介させていただくコーナーで御座いますが。

さて今週も、その頭文字にアルファベットのHが来るバンドということで、90年代のガレージ・R&Rシーンに最も影響を与えたバンドとして今もって敬愛されております、ビリー・チャイルディシュ率いるところのバンド「ジー・ヘッドコーツ」、(正式には定冠詞Thee“ジー”がつきますが…。ここからあのミッシェル・ガン・エレファントもグループ名の頭にTheeを付けるようになったようですが~)、そういった彼等にも多大なる影響を与えたバンドをご紹介したいと思います。
元々このバンド「ヘッドコ-ツ」は母国イギリスでもそうでしたが、カルト的な人気を博すことはあっても、さほどメインストリームの音楽シーンで盛り上がることもなく、此処日本でも、丁度ミッシェル・ガン・エレファントが、バンドとして世間の耳目を集めるようになって、メンバーが事ある毎にTVやラジオ、はたまた雑誌等のインタヴューの中で「ヘッドコーツ」を宣伝したことから、それなりのネームバリュ-を獲得するに至った訳です。
1980年代にミルク・シェイクスやマイティ・シーザーズと言うバンドを率いては、パブ、所謂、日本で言うところの居酒屋みたいなところで演奏活動をしていたビリー・チャイルディシュは、その延長線上でジー・ヘッドコーツを結成。しかして、古い機材に拘りを持ち、徹頭徹尾ロウファイで過激なサウンドを奏でていたことから、前段でも申し上げたように、本国イギリスでは余り高い評価は得られず、逆に遠く離れたアメリカ大陸で、先に支持されるようになり、最終的には、あのニルヴァーナで御馴染みのレーベル「サブポップ」と契約することによって、彼らを取り巻く環境も大きく変化。今では、逆輸入と言う格好で英国そして此処日本でも市民権を得ては、広くそのサウンドが一般のロックファンの間にも浸透するようになっております。
~ということで、それではここで、かのミッシェルもリスペクトして止まないビリー・チャイルディシュ率いるところの「ジー・ヘッドコーツ」の音を楽しんでもらいたいと思います。
今日はヘッドコーツのアルバム「ベスト」から「トラブルド・タイムス」「コマンチ」の2曲を聴いて頂きます。それではどうぞ!ヘッドコーツです。  

           


“ラジオでロック”「Radio Nowhere」


この番組では皆さんからのご意見、ご感想等々お待ちしております。
今から申し上げます宛先に是非、あなたの生の声をお聞かせください。

E-MAIL 
post@fm814.co.jp
FAX  0745-33-3601
MAIL 郵便番号〒636-8555 FM 81.4(エフエムハイホー)FM西大和
“ラジオでロック”「Radio Nowhere」の係と明記して、お送りくだされば手元に届くかと思いますので、挙ってリスナーの方々、また宜しくお願い申し上げます!

さて最後は…






ノックオンザヘブンズドア

のコーナー。

蘇る古のスーパースターのコーナーで御座いますが、先のコーナーで「ジー・ヘッドコーツ」とくればやはりミッシェルということで、今年7月、アベ君が亡くなった際にも直ぐ追悼特集を2週続けてやらして貰いましたが、現在、書店の店頭に並んでいる「ミュ―ジックマガジン」10月号も、またリットーの音楽雑誌「ギターマガジン」10月号も、遅ればせながらもボリュームたっぷりといった塩梅で、ミッシェル、アベ君の追悼特集を組んでいますので、それに合わせて、また、このコーナーでも彼のギターサウンドをお聞かせしては、是非、良ければ、そういった雑誌等にも目を通して頂き、今一度、彼の功績、いかに彼が素晴らしいプレイヤーだったかを再認識して頂ければと思います。
~ということで、今日のラストは、ミッシェル・ガン・エレファントのアルバム「チキン・ゾンビーズ」から「バードメン」と「カサノバ・スネイク」から「リボルバー・ジャンキーズ」をお掛けしてお別れしたいと思います。

それではみなさんまた来週。時間になりましたら、ダイヤルはFM81.4、FM西大和にお合わせ頂き、この番組にお付き合いくださいませ。
お相手はDJ PON-CHANG!(ぽんちゃん)でした!
それでは…。シー・ユー・ネクスト・ウィーク!バイバイ!




おまけ


マーちゃんのベースアラン・メリルの嗄れ声ムッシュのぎこちないギター大口さんの太鼓!最高!またこのバンドも折りをみて紹介します!本当に良いバンドだ。再認識!ムッシュ最高






(10・11オンエアー分)




関連記事